学部・研究科等の特色等
工学研究科(博士課程(前期))では,将来の産業構造の変革に柔軟に対応できる人材の育成を一層進めるため,2020年度に研究分野に根差していた縦割型10専攻体制から分野横断型の3専攻体制へと組織を再編しました。3専攻は,社会や産業からのニーズが高い「ものづくり」「社会インフラ」「情報化社会基礎」に対応した構成となっており,幅広い知識・俯瞰的視野を重視する分野横断型教育を行うため,「スペシャリストとしての専門知識と同時に,分野の多様性を理解し,異分野との融合を見据えることができるジェネラリストとしての幅広い知識・視野を持つ人材を育成する教育課程」を整備しました。教育課程には,幅広い基礎力の育成を行う「共通科目群」と専門分野の深い知識を修得させる「重点科目群」を設け,履修ルールや科目配置を工夫することにより,ジェネラリストとスペシャリストの両方の資質の獲得を全員に担保しつつ,キャリア展望に応じた科目選択により各自が重視する領域の能力を更に伸ばすことができます。
また,次のような教育方法で夢を形にする技術者,IMAGINEERを育みます。
・POSコミティ(複数の指導教員)による履修指導・研究指導
・カリキュラムのオーダーメイド化(学生毎にカリキュラムを策定して受講させる仕組み)
・プロジェクト型学習(PBL)
①プロジェクトベースで自ら学ぶ環境整備
②地域産学官連携下で体験重視の教育研究
③専門力・応用力・即戦力の育成