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基本情報

大学の基本情報

大学名
愛知教育大学
本部所在地
愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1 
設立年(設置認可年)
1949
大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
0566-26-2115
soumu@m.auecc.aichi-edu.ac.jp
大学の種類
国立・大学(大学院大学を含む)
総学生数(学部)
3,726人
総学生数(大学院)
243人
総教員数(本務者)
206人

大学の教育研究上の目的や建学の精神

【愛知教育大学の理念】
 愛知教育大学は,学術の中心として,深く専門の学芸を教授研究するとともに,幅広く深い教養及び総合的な判断力を培い,豊かな人間性を涵養する学問の府として,日本国憲法,教育基本法,ユネスコの高等教育に関する宣言等の理念を踏まえ,教育研究活動を通して世界の平和と人類の福祉及び文化と学術の発展に努めることが,普遍的使命であることを自覚し,愛知教育大学憲章を定める。
 愛知教育大学は,学部及び大学院学生,大学教職員,附属学校教職員等を構成員とし,大学の自治の基本理念に基づき,大学における自律的運営が保障される高等教育機関として,また国により設置された国立大学として,その使命を果たすため,本学の教育目標と研究目標,教育研究及び運営のあり方を定め,これを広く社会に明らかにするものである。

【愛知教育大学の教育目標】 
 愛知教育大学は,平和で豊かな世界の実現に寄与しうる人間の教育をめざす。
 学部教育においては教養教育を重視し,教員養成諸課程では多様な教員養成プログラムを通して,平和な未来を築く子どもたちの教育を担う優れた教員の養成をめざし,学芸諸課程では,社会の発展と文化の継承及び創造に貢献できる広い教養と深い専門的能力を持った多様な社会人の育成をめざす。
 大学院教育においては学部教育を基礎に,学校教育に求められるさらに高度な能力を有する教員の養成をめざすとともに,諸科学の専門分野及び教育実践分野における理論と応用能力を備えた教育の専門家の育成をめざす。また,大学院を教員の再教育の場としても位置付け,教師教育の質的向上を図る。

【愛知教育大学の研究目標】
 愛知教育大学は,教育諸科学をはじめ,人文,社会,自然,芸術,保健体育,家政,技術分野の諸科学及び教育実践分野において,科学的で創造性に富む優れた研究成果を生み出し,学術と文化の創造及び発展に貢献する。さらに,その成果を社会へ還元することを通して,人類の平和で豊かな未来の実現,自然と調和した持続可能な未来社会の実現に寄与する。

【愛知教育大学の教育研究のあり方】
1. 学問の自由と大学の自治
 愛知教育大学は,自発的意思に基づく学術活動が,世界平和と持続可能な社会の形成に寄与することを期して,学問の自由を保障する。また,大学の自治が保障された自律的共同体として,教育が国民全体に責任を負って行われるべきであることを自覚し,不当な支配に服することなく,社会における創造的批判的機能を果たす。
2. 世界の平和と人類の福祉への貢献
 愛知教育大学は,学術の基礎研究と応用研究をはじめ,未来を拓く新たな学際的分野にも積極的に取り組み,世界の平和と人類の福祉及び学術と文化の発展に貢献する。
3. 教師教育に関わる教育研究の推進
 愛知教育大学は,広く人間発達に関わる諸学問と教育方法の結合を図りながら,教員養成や教員の再教育などの教師教育に関する実践的教育研究を行うとともに,教師の専門性と自律性の確立をめざした教育研究を推進する。
4. 国際交流の推進
 愛知教育大学は,国内外の高等教育諸機関との連携や国際交流を推進し,留学生の積極的受け入れ及び派遣を通して,アジアをはじめ,世界の教育と文化的発展に貢献する。
5. 大学の社会に対する責任と貢献
 愛知教育大学は,学外への情報公開及び広報活動を通して,社会に対する説明責任を果たし,学外からの声に恒常的に応え,社会に開かれた大学を実現する。
 また,教育界をはじめ広く社会と連携し,社会からの要請に応えて,教育研究の成果を還元し,社会の発展に貢献する。

