学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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国際地域学科 | 4年 | 学士(国際地域学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
国際地域学部のカリキュラムは、国際性の涵養、地域性の重視、人間性の涵養という新潟県立大学の理念に基づいて設定された基盤科目と、学部・学科の目的に基づいて設定された展開科目及び卒業研究からなっています。
1. 高い語学活用能力を育む外国語科目・海外研修科目
高い語学活用能力を育むため、基盤科目の外国語科目群に、グローバルな環境で英語が使える学生の育成を目標とする英語教育プログラム「ACE(Academic Communicative English)、ロシア語・中国語・韓国語を導入し教養的に学ぶ「露中韓(共通)」、海外英語研修や海外実地研修を含む「海外研修」の科目群を配置します。また、展開科目の露中韓コース科目にロシア語・中国語・韓国語を集中的に学ぶための外国語科目と研修科目を配置します。
2.グローバルな視野と豊かな教養を身に付ける基盤科目
基盤科目には、「外国語」と「海外研修」科目群のほかに、情報リテラシーや体育などからなる「基本技能」、現代人に必要な豊かな教養を身につける「現代教養」の科目群からなっています。「現代教養」は「新潟学」「歴史と文化」「人間社会と科学」「社会と経済の仕組み」の科目群からなり、グローバルな視野を持って新潟の課題を考え、人間や社会・科学について理解を深め、主体的に行動できる資質・能力を培います。
3.学問的基盤と学際的視野を持ち国際貢献・地域貢献ができる人材を育む展開科目
展開科目は学部共通の科目とコース科目からなっています。学部共通の科目は、国際地域学部の共通のベースをつくると同時に、各コースへの橋渡しとなる科目で、「導入科目」「特殊講義」「フィールドワーク」「情報発展」の科目群があります。
1年終了時に2年次から所属するコースを一つ選択します。2年次以降は学部共通に学んだ基礎の上に、以下のそれぞれのコースの教育目標に沿って専門的科目を学修します。
○国際関係コース:政治・経済の視点から現代社会が直面する諸課題を検討し、国際社会の平和と発展のために貢献できる人材を育成します。
○比較文化コース:異なる文化や言語の比較・探求を通して、地域の国際化や国際交流に貢献できる人材を育成します。
○露中韓コース:ロシア、中国、韓国のいずれかの言語を習得し、文化や社会を理解することによって、国際交流の中核となる人材を育成します。
4年次に、本学科での学修・研究成果のまとめとして卒業研究を行います。さらに、「国際」と「地域」に関わる専門的学修を基礎に、中等教育の教員として十分な知識・技能と高い語学能力をもつ教員を育てるため、中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)を取得できる科目を設置します。
国際地域学部のディプロマ・ポリシーで設定した身につけるべき4つの「知・力」を獲得できるように、下記の方針によってカリキュラムを設定します。
<知識・理解>
(1)基盤科目に文化、社会、または自然に関する幅広い分野の科目を配置する。
(2)新潟学に新潟県の特徴に関する幅広い分野の科目を配置する。
(3)①展開科目に国際地域学を学修するための基礎となる学部共通の科目を配置する。
②展開科目にコースごとの教育目標に沿って学修する専門的科目をコース科目として配置する。
<基本的技能・態度>
(1)基盤科目に、文学や芸術、体育、社会貢献活動、異文化交流などについて体験・学習できる科目を配置する。
(2)①基盤科目と展開科目にグループや集団で課題解決に取り組む科目を配置する。
②基盤科目と展開科目に学外で社会の一員として行動する海外研修やフィールドワークなどの実習科目を配置する。
(3)基盤科目に情報収集や分析の基礎となる科目を選択できるように配置し、展開科目に国際地域学に関連する学術的・実践的課題の解決に必要な知識や情報を収集・整理・分析するための演習や実習を含む科目を配置する。
<コミュニケーション能力>
(1)基盤科目に情報の収集・整理・分析・発信に必要な基本的技能を習得できる科目を選択できるように配置し、展開科目に学修の成果をスライドや資料、レポート、論文などにまとめて発表する科目を配置する。
