2018年に創立100周年を迎える電気通信大学は、科学技術イノベーションを先導し知識基盤社会を支える高度人材の育成・輩出を最重要使命と認識し、更なる機能強化に向けて改組・再編を実施し、2016年度から新たな教育研究体制をスタートさせました。
情報理工学部を情報理工学域に、大学院情報理工学研究科と情報システム学研究科を統合し、新しい情報理工学研究科にそれぞれ改組・再編しました。
詳細は、http://www.uec.ac.jp/department/kaiso2016/をご覧下さい。
大学の基本情報
- 大学名
- 電気通信大学
- 本部所在地
- 東京都調布市
- 設立年(設置認可年)
- 1949
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 042-443-5000
連絡先ページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 3,388人
- 総学生数(大学院)
- 1,485人
- 総教員数(本務者)
- 298人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
電気通信大学は、人類の持続的発展に貢献する知と技の創造と実践を目指し、三つの理念を掲げます。
【理念1:万人のための先端科学技術の教育研究】
情報と通信を核とした諸領域の科学技術分野において、世界をリードする教育・研究拠点として教育力と研究力を発展させます。
1.我々の生活環境を安心・安全で豊かなものにするための、先端科学技術分野の教育・研究を推進します。
2.情報、通信、制御、材料、基礎科学、および将来の社会に必要となる諸分野の教育・研究を推進します。
3.理論からものづくりまでの特徴ある研究で、世界をリードする教育・研究拠点を目指します。
【理念2:自ら情報発信する国際的研究者・技術者の育成】
社会と技術への幅広い見識、国際性、倫理観を備えた、創造力と実践力のある研究者・技術者を育成します。
1.我が国の科学技術創造立国を弛まぬ教育と研究で支え、世界に貢献する実践力のある人材を育成します。
2.高い倫理観、コミュニケーション能力、判断力を持つ指導的な研究者・技術者を育成します。
3.学部教育と大学院教育の連携を推進し、大学院教育の高度化と多様化をより一層図ります。社会人教育を重視し、留学生の受け入れと送り出しを一層充実させます。
【理念3:時代を切り拓く科学技術に関する創造活動・社会との連携】
広く内外と連携した知と技の創造活動を通じて、我が国と国際社会の発展に貢献します。
1.国内外の研究者の交流を活性化し、同時に国際化を推進します。
2.国際的視野に基づき、広く外部の機関との連携を強化し、時代を切り拓く科学技術分野の研究を推進します。
3.地域産学官民連携を強化します。
大学の特色等
【幅広い理工系分野】
大学名から、電気・通信分野のみの大学と思われがちですが、実際には、情報・電気・通信の素養を公約数としつつ、材料科学、生命科学、光科学、エレクトロニクス、ロボティクス、機械工学、メディアなど、理工学の基礎から応用まで、広範な分野での教育と研究を行っています。
【層の厚い教育と最新の設備】
豊富な演習・実験による体得型の授業、産業界との強いつながりを活用した現場密着型のキャリア教育、交換留学生制度などの国際化対応。この層の厚さが本学の教育の特色です。高速のネットワーク環境や最新鋭の図書館など、施設・設備が整備された中で、世界に貢献する高度な専門技術を備えた人材を育てています。
【充実したものづくり教育プログラム】
『楽力』とは、学習、創造、仕事などを“楽しむ”能力のことです。本学では「ものづくり教育の根本は、ものづくりの楽しさと喜びを知り、つくりあげた達成感を得ること」と考え、ものづくりを楽しむ力を養い、創造性を高める教育プログラム、『楽力』教育を展開。「ロボメカ工房」、「電子工学工房」、「ヒューマンメディア工房」などのプロジェクトを実施しています。
【便利で恵まれた環境】
東京都内の多くの大学が所在する多摩地区(調布市)にあり、緑豊かな環境です。
新宿へ電車(京王線)でわずか15分、最寄りの調布駅へは徒歩5分と非常に便利で、数多い大学のうちでも恵まれた立地となっています。また、キャンパスは分散せずに大学院を含め全て一つにまとまっているところも特徴の一つです。
【交流とカリキュラムの充実を図る5大学単位互換】
東京の西部(多摩地区)に位置する国立5大学(東京外国語大学、東京学芸大学、東京農工大学、一橋大学、電気通信大学)では、相互の交流とカリキュラムの充実を図ることを目的に単位互換制度を実施しています。
現在、本学の学生が受講できる他大学の科目数は約1000科目あります。
【全国トップクラスの就職力】
本学が社会に輩出してきた高度専門技術者に対する、産業界の高い評価を背景に、毎年の就職率は国公立大学の中でもトップクラスをキープ。さらに、“就職の質”に関していくつかのマスメディアが集計したランキングでも上位につけています。こうした実績を支えているのは、「就職支援室」などの細やかなサポート体制です。
【卒業生への高い評価】
「社会に貢献する科学者・技術者には深い教養と人間性が不可欠」と考え、人文系科目の教育にも力を注いでいます。基礎から応用までの充実した専門教育と教養教育に育まれた卒業生たちは、高度な専門性と優れた人格を兼ね備えた人材として、日本ばかりではなく国際社会においても高い評価を受けています。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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情報理工学域 |
