学部・研究科等ごとの目的
山口県立大学大学院は、広い視野に立って、専攻分野における学術の理論及び応用を教授研究し、高い倫理観を持った高度な専門職業人並びに学術の研究者及び教授者の育成を図り、住民の健康の増進及び個性豊かな地域文化の進展に資することを目指しています。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【知識と理解】
国際文化学に関する学術領域を学ぶために必要な基礎学力を備え、研究に必要な日本語あるいは英語能力を有する人。
【思考力と表現力】
国際文化学に関する研究に取組むために必要な思考力と表現力を備え、基本分野の文献等を批判的にとらえた上で研究計画を立案し遂行できる人。
【意欲と態度】
高度専門職業人・地域社会のリーダーとして、意欲と熱意をもって地域に貢献するため、課題解決にむけて多様な人々と連携できる人。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
1)教育課程の体系
国際文化学研究科国際文化学専攻の教育課程は、卒業認定・学位授与方針で示している資質・能力をバランスよく修得できるように、順序性と体系性に配慮されています。
順序性と体系性については、カリキュラム・ツリーで示しています。身に付ける資質・能力についてはカリキュラム・マップで示しています。
2)教育課程の編成
研究科共通科目は、学際的な視点から異なる価値観の共存につながる幅広い知識を身に付け、多様な専門性を有する人々と交流し違いを超えて理解しあおうとする態度を身に付ける科目です。
基礎科目群は、地域社会の国際化や地域文化の多様な価値に関する学術的知識を自らかかわる現場に応用する能力、及び、膨大な情報の波に飲まれず、自らの必要とする文献・資料を適確に収集・解釈を行うことで、創造的に発信していく技術を身に付ける科目群です。
専門科目群は、国際文化に関する地域の諸課題を見出し、解決する方法を導くための論理的なものの見方、専攻分野の研究能力又は高度な職業的専門性をもって自らの思考や判断を的確に表現し、伝える力を身に付ける科目群です。
特別研究は、研究科共通科目、基礎科目、専門科目をもとに、人権を尊重する倫理観に基づき、学術的視点をもって国際文化に関する諸課題の解決に貢献し、個性豊かな地域文化の進展と人々が生き生きと暮らす社会の形成・創造にむけて地域社会の多様な人々と連携する力を身に付ける科目群です。
3)教育内容・方法
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
教育研究を通して、グローバルな感覚を磨き、社会の国際化に対応できる、高度の異文化交流能力とともに、地域の歴史・文化の深い理解に基づき、地域文化を新たに発掘・創造できる能力を備えた人材を育成する。
【知識と理解力】
国際文化に関する基盤となる知識を有し、地域社会の国際化や地域文化の多様な価値に関する学術的知識を自ら関わる現場に応用することができる。
【論理的思考力と表現力】
国際文化に関する地域の諸課題を見出し、解決する方法を論理的に導くことができる。また、専攻分野の研究能力又は高度な職業的専門性をもって自らの思考や判断を的確に表現し、伝えることができる。
【解決力と連携力】
人権を尊重する倫理観に基づき、学術的視点をもって、国際文化に関する諸課題の解決に貢献できる。また、個性豊かな地域文化の進展と人々が生き生きと暮らす社会の形成・創造にむけて地域社会の多様な人々と連携することができる。