(2)基盤科目と展開科目に、スライドや資料、レポート、論文などの内容をディスカッションし、学修の成果や理解を互いにブラッシュアップする科目を配置する。
(3)基盤科目と展開科目に外国語科目を配置し、展開科目に英語で国際地域学について専門的に学ぶ科目を配置する。
<総合的活用力>
国際地域学に関連する知識や理解、基本的技能・態度、コミュニケーション能力を総合的に活用して研究を行い、発表・討論する科目として、卒業研究を配置する。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
1年次に全学共通基盤科目と学部共通の基礎的科目で専門教育の基礎を築いた後、2年生からは、3つの互いにリンクしたコース(国際関係コース、比較文化コース、露中韓コース)に分かれます。学生はそれぞれのコースで体系的に学びながら、より細分化された専門科目群によって構成されるモジュールを選択して学修をすすめることができます。
<国際関係コース>
国際関係の理論的枠組みを学び、実践的な英語力を使って世界の課題に取り組む。
主なモジュール:グローバルイシュー・紛争と平和、東アジアの国際関係、ポストコロニアル研究、ACE Advanced
<比較文化コース>
高度な英語運用能力習得にチャレンジし、言語、文化、社会を捉える様々な視点を学び、多文化共生社会の課題に取り組む。
主なモジュール:英語圏の社会と文化、Language and Language Learning、フマニタス、ジェンダーと社会、環境と文化、ポストコロニアル研究、共生日本語教育、ACE Advanced
<露中韓コース>
露中韓の言語文化を専門的に学びつつ、異文化理解の、そして地域および隣国における文化間の架け橋となる能力を養う。
主なモジュール:ロシア言語文化専修、中国言語文化専修、韓国語言語文化専修、フマニタス、共生日本語教育
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
国際地域学科は、グローバル化の進行が国際社会のみならず地域社会にも影響を与える中、国際的に活躍でき、地域のグローバル化に対応して地域づくりを担う人材を育成することを目指します。そのために本学科では、従来別個のものとして行われてきた「国際研究」と「地域研究」を融合した「国際地域学」を探求し、グローバルな視野をもってローカルな課題に取り組む学生を育てます。
所定の単位を修得し、以下に示す4つの「知・力」を身につけた者に、学士(国際地域学)を授与します。
<知識・理解>
(1)文化、社会、自然などに関して各自が選択した分野の知識を獲得し、理解する。
(2)新潟県の特徴に関して各自が選択した分野の知識を獲得し、理解する。
(3)①国際地域学を学ぶための基礎となる知識を獲得し、理解する。
②国際地域学の研究に必要な専門知識を獲得し、理解する。
<基本的技能・態度>
(1)文学や芸術、体育、社会貢献活動、異文化交流などの体験・学習を通して、自らの社会生活を豊かにするための素養・態度を養う。
(2)グループの一員として主体的・協調的に課題に取り組む態度を身につける。
(3)国際地域学に関連する学問的・実践的課題の解決に必要な知識や情報を収集・整理・分析する能力を身につける。
<コミュニケーション能力>
(1)国際地域学に関連する知識や情報の収集・整理・分析の過程や結果をまとめてスライドや資料、レポート、論文などにまとめ、論理的に解りやすく表現する能力を身につける。
(2)国際地域学に関連してまとめられたスライドや資料、レポート、論文などの内容について意見を交換し、互いに内容の理解を深め、改善に役立つ意見を交換する能力や態度を養う。
(3)外国語での会話や、資料の読解、文章表現を行う基礎的・発展的な能力を身につける。
<総合的活用力>
国際地域学に関連する知識や理解、基本的技能、コミュニケーション能力を総合的に活用して研究が行える。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | 0円 |
編入学 | 可 | 0円 |
(2024年9月25日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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政治・政策学 国際関係学・国際協力 国際文化学・国際地域研究 |
専攻分野に関する説明