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教育学部(教員養成)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

教育学部は、教育に関する学識と専門的素養を身につけるための幅広いカリキュラムを通じ、人間の発達と教育に関する深い理解を基礎とし、教科と教職に関する専門の教育・研究を行うことで、適切な判断力、十分な実践的指導力、豊かな創造性を備えた質の高い教員を養成することによって、地域社会・国際社会の教育・文化の発展に貢献することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

-このような人を求めます-
●子どもと教育に関心を持ち、将来、教員になりたいと思っている人〔関心・意欲・態度〕
●教育に関する専門的な知識・技能を学修する上で必要となる基礎学力を有している人〔知識・理解〕
●ものごとを多様な視点から捉え、論理的に考えようとする人〔思考・判断〕
●自分の考えを的確に表現し、伝えようとする人〔技能・表現〕

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

教育学部では,学校現場における諸課題に対応できる実践的指導力を身につけた地域に貢献しうる教育人材の育成を目指した教育を行います。教員養成コア科目群を核とし,「学びのあしあと」による学修目標の設定と振り返りを行いながら,理論と実践の往還に基づいた体系的な教育課程を編成しています。

教育学部の教育は,各学年において修得すべき資質・能力を育むため,課題の発見・解決に向けた主体的・対話的で深い学びに基づいて編成されています。
1年次には,共通教育科目を中心に学び,学士(教育学)取得のための基礎的な知識や技能を修得します。さらに,共通教育科目のキャリア教育入門,専門教育の入門授業を履修します。これらの授業を通して,自ら学修計画を立て,主体的な学びを実践できるようにするとともに,教員としての基礎的な関心,意欲,態度を涵養します。
2年次には,各コース・専攻で,取得する免許に関する専門科目を能動的に学修します。具体的には,教職に関する科目やコース専門に関する科目などで,教育をめぐる諸課題に対応するための理論や実践の学修をPBL形式で実施します。また,介護等体験や教育実習の事前実習を通して教員に求められる使命感や責任感を培います。
3年次には,引き続き理論や実践を能動的に学修します。そして,修得した理論や実践を,主免許・基礎免許にかかわる教育実習において具体化することにより,実践的指導力を高めます。能動的に幼児・児童・生徒と関わることにより,教員になるための意欲や態度も高めていきます。また,コース専門に関する科目の学修も深め,教育をめぐる諸課題とより深く向き合うとともに,論理的思考力を養います。
4年次には,能動的な学修を通して修得した実践的指導力を,教育実地研究における関係機関・施設との協働を通してさらに高め,教員に必要とされる使命感や責任感を確実に身につけます。また,副免許・特別支援学校免許取得にかかわる教育実習を行います。さらに,教職実践演習において4年間の学修の成果を振り返ることを通して,自律的,主体的に学び続ける教員像を確立するとともに,卒業研究を通して,教育をめぐる諸課題を捉える多様な視点や態度,及び問題解決に向けての論理的思考力を修得します。
以上の体系的・段階的に編成された教育課程によって,学位授与に足るとともに社会に貢献できる人材を育成します。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

三重大学教育学部は,学校現場で遭遇する多様な課題に効果的に対応し,地域社会に貢献できる実践的な指導力を備えた教育者の養成を目指しています。 本学部では,以下に示す資質および能力を有する学生に対して,厳正な評価基準に基づき学位を授与します。

・「感じる力」
幼児や児童生徒の多様性を尊重し,個々の発達段階や特性,生活環境を総合的に理解することができる。また、一人ひとりの心身の成長を支援し,不登校やいじめなど教育現場で緊急を要する課題に迅速かつ適切に対応することができる。

・「考える力」
教育に関する専門的な知識や技能を基に,学校運営や授業計画の立案・実施など,教育現場で遭遇する多様な課題を多角的かつ論理的に考察し,実践的な解決策を提案し実行することができる。

・「コミュニケーション力」
教育現場の多様性を考慮し,同僚や保護者と効果的かつ適切に意思疎通を行い,教育課題に関する共感と理解を深めることができる。また,文化的背景や個々のニーズに応じた対話を通じて,教育課題の解決に向けて協働することができる。

・「行動する力」
教育現場で遭遇する多様な課題に対し,創意工夫を重ねて適切な解決策を考案し実行することができる。また,協調性と責任感を備え,状況や条件に応じた行動を選択し,倫理的基準に則った判断を行うことができる。

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