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教育学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

人間と文化・社会に関する幅広い視野と教養をもち、人間の生涯発達と学習についての専門的な知識を備え、豊かな人間生活の構築に寄与する人材養成のための教育・研究を目的にしています。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

<育成目標>
本学の入学者受け入れ方針に加え、教育に対する情熱と課題を解決する高い実践力を備え、豊かな人間生活の構築に寄与する教育の育成を目指しています。そのために、協働性や生涯にわたる学びへの意欲と能力を育成し、人間・社会・自然等に関する幅広い教養と教育についての高度な実践力と専門性を持った教員を養成する教育・研究を行います。

<求める資質・能力・人物像>
教育学部では教員を目指す強い意志を持った人を求めています。そのために、以下のような資質・能力を持つ人の受験を期待します。
・子どもの育ちや学校教育について高い関心を持てる人
・自ら深く学ぶために課題を見出すことができる人
・課題の解決に向けた探求の努力を継続する意欲のある人
・多様な考えの人たちと協力できるコミュニケーション能力や協調性を備えた人

<入学前に学習しておくことが期待される内容>
本学部における教育は、高等学校等で修得する各科目に関して基礎的な学力を有することを前提に行われます。また、論理的な思考力、自分の考えを適切に表現できる力、コミュニケーション能力、及び各分野への関心や探究心を備えておくことを期待します。各教科・科目においては、広く以下のような内容を心がけて学習しておくことが重要です。
・国語については、現代文、古文、漢文における基礎的な知識と読解力
・地理歴史・公民については、履修した各科目における基礎的な知識と社会的思考力
・数学については、履修した各科目における基礎的な知識と数学的思考力
・理科については、履修した各科目における基礎的な知識・技能と科学的思考力
・外国語については、外国語による聞く、読む、話す、書くことに関する基礎的な知識・技能
・情報については、情報処理または問題解決に関する基礎的な知識・技能
・家庭については、家庭生活に関する基礎的な知識・技能
・音楽については、音楽に関する基礎的な知識と表現技能
・美術については、美術に関する基礎的な知識と造形能力
・保健体育については、運動と健康に関する基礎的な知識・技能

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 教育学部では、「人間の生涯発達を視野に収め、教育に対する情熱と課題を解決する高い実践力を備えた、豊かな人間生活の構築に寄与する教育人の養成」を教育目標としています。この目標を達成するため、教育学部では、学位授与方針(ディプロマポリシー)に定めた専門知識・スキルである「人や社会への関心」および「他者との協働」、「教職への熱意」、「教職教養」、「子ども理解」、「授業力・実践的技能」、「教科等の専門教養」、「持続的変態力」の育成を、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成し体系的に実施します。

学生の学修成果は、原則としてシラバスに明記された評価方法及び評価基準に基づいて、授業の到達目標への到達度により評価します。
[評価方法]
・講義科目においては、理解度を確認する筆記試験、レポート及び小テスト、受講態度などにより、到達度を判定します。
・演習、実験、実習、実技科目においては、筆記試験、レポート及び小テストに加え、参加姿勢や発表内容、実技等を通じて、到達度を判定します。

