教育学研究科（修士課程）

令和2年（2020年）4月に改組し、現在は教育支援高度化専攻のみである。

　愛知教育大学は，広域の拠点的役割を果たす教育大学として，人間理解と真理探究に努め，教育が直面する現代的課題への対応力を有し，子どもたちの未来を拓くことができる豊かな人間性と確かな実践力を身に付けた専門職業人の養成を使命としています。
この使命を達成するために，教育学研究科修士課程教育支援高度化専攻では，教育現場と地域に即した高度な専門的知識，教育方法，研究能力を身に付け，学校をプラットフォームとした「チームとしての学校」体制の実現を目標とする次世代の日本型教育システムを研究開発し，それを諸外国も含め実践・展開できる人材の育成を目指し，以下の科目等で教育課程を編成・実施します。
◎地域的課題と国際的な視野からの教育力の養成及び各コースの基盤となる共通科目
◎各コースの専門性及び研究能力を高めるためのコース科目
◎修士論文の作成等に関する研究指導を中心とした特別研究科目

　以上の科目において，学校現場等での実際的な問題解決に資するため，発表，討論，フィールドワーク，ワークショップ，事例研究，ロールプレイングなどの手法を用いた教育を実施します。
　学修成果の評価については，各科目の判定基準をシラバスにおいて明示し，その基準に基づいて実施します。

修士課程の教育支援高度化専攻は教育現場と地域に即した高度な専門的知識，教育方法，研究能力を身に付け，学校をプラットフォームとした「チームとしての学校」体制の実現を目標とする次世代の日本型教育システムを研究開発し，それを諸外国も含め実践・発展できる人材を育成することを目的としています。

　教育学研究科修士課程教育支援高度化専攻では，規定の年限在学し，かつ，所定の単位を修得し，以下のような資質や能力を獲得するとともに，必要な研究指導を受けて修士論文を作成し，修士論文の審査及び最終試験に合格した人に「修士（教育学）」の学位を授与します。
◎教育を支える専門職として求められる高度な知識を有し，思考力・判断力・表現力等を育成する高度な実践力
◎広い視野を持ち，社会の変化に伴って生じる現代的な諸課題に柔軟に対応できる力
◎「チームとしての学校」体制を推進すると共に，体制整備について研究推進できる力