大学の基本情報
- 大学名
- 筑波大学
- 本部所在地
- 茨城県つくば市
- 設立年(設置認可年)
- 1973
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 029-853-2111
- 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 9,631人
- 総学生数(大学院)
- 6,876人
- 総教員数(本務者)
- 1,831人
(2022年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
【基本的な目標】
筑波大学は、国内的にも国際的にも「開かれた大学」として、旧来の固定観念に捉われない柔軟な教育研究組織と次代の求める新しい大学の仕組みを率先して実現することを基本理念とし、我が国の大学改革を先導する役割を担っている。社会経済状況が大きく変化し、持続的な競争力と高い付加価値を生み出す自律的な改革が大学に求められる中、筑波大学は未来を構想しその実現に挑むフロントランナーと自らを位置付け、本学に根ざす人材育成マインド「師魂理才」の下、地球規模課題の解決に向けた知の創造とこれを牽引するグローバル人材の創出を目指す世界的な教育研究の拠点としての機能を充実・強化すべく、以下の目標を掲げる。
1.高い倫理観の下、自然と人間、社会と文化に係る幅広い学問分野における深い専門性を追求するとともに、分野融合型の領域を開拓し、研究機能の再編成と国際性の強化により、卓越した知の創造拠点として世界トップレベルの研究を展開する。
2.世界から多様な学生を受け入れるとともに、高度で最先端の研究成果に裏打ちされ、学生の個性と能力を開花させる教育システムを学位プログラムにより構築し、豊かな人間性と創造的な知力を生涯にわたって養い、自立してグローバルに活躍できる人材を育成する。
3.国際的互換性のある教育と世界トップレベルの研究活動を多彩な分野を擁する総合大学として展開し、世界の国々や地域とのネットワークの中心としての存在感を高めるとともに、国際的な信頼性と発信力を備え、国際性が日常化された大学を実現する。
4.科学技術が集積するイノベーション創出拠点TSUKUBAにおける中核的役割を担い、教育研究諸機関及び産業界との連携を強化し、自らの教育研究機能を高めるとともに、我が国のグローバルな産業競争力強化に貢献する。
5.教職員のそれぞれが専門的かつ多様な能力を高めつつ、学長のリーダーシップの下、情報ガバナンスと経営基盤の強化及び学内資源の再配分を推進し、自律的に教育研究機能を改革することにより、世界と社会の変化に最も迅速に対応しうる大学として我が国の大学改革を先導する。
【建学の理念】
筑波大学は、基礎及び応用諸科学について、国内外の教育・研究機関及び社会との自由、かつ、緊密なる交流連係を深め、学際的な協力の実をあげながら、教育・研究を行い、もって創造的な知性と豊かな人間性を備えた人材を育成するとともに、学術文化の進展に寄与することを目的とする。
従来の大学は、ややもすれば狭い専門領域に閉じこもり、教育・研究の両面にわたって停滞し、固定化を招き、現実の社会からも遊離しがちであった。本学は、この点を反省し、あらゆる意味において、国内的にも国際的にも開かれた大学であることをその基本的性格とする。
そのために本学は、変動する現代社会に不断に対応しつつ、国際性豊かにして、かつ、多様性と柔軟性とを持った新しい教育・研究の機能及び運営の組織を開発する。更に、これらの諸活動を実施する責任ある管理体制を確立する。
大学の特色等
IMAGINE THE FUTURE.
