学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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シミュレーション学専攻 | 3年 | 博士(シミュレーション学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
1.一連のシミュレーションプロセスであるデータ収集、データ処理、モデリング、アルゴリズム、プログラミング、可視化、そして問題の解決策の検討・提言まで、一貫してシミュレーション技法を実践出来る能力を身につけることが出来るよう、カリキュラムの体系化を構築している
2.1年次配当の基礎科目でシミュレーションの基本的技法を学ぶ
3.実際の課題に応用するために4つの選択分野(政策問題分野、産業の新展開分野、自然環境分野、基盤分野)を設け、それぞれにおいて専門科目を配置した
4.特別研究Ⅰおよび特別研究Ⅱでは、自主課題研究における課題の設定から問題解決策の検討まで、自分の力で一貫してやり遂げる経験をさせることで、基礎的な内容から発展的な内容へと、段階的に研究が深められる
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
本研究科は、社会発展に対して新しい潮流を作り、社会の様々な問題解決に貢献できる「シミュレーションの実践能力の高い人材」を養成することを目指しています。これには、シミュレーション学におけるシミュレーションを理解する必要があります。シミュレーションにとってコンピュータによる計算は必要不可欠ですが、シミュレーション学におけるシミュレーションとは、コンピュータ・プログラムを組み、計算し、結果を得ることだけではありません。シミュレーション学におけるシミュレーションとは、問題発見から解決に至るまでの物語を作ることです。良い物語を作るには、様々な視点から問題点を探り、対象の全体像を描かなければなりません。
例えば、対象が自然現象だったとしても、その現象は政治や経済の影響を受けているかもしれません。さらにその物語を実際に確かめるには、コンピュータ・シミュレーションが必要です。これには、計算プログラムを組む力が必要となります。本研究科には、シミュレーションの基盤、自然科学、自然災害、産業、経済、政策など、幅広い分野の教員が揃っています。シミュレーション学におけるシミュレーションに必要な知識や技術は広範な講義から会得し、必要な場面に応じて教員から適切な指導を受けることが出来ます。
◆シミュレーションの実践能力を修得するための段階教育
フォローアップ科目、共通必修科目、選択科目(分野別必修科目を含む)、自主課題研究を設け、シミュレーションの基本的な考え方・基本技法の修得から、実践能力を段階的に身につける教育課程とします。
◆自主課題研究性の採用
シミュレーションの実践力を養うため、講義・演習で身につけた考え方・技法を自らが選ぶテーマで実際の問題に適用する自主課題研究を行います。研究指導教員の指導計画のもと、シミュレーションのプロセスごとに専門性の高い教員が指導にあたり、一連のプロセスを一貫して高いレベルで実行できる力を養います。
◆国内外の大学・研究機関との連携
世界的に活躍する研究者を国内外から招へいし、各分野の最先端の話題について紹介してもらうセミナーを開催します。特に、海外では、東南アジア、欧米等の先端分野の研究機関と協定を結び、教育・研究面で緊密な連携を築いています。
◆産業界との交流・連携
さまざまな企業との交流・連携を活発にし、修了後、企業への就職がよりスムーズにいくような体制をとっています。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
◆下記の能力を身につけた学生に学位を授与する。
1.シミュレーションの考え方と基本技法を身につけている
2.自立的にシミュレーション技法を活用している
3.現代の諸問題の解決に資する専門家としての能力を修得している
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | ||
編入学 |
(2018年7月24日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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数学・情報科学・統計学 システム・制御工学 情報工学・コンピューター 総合情報科学 |
専攻分野に関する説明