学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
---|---|---|
海洋生命資源科学 | 2年 | 修士(海洋科学) |
食機能保全科学 | 2年 | 修士(海洋科学) |
海洋資源環境学 | 2年 | 修士(海洋科学)、修士(工学) |
海洋管理政策学 | 2年 | 修士(海洋科学) |
海洋システム工学 | 2年 | 修士(工学) |
海運ロジスティクス | 2年 | 修士(海洋科学)、修士(工学) |
食品流通安全管理 | 2年 | 修士(海洋科学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
1.教育課程編成の方針
博士前期課程における教育課程は、所属専攻分野における専門的な講義科目、能動的学修に重点をおいた演習・実験・実習科目、および学位論文研究に係る科目から編成されます。学際的知識を得るための研究科共通科目、専攻分野共通科目のほか、他専攻科目(他大学院科目を含む)の履修を義務づけています。また、学部と大学院とを有機的に結びつける博士前期課程科目の先行履修制度を導入しています。
2.教育課程実施の方針
大学院における学修課程・学修方法については、その専門性に応じて、各専攻で詳細に定められています。討論型授業、ケースメソッドなど多様な手法で実施される授業により、専攻分野だけではなく、学際的知識を幅広く学ぶ学修課程を提供しています。
履修にあたっては、多様な学生に配慮した長期履修制度や、授業科目の成績・評価についての申立制度を導入しています。さらに、カリキュラムの国際通用性を担保するために、講義の英語化を推進し、単位の実質化を図るとともに、それらを基盤として海外の協定締結大学との共同学位プログラムも実施しています。また、特に優れた研究業績を上げた者については在学期間を短縮する制度も導入しています。
【海洋生命資源科学専攻】
1.教育課程編成の方針
海洋生物資源の保全と持続的利用に関連する専門的知識を幅広く総合的・学際的に修得させるために、海洋生物に関する高度に専門的な基礎科学と応用科学を修学するカリキュラムを編成・実施します。
2.教育課程実施の方針
特別演習・実験研究・修士論文作成を通じた教育や実践的教育を介して、研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性、国際性等を備え、自ら課題を発見し解決する能力を修得させます。
【食機能保全科学専攻】
1.教育課程編成の方針
食品の安全性の確保と向上、食品の栄養・保健機能の解明および食品品質の最適制御に関連する専門的知識を幅広く総合的・学際的に修得させるために、食品に関する高度に専門的な基礎科学と応用科学を修学するカリキュラムを編成・実施します。
2.教育課程実施の方針
特別演習・実験研究・修士論文作成を通じた教育や実践的教育を介して、研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性等を備え、自ら課題を発見し解決する能力を修得させます。
【海洋資源環境学専攻】
1.教育課程編成の方針
海洋環境とその保全、海洋生物と環境との関わり、海洋資源およびエネルギーの応用的開発や持続的利用に係る専門的知識を総合的・学際的に修得させるために、高度で専門的な基礎科学と応用科学を広くかつ深く修めるカリキュラムを編成・実施します。また多数の科目に英語講義や対話型講義を導入し、国際化への対応や能動的・実践的な対応能力の育成を進めます。
2.教育課程実施の方針
特別演習・実験や調査・論文作成を通じた教育や実践的教育を介して、研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性等を備え、自ら課題を発見し解決する能力を修得させます。
【海洋管理政策学専攻】
1.教育課程編成の方針
海洋管理政策学に関連する幅広く学際的な専門的知識を修得させるために、自然科学、社会科学および人文科学にまたがって修学するカリキュラムを編成・実施するとともに、ケースメソッド、フィールド実習等による実践的教育を行います。
2.教育課程実施の方針
特別演習・実験研究・修士論文作成を通じた教育や実践的教育を介して、研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性等を備え、自ら課題を発見し解決する能力を修得させます。
【海洋システム工学専攻】
1.教育課程編成の方針
船舶や海洋構造物を構成する機械・機器および海洋観測・調査機器に関連する専門的知識を幅広く総合的・学際的に修得させるために、海洋人工物とその環境対応技術について専門的に修学するカリキュラムを編成・実施します。
2.教育課程実施の方針
特別演習・実験研究・修士論文作成を通じた教育や実践的教育を介して、研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性等を備え、自ら課題を発見し解決する能力を修得させます。
【海運ロジスティクス専攻】
1.教育課程編成の方針
海運ロジスティクス専攻に関連する高度に専門的な知識を幅広く総合的・学際的に修得させるために、情報システム学、海洋テクノロジー学、環境システム工学、海上安全テクノロジー学、流通システム工学、流通経営学に関する高度に専門的な基礎科学と応用科学を修学するカリキュラムを編成・実施します。
