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畜産学部

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
畜産科学課程 4年 学士(農学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

帯広畜産大学学位授与方針(ディプロマポリシー)に基づき、農畜産学及び獣医学とこれらに関連する諸学術分野について、以下の点に配慮しながら授業科目を編成し教育を行います。
1 農畜産学及び獣医学とそれらを支える様々な関連学術領域に関する幅広い視野と専門性を身につけるための教育を行います
2 「農場から食卓まで」の幅広い視野に基づいて、食料生産及び食の安全に関わる授業科目を広く修得できる科目を配置し教育を行います
3 低学年では教養と語学力を向上させるための科目及び専門領域への導入的科目を、高学年では専門領域の科目を配置し、修学の積み重ねを重視したアドバンス制教育を行います
4 専門教育コースである"ユニット"では、より専門性を高めるための科目を配置します。同時に、生命、食料、環境に関する幅広い知識の修得を目的として、他ユニットの科目も適宜選択可能なシステムを設け、専門性を広げる教育を行います
5 高学年で分属する研究室では、卒業研究や卒業研究ゼミナールを通して専門知識と技術の修得とともに、総合的思考力・応用力を身につけるための教育を行います
6 学生のキャリアを育てるための科目を配置し、卒業後の進路を配慮した教育を行います
7 国際教育関連の科目群を配置し、国際社会での活動に対応できるための教育を行います
8 専門性を身につけるための畜産科学課程の専門ユニットの科目編成方針は次の通りです
家畜生産科学ユニット
8-e 家畜の飼養管理、繁殖や改良、乳肉の生産についての知識と技術を修得するための授業科目を配置します
環境生態学ユニット
8-f 多様な生物群からなる生態系の仕組みを学ぶための教育科目及び農畜産環境とその周囲を取り巻く自然環境を理解するための授業科目を配置します
食品科学ユニット
8-g 食品の一次機能(栄養成分とエネルギー)、二次機能(おいしさや食感)および三次機能(生体調節や健康)を学ぶための授業科目を配置します
農業経済学ユニット
8-h 農畜産の生産、加工、流通、消費に関わる諸問題を、経済学や経営学を主とする社会科学的なものの見方や調査に基づき的確に把握するための授業科目を配置します
農業環境工学ユニット
8-i 農業農村工学や農業システム工学に基づく先進的農業と環境保全を両立させるために必要な技術体系を学ぶための授業科目を配置します
植物生産科学ユニット
8-j 植物生産を支える土壌と病害虫を含めた栽培環境から、その環境で育つ作物の生理、生態及び育種を総合的に理解するための授業科目を配置します

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

本学の教育課程である「アドバンス制」は、「基盤教育」「共通教育」「展開教育」の3つの教育分野から成ります。下級学年では大学で学ぶための基礎となる幅広い知識や技術、農畜産全般の基礎知識を中心とした学習(基盤教育・共通教育)を行い、専門教育への意欲と方向性を育成します。その上で、上級学年に進むにつれて獣医農畜産の特定分野の深い専門知識・技術の学習(展開教育)へと前進(アドバンス)していく教育課程です。 特に畜産科学課程では、入学時に上級学年で学習する専門分野を決定せず、農畜産のさまざまな分野についての基礎知識を学習し理解を進めながら、自主的な判断でそれぞれの学ぶ専門分野を選択していくという方式を取っています。

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

帯広畜産大学では、教育課程で定められた授業科目を履修して所定の卒業要件単位数を修得し、以下の知識や能力を身につけた学生に学士の学位を授与します。

1 獣医・農畜産融合の視点から、食料の生産から消費に至る過程についての関心が高く、課題解決に向けて取り組む態度を身につけている
2 国際化社会で必要となる見識と基礎的コミュニケーション能力を身につけている
3 獣医農畜産の専門教育コースである下記"ユニット"の専門知識、技術及び課題解決に向けた基本的能力を身につけている