筑波大学は開かれた大学、学際融合・国際化への挑戦を建学の理念とする、未来構想大学と自らを位置づける。文系・理系から体育、芸術に及ぶ学問を探究し、グローバル・リーダーの育成を目指す、真の意味での総合大学= University である。最先端研究拠点 TSUKUBA の中核として、人類が共存共栄する世界の実現に向かって行動する
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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人文・文化学群 |
社会・国際学群 |
人間学群 |
生命環境学群 |
理工学群 |
情報学群 |
医学群(修業年限6年) |
医学群(修業年限4年) |
体育専門学群 |
芸術専門学群 |
グローバル教育院(学士) |
総合学域群 |
その他の学内組織 |
---|
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
筑波キャンパス
所在地
茨城県つくば市天王台1-1-1 GoogleMapで参照
アクセス
本学ホームページをご覧ください。
外観


アクセス図

周辺図

校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
筑波キャンパスは、つくば市を南北に縦断する学園東大通りと学園西大通りに挟まれて位置し、北から南へと次の5つの地区にわかれています。
北地区:一の矢学生宿舎
中地区:人文・文化、社会・国際、生命環境、理工、情報、人間の各学群
南地区:体育、芸術の各専門学群
西地区:医学群、平砂・追越の各宿舎
春日地区:情報学群
南北に5キロ、東西に1キロの大学敷地を仕切る5つの地区は、ループ道路と呼ばれる環状の学内道路で結ばれています。 また、ペデの愛称をもつ遊歩道・自転車道が5つの地区を南北に貫いて、大学の南に位置する学園都市の中心街まで達しています。北地区、南地区及び春日地区の宿舎に居住する学生は、筑波大学循環バス、またはペデストリアンを利用して自転車もしくは徒歩で通学しています。
これらの斬新にして豊かな施設は、広く社会に対して開かれており、国内外の学術交流、市民の教養活動、社会体育行事等にも利用されています。
学生・教職員の研修および課外活動、レクリエーション等に利用できる施設や、食堂、喫茶、書籍販売店など、多数の福利厚生施設が学内外にあります。
詳しくは本学ホームページの教育研究活動等の状況についての情報」のページの「施設・設備その他の教育研究環境」をご覧ください。
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 2022年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | |
---|---|---|
大学機関別認証評価 | 独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構 | 2018年3月 |
評価機関 | 評価年月 | |
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国立大学法人評価 | 国立大学法人評価委員会 | 2019年11月 |
学生支援
修学支援
【スチューデントサポートセンター】
日本人学生と留学生を区別することなく、学生支援、学生相談及び国際交流に関するワンストップサービスを一体的に提供することを目的に令和3年(2021)年4月に設置されました。
【クラス制度】
本学の学生は、原則約20名ごとに編成された「クラス」に所属します。各クラスにはクラス担任教員がいて、学習のことや学生生活における悩みなどを相談することができます。
【経済支援】
本学では、学生の修学のために授業料等の免除及び本学独自の奨学金「つくばスカラシップ」による奨学金の給付等の様々な経済支援を行っています。詳細は本学ホームページ奨学金・修学支援をご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/support-scholarship/
【学生宿舎】
本学は、学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させることを目的として学生宿舎(単身用及び世帯用)を設置しています。
https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/support-healthlife/
心身の健康に係る支援
本学では、さまざまな悩みごと相談に対応する窓口を設置しています。
悩みごとや心や体の健康に不安等があると感じた場合には、「総合相談窓口」や、学生相談室にお気軽にご相談ください。
