本学は、2021年度入試より、入学後に学問分野を俯瞰しながら専門を定め、自らのキャリアを主体的に切り拓きたい人のために、学群・学類の枠を越えて選抜する「総合選抜」を実施しています。
総合選抜入試で入学した1年次生は総合学域群に籍を置き、英語をはじめとする外国語や情報・体育などの基礎科目、様々な分野の専門導入的な科目を学びます。2年次になると自分の希望する学類・専門学群に進級して、所属も総合学域群からそれぞれの教育組織へと移ります。
詳細については、総合学域群のHPをご覧ください。
https://scs.tsukuba.ac.jp/about/comprehensive
学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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看護学類 | 4年 | 学士(看護学)、学士(ヘルスケア) |
医療科学類 | 4年 | 学士(医療科学)、学士(国際医療科学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
筑波大学では、各学群・学類における学位ごとの教育課程編成・実施の方針を定めています。詳しくは「学群スタンダード」の医学群看護学類及び医療科学類のページをご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/education/policy-tstandard/ugstandard/
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
○看護学類
看護学のカリキュラムは「人間」、「健康」、「環境」そして「看護」の4つの柱によって構成されています。
看護学類では「人間」の生の営みにおける看護の役割を理解しやすいように「環境」を「生活」という概念で捉え直し、看護学の主体性を明確にしつつ、視野の拡大と専門性を深めるために医学、心理学、社会学などとの連携を図ったカリキュラムで学びます。専門基礎科目では「こころと行動の科学」「人間と生命科学」「生活支援科学」を3本柱として、人間の多様性と幅広い価値観などについて学びます。
専門科目は「生活援助基礎」「看護実践科学」「応用看護学」から構成され、また、看護の探究に関する科目、そして選択として保健師、養護教諭に関する科目を開設します。「生活援助基礎」では看護の基本となる基礎技術を実習により習得するとともに看護生命倫理、フィジカルアセスメント、生活援助論などの理論を、「看護実践科学」では地域看護学、成人看護学、精神看護学、高齢者看護学、母性看護学、小児看護学などの理論と実践技術を習得し、「応用看護学」では、在宅看護、国際保健、研究方法などを学修します。さらに医療チーム連携演習(ケア・コロキウム)では医学類や他学類において医療・福祉に関連した科目を学ぶ学生たちとともにチーム医療を学びます。
○医療科学類
1〜2年次の教育課程は両専攻共通で、各主専攻を専攻するための基礎学力や基本的な態度、思考法を身につけます。人体の構造と機能、疾病の成り立ち、保健医療福祉、医学検査学、臨床病態学、医用工学などを履修し、両専攻に共通の基礎と技術を学びます。3年次より医療科学主専攻と、国際医療科学主専攻の2つのコースを選択できます。
医療科学主専攻では、生化学成分分析、病因・生体防御検査、生理機能検査など臨床検査に必須の理論と実際を学びます。臨床実習で臨床検査の現場を体験するほか、医療科学の最先端を体験する卒業研究に従事し、医療科学研究に参画できる資質を獲得します。
国際医療科学主専攻では、医科学領域のグローバルな課題に取り組むための専門英語コミュニケーション力と研究実践力を重点に修得します。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
筑波大学では、各学群・学類における学位ごとの学位授与の方針を定めています。詳しくは「学群スタンダード」の医学群看護学類及び医療科学類のページをご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/education/policy-tstandard/ugstandard/
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 可 | 312,000円 |
(2024年9月1日現在)
転学部・編入学情報補足
検定料:30,000円(所定の出願期間中)、入学料:282,000円(所定の入学手続き期間中)
専攻分野
専攻分野 |
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看護 医療・保健・衛生 |
専攻分野に関する説明