情報理工学域(夜間主課程) |
研究科 |
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情報理工学研究科(博士課程(前期)) |
情報理工学研究科(博士課程(後期)) |
その他の学内組織 |
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共創進化スマート社会実現推進機構 |
レーザー新世代研究センター |
先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター |
宇宙・電磁環境研究センター |
脳・医工学研究センター |
i-パワードエネルギー・システム研究センター |
量子科学研究センター |
人工知能先端研究センター |
ナノトライボロジー研究センター |
国際社会実装センター |
メタネットワーキング研究センター |
量子未来創生デバイス開発センター |
燃料電池・水素イノベーション研究センター |
総合コミュニケーション科学推進室 |
スーパー連携大学院推進室 |
グローバル化教育機構 |
附属図書館 |
保健管理センター |
大学教育センター |
学生支援センター |
アドミッションセンター |
キャリア支援センター |
情報基盤センター |
eラーニングセンター |
実験実習支援センター |
ものつくりセンター |
国際教育センター |
研究設備センター |
産学官連携センター |
社会連携センター |
広報センター |
UECASEAN教育研究支援センター |
UEC中国教育研究支援センター |
データ教育センター |
環境安全衛生管理センター |
UECコミュニケーションミュージアム |
評価室 |
研究活性化推進室 |
研究教育マネジメント推進室 |
国際戦略推進室 |
男女共同参画・ダイバーシティ戦略室 |
IR室 |
内部監査室 |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
調布キャンパス
所在地
東京都調布市 GoogleMapで参照
アクセス
京王線 調布駅下車 中央口改札 中央口より徒歩5分
外観
アクセス図
周辺図
校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
---|---|
○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(第3期中期目標期間に係る業務の実績に関する評価結果) | 国立大学法人評価委員会 | 2023年3月 | ― |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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機関別認証評価(令和3年度実施大学機関別認証評価) | 大学改革支援・学位授与機構 | 2022年3月 | ― |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(国立大学法人電気通信大学の令和2年度に係る業務の実績に関する評価) | 国立大学法人評価委員会 | 2021年11月 | ― |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
国立大学法人評価(第3期中期目標期間(4年目終了時評価)に係る業務の実績に関する評価結果) | 国立大学法人評価委員会 | 2021年6月 | ― |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
国立大学法人評価(国立大学法人電気通信大学の令和元年度に係る業務の実績に関する評価) | 国立大学法人評価委員会 | 2020年11月 | ― |
学生支援
修学支援
【学生支援担任制度】
修学上の支援を行うため、卒業研究の指導教員に引き継がれるまでの間、担当する学生の学生生活及び修学上の支援を行っています。
→詳しくは、右の「大学HPで確認する」をクリックして下さい。
【学生メンター制度】
学生生活や履修などの疑問に対し、後輩学生にアドバイスをする制度があります。
→詳しくは、以下のURLを参照して下さい。
https://www.uec.ac.jp/campus/mentor/
心身の健康に係る支援
【保健管理センター】
「心身の健康」をサポートしています。健康の維持・増進についてのアドバイスや指導を常時しているほか、定期健康診断や負傷・急病の応急処置なども行っています。心の健康については、専門医や臨床心理士が治療やカウンセリングをし、心身ともに健康な生活が送れるように配慮しています。
→詳しくは、右の「大学HPで確認する」をクリックして下さい。
【学生何でも相談室】
生活、修学関係、友人関係や心の悩みなど各種相談を受付けています。月曜から金曜の週5回、臨床心理士の資格を持つカウンセラーが対応しています。
→詳しくは、以下のURLを参照して下さい。
https://www.uec.ac.jp/campus/consultation/
留学生支援
【留学生支援制度】
国際教育センターでは、留学生が日本での生活を円滑に送り、安心して勉学に集中できるよう、生活・就学上の相談や補習授業、日本文化・日本語授業の提供など、留学生が日本での生活で抱える様々な障害や問題に取り組むためのサポート体制を用意しています。また、留学生同士や日本人学生・地域社会との交流を目的として、研修旅行や留学生歓迎会などの交流イベントも多数企画・運営しています。
→詳しくは、右の「大学HPで確認する」をクリックしてください。