【愛知教育大学の運営のあり方】
1. 大学の民主的運営
 愛知教育大学は,全ての構成員が,それぞれの立場において,本学の目標を達成するため,大学の諸活動へ参画することを保障し,民主的運営を実現する。構成員は,大学の自治を発展させるための活動を相互に尊重するとともに全学的調和をめざす。
2. 学生参画の保障
 愛知教育大学は,学生の学修活動を支援し,教育改善への学生参画を保障する。
3. 教育研究環境の整備充実
 愛知教育大学は,豊かな自然環境を保全活用し,施設設備を含む教育研究環境の整備充実を図るとともに,障害者にもやさしい大学づくりを進める。
4. 自己点検評価と改善
 愛知教育大学は,本学の教育目標と研究目標に照らして,恒常的な自己点検評価により,不断の改善に努める。
5. 人権の尊重
 愛知教育大学は,全ての構成員が相互に基本的人権と両性の平等を尊重し,教育研究活動における,あらゆる差別や抑圧などの人権侵害のない大学を実現する。

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大学の特色等

■大学の特色等
【特色01:未来を創る子どもたちのために】
 愛知教育大学は,歴史ある教員養成を主軸に,子どもたちの未来を拓く多様な専門性を持った「教員」と「学校教育を支援する専門職」を養成しています。より良い人材を教育現場へ送り出すために,その進化を見据えて,多様なアプローチから挑戦を続けています。
また,教員養成・研修の牽引役として,学部・教職大学院・附属学校を活用した教員養成および教員研修の充実のため,他の国公私立大学をはじめ,国外の大学とも連携しています。
本学は,1873年(明治6年)に愛知県養成学校として設立され,以来一貫して有為な教員の養成を第一の目的とし,教育研究の充実を図ってきました。2023年(令和5年)には一つの節目となる創基150年を迎えました。
明治の先人たちは,教育を新しい国づくりの礎と考え,近代的な学校制度を整えました。その後,大正,昭和,平成,令和と時代は移り,世界は加速度的に変化し続けていますが,国づくりの根幹は,今も変わらず人づくりです。他方,新しい時代を切り拓くには,高邁な理想を共に抱く仲間,柔軟で斬新なアイデア,協働してやり遂げる強い意志が必要です。
こうした考えのもと,これまでに培ってきた教員養成の「知の拠点」としての役割を果たし続けるため,そして本学の取り組みを未来へとつなぐために,令和3年3月に「未来共創プラン」(愛知教育大学中長期ビジョン・目標・戦略)を策定し,キャッチフレーズとして掲げた「子どもの声が聞こえるキャンパス」,「地域から頼られる大学」の実現に向けて,取り組んでいます。

〇「未来共創プラン」の策定
まず,前半部分の「子どもの声の聞こえるキャンパス」とは,本学は,教員養成系大学であるため,日常的に,附属学校園や地元の刈谷市はもちろん地域の子どもが遠足や社会見学等の校外学習で本学を目的地にしてほしいと思っています。「子どもキャンパスプロジェクト」として,目的地になりうるようなコンテンツを学生や教職員で整備しています。令和4年度には,学生・教職員・地域の方々等で企画した30回ほどのイベントに約3000人の子どもを招くことができました。そのねらいは以下のとおりです。
〇参加した子どもが活動対象への関心を高める。
〇参加した子どもや保護者等が本学の存在を認識する。
〇学生にとって,自分たちで企画し主体的に子どもと触れ合う機会となり,教職及び教育を支える専門職に就くことへの意欲を高める機会となる。
〇教師不足が社会問題化する中,将来,教師を目指そうという子どもが増えることが期待できる。
〇学生と教職員,本学と地域が連携・協働する機会となる。
教員不足が社会問題化する中で,新たな教師の魅力を社会と共に創り上げていく取り組みであり,一層推進する必要があります。