家畜生産科学ユニット
3-d 家畜の飼養管理、繁殖や改良、乳肉の生産についての専門知識を身につけている
3-e 上記の技術及び課題解決に向けた基本的能力を身につけている
環境生態学ユニット
3-f 多様な生物群からなる生態系の仕組み及び農畜産環境とその周囲を取り巻く自然環境に関する専門知識を身につけている
3-g 上記の技術及び課題解決に向けた基本的能力を身につけている
食品科学ユニット
3-h 食品の一次機能(栄養成分とエネルギー)、二次機能(おいしさや食感)および三次機能(生体調節や健康)に関する専門知識を身につけている
3-i 上記の技術及び課題解決に向けた基本的能力を身につけている
農業経済学ユニット
3-j 農畜産の生産、加工、流通、消費に関わる諸問題の把握や分析に必要な社会科学的な専門知識を身につけている
3-k 上記の技術及び課題解決に向けた基本的能力を身につけている
農業環境工学ユニット
3-l 農業農村工学や農業システム工学に基づく先進的農業と環境保全を両立させるための専門知識を身につけている
3-m 上記の技術及び課題解決に向けた基本的能力を身につけている
植物生産科学ユニット
3-n 植物生産を支える土壌と病害虫を含めた栽培環境から、その環境で育つ作物の生理、生態及び育種に関する専門知識を身につけている
3-o 上記の技術及び課題解決に向けた基本的能力を身につけている

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部不可
編入学817,800円

転学部・編入学情報補足

入学料282,000円、授業料535,800円、その他学生教育研究災害傷害保険が掛かります。

専攻分野

専攻分野
農学
農芸化学
農業工学・農業土木
農業経済学
生物生産学・生物資源学
生態学
畜産学・動物学

専攻分野に関する説明

■学際教育プログラム

本学畜産学部畜産科学課程では、国際的視野を涵養するとともに卒後の社会実践力を育成するため、 分野横断的な3つの学際教育プログラムを 設置しています。
1.国際教育プログラム・・・外国人との高いコミュニケーションスキルの習得や地球規模課題が顕著である開発途上国の獣医農畜産事情等を深く理解するために効果的な科目を履修するプログラム
2.大学院進学プログラム・・・本学大学院又は他大学大学院進学を目的として、英語科目を3年次後期までに履修した上で、本学大学院の指定する授業科目を4年次に履修することができるプログラム
3.動物医科学コース進学プログラム・・・本学大学院、畜産科学専攻博士前期課程「動物医科学コース」進学を目指す学生のためのプログラム
4.スマート農畜産業プログラム・・・スマート農業とは,ロポット技術やICT(情報通信事業),Al(人工知能)やloT(モノのインターネット)等の先端技術を活用し,超省力化や生産物の届質向上を可能にする新しい農業のことを言います。日本の農業は,農業従事者の高齢化・後継者不足に伴う労働力不足をはじめ,耕作放棄地の増加や食料自給率の低下など,さまざま問題を抱えており,スマート農業は日本農業が抱える課題を解決,成長産業化する試みであり,推進が急務とされています。本プログラムは,本学で開講している農学・畜産学の基本科目とベースに,ICT,AIおよびloT等の農畜産学先端技術の実習科目を履修することにより,新たな農畜産業システムを考案・構築しうる人材を養成します。

■学際教育プログラム(令和4年度入学者以降)

1.アントレプレナーシップ副専攻プログラム(小樽商科大学)・・・産業・経済の活性化を最優先課題とする北海道において、北海道の資源や地域特性を理解し、イノベーションに資する多分野の知識を得るとともに、地域・企業等における新規事業開発や組織マネジメントなど、広く「革新」を実行しうる意識(アントレプレナーシップ)と能力を身につけることで、北海道の産業と経済の活性化に資する将来のビジネス・リーダー及びビジネス・イノベーターを育成することを目的とする。
2.スポーツ・健康プログラム(北見工業大学)・・・医療工学,生体工学,スポーツ工学などの専門知識・技術のみならず,栄養学,食品学に関する専門知識・技術を身につけることで,スポーツと健康をそれぞれ単独ではなく関連したものとして理解を深めます。さらに,経営や流通に関する専門知識・技術を身につけることで,スポーツ・健康産業にも対応可能な展開力と新たな技術や製品の開発にも自発的・計画的に対応できる実践的能力を養います。

■別科について

現在の農業経営には科学的な知識と技術が要求されており、しかもその要求は、日増しに高度なものへと発展してきています。帯広畜産大学別科の目的は、将来農村に残り、我が国の食料を自分の手で生産することを決意した農業青年に対し、畜産・酪農を中心とする畜産科学の基礎教育を2年間で行い、地域農村社会の指導者となるような農業後継者を育てることです。

別科のシラバスは、上記のシラバスと同じURLになります。

資格取得については、下記のURLを参照してください。
http://www.obihiro.ac.jp/2year/license.html