2.教育課程実施の方針
特別演習・実験研究・修士論文作成を通じた教育や実践的教育を介して、研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性等を備え、自ら課題を発見し解決する能力を修得させます。
【食品流通安全管理専攻】
1.教育課程編成の方針
食品流通の安全管理に関連する専門的知識を修得させるために、食の安全と安心にかかわる食品科学と関連実務を修学するカリキュラムを編成・実施します。
2.教育課程実施の方針
特別演習・実験研究・修士論文作成を通じた教育や実践的教育を介して、研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性等を備え、自ら課題を発見し解決する能力を修得させます。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
1.目指すべき人材像
地域特有の問題のみならず、グローバル化する社会と気候変動等地球規模での諸課題を踏まえ、海洋に係わる諸課題の解決と人類・社会の発展に寄与する海洋の持つ可能性に関心を持ち、海洋分野における高度な専門知識と先端的技術を駆使して、異分野との協働による先端領域の開拓、および国際的に活躍できる豊かな教養と社会から科学技術への信頼を得られる倫理性を併せ持つ人材の養成を目指します。
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
博士前期課程においては、各研究分野における
・研究課題の社会的背景、学術的意義、応用的価値を把握し、研究を適切に推進できる能力
・基礎科学と応用科学に関連する幅広い専門知識
・研究成果を論理的に説明する能力、学術研究における倫理性
3.修了認定の要件
博士前期課程にあっては、所定の単位を修得し、各専攻で定める学位授与の要件を満たし、学位論文の審査および最終試験において、目標とする能力を身につけたと認められた者に対して修了を認定し、修士(海洋科学または工学)の学位を授与します。
【海洋生命資源科学専攻】
1.目指すべき人材像
海洋生命資源科学に関する解決すべき課題と海洋生物に特異な生命活動の仕組みの解明やその特徴を活用した研究に興味を持ち、その成果を海洋生物資源の保全と持続的利用に応用するための学術の理論および応用を教育研究し、高度の専門能力と独創性、ならびに国際的に活躍できる教養と高い倫理性を兼ね備えた人材の養成を目指します。
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
(1)海洋生命資源科学の各研究分野における学術的意義、新規性、独創性、応用的価値を有した論文を作成する能力
(2)海洋生物の基礎科学と応用科学に関連する幅広く高度に専門的な知識
(3)研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性
3.修了認定の要件
所定の単位を修得し、上記2に掲げる能力、素養を有するとともに、学位論文の審査および最終試験において、各研究分野における学術的意義、新規性、独創性および応用的価値を有していることが認められた者に対して修了を認定し、修士(海洋科学)の学位を授与します。
【食機能保全科学専攻】
1.目指すべき人材像
原料から消費に至るまで、食品の安全性・健全性の確保・向上、加工法、品質の維持および流通に関する課題並びに食品の機能性向上に関する課題に関心を持ち、これらに対して学理と先端技術を修得し、人の健康増進および恒常性の維持並びに食資源の有効利用・ロス削減に貢献する人材の養成を目指します。
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
(1)食機能保全科学の各研究分野における学術的意義、新規性、独創性、応用的価値を有した論文を作成する能力
(2)食品の基礎科学と応用科学に関連する幅広く高度に専門的な知識
(3)研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性
3.修了認定の要件
所定の単位を修得し、上記2に掲げる能力、素養を有するとともに、学位論文の審査および最終試験において、各研究分野における学術的意義、新規性、独創性および応用的価値を有していることが認められた者に対して修了を認定し、修士(海洋科学)の学位を授与します。
【海洋資源環境学専攻】
1.目指すべき人材像
海洋環境とその保全、海洋生物と環境との関わり、海洋資源およびエネルギーの応用的開発や持続的利用に係る諸課題に関心を持ち、これらに対して理学的および工学的な視点からその学術的理論および応用技術、深奥を探究する能力、先端領域を切り開く専門能力を持った、高度専門職業人の養成を目指します。
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
(1)高い国際性と発信力
外国語によるコミュニケーション能力や専門性の高い研究集会での発表や議論ができる能力ならびに論文を作成する能力
(2)広く深い専門的知識
海洋の環境および資源に関する基礎科学と応用科学に関連する幅広く専門的な知識
(3)学術研究における高い倫理性、学術的意義、新規性、独創性、および応用的価値を有した研究を理想を持って遂行する能力や先端領域を切り開く能力
3.修了認定の要件
