■兵庫県立大学創立の基本理念
◆基本目標
統合による相乗効果と総合大学のもつ利点・特徴を最大限に生かし、異分野間の融合を重視した教育と研究を行い、独創的・先駆的な研究を推進して「新しい知の創造」に全力を尽くすとともに、新しい時代の進展に対応し得る確固たる専門能力と幅広い教養とを備えた人間性豊かな人材の育成に努め、地域の発展と我が国の繁栄、ひいては世界・人類の幸せに貢献し得る大学となることを目指します。
◆目指す大学像
1.教育の成果を誇りうる人間性豊かな大学
いのちの尊重に根ざした豊かな人間性とともに、幅広い教養や専門知識・技能を含めた課題探究能力とグローバル・リテラシー(国際対話能力)を備えた、地域や国際社会で活躍できる創造力と自律性を有する人材を育成し、教育の成果を誇り得る大学を目指します。
2.先導的・独創的な研究を行う個性豊かな大学
兵庫県に存する高度な研究基盤を生かした先導的・創造的な研究を、県内に集積する様々な分野の研究機関等との連携の中で進め、研究成果を広く地域社会や国際社会に還元することを通じて、世界に向けて発信できる独自性の高い研究を行う個性豊かな大学を目指します。
3.世界に開かれ、地域とともに発展する夢豊かな大学
県民の生涯学習ニーズこたえ、大学の教育・研究機能を広く開放するなど地域社会の発展に貢献するとともに、県内に集積する科学技術関連機関や企業等とも連携を図りながら、新産業の創造や地域経済の振興に寄与します。更に、教育研究の国際交流を進め世界に向けた学術文化の発信に努め、世界に開かれ、地域とともに発展する大学を目指します。
大学の基本情報
- 大学名
- 兵庫県立大学
- 本部所在地
- 兵庫県神戸市西区学園西町8-2-1
- 設立年(設置認可年)
- 2004
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 078-794-6580
(平日)9:00~12:00、13:00~17:30
u-hyogo@ofc.u-hyogo.ac.jp
連絡先ページへ - 大学の種類
- 公立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 5,464人
- 総学生数(大学院)
- 1,171人
- 総教員数(本務者)
- 513人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
◆教育研究上の目的
学術の中心として、豊かな教養をはぐくむとともに、深く専門の学芸を教育研究し、地域社会や国際社会の発展に寄与し得る創造力を持つ人間性豊かな人材の育成に努めるとともに、学術的な新知見を国内外に発信して地域の活性化と我が国の発展、ひいては世界人類の幸せに貢献することを目的とします。
◆育成する人材像
豊かな人間性と公共の精神とともに、幅広い教養や専門知識・技能を含めた課題探究能力とグローバル・リテラシー(国際対話能力)を備えた、兵庫県をはじめとする地域や国際社会で活躍できる創造力と自律性を有する人材の育成をめざします。
■大学の卒業認定・学位授与方針【全学部】(ディプロマポリシー)
<知識・技能>
1.人間に対する深い洞察と幅広い教養を有し、学士として専門知識を有している
2.阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、地域社会や国際社会の諸課題を認識・理解している
3.語学力を活用したコミュニケーション・プレゼンテーション能力を有している
4.統計処理やICTを用いて情報収集・分析し、適切かつ効果的に活用ができる
<思考力・判断力・表現力>
5.必要な情報を収集・分析・活用し、論理的思考、批判的思考、創造的思考を用いて問題を解決することができる能力を有している
<主体性・多様性・協調性>
6.自己のキャリア形成を主体的・持続的に実現する姿勢を持つとともに、倫理観、コンプライアンス意識を有し、自らを律して行動できる
7.自己の考えを明確に表現し、相手の立場も理解できる高度なコミュニケーション力を有し、リーダーシップを発揮したり他者と協調・協働したりして行動できる
<創造的思考力・課題解決力>
8.公共の精神と創造的思考力を有し、社会の諸課題に関心を持ち、グローカルな視点に立って課題解決に主体的に取り組むことができる
大学の特色等
■教育
~グローバル社会で活躍できる人材を育成~
○グローバルリーダー教育プログラムの推進・・・国際社会や地域社会で主体的に活躍できる人材を育成するため、実践的英語教育や海外体験研修に取り組んでいます。
○海外留学の促進と留学生等の受入の拡大・・・海外の大学との学術交流協定の締結を積極的に推進し、海外インターンシップや海外語学研修等、学生のさらなる海外留学を促進するとともに、国際交流センターにおける教育・交流プログラムの充実を図っています。
~高度な専門性を有する人材を育成~
○社会の変化に的確に対応した大学院改革等の検討・・・急速なグローバル化や高度情報化社会の進展等、社会の変化に的確に対応し、魅力ある教育研究を行うため、大学院等の再編等を進めます。
