学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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経済・マネジメント学群 | 4年 | 学士(経済学)、学士(マネジメント学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
大学全体の共通科目に加え、経済学、マネジメント学を中心に据えつつ、社会における諸課題を解決するための社会生態分野や経済学の理解に必要な数理分野および工学の基礎を学際的に学ぶことができる専門科目を提供します。
〇カリキュラムの構成
(1)専門基礎科目
経済学、マネジメント学に関する概論系の科目と数学、セミナーによって構成される科目群を配置しています。
(2)専門発展科目
専門領域の理解に必要となる基礎的理論と実践を学ぶ科目群を配置しています。
(3)専攻領域科目
講義で専門知識を深めるとともに、セミナーやプロジェクト研究によって実践力を養います。
〇特色
・2年次前期までにすべての系・専攻に共通する基礎力を身に付けたうえで、2年次後期より「経済学」「マネジメント学」のいずれかの学位取得を目指して各専門分野を学んでいきます。
・セミナー形式による少人数教育を実施しています。
・実践的な課題設定による討論形式の授業を取り入れています。
・国際社会で通用する力を身に付けるため、英語による専門科目を提供しています。
〇専攻
2年次後期に、経済学の学位取得を目指す「経済系」とマネジメント学の学位取得を目指す「マネジメント系」の2つの系から1つを選択します。3年次には次の7つの専攻よりいずれか1つを選択し、各研究室に所属してプロジェクト研究に取り組みます。
・「経済系」の知識に立脚した「人間行動」、「経済政策」、「数理経済マネジメント」
・「マネジメント系」の知識に立脚した「企業・起業マネジメント」「スポーツマネジメント」
・「経済系」「マネジメント系」それぞれの知識に立脚した「国際経済マネジメント」「地域・行政システム」
また、専攻と関連する領域を副専攻として選択することも可能です。各専攻にはそれぞれ履修モデルと修了要件を設定します。
【経済系】
▼人間行動専攻
・心理学・生理学・神経科学の融合系科目により、人間の心の特性およびその神経基盤について学びます。
・実験経済学など実験系の科目を重視します。
▼経済政策専攻
・産業組織論やファイナンス論などの経済系の学術分野を学び、市場メカニズムに対する理解を深めます。
・政治経済学や高知経済分析などの政策系の学術分野を学び、望ましい政策を見つけるとともにその実現可能性の問題を考えます。
▼数理経済マネジメント専攻
・金融論、計量経済学、プログラミング、データ分析の手法等を学びます。
・社会における様々な現象を、数理モデルを通じて理解する方法を学びます。
【マネジメント系】
▼企業・起業マネジメント専攻
・マネジメント学の中核をなす経営戦略や組織論、財務会計、マーケティング等を学びます。
・企業の分析、価値評価の方法を体系的に習得するとともに、起業に必要な知識およびスキルを身に付け実践的なマネジメント能力を養います。
▼スポーツマネジメント専攻
・スポーツ経営学、スポーツ社会学、スポーツマーケティング等、スポーツマネジメントの専門知識を学びます。
・実際のスポーツ分野に携わる人物と触れ合い、スポーツ組織の経営に関する理解を深めることで、スポーツビジネスの分野で求められるマネジメントスキルを身に付けます。
【経済系】【マネジメント系】共通
▼国際経済マネジメント専攻
・海外での研修、インターンシップ、留学などを通じて経済とマネジメントに資する国際経験を積むことを推奨します。
・英語で提供されている経済学とマネジメント学の専門科目の履修やグループ演習等により、専門的知識とスキルおよびグローバルコミュニケーション能力を養います。
▼地域・行政システム専攻
・地域経営に求められる経営戦略論、マーケティング論、産業振興論や制度設計等の知見を体系的に学びます。
・地域・行政経営を俯瞰的に捉えてシステム創造およびマネジメントするための専門性を活かした地域活性化に取り組みます
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
■ クォータ制: 1科目を週2回のペースで学び、約8週間で単位取得。短期集中型で知識が定着しやすく、また履修登録の変更が柔軟に行える、留学しやすい等のメリットがある。
■ 全科目選択制(必修科目なし): アドバイザーの指導を受けながら、興味に応じた科目選択ができるため、学修に意欲をもって取り組める。
■ 授業を1~3限に集中: 4~5限を予習・復習、課外活動等に使える。
■ 学群・専攻制: 3年次に専攻を選択するため、専門を決める前に多様な学問領域に触れることができる。所属学群から主に研究していく領域を「専攻」として選択し、関連する領域を「副専攻」として学べる。副専攻は他学群からも選択可能。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
教育の基本理念として「来るべき社会に活躍できる人材の育成」を掲げ、広い教養を備え深い専門知識と優れた人間性を持つ想像力豊かな人材を養成します。その実現のために、以下のような能力を身に付け、学則に定める卒業要件を満たした者に対して学位を授与します。
1 自発性・創造性
自ら問題を発見・提起し、目標を定め、そこに到達する技法を見出し解決することができる自発性と創造性
2 システム的視点
分野を超えた知識や視野を持ち、物事をトータルなシステムとして捉え最適化することができる能力
3 国際的思考とコミュニケーション能力
グローバル化が進む社会の中で、自らの考えを発信するために必要とされる国際的な視野とコミュニケーション能力
4 専門能力
社会の潜在的要求を察知し、それを実現するための方策を見出すことができるなど、社会で十分に活躍できる高度な専門能力や技能と視野
経済・マネジメント学群の設定した科目の学修を通じて、経済学分野、経営学分野および関連分野の知識とそれらを活用する知恵を兼ね備え、企業や行政、その他様々な組織のマネジメントにおいて活躍できる人材や自ら起業する気概と能力を有する人材を養成することを目的とし、以下のとおり修得する知識や能力に応じて、学士(経済学)または学士(マネジメント学)の学位を授与します。
〇学士(経済学)
社会経済の諸課題を認識し、経済政策や地域政策など経済学が担う社会経済のシステム設計を行う人材に求められる、次の知識および能力を身に付けた者に対し、学士(経済学)の学位を授与します。
1 経済学分野、経営学分野および関連分野の基礎的な専門知識
2 経済学の理論を理解し、実践的に応用できる能力
〇学士(マネジメント学)
企業経営、起業経営、行政経営などの各分野において、市場の分析から経営企画・構築・運営が総合的にでき、マネジメントのプロフェッショナルに求められる、次の知識および能力を身に付けた者に対し、学士(マネジメント学)の学位を授与します。
1 経済学分野、経営学分野および関連分野の基礎的な専門知識
2 経営に必要な能力を持ち、実践的な経営企画ができる能力
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | 0円 |
編入学 | 不可 |
(2024年10月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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経済学 商学・会計・ビジネス 経営学 経営情報学 |
専攻分野に関する説明