1.1年次生に対しては、コース単位の少人数ゼミ(学部入門ゼミ)を設けています。教員と学生、学生同士の対話により相互理解を深めるとともに、現代社会における諸問題を理解する能力を養成するために、多様な科目履修の機会を通して、大学で学ぶための基本的知識・技能を修得します。
2.全学共通教育科目では、「人間形成科目」および「語学教育科目」、「教養教育科目」、「自発的教養科目」を設け、豊かな人間性を備えた自己を確立し、大学生活のみならず生涯にわたって学び続けるための知識や思考力、表現力、コミュニケーション能力を身につけます。
3.学部共通科目では、「学部共通基礎科目」と「学部共通啓発科目」を設け、少人数指導や双方向コミュニケーション、ディスカッションを重視した指導を通して、日本や世界、自然などに関する幅広い教養を身につけ、教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけます。
4.専門科目の「教職に関する科目」群では、四年間を通じた手厚い少人数指導によって、教育実践・教育内容に関する専門性を高めます。「教職の意義等に関する科目」では、学校教育の理念や意義などの基礎的な知識を主に習得します。「教育の基礎理論に関する科目」および「生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目」では、子どもたちの発達段階や意思等を理解し適切に接することができる力を身につけます。「教育課程及び指導法に関する科目」では、子ども理解に基づき指導計画を作成し授業を適切に展開できる力を身につけます。「教育実習」では、教育体験の中で他者と協働する力を高めるとともに、子ども理解に基づき指導計画を作成し授業を適切に展開できる力を主に身につけます。「教職実践演習」では、教師として必要な知識技能を修得し、教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけたことを確認します。
5.専門科目の「コース専門科目」では、現代的ニーズに応じた質の高い教師をめざし、少人数グループワーク型授業群を軸とした以下の科目群のもと、深い専門性と幅広い知識・教養および課題解決のための実践的力量を身につけます。「教科に関する科目」および「専門科目」では、教科・領域等や教育課程に関するより専門的な知識および学問的素養を身につけます。「特別支援教育に関する科目」では、子どもたちの発達段階や意思等を理解し適切に接することができる力を育成します。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

教育学部では、「人間の生涯発達を視野に収め、教育に対する情熱と課題を解決する高い実践力を備えた、豊かな人間生活の構築に寄与する教育人の養成」を学部の理念・目的としています。このような人材の養成のためのカリキュラム(教育課程)が、全学共通教育科目、学部入門ゼミおよび専門科目により編成されています。全学的に定められた教養と汎用能力に加えて、以下の専門知識・スキルを身につけた学生には、本学部の教育目標を達成したものと認め、今後のさらなる研鑽を期待して学士号が授与されます。

「教育学部 卒業生が備えるべき専門知識・スキル」
○人や社会への関心
 日本や世界、自然などに関する幅広い教養を身につけている。
 ・居住する地域の現状や課題などに関する高い関心をもっている。
 ・日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
○他者との協働
 他者の意見を聴き、適切な対応ができ、他者と協働できる。
 ・挨拶や言葉遣い、服装など、状況に応じた適切な対応ができる。
 ・他者の意見を聴き、理解や協力を得て課題に取り組める。
 ・保護者や地域との連携・協力の重要性を理解している。
 ・チーム内での自らの役割を自覚して、他者と協働できる。
○教職への熱意
 教育に関する情熱と使命感をもち、教育活動に積極的に取り組める。
 ・教育に関する情熱と使命感・倫理観をもっている。
○教職教養
 学校教育の理念や意義などの基礎的な知識を習得している。
 ・教職の意義や職務内容、子どもに対する責務を理解している。
 ・教育の理念や歴史、思想、制度などについての基礎的な知識を習得している。
○子ども理解
 子どもたちの発達段階や意思等を理解して、適切に接することができる。
 ・子ども理解のために必要な様々な発達理論を習得している。
 ・いじめや不登校、特別支援教育などについての基礎的な知識を習得している。
 ・子どもたちの発達段階や生活年齢を考慮して、適切に接することができる。
 ・子どもの意思を真摯に受けとめ、受容的な態度で接することができる。
○授業力・実践的技能
 子ども理解に基づき指導計画を作成して、授業を適切に展開できる。
 ・教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
 ・教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
 ・教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
 ・板書や発問、話し方などの授業を行う上での基本的な技術を身に付けている。
 ・ICTやアクティブ・ラーニングなどの活用に関する基礎的な知識を習得している。
 ・学級経営案を作成する意義を理解している。
○教科等の専門教養
 教科・領域等や教育課程に関する基礎的な知識および学問的素養を身につけている。
 ・取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
 ・道徳教育など、各教科以外の指導領域に関する知識を習得している。
 ・取得見込みの教員免許に対応する学習指導要領の活用の仕方を習得している。
 ・教育課程編成に関する基礎的な知識を習得している。
○持続的変態力
 教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
 ・教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。

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