 次に,キャッチフレーズ後半部分の「地域から頼られる大学」とは,決して上から目線の連携ではなく,課題となっていることを共有し,共に悩み,解決に向けて一体感をもって取り組んでいくということです。学長は,令和2年11月から令和3年8月まで約10か月かけて,このプランの説明と協力の依頼に,県内全ての市町村の54名の教育長の皆様を訪問しました。現在,二回り目の訪問が半分以上終わっています。また,県内54市町村と相互連携協定を令和3年度末までに締結できています。また,県内に留まらず,岐阜県の市町や教育委員会の連携協定を模索中です。教育長の皆様から教職や教職を支える専門職を目指す本学の学生に大変期待をしており,「協力を惜しまない」「巻き込む,つながるリーダーシップを発揮してほしい」とエールを送っていただきました。また,特別支援教育の充実やICT活用指導力の育成,外国籍児童生徒の支援等の共通の課題のほか,各市町村特有の課題についても共有しました。その期待に応えることができるよう,質の高い教員等の養成に邁進します。
 
○教員養成課程の改組
 令和3年4月に,「初等教育教員養成課程」,「中等教育教員養成課程」,「特別支援学校教員養成課程」,「養護教諭養成課程」の教員養成4課程を,1つの教育課程に改組し「学校教員養成課程」を設置しました。
教員養成課程を1つの課程に統合することにより,社会的ニーズが高くなっている特別支援学校教諭免許状を取得可能な専攻が幼児教育専攻,義務教育専攻,高等学校教育専攻にも拡大されました。
・義務教育専攻では,小学校教諭免許状と中学校教諭免許状を卒業要件とし,得意分野を有し,義務教育9年間を見通し発達段階に応じた適切な教育をできる教員を養成します。
・高等学校教育専攻を新たな枠組みとして新設し,強固な教科専門基礎知識と教職に関する広範な専門基礎知識に基づき「多様な学習ニーズを有する生徒への指導」が可能となる高校教育を豊かに提供できる高等学校教員を養成します。

○教育支援専門職養成課程の新設
 現代学芸課程を一新し,2017年度に新設しました。教員とともに子どもの教育を支える専門職の育成をめざします。

○教職大学院の充実
 本学では,「大学院を実践的なキャリアアップの場として位置づけ,学校・地域および教育関係諸機関との連携を生かしつつ,さらなる学校教育の質的向上を図ること」を目的として,教員養成に関わる機能を教職大学院に集約するとともに,2つの大学院を教育学研究科に一本化することにしました。
 令和2年度からの教職大学院では,全教科・全校種に対応するコースを網羅し,教職大学院と修士課程のカリキュラムの互換性を向上しています。令和6年度からは,教科指導重点コースに一つの教科に偏らない「小学校教育指導系」を新設します。また,地域の様々な課題に対処できる実践的で高度な大学院教育を通じて,これからも教員養成をリードしていきます。
 教職大学院では,理論と実践の往還により教育への理解と研究を進めます。

○体験的に学ぶ教養科目の充実
 これまで展開してきている「学校体験活動」や多様な立場の人たち(アジアの協定校及びその地域の子どもや学生,NPO,地域の方々等)と連携・協働する新たな体験活動「地域協働教育体験活動」を令和6年度より本格実施に移します。

○教育環境の改善
 愛知教育大学の立地の特色である「豊かな感性を育てる自然」を生かしながら,年々改修工事を重ね,教育環境を整備しています。

【特色02:愛知教育大学が実践する未来】
 将来,愛知教育大学の学生が社会のリーダーとして活躍できるよう,さまざまな経験を通じて,企画・運営・実施能力を高め,知識・スキルの向上を図るための場を用意しています。挑戦する学生を,愛知教育大学は全面的にバックアップします。

○学生のスキルアップと愛知教育大学の活性化
 「子どもキャンパスプロジェクト」では,学生が主体となって,得意分野や関心のあることを活かした,子どもを対象とした多様なプログラムを募集しています。やる気とアイデアさえあれば,どんな企画でもOKです。学生の積極的な活動が大学や地域の活性にもつながります。