○国際商経学部・社会情報科学部の開設と充実・・・2019年4月に開設した国際商経学部・社会情報科学部において、カリキュラムポリシーに基づく教育を着実に推進するとともに、常に教育内容の充実を図り、社会を変革できる人材を育成します。
■研究
~高度な研究基盤を活用した先端研究を推進~
○医産学連携拠点における革新的な医工学の研究開発・・・県立はりま姫路総合医療センター内に開設する先端医療工学研究所を拠点に、医療現場と密接に関連して高度な教育研究を行うとともに、先端的な医療機器や医療情報技術を開発する等、ものづくり産業の振興を推進します。
○中型放射光施設ニュースバル等、多様な研究基盤を生かした先導的な研究の推進・・・SPring-8、SACLA、スパコン「富岳」等と連携し、未来を創造する先導的・創造的な研究を推進します。また、日本最大級の光学望遠鏡であり、公開望遠鏡としては世界最大でもある「なゆた望遠鏡」を活用した宇宙・天文研究に取り組んでいます。
○金属新素材研究センターを拠点とした新素材の研究開発・・・兵庫県内に集積する金属関連企業等と連携し、付加価値の高い金属新素材や金属3D造形技術の研究・開発を行います。
~地域資源を生かした研究を推進~
○県内各地の地域資源を活用した研究の推進・・・コウノトリの郷公園、人と自然の博物館、森林動物研究センター、淡路景観園芸学校等と連携し、地域課題の解決に向けた研究を推進します。
~兵庫の先進的な取組を活用した研究を推進~
○防災、看護に関する研究の推進・・・減災復興政策研究科、地域ケア開発研究所等において、本県の先進的な取組を生かした研究を推進しています。
■社会貢献
~未来社会を先導する産学官連携を推進~
○ニュースバル等の産業利用・産学共同研究の促進・・・極端紫外線から軟X線領域に優位性を持つニュースバル、SPring-8の産業利用等に取り組んでいます。
○成長分野を支援する中核的機能の充実・・・人工知能研究教育センターを設置し、AI、IoTなどの成長分野に必要な人材の育成や中小企業の支援などに取り組んでいます。
~大学が有する資源を地域社会で活用~
○県民ニーズに応える公開講座等の充実・・・多様な学部・研究科等を有する特色や、県下全域に広がる研究資源を生かし、県民ニーズに応える各種公開講座を開催するほか、社会人や高齢者を対象とした学習講座を提供しています。
○自治体・地域団体等との連携・・・自治体や地域団体等からの相談に応じて、地域連携事業の充実により地域の核となる大学づくりを進めています。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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国際商経学部 |
社会情報科学部 |
経済学部 |
経営学部 |
工学部 |
理学部 |
環境人間学部 |
看護学部 |
その他の学内組織 |
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政策科学研究所 |
高度産業科学技術研究所 |
自然・環境科学研究所 |
地域ケア開発研究所 |
先端医療工学研究所 |
高等教育推進機構 |
国際交流機構 |
学生支援機構 |
社会価値創造機構 |
学術総合情報センター |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
神戸商科キャンパス
所在地
兵庫県神戸市西区学園西町8丁目2-1 GoogleMapで参照
アクセス
神戸市営地下鉄「学園都市駅」下車 徒歩約10分
外観
アクセス図
周辺図
校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
●駐車場
・駐車場がある
・障害者等が利用できる駐車区画がある
・障害者等が円滑に利用できる駐車区画がある
●敷地内通路(建物前)
・建物の主な外部出入口前が平坦
・建物の主な外部出入口前などにスロープがある
●建物の主な外部出入口
・建物の主な外部出入口が自動ドアである
●トイレ
・洋式トイレがある
・障害者対応トイレ(車いすで利用できるトイレ)がある
・オストメイト対応トイレがある
●誘導案内
・敷地内通路や建物内部に視覚障害者誘導用ブロックがある
・点字による触知案内板がある
●昇降設備
・一般用のエレベーターがある
・ 車いす使用者対応エレベーターがある
●観客席
・車いす用観覧スペースがある
●その他
・貸出し用車いすがある
・AED(自動体外式除細動器)を設置している
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
