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基本情報

大学の基本情報

大学名
新潟県立大学
本部所在地
新潟県新潟市東区海老ケ瀬471番地 
設立年(設置認可年)
2009
大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
025-270-1300
平日8:30-17:15
unp@unii.ac.jp
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大学の種類
公立・大学(大学院大学を含む)
総学生数(学部)
1,559人
総学生数(大学院)
28人
総教員数(本務者)
93人
教員(本務者)一人当たりの学生数
17.1人

大学の教育研究上の目的や建学の精神

新潟県立大学を設置する趣旨は、東アジア交流の拠点となりうるポテンシャルや豊かな食、自然などの強みを生かし、東アジア諸国との交流の拠点として活力ある地域であるとともに、子育てしやすく、健康長寿を楽しめることによって人々から選ばれる地域を創るための様々な課題に対応する人材を育成することにあります。これらの人材には、語学力やグローバルな視野などの国際性、地域への深い理解、また、国内外を問わず人と人との交流、共生を進める際に大切な豊かな人間性が求められます。
 そのため、新潟県立大学は、「国際性の涵養」、「地域性の重視」、「人間性の涵養」を大学の基本理念とします。

1.国際性の涵養
 東アジア諸国との交流の拠点として、世界各国との交流の推進による地域の再生を図る新潟県においては、国際共通語である英語や東アジアの言語を修得し、異文化理解を深め、国際性を育むことが求められています。新潟県立大学は、東アジアをはじめとする世界の人々との社会的・文化的交流の促進を目指し、グローバルな視点からの教育・研究を進めます。

2.地域性の重視
 グローバル化する地域社会にあって、地域の強みを生かして産業を発展させ、または地域の様々な課題を解決するためには、郷土の自然・文化を理解し、「自文化」を見直すことが求められています。新潟県立大学は、地域への深い愛情と理解を持って地域づくりや地域の共生を担う人材を育成し、地域社会に開かれた大学を目指します。

3.人間性の涵養
 地域づくりの根幹は人づくりです。地域の人々を結びつけ、共に生きていく社会を創りだすためにも、諸外国との交流を進めていくためにも、人間性豊かな人材が求められています。新潟県立大学は、豊かな人間性を培うために、学生一人ひとりに対してきめ細やかな教育を行い、学生同士が切磋琢磨し学び合う環境をつくります。

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大学の特色等

5つの方向性
新潟県立大学は、「国際」「地域」「人間」の各視点から社会の諸課題を幅広く研究し、これらの課題の発見と解決を担う中核的人材を育成するとともに、地域づくりに貢献する大学を目指します。

1.変化する時代を乗り切る知力のある人材の育成
 急速なデジタル化に対応したデータサイエンス教育の重視等、社会の要請や変化に的確に対応した取組みを強化しています。本学では数理・データサイエンス・AI への関心を育み、数理・データサイエンス・AIの適切な理解とスキルを学び、データ分析のための具体的デジタル手法を修得できる実践的データサイエンスの教育を実施しています。

2.国際社会にはばたき、地域社会を支える実践的専門力のある人材の育成
 国際的視野を持ち、地域社会を支える実践力を養うため、様々な視点から学ぶ機会や地域社会との連携を考える場を提供します。多文化共生についての理解を深め、積極的に地域の課題に取り組む力を育むための実地研修やフィールドワークを実施します。

3.グローバル社会をリードする語学力・コミュニケーション力のある人材の育成
 アクティブ・ラーニングの基本理念に基づき、自主的に学ぶこと、五感を駆使して学ぶこと、国境を越えた仲間と学ぶことに重点を置き、ロシア語・中国語・韓国語、そして英語を学ぶ充実したプログラムを提供します。さらに異文化間のコミュニケーション力や調整力を養うため多文化共生プログラムを提供し、リーダーシップや協働能力を養います。

4.個性を尊重し、社会を共に支え合う人間性あふれる人材の育成
 コミュニケーション力や他者との協調性を重視し、人間関係の構築やリーダーシップを育み社会を支える人材育成のため、地域社会とのコミュニティ活動やボランティア活動を支援します。地域社会の課題解決の機会や企業・自治体と連携し取り組む場を提供します。

5.世界に開かれ、地域に貢献する教育研究拠点 
 国際的な教育・研究のネットワークを活用し著名な研究者や社会で活躍するリーダーを迎えて講演会、シンポジウムを開催し、地域への貢献に努めています。教員は国際的な視野を持ち国際社会、政治、経済、言語、教育、健康等の学術分野
で優れた教育研究の成果をあげており、教育・研究のネットワークを拡充し教育拠点性向上に寄与しています。

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教育研究上の基本組織

学部(短期大学の場合は学科)
国際地域学部
人間生活学部
国際経済学部

 

研究科
国際地域学研究科
健康栄養学研究科

 