○AUEパートナーシップ(PS)団体の認定
 ・聴覚障害学生に寄り添う,「情報保障支援学生団体てくてく」
 ・子どもたちの理科離れ克服のために!「訪問科学実験わくわく」
 ・「子どもの読書応援団体よみっこ」
 ・「天文愛好会CORE」
 ・SDGsの普及・啓発を推進する「学生団体SAGA」

【特色03:最前線で活躍する先輩たち】
 教員として,教育支援専門職として,教育現場へ羽ばたいた先輩たち。
愛知教育大学で身に付けた知識やスキルを発揮して,それぞれが最前線で活躍しています。
本学出身者の人材のネットワークが,子どもたちの未来を支えていきます。

○先輩たちの声
(教員)
 ・幼小連携を考えた保育で子どもたちに寄り添いたい。
 ・子どもたちと共に成長していける教員になりたい。
 ・さまざまな考え方に触れ,自分の力にしていく。
 ・数学を分かりやすく楽しく教えたい。
 ・障害のある子どもたちを自立に導く教員に。
 ・安全な学校生活をサポートすることが養護教諭のやりがい。

(スクールカウンセラー)
・お母さんと子どもたちが困難から回復する歩みに寄り添う。
 ・他職種とのつながりを築く,多角的な視点からの思考力。

(ソーシャルワーカー)
・人と人の間に立ち地域をより良くする活動をサポート。
 ・大学で培った力が多くの人と関わる仕事の基礎に。
 ・学校の先生方と一緒にチームで子どもの幸せを支える。

(学校事務職員)
・子どもや先生,保護者の立場から教育の現場を支えていく。
 ・日本語教育の専門知識を生かし外国人児童に対応したい。
 ・裏方として学校環境を整えることで,子どもたちの成長を支えていきたいです。

(公務員)
 ・アセスメント重視の授業で,実践に強い心理職員に。
 ・グローバルな視野を生かし,地元に貢献。

(大学院進学)
 ・自分なりの確たる教育観を高める。
 ・体験しながら学ぶ対人援助。
 ・大学院進学は,将来への坂道の中間地点。
 ・心理学の知識に教育現場に即した専門性をプラスにする。

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教育研究上の基本組織

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学部(短期大学の場合は学科)
教育学部(教員養成課程)
教育学部(教育支援専門職養成課程)
教育学部(現代学芸課程)
特別支援教育特別専攻科

 

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研究科
教育学研究科(専門職学位課程)
教育学研究科(修士課程)
教育学研究科(博士課程(後期))
教育実践研究科(専門職学位課程)

 

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その他の学内組織
附属図書館
教職キャリアセンター
教育研究創成センター
教育臨床総合センター
国際交流センター
地域連携センター
科学・ものづくり教育推進センター
健康支援センター
ICT教育基盤センター
キャリア支援センター
日本語教育支援センター
インクルーシブ教育推進センター
障害学生支援室
附属幼稚園
附属名古屋小学校
附属岡崎小学校
附属名古屋中学校
附属岡崎中学校
附属高等学校
附属特別支援学校

教育研究上の基本組織に関する説明

キャンパス情報

所在地

愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1 GoogleMapで参照

アクセス

・名鉄本線知立駅から名鉄バスで約20分 愛知教育大前下車
・JR東海道本線刈谷駅から名鉄バスで約35分 愛知教育大前下車
・名鉄豊田線日進駅から名鉄バスで約25分 愛知教育大前下車

外観

キャンパスの外観1
キャンパスの外観2

アクセス図

キャンパス アクセス図

周辺図

キャンパス 周辺図

校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)