所定の単位を修得し、上記2に掲げる能力、素養を有するとともに、学位論文の審査および最終試験において、各研究分野における学術的意義、新規性、独創性および応用的価値を有していることが認められた者に対して修了を認定し、修士(海洋科学または工学)の学位を授与します。
【海洋管理政策学専攻】
1.目指すべき人材像
多面的に利用されている海洋を計画的に利用しかつ保全するための総合的管理・政策への関心と興味を持ち、海洋管理政策学に関する学術の理論および応用を主体的に学修・研究し、その深奥をきわめ、長期的・多角的視野に立って海洋政策を立案できる高度の専門能力と独創性、並びに国際的に活躍できる豊かな教養と高い倫理性を兼ね備えた人材を目指します。
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
(1)海洋管理政策学の各研究分野における学術的意義、新規性、独創性、応用的価値を有した論文を作成する能力
(2)海洋管理政策学のための自然科学と社会科学に関連する学際的で高度に専門的な知識
(3)研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性
3.修了認定の要件
所定の単位を修得し、上記2に掲げる能力、素養を有するとともに、学位論文の審査および最終試験において、各研究分野における学術的意義、新規性、独創性および応用的価値を有していることが認められた者に対して修了を認定し、修士(海洋科学)の学位を授与します。
【海洋システム工学専攻】
1.目指すべき人材像
船舶および海洋構造物の要素技術である機関・機械システム、メカトロニクスおよび環境技術分野での高い専門能力と独創性を備え、国際的に活躍できる豊かな教養と高い倫理性を有した人材の養成を目指します.
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
(1)海洋システム工学の各研究分野における学術的意義、新規性、独創性、応用的価値を有した論文を作成する能力
(2)海洋人工物とその環境対応技術に関連する幅広く高度に専門的な知識
3.研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性
3.修了認定の要件
所定の単位を修得し、上記2に掲げる能力、素養を有するとともに、学位論文の審査および最終試験において、各研究分野における学術的意義、新規性、独創性および応用的価値を有していることが認められた者に対して修了を認定し、修士(海洋科学または工学)の学位を授与します。
【海運ロジスティクス専攻】
1.目指すべき人材像
海運および物流に関連する諸課題に関心をもち、その解決に海事・船舶およびロジスティクスの専門知識をもとに様々な他分野の専門家と協働しながら主体的かつ積極的に取り組み、海洋環境や地球環境を考慮した人間社会の豊かな発展に資する方策を提案することが可能な人材の養成を目指します。
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
(1)海運ロジスティクスの各研究分野における学術的意義、新規性、独創性、応用的価値を有した論文を作成する能力
(2)海運ロジスティクスのための基礎科学と応用科学に関連する学際的で高度に専門的な知識
(3)研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性
3.修了認定の要件
所定の単位を修得し、上記2に掲げる能力、素養を有するとともに、学位論文の審査および最終試験において、各研究分野における学術的意義、新規性、独創性および応用的価値を有していることが認められた者に対して修了を認定し、修士(海洋科学または工学)の学位を授与します。
【食品流通安全管理専攻】
1.目指すべき人材像
農畜水産物の生産から流通加工に至るフードチェーンに亘る様々な問題を注意深く観察し、的確に分析し、適切に対応策を見いだすとともに、それらを実行する説明能力と説得力、国際的に通用する高い教養と技術者倫理を兼ね備えた人材の養成を目指します。
2.学生が身につけるべき能力、素養の目標
(1)食品流通の安全管理に関連する各研究分野における学術的意義、新規性、独創性、応用的価値を有した論文を作成する能力
(2)食品流通の安全管理に関連する高度に専門的かつ実務的な知識
(3)研究の推進能力、研究成果の論理的説明能力、学術研究における倫理性
3.修了認定の要件
所定の単位を修得し、上記2に掲げる能力、素養を有するとともに、学位論文の審査および最終試験において、各研究分野における学術的意義、新規性、独創性および応用的価値を有していることが認められた者に対して修了を認定し、修士(海洋科学)の学位を授与します。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
---|---|---|
転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2023年10月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
---|
資源学 応用生物学(生物工学) 船舶・海洋工学・商船学 経営工学・管理工学 農芸化学 生物生産学・生物資源学 水産学 生態学 環境学・災害科学 |
専攻分野に関する説明