機関別認証評価(大学機関別認証評価(令和5年度受審)) | 大学教育質保証・評価センター | 2024年3月 | 基準を満たしている |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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公立大学法人評価(令和4年度の業務実績に関する評価) | 兵庫県公立大学法人評価委員会 | 2023年9月 | 全体としては、計画どおり進渉していると評価できる。 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
公立大学法人評価(令和3年度の取組及び第二期中期計画3年間の取組に対する評価) | 兵庫県公立大学法人評価委員会 | 2022年9月 | 全体としては、概ね計画どおり進渉していると評価できる。 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
分野別認証評価(令和2年度の業務の実績に対する評価 ) | 兵庫県公立大学法人評価委員会 | 2021年9月 | 全体としては、概ね計画どおり進渉していると評価できる。 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
公立大学法人評価(経営系専門職大学院認証評価【経営研究科】) | 大学基準協会 | 2021年4月 | 本協会の経営系専門職大学院基準に適合していると認定する。 |
学生支援
修学支援
◆学部等の特性に応じて、クラス担任制やゼミへの配属により、担当教員による学生の相談等を行っています。1年生には、大学での勉学の基礎を指導する「基礎ゼミナール」を実施しており、学習上の能力や問題点、要望の的確な把握やきめの細かい助言や支援を行っています。
◆オフィスアワーの設定や教員の連絡方法も公開し、相談を受ける機会を設けています。
◆経済的な事情により、授業料の納付が困難な学生に対し、授業料を減額又は免除する制度を設けています。
心身の健康に係る支援
◆心身ともに健康な学生生活を送れるよう、学業や大学生活についての相談や病気怪我の応急措置などに対応するため、各キャンパスに保健室等のケア施設を設けています。
◆心の悩みに対しても、臨床心理士による定期的なカウンセリングを各キャンパスで行っています。
留学生支援
◆不慣れな日本での大学生活での悩みごと、困りごとなどの解決に繋がるよう、国際交流員を配置し、中国語、英語での相談に応じるほか、複数のキャンパスで実施する「巡回相談」や大学本部での「交流ランチ」「留学生バスツアー」の開催などを通じて、より気軽に相談や交流に参加できる機会を提供しています。
留学生支援(日本人学生への支援)
◆留学生も含めた本学学生、教職員が「国際交流」をテーマに互いに語らい、学び合う空間である「国際交流サロン」を配置し、留学を希望する学生に対して、国際交流員が留学情報の提供や相談に応じています。
障害者支援
◆個々の障害特性を踏まえた対応について、担任教員や保健室職員、キャンパス担当職員等が連携しながら実施しています。
就職・進路選択支援
◆各キャンパスにキャリアセンターを設置し、就職担当教員、就職支援コーディネーター、アドバイザー等による個別相談や模擬面接等を随時実施し、皆さんの就職支援活動に積極的に取り組んでいます。
◆キャリアセンターでは、就職支援用のパソコンを設置するとともに、求人情報等の各種就職情報を提供しています。
◆毎年、合同企業等説明会や業界・企業研究会をキャンパス等で実施しています。
課外活動
クラブ活動の状況
各キャンパスで、それぞれ活動を行っています。
ボランティア活動の状況
学生寮一覧
学生寮の有無 |
---|
有 |
学生寮名 | 西播磨学生寮A・B棟 |
---|---|
所在地 | 兵庫県たつの市新宮町光都3丁目25番1号 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 |
定員 | 120人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 3,000円 |
入寮条件 |
入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 |
特色 |
・鉄筋3階建 120名(男72名、女48名) ・鉄筋3階建 120名(男72名、女48名) |
(2020年5月1日現在) | |
学生寮名 | 西播磨学生寮C棟 |
所在地 | 兵庫県たつの市光都3丁目25番1号 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 播磨理学キャンパスから歩いて5分位の位置に隣接しています。 |
定員 | 100人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 4,000円 |
入寮条件 |