井ケ谷キャンパスには,教室として,講義室,演習室及び実験実習室をを多数備え,情報処理学習施設,語学学習施設の他,自主的学習環境スペースのほか,ガラス・陶芸・鋳金・織物工房などの本学の特色ある施設も整備しています。
 体育施設は,陸上競技場,運動場のほか体育館,武道場・柔道場・剣道場,プール,テニスコート等の施設を整備しており,授業及び部活動等で活用されています。
 障害者支援のためのバリアフリー化については,身障者トイレ,スロープ,エレベーター,自動ドア等の整備を進めています。また,安全・防犯への配慮では,構内の要所に防犯カメラを設置しているほか,学生証,職員証による建物入館管理システムの導入や,正門の入構ゲート設置等,構内のセキュリティ強化を行っています。
 ICT環境については,ICT教育基盤センターの第1PCルーム等に多数のPCを設置しているほか,学部学生にノートPCの所持を義務づけ,附属図書館,講義室棟にて,有線や無線ネットワークに接続できる環境を整備しています。また,博士課程の遠隔講義を行うためのTV会議システムを整備しています。

高等教育の修学支援新制度

高等教育の修学支援新制度の対象校か確認年月
○ 2019年9月

※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。 要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。

評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)

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評価機関評価年月評価結果
国立大学法人評価(第3期中期目標期間)国立大学法人評価委員会2023年3月教育:達成/研究:おおむね達成/社会連携:達成/その他:達成/業務運営:おおむね達成/財務内容:達成/自己点検評価:達成/その他業務:達成
評価機関評価年月評価結果
機関別認証評価大学改革支援・学位授与機構2022年3月適合している
評価機関評価年月評価結果
機関別認証評価(選択評価)大学改革支援・学位授与機構2022年3月おおむね良好
評価機関評価年月評価結果
国立大学法人評価(令和2年度に係る業務の実績に関する評価)国立大学法人評価委員会2021年12月業務運営の改善及び効率化:順調/財務内容の改善:順調/自己点検・評価及び情報提供:順調/その他業務運営:順調
評価機関評価年月評価結果
分野別認証評価(教職大学院)教員養成評価機構2021年3月適合
評価機関評価年月評価結果
国立大学法人評価(令和元年度に係る業務の実績に関する評価)国立大学法人評価委員会2020年12月
評価機関評価年月評価結果
国立大学法人評価(平成30年度に係る業務の実績に関する評価)国立大学法人評価委員会2019年11月
評価機関評価年月評価結果
国立大学法人評価(平成29年度に係る業務の実績に関する評価)国立大学法人評価委員会2018年11月
評価機関評価年月評価結果
国立大学法人評価(平成28年度に係る業務の実績に関する評価)国立大学法人評価委員会2017年11月
評価機関評価年月評価結果
国立大学法人評価(第2期中期目標期間)国立大学法人評価委員会2017年6月
評価機関評価年月評価結果
機関別認証評価大学改革支援・学位授与機構2015年3月
評価機関評価年月評価結果
機関別認証評価(選択評価)大学改革支援・学位授与機構2015年3月
評価機関評価年月評価結果
国立大学法人愛知教育大学外部評価委員会2014年3月

学生支援

修学支援

【修学相談(教務企画課)】 
 本学では,入学と同時に指導教員がつき,教員と学生の接触の機会を多く持つことにより,学生生活や修学上の相談相手として指導助言を得られるようにしています。授業上・研究上の相談については,専任教員全員がオフィスアワーを設定し,各教員が相談に応じる曜日・時間帯・場所を,あらかじめ教員時間割表に公開して,学生が相談しやすい環境を作っています。
 学修支援が必要な学生に対しては,学期ごとに,指導教員から当該学生に面談による修学指導を行っています。留学生については,外国人留学生のためのチューター制度を導入し,専門分野チューター及び日本語チューターによる修学支援の他,日本での生活に適応するための指導・補助・支援を行っています。社会人学生については,学期始めの2週間は,夜間窓口を開設し,修学全般の支援を行い,障害のある学生については,修学特別支援プログラムを設置し,学生相談や学内の連携強化を図り,総合的な支援を行っています。
 また,学務ネットやまなびネットなど授業運営と修学支援を目的としたウェブシステムを構築し,「ポートフォリオ」「教育実習支援」「授業ポスト」の3つのサービスを提供するなど学生の利用を図っています。

