学部・研究科等ごとの目的
情報系工学研究科は、情報技術を活用して、人間及び自然との調和を図りながら未来創造社会の持続的発展に、広い視野に立って貢献できる技術者及び研究者の育成を目指しています。
◇システム工学専攻(博士前期課程)
システム工学専攻(博士前期課程)は、情報系工学の理論と技術を修得する組織的な教育研究を行い、各種情報システムを高度化し知能化するソフトウェア技術、高度なものづくりを支えるインテリジェント化技術及び人間中心の思想に基づいたソフトウェアと機械の設計技術を修得し、高度化する技術社会をリードできる研究開発指向の技術者を養成します。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
情報系工学研究科が学位授与の方針に掲げる人材を育成するために、国内の学生のみでなく、社会人あるいは海外からの学生を選抜できるように博士前期課程及び博士後期課程のアドミッション・ポリシーに示す入試を実施しています。
【システム工学専攻(博士前期課程)】
システム工学専攻(博士前期課程)は、ディジタル革新による未来創造社会の発展を支えるため、電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の分野で、地域産業の振興をリードできる高度な専門技術者の育成を目指しています。
したがって、電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の分野で求められる基礎知識・論理的思考力・表現力、主体的に研究に取り組む態度と意欲、専門分野に関する英語を含むコミュニケーション力を身に付けた人を求めます。
システム工学専攻(博士前期課程)では、上記のような学生を多元的な評価尺度で選抜するために、一般入試(夏季募集、秋季募集)及び学内推薦入試を実施します。
一般入試(夏季募集)では、学力検査(数学)により電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の分野で求められる基礎知識・論理的思考力・表現力を評価し、TOEICテストのスコアによりグローバル人材としての適性を評価し、面接及び書類審査によりコミュニケーション力及び主体的に研究に取り組む態度を評価します。
一般入試(秋季募集)では、面接(英語、数学及び専門分野に関する口頭試問を含む。)及び書類審査により専門分野で求められる基礎知識・論理的思考力・表現力、コミュニケーション力、主体的・協調的に研究に取り組む態度を評価します。
学内推薦入試では、面接及び書類審査(学部教育における成績及びTOEICテストのスコアを含む。)により専門分野で求められる基礎知識・論理的思考力・表現力、コミュニケーション力、主体的・協調的に研究に取り組む態度を評価します。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
システム工学専攻(博士前期課程)は、学位授与の方針に掲げる人材を育成するため、次の教育課程を編成しています。
A-1.【幅広い専門的知識・技能】
情報工学とそれに密接に関連する工学に対する幅広い専門的知識・技能を融合し、技術課題解決に向けた方策を思考するための判断力を身に付けるため、次の科目群を配置しています。
1 次世代ICT技術の開発・展開に必要となる専門知識を融合的に修得するための電子情報通信工学領域科目群
2 情報工学と機械工学を統合した次世代技術の開発・展開に必要となる専門知識を融合的に修得するための機械情報システム工学領域科目群
3 人間の生活支援に関する次世代技術の開発・展開に必要となる専門知識を融合的に修得するための人間情報システム工学領域科目群
A-2.【情報収集力と情報発信力を備えた研究遂行能力】
現実の複雑かつ困難な技術課題に柔軟に対処するために必要な情報を収集する能力と、主体的に解決に向けた方策を提案し、多様な他者に伝える能力を身に付けるため、特別演習、特別研究を含む領域共通科目群を配置しています。 修士論文の作成を通して、修得した専門的知識・技能を融合させ、研究課題の発見と解決に向けた遂行能力を身に付けます。
B.【ヒューマンスキル】
物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に適応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者との協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けるため、研究科共通基盤科目群及び領域共通科目群を配置しています。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
システム工学専攻(博士前期課程)は、ディジタル革新による未来創造社会の発展を支えるため、電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の分野で、地域産業の振興をリードできる高度な専門技術者の育成を目指しています。
本専攻(博士前期課程)では、修了要件を満たすことにより、次の能力や態度・意欲を身に付けた者に修士(工学)の学位を授与します。
A-1.【幅広い専門的知識・技能】
情報工学とそれに密接に関連する工学に対する幅広い専門的知識・技能を融合し、技術課題解決に向けた方策を思考するための判断力を身に付けている。
A-2.【情報収集力と情報発信力を備えた研究遂行能力】
現実の複雑かつ困難な技術課題に柔軟に対処するために必要な情報を収集する能力と、主体的に解決に向けた方策を提案し、多様な他者に伝える能力を身に付けている。
B.【ヒューマンスキル】
物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に適応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者との協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けている。