入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 入寮できるのは、理学部2年生以上及び大学院生で、希望者は毎年1回、10月~11月に開催する「入寮説明会」(具体的な開催通知は10月上旬頃、播磨理学キャンパス及び工学キャンパス内に掲示します。)に出席し、入寮心得や学生自治会が作ったルール(掃除当番等)を遵守できるかどうか、共同生活になじめるかどうか等を熟慮のうえ、申込みを行います。ただし、希望どおり入寮できるとは限りません。 |
特色 |
・鉄筋5階建 100名(男79名、女21名) ・鉄筋5階建 100名(男79名、女21名) |
(2020年5月1日現在) | |
学生寮名 | 国際学生寮 |
所在地 | 兵庫県神戸市西区学園西町8丁目2-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
神戸商科キャンパスから歩いて3分位の位置に隣接しています。 神戸商科キャンパスから歩いて3分位の位置に隣接しています。 |
定員 | 150人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 3,000円 |
入寮条件 |
入居資格は国際商経学部グローバルビジネスコースの1年生、交換留学生、他学部留学生等 入居資格は国際商経学部グローバルビジネスコースの1年生、交換留学生、他学部留学生等 |
特色 |
・鉄骨造6階建 約150名 ・鉄骨造6階建 約150名 |
(2020年5月1日現在) |
財務諸表等
財務情報:財務諸表等を公表しています。
■大学全体の入学者受入方針(アドミッションポリシー)
◆求める学生像
1.兵庫県立大学の各学部・研究科の理念と教育(目標・内容)を十分に理解している人
2.次代を担う、社会に貢献する等の目的意識を持って自らの能力を伸長しようとする勉学意欲にあふれた人
3.論理的思考や表現力など、志望する専門分野にふさわしい適性を有する人
<知識・技能>
1.学部においては高等学校卒業レベル、研究科においては学士課程修了レベルの幅広い知識と教養を身につけている
2.学部においては各学部の一般入試の出題教科(大学入学共通テスト・個別学力検査)を履修し、基礎的な知識を身につけている。研究科においては学士相当の専門的な知識を身につけている
3.外国人留学生については上記に加え、兵庫県立大学の教育に対応できる(日本語能力等)
<思考力・判断力・表現力>
4.知識・技能を活用して自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現できる
5.幅広い知識と教養、柔軟な思考力に基づく判断力や創造力、コミュニケーション能力を有する
<主体性・多様性・協調性>
6.公共の精神や人権尊重の精神に基づき、よりよい社会づくりに向けて主体的に行動できる
7.震災の教訓を踏まえ、地域の人々と手を携えながら地域の発展に貢献する意欲がある
8.異なる文化や価値観を理解し、国際社会の発展に貢献する意欲がある
■大学全体の教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
◆全学共通教育
主として1年次を対象に、東地区、西地区の各共通キャンパスで以下の共通教育科目を設置する。
1.大学における主体的な学修や生活の基本的態度、自己のキャリア形成に向け生涯学び続ける姿勢を身に付けるため、「基礎ゼミナール」及び「キャリア形成支援科目」からなる自主自律支援科目を設置する
2.語学力や統計・情報の基礎力などの大学での学修に必要な基本スキルを身に付けるため、「英語」、「外国語」及び「統計・情報」からなるグローバル化時代のアカデミックスキル科目を設置する
3.幅広い教養や豊かな人間性を養い、社会における様々な課題への関心と課題探究力を高めるため、「人間性基盤教育科目」及び「ひょうご県大特色科目」からなる教養教育科目を設置する
4.各学部の専門基礎科目の中から学生が自分の専攻以外の授業も選択して履修するための他専攻科目を設置する
◆学部専門教育
学士課程における専門教育カリキュラムを学部学科、または専攻コースごとに編成する。
1.専門教育科目の理解に備えるため、各学部に、専門教育への導入部としての専門基礎科目、または専門教育と共通教育を媒介する専門関連科目を設ける
2.深い学識を涵養し、専門的技能や能力を育成するため、専門教育科目を設ける
3.専門知識の修得を確実にし、論理的思考力や創造的思考力を育成するため、卒業研究を目的とする専門演習を設ける
◆特別教育プログラム(副専攻)
地域課題の探究と対応、グローバル社会への対応、災害等リスクへの対応をテーマとし、学部の枠を超えて選抜した有志学生を対象とする全学横断の特別教育プログラムを設置する。
要件を満たすものは副専攻として認定する。
1.地域創生人材教育プログラム
2.グローバルリーダー教育プログラム
3.防災リーダー教育プログラム
【附置研究所】
5つの附置研究所では、充実した環境の中、次代を担う最新の研究に取り組んでいます。
◆政策科学研究所