心身の健康に係る支援

【健康相談(健康支援センター医師,保健師,看護師,臨床心理士)】
1.身体の健康(フィジカルヘルス)や心の健康(メンタルヘルス)に関する相談,月経障害などを含む女性相談を行っています。また,自己理解を目的とした精神分析的治療を行っています。
2.内科系の症状(感冒,下痢,腹痛,頭痛,生理痛など)及び外科系の症状(擦過傷,打撲,捻挫など)に対する応急処置(プライマリケア)を行っています。必要に応じて外部医療機関と連携をとります。
3.一般の健康相談以外にも,化学物質・放射性物質などを扱う業務やパソコン作業に関する労働安全,環境保全に関する相談・指導も行います。
【ハラスメント相談(学内のハラスメント相談員)】
セクシュアル・ハラスメント,アカデミック・ハラスメント,パワー・ハラスメントなど,あらゆるハラスメントに対する相談者(クライアント)の訴えを誠実に聴いて,今後とるべき方法について,相談者が自分で意思決定するために必要な相談に応じます。
【なんでも相談コーナー(学生支援課)】
学生生活を送る上で困ったことや分からないことが起きた時に気軽に相談できる場所として第一共通棟1階に開設されています。
学生の修学や大学生活の充実に向けた総合的な相談窓口として,関係部署への連絡調整を行うハブ的な役割を担うとともに,障害のある学生の支援の相談も受け付けています。

留学生支援

【留学生受入(国際企画課:国際交流センター)】
 本学の留学生支援の一つとして,大学が選定したチューターが指導教員の指導の下で教育・研究について個別の課外指導を行う「外国人留学生のためのチューター制度」があります。このチューターには,2種類あり,留学生が専攻する分野に関連のある学生の中から選出される「専門分野チューター」と日本語教育を専攻する学生の中から選考される「日本語チューター」に区分されます。この制度により,留学生1人に対し,両種のチューター各1人ずつの計2人を配置し,留学生の修学に関わる事項はもとより,日本語学習のほか日本での生活に適応するための手厚い指導・補助・支援を行っています。

1) 母語等による学修支援
 本学では,大学院教育学研究科(一部の専攻を除く),研究生,科目等履修生の出願条件に原則として日本語能力試験N2レベルの合格を課しています。また,教員研修留学生においては,入学前に名古屋大学において日本語の予備教育を実施しています。以上のことから,多くの留学生がある程度の日本語能力を有していますので,それぞれの母語等による学修支援は特に実施していません。日本語に関わる支援としては,日本語補講の実施にあたり,年度初めに,日本語の授業に参加する日本語能力を調査し,その結果を基に授業のクラス分けを行い,後期に日本語テストを実施するとともに,eラーニング学習により弱点の補強や語彙取得,文法の補強等を行いました。
 また,各留学生に配置した「専門分野チューター」と「日本語チューター」が連携して,日頃の学習支援や各種相談に対応しています。
2) 母語等による情報提供
 国際交流センターでは,各留学生に配置した「専門分野チューター」と「日本語チューター」が連携を密にして,留学生への情報提供を始め,必要な対応を行っています。
 また,国際交流センターに外国語ができる職員を配置するなど,生活面での各種相談や支援体制を整えています。

留学生支援(日本人学生への支援)

【海外への留学生支援(国際企画課:国際交流センター)】
 本学では,教育研究基金海外派遣留学生支援事業による奨学金制度を設置し,学生の海外派遣を支援しているほか,独立行政法人国際交流基金の「海外日本語教育インターン(大学連携日本語パートナーズ)派遣プログラム」及び独立行政法人日本学生支援機構の留学生交流支援制度(SS&SV)による学生の海外研修を推進しています。また,「トビタテ!留学JAPAN」(官民協働留学支援制度)にも積極的に取り組んでいます。

