大学の基本情報
- 大学名
- 福岡教育大学
- 本部所在地
- 福岡県宗像市赤間文教町1番1号
- 設立年(設置認可年)
- 1949
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 0940-35-1200
平日8:30から17:00
連絡先ページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 2,568人
- 総学生数(大学院)
- 99人
- 総教員数(本務者)
- 166人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
○目的
福岡教育大学は、学術の中心として深く専門の学芸を研究教授するとともに、広く知識技能を開発し、豊かな教養を与え、もって有為な教育者を養成し、文化の進展に寄与することを目的とする。(福岡教育大学学則第2条)
○理念
福岡教育大学は、生涯にわたり学び続ける有為な教育者を養成し、九州・沖縄地方ひいては我が国の持続的な発展に寄与する。これにより、九州・沖縄地方における教員養成の拠点大学としての責務を果たす。
そのために本学は、教育に関する幅広い研究を行い、国内及び世界の教育機関と学術交流を推進する。その成果を基に、学生に豊かな教養と深い専門的知識及び技能の獲得を促すとともに、学校現場における豊かな体験を得る機会を創出する。また、すべての構成員がその能力を充分に発揮できるよう、不断の自己改革に努める。
大学の特色等
本学は、九州・沖縄地方における教員養成の拠点大学として、生涯にわたり学び続ける有為な教育者を養成するという基本理念のもとで、これまでに積み上げてきた強みや特色を強化し、教員養成を中心として、より一層の成果を挙げていくことを期しています。本学が、この使命を、自信と誇りをもって果たすことができるように、運営と経営にあたります。
まず、学修者本位の教育を実現するために学生組織改革、学位プログラムの中で各課程の主専攻に加えて〈選択領域〉を設定して学生の多様性に応じるカリキュラム改革、そして入学者選抜をプログラム単位で実施して学位プログラムの円滑な履修を可能にする入試改革を実施しました。このような改革の成果として体系的に再構築した学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)及び入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)のもと、学部・大学院の教育を行い、恒常的にその評価・改善を実施していきます。また、正課外活動としても、「学生ボランティア活動認定システム」によって、学校や保護者、地域と協働して活動することができる資質・能力の向上を図ります。
研究においては、「教育総合研究所」を中核として、九州内の教育委員会や他大学、本学附属学校などと連携し、学校教育の課題解決に資する、さらにはSociety 5.0における新しい教育のあり方等の検討に資する研究プロジェクトを推進します。
教員研修については、教員免許更新制の廃止を踏まえ、各教育委員会との連携関係のもとで、良質な学習コンテンツの形成等、教師の資質・能力の向上につながる効果的な支援を行い、教員養成だけでなく教員研修でも貢献する大学になっていくことを目指します。
令和8年度に開校が予定されている県立特別支援学校の本学キャンパス内の設置に関しては、福岡県、宗像市及び本学との共同研究体制を整備し、その成果を活用した先導的な特別支援教育を実践することができるよう、引き続き連携の強化を図ります。
今後、教員と事務職員の教職協働により、これらの教育・研究活動及び社会貢献・国際交流の分野で、教員養成大学としての揺るぎない地位を築きます。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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教育学部(教員養成) |
研究科 |
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教育学研究科(修士課程) |
教育学研究科(専門職学位課程) |
その他の学内組織 |
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教職教育院 |
附属福岡小学校 |
附属小倉小学校 |
附属久留米小学校 |
附属福岡中学校 |
附属小倉中学校 |
附属久留米中学校 |
附属幼稚園 |
学術情報センター |
健康科学センター |
教育総合研究所 |
教育総合研究所附属特別支援教育センター |
学内共同利用施設ものづくり創造教育センター |
学内共同利用施設キャリア支援センター |
教学共創マネジメントセンター |
グローバルラーニングセンター |
障害学生支援センター |
学生ボランティア活動推進本部 |
教員研修支援センター |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
アクセス
JR「教育大前」駅から徒歩10分
詳細は大学HPをご覧下さい。
外観
校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
キャンパス北側に位置する城山の麓に有り、丘陵地を活用した施設配置計画となっています。
詳細は、大学HPをご覧ください。
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