また、保健管理センターでは、急病等の応急診療・救急処置やメンタルヘルスに関する相談や診療を行っています(有償)。
留学生支援
【日本語教育】
https://www.cegloc.tsukuba.ac.jp/page/dir000549.html
グローバルコミュニケーション教育センター(日本語教育部門)では、留学生等に対し、学生身分や日本語能力に応じた日本語教育を実施しています。
1. 集中日本語コースは、文部科学省の奨学金を受けている国費留学生(日本語研修生)のために開講される予備教育コースで、初級の学生を対象とし、毎日4コマ、週20コマです。各学期に15週開講されます。
2. 補講日本語コースは、本学の研究留学生、学群や大学院の正規生、および大学院レベルの特別聴講学生(大学院の短期留学生)などを対象に開講される日本語コースです。ただし、単位履修科目ではありません。初級クラス(3レベル:補講日本語入門、初級1、初級2)は、レベルごとに「かつどう、りかい」、加えて漢字のクラスを開講します。また、中上級クラス(5レベル:補講日本語4〜8)は、技能別になっており、「文法」「話す」「聞く」「読む」「書く」「漢字」の中から選んで受講できます。各学期に10週開講されます。
3. キャリア支援日本語コースは本学の外国人留学生を対象に開講されるコースです。ただし、単位履修科目ではありません。BJTビジネス日本語能力テストおよびJLPT日本語能力試験のN1~N2到達を目指す学生を対象とした「言語知識」「読解」「聴解」のクラス、また留学生が就職活動に必要な日本語力を高めるためのクラスは、各学期に5週開講されます。
4. 総合日本語コースは、海外の協定校から短期留学して来る学部レベルの特別聴講学生(学群の短期留学生)を対象に開講される日本語コースで、単位履修が可能です。日本語クラスは7レベル(総合日本語1~7)、漢字クラスは8レベル(総合漢字1~8)に分かれており、授業内容は受講生のレベルに応じています。各学期に15週開講されます。
5. 学群英語プログラム日本語は、学群の単位履修科目で、英語で学位を取得するための学群英語プログラムの学群留学生を対象に開講される日本語科目です。各学期に10週開講されます。※学群英語プログラムとは社会・国際学群、生命環境学群、医療科学類で行われる英語の学士プログラムや地球規模課題学位プログラム、総合理工学位プログラムを指します。
6. 外国語としての日本語は、学群の単位履修科目で、本学の学群留学生及び受講許可を受けた帰国生徒を対象に開講されています。上級レベルの日本語で各学期に15週開講されます。
7. Japan-Expert日本語は、学群の単位履修科目で、Japan-Expert(学士)プログラムの留学生を対象に、大学の授業で対応可能な日本語能力の習得を目的として、秋学期のみ15週、週に15コマ開講されます。中上級と上級の2つのレベルのクラスがあります。日本語レベルに応じて、「読む」「書く」「聞く」「話す」「漢字」「文法」「総合日本語」「専門日本語」の8科目を受講し、15単位修得します。
「キャリア支援日本語」は、選択科目で、春季休業中に集中で15コマ開講されます。希望者のみ受講し、1単位履修します。
【奨学金】
http://www.tsukuba.ac.jp/students/international/scholarships.html
文部科学省、地方公共団体、国際交流団体、民間団体等では優秀な留学生(主に学位取得を目指す正規学生)に対して奨学金を支給しています。これらの奨学金には大学の推薦を要するものと、大学の推薦を要せず留学生本人が直接奨学団体に申請するものとがあります。
大学の推薦を要する奨学金には、「国内採用による日本政府(文部科学省)奨学金」、「つくばスカラシップ留学生支援奨学金」、「学習奨励費」、その他民間奨学金があります。これらの 奨学金への推薦を希望する場合は、本学が年度毎に募集する「私費外国人留学生に対する各種奨学金奨学生の募集」により必ず申請してください。
個人応募による奨学金は、大学の推薦を要せず、留学生本人が直接奨学団体等へ申請するもので、年間20件程度の募集通知があります。募集情報はその都度web掲示版に掲示されますが、「個人応募による奨学金」欄にも掲載しています。
【チューター制度】
http://www.tsukuba.ac.jp/students/international/tutor.html
入学当初の留学生が、不便なく学習や日常生活ができるように、原則として日本人の学生がチューターとして個別の支援を行っています。チューターの具体的役割は、日本語指導、日常の世話(学内外の案内、諸手続きのための市役所等への同行、買い物、宿舎探しの補助)等になります。