1.派遣留学
1) 本学と交流協定を締結している外国の大学に交換留学生として派遣します。
派遣期間は,1年間を基本とします。
2)休学をしないため,留学中も本学に授業料を納付しなければなりませんが,留学先の大学の授業料等は,授業料不徴収協定により徴収されません(一部の大学を除く)。
3)留学先で取得した単位の振替制度があります。

2.私費留学
1)留学エージェント等を利用して,各自で留学先を決定します。
2)教務課に「休学」の申請を行うことにより,留学期間中の本学の授業料は,不徴収となりますが,留学先大学の授業料等は,徴収されます。
3)留学中に取得した単位の振替はできません。

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障害者支援

 本学では,障害のある者が安心して入学試験に臨み学生生活をおくっていただくために,受験及び入学時,入学後に必要となる支援について,各課にて相談に応じています。

【入学試験時の特別措置(入試課)】
 身体等に障害のある志願者で,受験上特別な措置および修学上特別な配慮を必要とする方は,各募集要項に定める期日までに,入試課までご相談ください。あらかじめ相談することにより入試結果等に影響することは一切ありません。
【入学後の支援(学生支援課,教務企画課)】
 本学では障害の種類や状況に応じて,キャンパス内の駐車スペース確保および構内での移動や活動しやすい施設環境の整備に努めています。
 また,修学上の支援としては,障害のある者が受講可能な教室での授業の実施や座席の確保,授業時におけるサポートなど,当該部局において支援体制の充実を図っています。

就職・進路選択支援

【就職・進路相談(キャリア支援課,キャリアカウンセラー)】
 本学では,学生の社会的及び職業的自立を図るために必要な能力を培う組織として,キャリア支援センターを設置しています。キャリア支援センターでは,学生の主体的なキャリア設計に資すること及び就職活動等に関する基本方針の策定を行うとともに,教員就職希望者には,教員就職特任指導員による講義・面接や小論文の添削指導,企業就職希望者には,ガイダンスや個別相談に加え,グループディスカッション等の実践的指導,企業研究セミナーを実施し,キャリア支援を行っています。

課外活動

クラブ活動の状況

 本学には,体育系52団体と文化系40団体の計92の課外活動団体があり,学生の多くが課外活動団体に所属しています。
 学生の自治会組織については,学生の自主組織である体育会と文化会の運営支援を行うとともに,クラブサークル代表者セミナーを開催し,課外活動団体の主体的運営を支援しています。大学祭や秋の祭典については,学生組織である大学祭実行委員会が中心となって,クラブ・サークルの代表,ステージ企画,出店企画,スポーツの祭典及び大学紹介等の催しものを企画・運営しています。また,近隣の幼稚園児や小学生を対象として,ゲームやものづくりなど,学生と子どもが一緒になって遊ぶ「子どもまつり」を,大学祭とは別に毎年春と冬に開催しており,地域社会との交流を行っています。

ボランティア活動の状況

 本学では,学部,大学院生から参加者を募り,教育活動,国際交流等のさまざまなボランティア活動を支援しています。
 教育活動支援としては,「外国人児童生徒のための学習支援」事業で連携している刈谷市,豊田市,知立市,豊明市の各市教育委員会からの依頼に応じて小中学校へ学生を派遣する小中学校個別ボランティアや,知立市立知立東小学校における放課後算数教室(マスマス教室),豊明市立双峰小学校における放課後日本語教室,また,本学で行っている土曜親子日本語教室の4つの形態で実施している外国人児童・生徒学習支援ボランティア,また,小中学校等へ出向いて科学実験を行い,理科の面白さを伝える訪問化学実験,東日本大震災の被災地での教育復興支援学生ボランティア,学校支援ボランティア等のさまざまなボランティア活動を継続して行っています。
 国際交流支援としては,本学の協定校からの留学生や外国からの訪問者への通訳・ガイド,日本語チューターなど様々な支援をする国際交流ボランティア活動を行っています。
 その他,障害のある学生に対する支援として,本学の学生ボランティア(情報保証支援学生団体)によるパソコンテイクやノートテイク支援,TAによる実験補助等の活動支援を行っています。