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○ | 2020年4月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(第3期中期目標期間) | 国立大学法人評価委員会 | 2023年3月 | 教育:達成/研究:達成/社会連携:達成/その他:達成/業務運営:おおむね達成/財務内容:達成/自己点検評価:達成/その他業務:達成 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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大学機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2022年3月 | 適合している |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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教職大学院認証評価 | 教員養成評価機構 | 2023年3月 | 適合 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人福岡教育大学外部評価委員会 | 2014年3月 | 大学院教育学研究科教育科学専攻の質の向上[優れた点および特色ある点⑤][改善を要する点⑤] 使命・役割を踏まえた附属学校の在り方とその成果[優れた点および特色ある点⑤][改善を要する点⑤] |
学生支援
修学支援
教員養成学部では、卒業時に教育職員免許状を取得できる単位を修得している必要があることから、教育職員免許法に定められた科目を充足するため、他の学部に比べて必修科目が多くなっています。本学ではこれらの授業科目を系統的に学習できるよう、特に1年次から2年次の間は多くの授業科目についてクラス単位で学修を進めます。このクラスでは教員を目指す学生同士が互いに切磋琢磨し、あるいは協力し合いながら一人一人の力量を高めていきますが、これは教員になってからも学校というチームの一員として行動できるようになるために必要なトレーニングでもあります。
初等教育教員養成課程ではおよそ28人で1クラス(幼児教育選修では15人で1クラス)、中等教育教員養成課程では免許教科ごとの専攻のまとまりで1クラス、特別支援教育教員養成課程では6人で1クラスを編成します。
このような学修集団に対してガイダンスをしたり、個々の学生に個別に指導したり、個々の学生からの相談に応じたりするため、複数の教員がチームで対応します。
また、優秀な学生に対しては、本学独自の各種表彰制度や奨学金制度を設けており、その努力に敬意を表し功績を讃えるとともに、さらなる活躍を促すための支援を行っています。
○福岡教育大学学生表彰
学業が特に優秀な学生や、研究活動・課外活動・社会活動において特に顕著な成果や功績をあげた学生又は学生団体を表彰。学長より表彰状の授与、及び後援会より記念品の贈呈。
○福岡教育大学優秀教育実習生賞表彰
教育実習生として優秀であったとの推薦を受けた学生で、教員になる強い意志を持つとともに、その活躍が嘱望される学生を表彰。学長より表彰状の授与、及び後援会より記念品の贈呈。
○福岡教育大学学業成績優秀者奨学金
教育学部3年次に在籍する学生で、学業において特に優秀な成績を収めた者に対して、奨学金を支給する。
(教育学部の「費用及び経済的支援」にある「奨学金」もご覧ください。)
心身の健康に係る支援
健康科学センターでは、本学における学生及び教職員の健康管理を行うために、医療部門とカウンセリング部門を置き、医師、看護師、カウンセラーが常駐しています。
〇医療部門
病気やケガの対応、健康診断や健康相談等の医療サービスを提供しています。
〇カウンセリング部門
学生へのカウンセリング、教職員のコンサルテーションを行っています。
留学生支援
3名の留学生担当教員、及び事務職員が留学生の修学・生活上の支援を行っています。
留学生向け授業科目として「日本語1、2」「日本の教育制度A、B」等を開設しており、さらに、留学生の日本語学習を支援するため、内容の異なる複数の日本語補講を開設しています。
通常授業に加え、留学生の日本理解特別プログラムとして、日本文化体験活動を行います。地域の伝統工芸を作ったり、福岡県以外に研修旅行に行ったりして、日本文化を体験します。活動内容によっては、日本語でプレゼンテーションを作成し、感想レポートを書くこともあります。
また、福岡教育大学では、留学生に日本人学生チューターを配置しています。チューターは、各種手続き等の生活上の支援や、日本語や授業の履修等に関する修学上の支援を行います。チューターは留学生の身近な存在として大きな役割を果たしています。
学生寮は留学生も入寮可能で、日本人学生との共同生活によって、日本語や日本の文化、習慣を身につける機会、場として利用できます。
本学にはKIZUNAという国際交流サークルがあり、多くの留学生・日本人学生が交流しています。活動内容は、書道やもちつき等の日本文化体験、スポーツ大会、ハロウィンパーティー、果物狩り等、様々です。
さらに、本学では留学生と地域住民の交流にも力を入れています。地域のワールドフェスティバルへの参加、地域の小学生等に留学生の母国を紹介するゲストティーチャー、着付け体験、料理教室等、近隣の自治体と協力しながら様々な交流を実施しています。
留学生支援(日本人学生への支援)
現在は7ヵ国・1地域に13校の国際交流協定校があり、毎年協定校への留学生派遣を行っています。交流協定に基づく国際交流協定校への留学については、留学期間を修業年限に含むものとして扱い、単位互換制度を整備しています。
短期留学のプログラムでは国際交流協定校だけでなく、欧米諸国やオーストラリアなどでの語学研修を実施しており、中には申請に基づき単位認定を行っているものもあります。
本学の留学制度について知る機会とするために、留学説明会や留学経験者の報告会を複数回開催し、留学を目指す学生が留学経験者と直接意見交換することができる場を設けています。
留学を考えている学生への支援プログラムの一環として、正課授業とは別に、留学先での学習・研究に役立つ語学や文化的知識を養うために韓国講座、中国講座、英会話講座を開講しています。