その他の学内組織
新潟県立大学図書館
キャリア支援センター
国際交流センター
地域連携推進センター
政策研究センター
外国語教育センター
情報基盤センター
国際産業経済研究センター
データサイエンス教育センター
北東アジア研究所
健康支援センター

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教育研究上の基本組織に関する説明

キャンパス情報

所在地

新潟市東区海老ケ瀬471番地 GoogleMapで参照

アクセス

○電車利用
上越新幹線でJR新潟駅下車
JR東京駅から所要時間約2時間
JR大宮駅から所要時間約1時間30分
JR長岡駅から所要時間約25分
JR新潟駅より
白新線 JR大形駅下車(所要時間約10分)、徒歩約15分

○自動車利用
関越自動車道・練馬IC~長岡JCT経由~北陸自動車道・新潟西IC(約300km) 約3時間40分
北陸自動車道・新潟西ICより約15分(国道7号新新バイパス海老ヶ瀬ICから2分)

○バス利用
新潟駅バスターミナル2番のりばから[大形線]に乗車(所要時間約25分)~「県立大学前」バス停下車・徒歩3分
 ※「津島屋」行きに乗車の場合は「大形本町」下車、徒歩8分

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外観

キャンパスの外観1

校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)

大学院棟(平成27年竣工 鉄骨造2階 906,16m2)
 平成27年度に大学院が開設され、大講義室・共同研究室・演習室・講義室・教員研究室が配置されています。

1号館A(平成5年竣工 鉄筋コンクリート造3階 (一部4階) 6,358.65m2)
 事務室、会議室等の他、各種講義室、教員研究室等が配置されています。また、同館には図書館が配置され、13万冊以上の蔵書の他、各種AV資料等を豊富に揃えています。

1号館B(平成22年竣工 鉄筋コンクリート造4階 3,065.50m2)
 キャリア支援センター、国際交流センター、地域連携推進センター等や外国語学習の支援を目的としたSALC(セルフアクセスセンター)の他、CALL教室、データサイエンス・多目的利用室、各種講義室、実習室、教員研究室等が配置されています。

2号館(昭和38年竣工 (平成20年改修) 鉄筋コンクリート造3階 3,642.60m2)
 調理学実習室、栄養学実習室、環境デザイン演習室など、各種実習室等の他、教員研究室等が配置されています。

コモンズ3号館(令和4年竣工 鉄骨造6階 5,884.13m2)
 講義室、児童心理学実験室、音楽レッスン室の他、健康支援センター、学生ラウンジ、教員研究室等が配置されています。

体育館(平成5年竣工 鉄筋コンクリート造 899.81m2)
多目的グラウンド(8,521m2)
 学生の体育授業やサークル活動、催事等に使用されています。

福利厚生棟"ぱれっと"(平成24年竣工 鉄骨造2階 969.79m2)
 学生食堂と売店があります。学生食堂では、ビュッフェ形式のメニューと週替わりの単品メニュー(麺・丼・カレー等)を販売しています。

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高等教育の修学支援新制度

高等教育の修学支援新制度の対象校か確認年月
○ 2019年9月

※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。 要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。

評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)

評価機関評価年月評価結果
公立大学法人評価新潟県公立大学法人評価委員会2025年9月良好
評価機関評価年月評価結果
機関別認証評価大学教育質保証・評価センター2022年3月基準を満たしている

学生支援

修学支援

 教員がきめ細かく学生を指導し、相談に応じる「アドバイザー教員制度」を採用しています。
勉強や学生生活に関する問題や悩み、進路に関する相談などに教員が応じる制度で、アドバイザー教員と気軽に話し合える関係を築き、定期的に面談を行うことを勧めています。
 また、SALC(Self- Access Learning Center)が、学生の自律的な語学学習(英・露・中・韓)をサポートすることを目的として設置されています。SALCでは「メンター」(語学支援員)が学生の語学学習全般をサポートします。

心身の健康に係る支援

□健康相談
 健康上の悩みや、健康診断の結果で気になることがあった場合など、学校医による相談を行います。
□フクさん相談室(カウンセリングルーム)
 カウンセラー(臨床心理士)による相談を行います。相談は予約制となっており、健康支援センター窓口やメールで予約ができます。
□定期健康診断・予防接種
 毎年4月上旬に、全学生を対象とした定期健康診断を実施します。また、希望者に対しインフルエンザの予防接種を実施しています。