また、チューター制度とは別にAsk Us Deskを設置して留学生への利便を図っています。Ask Us Deskは、日本人学生と留学生の学群学生、大学院生をサポーターとして活用し、学内外の場所案内や諸手続きの支援から、履修や学生生活に関する質問への回答と、幅広い分野で留学生サポートを行っています。
【筑波大学留学生後援会基金】
http://www.tsukuba.ac.jp/students/international/finance.html
平成14年9月に筑波大学留学生後援会を立ち上げ、留学生の経済的な負担を軽減するために次の事業を行っています。なお、平成28年4月に名称が筑波大学留学生後援会基金に変更になりました。
1.不測の事態への支援事業
留学生が不測の事態により被害を受けた時に支援を希望する者に対し、「国民健康保険」等への加入状況など自助努力等を審査の上、支援金(予算の範囲内)の支給を行っています。
2.一時金貸出事業
留学生が、病気、けが等により入院し、緊急に入院費を必要とする場合などに支援を希望する者に対し、一時金の貸出を行っています(審査有り)。貸出限度額は原則として1人 100,000円(無利子)までで、貸出月の翌月から6か月以内に全額を返済することになっています。
3.賃貸住居入居時連帯保証事業
留学生が民間アパート等への入居のための賃貸借契約を行う際、希望者に対し審査の上、連帯保証を行っています。申請には「留学生住宅総合補償」制度への加入など、一定の条件を満たす必要があります。
なお、本事業の新規申請受付は、2019年2月28日(木)をもって終了しました。
【学生宿舎】
http://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/healthlife.html
本学には学生のための宿舎として単身用及び世帯用宿舎があり、留学生も日本人学生と同じ宿舎に住む方式をとっています。キャンパスの西地区(平砂、追越)、北地区(一の矢)及び春日地区に計67棟が設置されていて、留学生は希望すれば、学生宿舎に優先的に入居できます。
なお、学生宿舎の概要、入居に伴う料金等は、学生宿舎案内パンフレットで紹介しています。
http://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/pdf/syukusya-pamphlet.pdf
留学生支援(日本人学生への支援)
【語学力向上の取組みについて】
https://www.cegloc.tsukuba.ac.jp/
自立して国際的に活躍できる人材養成の一環として、国際共通言語としての英語力を向上させることを目指し、グローバルコミュニケーション教育センター(CEGLOC)では、学士課程1年次及び3年次を対象に外部英語検定試験(TOEIC IPテスト)を実施しています。TOEFL関連の授業科目として、「TOEFL Practice」、「TOEFL Academic English」をそれぞれ学生のレベル別に開設するなど外部英語検定試験のスコアアップに寄与しています。
【留学フェアの開催について】
http://www.tsukuba.ac.jp/news/n201911011110.html(留学フェア)
異文化体験の意義や重要性を伝え、海外留学等に対する早期の動機づけと、教員及び留学経験のある学生による、国際交流協定校への交換留学や海外研修等に関する個別相談の機会を提供することにより、学生の海外留学及び日本人学生と外国人留学生の交流を促進させることを目的に、春学期と秋学期に開催しています。
また、上記フェアのほか、国際交流協定校から留学コーディネーターや、駐日外国公館の職員を招いて、各国・協定校毎に各種説明会を随時実施しています。
【日本人学生の留学動機付けについて】
http://g-commons.global.tsukuba.ac.jp/news/news/detail/746(2019 秋学期 Global Chat)
グローバル・コモンズ機構において、留学を考えている、あるいは留学生と交流したいと考えている日本人学生が、留学生とおしゃべりする「Global Chat <English>, <Culture>」や、多言語でおしゃべりをする「Global Chat <Multilingual>」を毎週開催し、日本人学生の留学への動機付けと意欲の向上を図っています。
留学希望者に対する支援としては、スチューデント・コモンズにおいて、海外留学相談デスクを設置し、留学経験のある学生スタッフによる相談サービスを提供しています。
http://www.global.tsukuba.ac.jp/gc/about/brochure?language=ja(筑波大学生のための留学ガイドブック Go Abroad!)