近年の急速に進む社会経済情勢の変化に対して、その要因を解明する様々な研究や関連する政策提言などを行う研究機関です。現在の最大のテーマは、「サステイナブルで豊かな社会の実現への貢献」です。SDGsに示される開発目標をふまえ、私たちの暮らしを持続可能な形で改善するための研究や政策提言活動を多角的に展開しています。一般市民に向けた「知」の社会還元型シンポジウムも定期的に開催しています。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/ips/
◆高度産業科学技術研究所
大学が所有する放射光施設では国内最大の「ニュースバル」を所有し運営及び管理を行っています。先端半導体用リソグラフィー技術の開発、材料開発、次世代電池技術に関する放射光化学分析、X線イメージングによるエレクトロニクス材料の顕微分光分析など、軟X線領域の放射光を用いた基礎研究と産業界との共同研究開発を行っています。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/lasti/
◆自然・環境科学研究所
兵庫県内の5つの地域において、生物多様性の保全、恐竜をはじめとする化石生物の多様性の解明、コウノトリの野生復帰、ヒトの居住域における緑環境の創出、野生動物の適正管理、高精度天体観測の実施などの実践的な研究をすすめています。大学教員が県立の社会教育施設や研究機関の研究員を併任し、高い専門性を基盤にした社会貢献や教育研究の新しいモデル構築を目指しています。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/nes/
◆地域ケア開発研究所
「まちの保健室」などの実践活動を通じた研究、デジタル技術を活用した在宅医療・地域看護に関する研究、災害看護を中心に世界規模の研究課題に関する研究を行っています。ここ数年は、災害健康危機管理WHO協力センターとて、CDVID-19発生下での保健医療従事者を支援する研究プロジェクトを実施するほか、フレイル予防に取り組んでいる地域の方々や自治体などの関係機関の相談窓口としての活動も始動しています。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/ncpc/
◆先端医療工学研究所
2022年4月に、県立はりま姫路総合医療センター内に開設されました。医療現場と直結した利点や本学が有する自然・人文・社会科学等の知の蓄積を活用し、画期的な医療機器やヘルスケア、看護・介護、食栄養等の研究開発に取り組むとともに、オープン大学院教育・リカレント教育の実施、医産学連携を推進します。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/ame/
【全学機構】
全学共通教育や就職支援、産学連携・研究活動、地域貢献活動、国際交流などを推進するため設置しています。
◆高等教育推進機構
学部生の「学士力」育成の基盤となるよう、幅広い視野を養い、豊かな人間性の涵養と課題探求能力の向上及び国際的なコミュニケーション能力を養成する全学共通科目の実施とともに、3つの副専攻プログラムを実施します。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/education/
◆国際交流機構
海外の協定校との交換留学や短期の語学研修の実施、海外インターンシップの支援など、一人ひとりの希望に応じた国際交流をサポートします。2019年9月に開設した国際交流センターを通じ、学生のグローバル化や多文化理解の機会を広げます。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/International/
◆学生支援機構
安心・充実したキャンパスライフを過ごせるよう、学生の危機管理や健康管理、奨学金の支給、大学祭やサークル等への支援等を行うほか、学生が卒業・修了後、希望する分野において活躍できるよう、多様なニーズに対応したキャリア形成等を支援しています。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/support/
◆社会価値創造機構
大学と産業界、行政等との連携により研究を推進するとともに、その成果の社会実装を促進します。金属新素材研究センター、人工知能研究教育センター(AIセンター)、水素エネルギー共同研究センターを設置するなど、最新の研究活動や地元企業の人材育成にも取り組んでいます。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/innovation/
◆学術総合情報センター
全キャンパスで図書約100万冊、雑誌約1万誌を所蔵しています。本学の教育、研究に必要な図書や情報システムの管理運用等を行い、教育研究を支援します。さらに学術情報の地域社会への還元を図り、学術文化の交流や発展に貢献します。
https://www.u-hyogo.ac.jp/academics/laic/I1124