留学生支援

<学習面>
□履修指導
 それぞれの留学生の言語レベルに応じて、開講されている講義の使用言語等を踏まえ、留学生が言語のハンデを感じることなく学習できるよう、一人ひとりの希望に即した履修指導を行っています。
□アドバイザー教員制度
 それぞれの留学生に対して、所属学部教員がアドバイザーとして配置されます。勉強や学生生活に関する問題や悩み等に教員が相談に乗りますので、特に勉強を進めるうえで困難なことがある場合、的確な助言を得ることができます。
□日本語教育
 留学生のレベルに合わせて日本語授業が開講されており、留学生が本学での就学に必要な日本語能力を身につけることができます。また日本語支援室が設置され、日本語でのレポートの書き方等、大学生として必要な日本語に関する知識も同時に学び、大学における学びを側面からサポートします。
□SALCでのサポート
 本学にはSALC(Self-Access Learning Center)が設置されており、メンターと呼ばれる専門の語学支援員が常駐しています。英語、ロシア語、中国語、韓国語をはじめ、日本語検定や日本語学習の書籍も充実しています。明るい自習スペースでは、学生が中心となって国際交流イベントなどが開催されます。

<生活面>
□住居
 現在、本学には、留学生専用の寮は完備されていません。そのため、協定校からの交換留学生は、大学による借り上げ宿舎を利用することとなります。基本的には大学まで徒歩で通学が可能な範囲での物件となります。
 また、正規の留学生については、賃貸借契約について、必要に応じてサポートを行っています。
□行政手続きに係る渡日サポート
 本学で留学生として就学するためには、市役所での転入届、国民健康保険・国民年金への加入等、様々な行政手続きが必要となります。これらの手続きはすべて日本語で行われ、留学生には難しい場合もありますので、渡日時に大学がサポートしています。
□留学生を支援する学生の配置
 留学生には、学習面及び生活面をサポートする学生が配置されます。この学生は、大学生活の色々なことを教えるだけでなく、日本語の会話練習の相手として、また良き友人として日本での留学生活をサポートします。

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留学生支援(日本人学生への支援)

<学習面>
□履修指導及びカウンセリング
 学生個人のアドバイザー教員と各言語圏担当教員の連携により、学生の進路や語学レベル等を確認しながら適切な履修指導を行っています。また、協定校の状況を熟知している教員及び事務局(国際交流課)が、上記履修指導に加え、現地キャンパス及び周辺環境等(施設、住まい、費用等)についても助言を行っています。
□SALCでのサポート
 語学支援員による発話練習、TOEFL等留学に必要な語学試験準備等のサポートを行っています。また、発話を中心とした学習イベントも定期的に開催しています。

<生活面>
□留学中の継続的なフォローアップ(担当教員・事務局)
 在学生向けポータルサイトを活用し、月1回の在籍確認をすると共に、現地での学習・生活についての現況報告や相談も含めたフォローアップを行っています。国際交流課を窓口として、相談内容により担当教員及び事務局内関係他部署へのスムーズな引渡しを行っています。
□大学主体の包括契約による海外旅行保険料の割引
 海外旅行者保険を大学主体の包括契約としており、学生が負担する保険料が割引となります。

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障害者支援

 障がいのある学生に対しては、教室内座席の配慮のほか、パソコン等の持参使用及び講義内容録音等の許可、必要に応じノートテイキングボランティアの募集などの授業支援を行います。
 また、定期試験においては、別室受験、試験時間の延長、解答方法配慮などの支援を行っています。
 障がい学生への支援に関する規程を制定し、障がい学生支援委員会を中心に支援を行っています。

 肢体不自由な学生のためには、手すり、スロープ、車椅子専用机及び多目的トイレなどを必要な箇所に設置しています。

就職・進路選択支援

□進路相談
 就職活動や進路に関する相談、履歴書やエントリーシートの添削指導、個別の面接練習等に対応しています。
□就職ガイダンス・各種講座
 就職ガイダンス、ビジネスマナー講座、公務員ガイダンス等、就職活動に役立つテーマを設定し、各種講座やガイダンスを開催しています。
□セミナー
 企業関係者や地方自治体職員による、講演会・セミナーを実施しています。また、管理栄養士、保育士、社会福祉等の専門職の仕事内容や働き方等を聞くセミナーを企画しています。
□インターンシップ
 学生が県内外の企業や地方自治体等で一定期間、仕事を体験するインターンシップ(就業体験)を推進しています。一般企業や地方自治体を中心に多くの学生がインターンシップに参加しています。
□企業見学バスツアー
 県内企業を中心に企業見学バスツアーを実施しています。1年生から参加できるため、インターンシップの参加の基礎となり、将来の職業選択に役立っています。

課外活動

クラブ活動の状況

クラブ、サークルの設立(継続)は学生自治会が管理しています。
他校との交流戦や大会での勝利を目指して日々汗を流すスポーツ系のサークルや、地域や社会との接点のある活動を展開するボランティア系サークルなど様々なサークル、学生団体が活動をしています。

ボランティア活動の状況

学生寮一覧

学生寮の有無

財務諸表等

財務情報
 財務諸表、事業報告書、決算報告書、監査報告書を公表しています。