国際交流協定校への留学情報や、学内各教育組織で行っている海外派遣プログラム情報のほか、留学のための奨学金情報等をまとめた海外留学ガイドブック(Go Abroad)を作成し、学内で配布しています。さらに、ショップカード型のPRカードや学食トレイを活用し、海外留学促進に関する本学の取組みや支援内容を、広く学生に周知しています。
【語学研修の実施について】
http://g-commons.global.tsukuba.ac.jp/news/news/tag/2
語学研修の実施については、グローバルコミュニケーション教育センター(CEGLOC)及びグローバル・コモンズ機構・学生交流課が実施する夏期・春期海外語学研修のほか、各教育組織により語学研修を含めた短期海外研修が行われており、英語のほか、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語といった多様な言語の学習機会が提供されています。
【ライティング・ヘルプデスクの設置について】
http://g-commons.global.tsukuba.ac.jp/news/news/detail/783
留学に必要な出願書類や、留学のための奨学金に応募する際に必要な書類等作成のためのヘルプデスクを設置し、「留学に興味があるが考えがまとまらない」「英文の書類をチェックしてもらいたい」「英語のライティングスキルを高めたい」などの日本人学生からの要望に応え、留学経験のある大学院生アドバイザーが、英文書類作成のサポートや留学情報の提供を行っています。
【奨学金獲得の取組みについて】
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/tantosha/study_a/short_term_h/2020.html
奨学金獲得の取組みは、独立行政法人日本学生支援機構による2020年度海外留学支援制度(協定派遣)に応募し、14プログラム(双方向型6、短期研修・研究型 5、短期研修・研究型(重点政策枠) 3)が採択されました。応募に当たっては、学生交流課が中心となり、申請書作成にあたっての共通記載項目など雛形となる参考資料を作成して各教育組織に提供しています。
【筑波大学独自の奨学金制度等の創設について】
https://www.tsukuba.ac.jp/students/go-abroad/scholarship.html
http://g-commons.global.tsukuba.ac.jp/news/news/tag/10
筑波大学独自の奨学金制度等は、平成26年度から「筑波大学基金開学40+101周年記念募金海外留学支援事業」により学生の海外留学を支援しており、平成30年度の事業計画では「学業成績が一定水準以上であり、かつ経済的支援の必要な者」を条件として、1人あたり奨学金月額10万円及び渡航費10万円を上限として支援しています。
また、平成27年度より筑波大学海外留学支援事業(はばたけ!筑大生)を開始し、平成30年度は Ⅰ国際交流協定校交換留学支援プログラム(本学と海外の大学等との間で締結された学生交流協定に基づき海外の大学等に留学する学生を対象に、旅費の一部として月額上限8万円を支援)、Ⅱキャンパスインキャンパス(CiC)等支援プログラム(CiCパートナー大学、またはダブルディグリープログラム等を実施する大学との間で締結された協定書に基づき、海外の大学で学修する学生へ旅費の一部として月額上限8万円を支援、CiC短期研修に参加する学生を対象に旅費の一部として上限15万円を支援)、Ⅲ 海外武者修行支援プログラム(優れた企画と発表能力を持って海外に出向き、設定した交流・研修活動のテーマに沿って、現地での活動を行う学生により任意結成されたグループ(数人~7人程度)を対象に、旅費の一部として1人あたり上限20万円を支援、Ⅳ 海外学会等参加支援プログラム(海外で開催される国際学会、シンポジウム、研究集会へ出席して研究発表を行う学生へ旅費の一部として上限15万円を支援)、Ⅴ 語学研修・海外研修等支援プログラム(学内組織等が行う短期研修又は語学研修で、海外の大学等で実施するプログラムへ参加する学生へ旅費の一部として上限10万円を支援)、以上5つの支援プログラムにより学生への支援を行っています。
【海外安全・危機管理について】
http://www.tsukuba.ac.jp/students/go-abroad/safety.html (海外安全危機管理)
http://www.tsukuba.ac.jp/students/pdf/otn-sisin.pdf (海外での危機発生時における学生及び教職員の渡航に関する指針について)
http://www.tsukuba.ac.jp/global/pdf/otn-pos_20170628.pdf(海外渡航届の提出のお願い)
海外安全・危機管理については、海外での危機発生時における学生及び教職員の渡航に関る指針を策定するとともに、本学学習管理システム(manaba)を活用し、学生が渡航前にオンラインで旅程を入力できる海外渡航届システムを整備しました。これにより、学生の海外渡航情報を一元的かつリアルタイムに把握し、海外で災害・テロ・感染症発生等の緊急事態が発生した際、当該地域へ渡航中の学生の安否確認を即時に行っています。
【海外危機管理セミナーについて】
長期休業前には学生・教職員を対象とした海外危機管理セミナーを開催しています。当セミナーでは、外部から海外危機管理の専門家を招き、リスク管理の観点から、海外渡航時の注意事項等について講演いただきます。
http://g-commons.global.tsukuba.ac.jp/news/news/detail/771(春季休業前の海外危機管理セミナー(R2))
【海外安全・危機管理に関する各種パンフレットの作成について】
