学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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人間福祉学 | 2年 | 修士(人間福祉学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与の方針)に定めた知識・能力を修得するために、以下に示すカリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)に沿って教育課程を編成する。その運用にあたっては、人間福祉及び子ども家庭福祉に関わる高度な実践力と研究力を基盤に、専門的知識・技 能と教育的な指導力をもって質の高い教育を展開する。 なお、科目構成は、基礎科目、基幹科目、関連科目、実習・演習科目、研究科目の5つに分類される。
① 高度職業人として必要な知識と技術を修得するために、人間福祉及び子ども家庭福祉の 理論に関する「人間福祉学特講」を「基礎科目」の一つとして配置し、必修とする。また、子ども虐待の臨床をより深く理解するための科目を「基幹科目」と位置づけ、そのうちの 3 科目を必修とする。さらに、様々な領域・実践現場において虐待問題に関わる 対応力を高めるために「関連科目」を選択科目として配置する。
② 対人援助の実践能力や組織改善に向けたスーパービジョンの能力を高めるため、「スーパービジョン特講」を「基礎科目」の一つとして配置し、必修とするとともに、「実習・演習科目」を選択必修科目として配置する。
③ 「実習・演習科目」での実践を基に、修士の学位論文又は特定の課題についての研究レポートを作成する際に求められる分析力や研究力を培うため、「人間福祉学研究方法」を「基礎科目」の一つとして配置し、必修とするとともに、「研究科目」を選択必修科目として配置する。学修成果については、科目毎のシラバスにおいて到達目標及び成績評価基準を明示し、筆記試験、レポート、発表・討論等の評価方法に基づき到達度を評価する。また、修士の学位論文又は特定課題研究レポートについては、研究科の定める審査基準に基づき到達度を評価する。これらの評価により、ディプロマ・ポリシーに定める資質・能力の修得を判断する。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
詳しくは大学ホームページをご覧ください。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
本研究科の教育理念・目的、また、人材養成のための教育目標に照らして、その課程修了にあたっては、子ども家庭福祉などに関する高度な専門的知識、スーパービジョンの実践力、関係者・機関との連携力、理論と実践を高次元で統合し、課題解決を主導する力が求められる。これにより学位は、大学院学則で規定する課程の目的を充足した上で、以下の資質・能力を有することが認定された者に授与される。
① 子ども虐待を地域の福祉課題として捉え、子ども虐待や、子どもと家庭のウェルビーイングの増進に関する高度な専門的知識を修得している。
② 高度な専門職としてスーパービジョンを実践し、子ども家庭福祉などに関係する諸機関との連携を推進する能力を修得している。
③ 子ども家庭福祉などに関連する理論と実践を結びつけ、課題解決に向けて論理的に考察する能力を修得している。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2024年4月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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社会福祉学 |
その他の専攻分野 |
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子ども家庭福祉 |
専攻分野に関する説明
子ども家庭福祉分野、保育・幼児教育分野、ソーシャルワークの分野等幅広く活躍できる能力の獲得を目指します。
◯習得する能力
・虐待相談業務や心理的ケアを担当できる高度な知識を技能
・多職種と連携し、虐待リスクのある子ども・家庭に対する包括的な支援体制を構築できる能力
・理論と実践を結びつけ、新たな知見を導き出し、効果的な制度改革や政策等を提言できる能力
◯養成する人材像
・虐待対応のスペシャリスト
・保育現場での虐待早期発見、子どもケアのスペシャリスト
・多職種連携・家庭支援のスペシャリスト
◯キャリア展開
・治療的なケアを実践できる基幹的な施設職員
・保育所等のリーダー的職員
・包括的な支援を地域で展開できる児童家庭支援センター等のリーダー的職員
・行政機関における虐待対策の専門官