学生寮一覧

学生寮の有無
所在地刈谷市井ケ谷町広沢1 GoogleMapで参照
学生寮からキャンパスへのアクセス

キャンパス内

キャンパス内

定員192人
寮費(食費込)
寮費(食費無)28,000円
入寮条件

1.本学に入学することが決まっている者,またはすでに在籍している正規学生。
2.通学に公共交通機関を使って原則片道1時間以上かかること。
3.年間の世帯所得が780万円(給与収入換算1,000万円)未満であること。
4.学生寮は,共同生活の場ですので,周囲の人と仲良く協力し合って生活ができ,役員等の役割が回ってきたときには積極的な活動ができること。
 ※ 在寮期間は修業年限とする。

1.本学に入学することが決まっている者,またはすでに在籍している正規学生。
2.通学に公共交通機関を使って原則片道1時間以上かかること。
3.年間の世帯所得が780万円(給与収入換算1,000万円)未満であること。
4.学生寮は,共同生活の場ですので,周囲の人と仲良く協力し合って生活ができ,役員等の役割が回ってきたときには積極的な活動ができること。
 ※ 在寮期間は修業年限とする。

特色

本学学生寮は,自治寮として運営されており,生活のほぼ全般にわたって寮生が管理をしています。
【形態】 1人部屋 洋間14㎡(約8.5畳)(設備部分含)
【セキュリティー】
男子・女子各棟への入り口は,電子キーによる入退館管理を行っています。また,男子寮・女子寮ともに寮内に部外者及び異性を入館させることは,原則禁止していますので,面会は管理棟談話室で行ってください。
【A・B・C・D・E棟】
1.各室:ユニットバス,トイレ,ミニキッチン(流し台・ミニ冷蔵庫1台,卓上IHコンロ1台),エアコン,クローゼット・下駄箱(一体型),本棚,TVアンテナ端子(接続ケーブルは付いていません) 各1つ
2.各階:冷凍庫2台,洗濯機2台,衣類乾燥機2台,流し台
3.インターネットは各部屋(有線)で利用できます。
【F棟】
1.各室:ユニットバス,トイレ,ミニキッチン(流し台・卓上IHコンロ1台),エアコン,クローゼット・下駄箱(一体型),本棚,TVアンテナ端子(接続ケーブルは付いていません) 各1つ
2.各階:洗濯機2台,衣類乾燥機2台,流し台
3.インターネットは各部屋(有線)で利用できます。
【管理棟】
卓球台,ピアノ,テレビ,自動販売機があります。管理棟の談話室・自習室にはエアコンがあります。

本学学生寮は,自治寮として運営されており,生活のほぼ全般にわたって寮生が管理をしています。
【形態】 1人部屋 洋間14㎡(約8.5畳)(設備部分含)
【セキュリティー】
男子・女子各棟への入り口は,電子キーによる入退館管理を行っています。また,男子寮・女子寮ともに寮内に部外者及び異性を入館させることは,原則禁止していますので,面会は管理棟談話室で行ってください。
【A・B・C・D・E棟】
1.各室:ユニットバス,トイレ,ミニキッチン(流し台・ミニ冷蔵庫1台,卓上IHコンロ1台),エアコン,クローゼット・下駄箱(一体型),本棚,TVアンテナ端子(接続ケーブルは付いていません) 各1つ
2.各階:冷凍庫2台,洗濯機2台,衣類乾燥機2台,流し台
3.インターネットは各部屋(有線)で利用できます。
【F棟】
1.各室:ユニットバス,トイレ,ミニキッチン(流し台・卓上IHコンロ1台),エアコン,クローゼット・下駄箱(一体型),本棚,TVアンテナ端子(接続ケーブルは付いていません) 各1つ

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財務諸表等

財務に関する情報