http://www.tsukuba.ac.jp/global/pdf/overseassafety-handbook-ja.pdf (筑波大生のための海外安全ハンドブック)
http://www.tsukuba.ac.jp/global/pdf/overseastravel-leaflet-7things-ja.pdf (学生の皆さんが海外渡航する際の7つのチェック事項)
留学のみならず、海外研修やインターンシップ、国際会議等への参加など、学生が海外へ渡航する機会は、年々増加しています。海外滞在中に深刻な怪我、事故、犯罪、病気、災害といった不測の事態に巻き込まれる等のリスク回避を目的に、「筑波大学生のための海外安全ハンドブック」や「海外安全リーフレット」を作成し、学生個々の危機意識を高めるとともに、各教育組織で実施される渡航前オリエンテーション等にも活用しています。
また、渡航中の万が一に備え、学生や教職員が自身の情報を英語で記入し現地に携行できるように、Emergency Contact Card(緊急連絡カード)を学内の各所で配布しています。
【海外安全危機管理サービス(OSSMA)について】
http://www.global.tsukuba.ac.jp/gc/grm/ossma?language=ja
学生や教職員の渡航先における事件・事故等のトラブルに備え、渡航者が海外での生活を無事に過ごせるよう、滞在中に困り事が発生した場合に、24時間365日、日本語で適切にサポートする海外安全危機管理サービス(OSSMA)を導入しています。
障害者支援
本学では、共生キャンパス実現のために、障害者差別解消法に基づく合理的配慮や修学支援を提供しています。
ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター(以下「DACセンター」)を中心に、支援に関する方針の立案、学びやすい環境づくりの推進等を行っています。DACセンターでは、障害学生の修学支援に関する相談窓口を担当し、各教育組織および事務組織など、関係組織との連携をしながら支援体制を構築しています。キャリア支援についても、障害学生支援とキャリア支援担当が連携して、個々に応じた支援を行っています。
本学には開学以来、多くの障害学生が在籍し、当初は学生同士の自発的な支援が行われてきました。現在では、所定のトレーニングを受けた有償ボランティアの「ピア・チューター」と呼ばれる学生が、支援の中心を担っています。また、障害学生自身もピア・チューターの養成や支援活動の運営に参加しています。障害の有無に関わらず、学生たちが主体的に支援活動を行うことで、全ての学生が共に成長できる体制を目指しています。
あわせて、本学は、特別支援教育、医学、心理学、福祉などにより構成される「障害科学」の教育・研究領域を持っています。その障害科学域の教員が携わることで障害学生支援の方法や技術、理論を学術的観点から進展させ、その質の向上に寄与しています。
障害学生に対する具体的な支援内容については、本学ホームページをご覧ください。
就職・進路選択支援
本学では、学生の卒業後のキャリア形成と進路選択への支援として、学士基盤科目として設置されているキャリア教育科目と、博士後期課程への進学後にもキャリアの視野を広げるための大学院共通科目を設置し、キャリア教育を体系立てて実施しています。
全学年対象のキャリア支援としては就職ガイダンスを中心に、公務員ガイダンス、実践対策講座、業界研究会、合同企業説明会をはじめとして、学生の興味・関心を広げるようなイベントを企画・実施しています。
これらキャリア教育科目やイベントに参加することにより、学生が将来的に関わりたい業務内容や職場を身近に感じ、社会人としての将来の自分の姿を見つけると共に、社会で活躍できる能力を持つ人材の育成の一助となるべく取り組んでいます。
また、キャリア個別相談を利用することも可能で、就職活動に関する悩みだけでなく、これからのキャリア形成や就職後の不安等も相談でき、相談者の目線に立った助言を得られる環境が整っています。
課外活動
クラブ活動の状況
本学では学生団体(サークル)による活動が非常に活発に行われています。学生が学長から許可を受けて学内に設立した団体を「学生団体」と呼び、それぞれ専任教員の顧問が存在し、学生役員・所属員が明確化され、大学による審査を受けています。
「学生団体」には、次の二つの区分があります。
①「課外活動団体」
学長から許可を受けて学内に設立した「学生団体」が集まって連合会(文化系サークル連合会、体育会、芸術系サークル連合会)を組織し、それに認定された団体を「課外活動団体」といいます。 課外活動団体として認定されると、当該団体はサークル館等の学内施設の使用や課外活動用具の貸与等について、他の学生団体に優先して便宜供与されるとともに、本学の名称を冠して学外の団体に加入することについても優先して認められます。また、大学から活動に対する資金援助も行われます。
②「一般学生団体」
学長から許可を受けて学内に設立した学生団体であるが、上記の「課外活動団体」としては認定を受けていない学生団体を「一般学生団体」といいます。
登録団体数は2022年度現在で課外活動団体134団体、一般学生団体112団体あり、団体名等は本学HPで公開されています。オーケストラ・軽音楽・合唱等の音楽系団体、美術・写真・演劇等の表現系団体、能楽・茶道等の古典芸能系団体、球技・武道・ダンス等の運動系団体、ボランティア系団体、学術系団体などさまざま団体があり、近年ではe-sportsの団体も設立され、個々の学生の興味・関心に応じて参加することができます。本学は「人間力形成」を目標として掲げています。サークル活動を通じて、人格形成・社会人基礎力の養成はもとより、社会人になっても付き合うことのできる友人に出会うこともできます。学生生活を豊かなものとするためにもサークル活動に参加することが期待されています。
