学科・専攻等
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
専門性の高い知識や研究方法論、理論、そして実践的な能力を授業科目で修得します。毎週の授業に並行して実践活動を行なう授業科目を設け、理論と実践の往還による高度な理論に裏付けられた実践能力を身につけます。また主査となる指導教員を中心に複数の指導教員による定期的な研究状況進捗報告会が開催され、その研究成果の確認と研究指導が行われます。学会誌や専門誌などの論文発表、学会発表だけではなく、展覧会や公演、プロジェクトの企画運営など実践的な成果もまたその研究成果の構成要素になります。学位審査は、論文審査と口述試問で行われますが、実践を伴った研究の場合にはその成果を論文の一部に加えることも可能です。博士論文審査については、予備申請を経た後、3名以上の専門審査員によって公開で行われ、審査後は公開の博士論文発表会が開催されます。発表会には実践的成果を加えることができます。合格者には博士(学術)が授与されます。
各科目の評価については、東京藝術大学成績評価に関する申合せによる評価基準のもと、各科目の特性に従ってシラバスに記載している方法によって公正に評価を行います。学位論文の審査にあたっては、以下の3点を主な基準として合否判定を行ないます。
(1)研究及び実践活動が国際的な水準で独創的であり、今後グローバルな活躍が期待できるかどうか。
(2)研究や実践活動が、美術や音楽、映像などさまざまな芸術領域を横断的に捉える視点から客観的に位置づけられ、適切に研究や実践が文脈化されているかどうか。
(3)研究活動や実践活動が、将来の芸術文化の発展に貢献し、その研究成果を政策提言などさまざまな形で具体的に社会に還元することができるかどうか。
学位論文に併せて研究課題に関わる実践活動の成果報告書の提出が課されている者に関しては、学位論文を主体とし、実践活動の成果報告書を論文に付属する構成要素として、全体の評価を行ないます。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
国際芸術創造研究科博士課程では、グローバル化をはじめとする社会や経済、技術の発展とそれに伴う芸術文化の変容に対応しながら、美術、音楽、映像等さまざまな芸術領域を横断的な視点で捉え、公演や展覧会を通じて表現の場を提供する専門性の高いプロデューサーやキュレーターを育成するとともに、そうした芸術文化の活動の社会との関係を分析し、政策提言・実践を行う研究者を育成します。
博士後期課程では、修士課程等で修得した能力を基盤として、国際的な水準でより専門性の高く独創的な芸術文化の研究を行い、社会にその成果を還元する実践的な能力をもつ人材に博士の学位を授与します。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
| 可否 | 費用負担 | |
|---|---|---|
| 転学部 | 不可 | |
| 編入学 | 不可 |
(2025年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
| 専攻分野 |
|---|
| 文化学 文化人類学・民俗学 政治・政策学 経営学 社会学 放送・新聞・メディア・マスコミ 美術 音楽 舞台・演劇・舞踊 キャリアデザイン 国際文化学・国際地域研究 地域社会学 |
専攻分野に関する説明