本学独自の給付型奨学金として「福岡教育大学国際交流協定校派遣支援奨学金」も整備しており、派遣留学生の経済的支援にも取り組んでいます。
【参考】国際交流協定校
・遼寧師範大学(中華人民共和国)
・国立彰化師範大学(台湾)
・釜山教育大学校(大韓民国)
・韓国教員大学校(大韓民国)
・大邱教育大学校(大韓民国)
・カセサート大学(タイ王国)※1
・リンネ大学(スウェーデン)※2
・北アリゾナ大学(アメリカ合衆国)
・ウィスコンシン大学ラクロス校(アメリカ合衆国)※1
・ウィスコンシン大学リバーフォールズ校(アメリカ合衆国)※1
・マキュワン大学(カナダ)※1
・トンプソンリバーズ大学(カナダ)※1
・オルデンブルク大学(ドイツ)
※1 短期留学のみ行っています。
※2 2025年秋をもって協定を解消するため、現在は協定派遣募集を行っていません。
障害者支援
2009(平成21)年11月に開設された「障害学生支援室」を、更なる支援の充実を図るため、発展・拡充し、2015(平成27)年8月より「障害学生支援センター」として発足しました。障害学生支援センターでは、障害のある学生、本学の入学を希望する方及び本学を利用する方が、本学での修学、学生生活、大学行事等において適切な支援を受けることができるよう、支援しています。また、「独立行政法人日本学生支援機構障害学生修学支援ネットワーク」の九州・沖縄地区拠点校、「日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)」の参加校として、修学支援に関する情報提供を行っています。障害学生支援センターの主な支援内容は、依頼に応じて、パソコンテイカーの派遣、動画の文字起こしや視聴覚教材への字幕挿入、拡大資料の作成、教職員や実習先への配慮依頼、支援機器の貸出、環境整備などです。
就職・進路選択支援
卒業後の進路の実現を入学直後からバックアップするため「キャリア支援センター」が設置されています。
キャリア支援センターでは、就職支援に関する事業の実施や教育委員会・企業等による採用説明会の開催、個別の就職・進路相談、自己PR等の添削、面接指導などの取組を行っています。求人票・インターンシップ情報は、学生にオンラインで配信しています。キャリア支援センターには、募集要項、問題集、参考書、雑誌等の就職関係資料を揃えています。就職関係資料は、自由に閲覧できるほか、問題集や雑誌等の貸出も行っています。
【主な支援内容】
○教員就職対策
教員を目指す学生を対象に、2年次から4年次の教員採用試験が終わるまでの期間、通常の授業とは別に、「教員採用試験のための特別講座」を学内で無料開講しています。教員採用試験の内容は筆記試験(教職教養・一般教養・専門教科)、論作文、実技、集団討論、面接(個人・集団)、適性検査など幅広く、特別講座ではそれらの内容を段階に応じて、受験地や受験校種ごとにきめ細かい指導を行っています。
○企業・公務員就職対策
3年次に、就職活動の心構えや自己PR、履歴書の書き方などの「就職ガイダンス」を開催しています。
課外活動
クラブ活動の状況
福岡教育大学における課外活動は、学生の自主的な活動の中心であり、その文化・スポーツ・学術等の多方面にわたる活動は、正課授業と切り離せない密接な関係にあり、重要な意義を持っています。課外活動は、大学生活を豊かで有意義なものにするだけではなく、身に付けた専門的な技術は教育現場や社会において大きな機能を果たすものと考えられます。
本学では、58以上の公認団体が活動しています。
ボランティア活動の状況
福岡教育大学では、学生のボランティア活動が地域や学校への貢献活動に留まらず、学生が、自主性、責任感、協調性、社会適応能力等を育み、教育実践力を身につける良い機会であるととらえ、学生のボランティア活動を支援しています。
【参考】
2019(平成31)年度実績:延べ3,751名の学生がボランティアに参加
2020(令和2)年度実績:延べ1,331名の学生がボランティアに参加
2021(令和3)年度実績:延べ1,584名の学生がボランティアに参加
2022(令和4)年度実績:延べ1,830名の学生がボランティアに参加
2023(令和5)年度実績:延べ1,973名の学生がボランティアに参加
(新型コロナウイルス感染拡大に伴うボランティア自粛等のため参加実績が減少)
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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有 |
所在地 | 男子寮(武丸寮) 宗像市大字武丸832番地1 GoogleMapで参照 |
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学生寮からキャンパスへのアクセス |
大学から約2.5km 大学から約2.5km |
定員 | 85人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 5,000円 |
入寮条件 |
収容対象:男子学生 収容対象:男子学生 |
特色 |
○寮費についての補足 ○寮費についての補足 |
(2024年9月20日現在) | |
所在地 | 女子寮(城山寮) 宗像市赤間文教町1番20号(福岡教育大学内) GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
福岡教育大学内 福岡教育大学内 |
定員 | 152人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 6,000円 |
入寮条件 |
収容対象:女子学生 収容対象:女子学生 |
特色 |
○寮費についての補足 ○寮費についての補足 |
(2024年9月20日現在) |
財務諸表等
ページタイトル
独立行政法人情報公開法◇財務に関する情報
説明
平成16事業年度以降の財務諸表等を掲載している