ボランティア活動の状況
つくばアクションプロジェクト(以下、T-ACT)推進室では、学生の人間力を高め人間性豊かな社会人を育成し、学生の視点に立った自主的活動の創生及び学生の社会貢献活動(以下、ボランティア活動)を支援することを目的とし、地域活動団体と連携して学生のボランティア活動を推進する「T-ACTボランティア」事業を行っています。
地域活動団体は、T-ACTに登録することにより学生ボランティアを募集することができます。T-ACT推進室では地域活動団体からの募集情報の精査や学生の活動に対するアドバイスなどを行っています。
また、T-ACTには学生が独自に活動の企画を立ち上げることができる「T-ACTアクション」事業があります。T-ACTアクションにおいても、社会貢献活動としての意義を持つ活動が多く、T-ACT推進室ではそれらの企画に対して活動の運営や広報に関する支援を行っています。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
---|
有 |
学生寮名 | 平砂学生宿舎 |
---|---|
所在地 | 茨城県つくば市天久保2丁目1-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本学ホームページをご覧ください。 本学ホームページをご覧ください。 |
定員 | 694人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 |
特色 |
本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 |
(2022年9月1日現在) | |
学生寮名 | 追越学生宿舎 |
所在地 | 茨城県茨城県つくば市天久保2丁目1-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本学ホームページをご覧ください。 本学ホームページをご覧ください。 |
定員 | 953人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 |
特色 |
本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 |
(2022年9月1日現在) | |
学生寮名 | 一の矢学生宿舎 |
所在地 | 茨城県つくば市天王台2丁目1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本学ホームページをご覧ください。 本学ホームページをご覧ください。 |
定員 | 1,022人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 |
特色 |
本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 |
(2022年9月1日現在) | |
学生寮名 | 春日学生宿舎 |
所在地 | 茨城県つくば市春日1丁目2-12 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本学ホームページをご覧ください。 本学ホームページをご覧ください。 |
定員 | 174人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 |
特色 |
本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 |
(2022年9月1日現在) | |
学生寮名 | 短期・ショートステイハウス |
所在地 | 茨城県つくば市天王台2丁目1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本学ホームページをご覧ください。 本学ホームページをご覧ください。 |
定員 | 478人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 |
特色 |
本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 本学の学生宿舎は、「学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させる」ことを目的として昭和49年から56年にかけて設置され、平成29年4月からは新たに国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始となりました。 |
(2022年9月1日現在) | |
学生寮名 | グローバルヴィレッジ |
所在地 | 茨城県つくば市天久保2丁目1-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本学ホームページをご覧ください。 本学ホームページをご覧ください。 |
定員 | 500人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 本学学生が入居可、休学中の学生は原則入居不可 |
特色 |
グローバルヴィレッジは、これまで本学には無かった一般学生と留学生の混住シェアハウスタイプ(5人1ユニット)の学生宿舎となっており、いろいろな国の学生と交流し国際感覚を磨くことができるよう配慮されています。 グローバルヴィレッジは、これまで本学には無かった一般学生と留学生の混住シェアハウスタイプ(5人1ユニット)の学生宿舎となっており、いろいろな国の学生と交流し国際感覚を磨くことができるよう配慮されています。 |
(2022年9月1日現在) |
財務諸表等