留学生支援(日本人学生への支援)
【日本人学生への留学支援制度】
国際教育センターでは、本学の学生の国際化を支援しており、 国際舞台で活躍できる学生の育成に努めています。
派遣留学には、夏休み・春休みの間、英語や中国語の習得を目的として海外で学ぶ語学研修と、主に半年から1年の間、授業科目の単位取得や研究指導を受けることを目的として海外の交流協定校で学ぶ短期留学があります。これらの海外経験を通じて、学生は国際感覚を磨き、実践的な語学力を身につけることができます。
→詳しくは、右の「大学HPで確認する」をクリックしてください。
障害者支援
本学では、心身等に障害のある学生が、他の学生と平等に教育を受ける権利が保障されるよう、修学支援を行っています。障害学生支援室は、関連部署と情報共有・連携しながら支援を行います。
就職・進路選択支援
【キャリア支援センター】
就職説明会・セミナーの開催、キャリアカウンセラーによる就職・進路相談、求人情報の公開などを行っています。同窓会と連携して学生のニーズに応じたサポートを行っています。
課外活動
クラブ活動の状況
大学公認の課外活動団体として、体育系サークル、文化系サークル、同好会サークル、及び学生の自治会である学友会など約80団体が活動を行っています。
ボランティア活動の状況
本学社会連携センターでは、教育機関、公共機関、NPO等から本学学生へのボランティア依頼を随時受け付けています。依頼のあったボランティア情報は、ボランティア参加登録データベースを用いて希望の学生へ提供されます。
詳しくは以下のURLを参照してください。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
---|
有 |
学生寮名 | UECPort学生宿舎 ドーム絆 |
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所在地 | 東京都調布市小島町1-1-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
徒歩1分 徒歩1分 |
定員 | 220人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 42,700円 |
入寮条件 |
学域3・4年生及び大学院生優先 学域3・4年生及び大学院生優先 |
特色 |
1Kタイプの個室内には、シャワーユニット、トイレ、キッチンを設けています。トイレは温水洗浄便座対応で衛生的。クローゼットはスーツケースも収納できるサイズで、吊棚と併用すれば収納には困りません。 1Kタイプの個室内には、シャワーユニット、トイレ、キッチンを設けています。トイレは温水洗浄便座対応で衛生的。クローゼットはスーツケースも収納できるサイズで、吊棚と併用すれば収納には困りません。 |
(2024年5月1日現在) | |
学生寮名 | UECPort学生宿舎 ドーム友達 |
所在地 | 東京都調布市小島町1-1-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
徒歩1分 徒歩1分 |
定員 | 180人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 37,700円 |
入寮条件 |
学域1・2年生優先 学域1・2年生優先 |
特色 |
6つの居室と共用のラウンジ、キッチン、シャワー、トイレ、洗面台等で構成するユニットタイプ。7.4帖ある居室は鍵付の扉でプライベート空間を確保。快適な学生生活を送ることができます。共用ラウンジでは入居者同士の交流を深めることができます。 6つの居室と共用のラウンジ、キッチン、シャワー、トイレ、洗面台等で構成するユニットタイプ。7.4帖ある居室は鍵付の扉でプライベート空間を確保。快適な学生生活を送ることができます。共用ラウンジでは入居者同士の交流を深めることができます。 |
(2024年5月1日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館(夫婦) |
所在地 | 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
キャンパス内 東地区北側 キャンパス内 東地区北側 |
定員 | 4人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 11,900円 |
入寮条件 |
外国人留学生(夫婦) 外国人留学生(夫婦) |
特色 | |
(2024年5月1日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館(家族) |
所在地 | 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
キャンパス内 東地区北側 キャンパス内 東地区北側 |
定員 | 2人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 14,200円 |
入寮条件 |
外国人留学生(家族) 外国人留学生(家族) |
特色 | |
(2024年5月1日現在) |
財務諸表等
【財務諸表、決算報告書、事業報告書】
国立大学法人法第35条で準用する独立行政法人通則法第38条の定めに基づき作成した財務諸表を公表しています。
【統合報告書】
本学が推進する「D.C.&I.戦略」の下、持続的な価値創造に向けた取組や成果の紹介のほか、財務情報等を多角的な視点から検証及び解説し、ステークホルダーの皆さまに組織価値の全体像を発信することを目的としています。