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人間社会学域 経済学類

 
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学部・研究科等の特色等

経済学類の大きな特徴は,少人数教育です。1年次のアカデミックスキル及びプレゼン・ディベート論,2年次第4クォーター以降の8クォーター分の専門演習(ゼミナール)といった少人数の授業を必修としており,そのもとでコミュニケーション能力やプレゼンテーション,資料収集,レポート作成,語学修得等の基礎的スキルを身につけます。とりわけ専門演習では,実践的な調査研究能力や情報処理能力を高めるためのきめ細やかな指導を行い,論文執筆や研究発表の機会も設けています。また,講義科目は原則としてクォーター制で運用されるため,1クォーターでの集中的な学習が可能となるほか,海外留学で1クォーターを活用することも可能にしています。
また,エコノミクスコース,グローバル・マネジメントコースの2つのコースがあり,2年次第4クォーターのゼミ配属と同時期に配属します。演習を通じて専門性を深めていくべき分野に応じてコースを選択することが望まれます。

学部・研究科等の特色等

本学Webサイトからご確認ください。


「エコノミクスコース」では,経済理論・現状分析・政策立案にわたる問題に対する関心と広い知識を涵養します。ミクロ・マクロという経済学の基礎的な理論を前提とした上で,その他の応用的理論や計量的手法を学ぶとともに,分野ごとに異なる具体的な政策の枠組み,現状分析,政策課題等を学びます。
経済学はそもそもすぐれて実践的な意義を持つ学問ですが,高度な政策決定の過程においては,経済理論の知識が不可欠です。エコノミクスコースでは,理論と政策の双方向のフィードバックを通して,経済理論に裏打ちされた実践的な政策立案・評価能力のある人材を養成します。経済学の理論と政策が行われる実際のプロセスや評価を同時に学ぶことにより,経済学の面白さを十分に味わうことができます。


「グローバル・マネジメントコース」では,主体的に組織経営に参画できるような職業人としての基礎的能力の涵養を目指します。組織マネジメント分野や財務・金融論分野の履修を通じて,営利・非営利の企業活動におけるPlan→Do→Check→Actionのマネジメントサイクルの全体像及び各局面について学習します。
グローバル化の深化とともに,ビジネスの社会では経営理念や仕組み,ガバナンス,人事制度が急激に変化してきています。グローバル・マネジメントコースでは,基礎となる経済分野の知識に加えて,企業組織,財務会計,企業行動,情報科学に関する理論的な知識,及び経営戦略やマーケティングなど,企業活動に直結する実践的な知識を学びます。それを通じて,企業の現状を的確に分析し,社会における健全な企業成長・発展のあり方を考えつつビジネスを担う柔軟性と専門性を持った人材を育成します。

「エコノミクスコース」,「グローバル・マネジメントコース」いずれのコースでも,国際感覚を身につけることが求められます。グローバル化が進む中で求められる国際感覚とは単に語学力を磨くことではなく,様々な国や地域によって異なる経済環境,その背景となっている歴史的経緯や社会構造の相違を理解すること,各国間に環境や安全性,公平性等に関する共通ルールを構築することの意義や課題を考える想像力を養うことです。経済学類の両コースではこうした国際感覚を磨くための科目群(グローバル系科目群)を共通して学びます。
世界経済・国際金融などの国際経済の基本的仕組み,日本・ヨーロッパ・アジア各国の社会経済情勢とその歴史的背景,各国の経済社会の比較考察,等の学習を通じて世界経済の多様性やその共有する性格についても学び,世界を多面的に理解する力を養います。

過去3年間の卒業者の進路は,多様です。もっとも比率が高いのは民間企業,次いで公務員です。民間企業では金融・保険業,製造業,そして情報通信業が多く,公務員では県庁,市役所,国家総合が多くなっています。また,就職先が北陸,東海,関東,近畿と幅広くなっていることも特徴です。