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理工学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

佐賀大学理工学部規則 第1条の2 (学部の目的)

本学部は,幅広い教養と科学・技術の専門的な素養を持ち,社会の広い分野で活躍できる人材を育成することを目的とする。

詳細URL https://www.se.saga-u.ac.jp/department/fes.html

上記URLにて,各コースの目的についてもご覧いただけます。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【教育目的と入学後の学習に必要な能力や適性等】
理工学部は,幅広い教養と理工学基礎力を土台として,多面的視点をもって社会の広い分野で活躍できる科学・技術の専門的素養を持つ人材を育成することを目的とします。これを実現するために1学科13コースの教育体制を取り,1年次は共通の講義で基礎学力を整え,2年次のコース配属によりそれぞれの希望する専門に分かれて教育を受けます。2年次のコース配属は,本人の希望と1年次の成績により行います。以下に,理工学科のカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みを示します。
■理工学科
理工学科では,基礎科目から専門科目までを段階的に学んでいくことで,理工系の学問領域の幅広い基礎的知識と各学問分野での専門知識を身につけ,複眼的視点を持って広く社会で活躍できる人材を育成することを目的としています。そのため専門教育は,基礎学力や理工系分野のリテラシーを修得するための学部共通科目と各専門のコースで個別に開講される専門科目に大別されます。教養教育も含めたカリキュラム編成と本カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等および入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組みは以下の通りです。

カリキュラム編成・カリキュラムに適応するために必要な入学時の能力や適性等
・教養教育科目
自然,文化,社会に関する基礎的な知識を修得するために,専門に関する特定の教科や科目に留まらない幅広い知識や考え方を身に付けておくとともに,外国語科目(英語)を履修するための基本的な英語の学習力が必要です。
・インターフェース科目
現代社会の諸問題との接続を意識した問題発見能力や解決能力を修得するために,現代的な課題や事象に対する興味・関心だけでなく,学生同士のグループ学習やプレゼンテーションなどを含むアクティブ・ラーニングを積極的に行っていくための主体的な行動力や学習態度が必要です。
・学部共通基礎科目
理工系人材に要求される基本的なリテラシーを修得するために,基本的な知識に加えて倫理観や自立した責任感ある行動力が求められます。またPBL 学習を通して課題解決能力や複眼的視点を修得するために,共同して学ぶ姿勢や主体的な学習態度が必要です。
・学部共通専門科目
理工学部としての共通の基礎学力を修得するために,高等学校で履修する数学,物理,化学を中心とした理数系科目に関する基本的理解と,理学や工学の分野に対する興味・関心を有していることが必要です。
・コース類共通専門科目
専門のコースに分かれる準備段階として,各専門分野の特性に合わせた専門知識を修得するために,高等学校で履修する数学,物理,化学を中心とした理数系科目に関する基本的理解と,理学や工学の分野に対する興味・関心を有していることが必要です。

〈入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組み〉
理工学分野で学習する概念や法則,その応用や技術革新を理解するためには,まず理工学分野の基礎となる数学・物理・化学を土台とした基礎学力,そしてこれらを専門分野において活用できる能力が求められます。そのためには,高等学校で履修する数学の基礎的理解が不可欠です。さらに,自然科学の基本的な概念や原理・法則を理解して科学的な自然観を養っておくことは,学びの視野を広げることに繋がります。そのため,高等学校で学ぶ数学・理科については教科書レベルの知識を有していることが望まれます。一方,専門科目に限らず,大学では多くのレポートを書くことが一般的です。レポート作成には,文章の読解力と記述力さらには社会的な常識が必要となります。したがって,高等学校で学ぶ国語や社会の基礎的な学力は必要です。さらに,日本語文献だけでなく英語文献などもセミナー形式で学習しますので,英文の基礎的な読解力だけでなく,自分で辞書等を調べて英文を読みこなす習慣をつけておくことが必要です。
上記のことに加え,自らの学習活動や取り組みなどを通して,周囲の学生にも良い刺激をもたらすことで,本学科の教育・研究活動を活性化できる「主体的に学ぶ態度」を持った学生を歓迎します。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

理工学科共通
【教育課程編成・実施の方針】

1.教育課程の編成
(1) 基礎的な知識と技能の分野
① 教養教育において,市民社会の一員として共通に求められる基礎的な知識と技能に関する「基本教養科目」(選択必修)を配置する。
② 教養教育において,市民社会の一員として思考し活動するための技能に関する授業科目(「外国語科目」,「情報リテラシー科目」)を必修として配置する。
③ 学部全コースにおいて共通に必要な基礎的知識と分析能力を身に付けさせるための授業科目として「学部共通専門科目」(必修)を初年次に配置する。
④ 各コースにおける専門教育への導入および準備学修のための授業科目として「コース類共通専門科目」(必修および選択必修)を初年次に配置する。

(2) 課題発見・解決能力の分野
① 教養教育において,様々な課題を発見・探求する力,協調性と指導力,倫理観・社会的責任感を身につけさせる科目,「大学入門科目」,「インターフェース科目」を選択必修として配置する。
② 専門教育において,幅広い視点からの課題解決能力を身に付けさせるため,異分野の授業科目履修とプロジェクト型演習を組み合わせた学部共通基礎科目「サブフィールドPBL」を必修科目として配置する。
③ 専門教育において,理学または工学の分野における様々な課題を発見・探求する力,各コースにおける様々な課題に対して情報技術等を用いて考察及び解決する力を身に付けさせるための専門科目を必修または選択として配置する。

(3) 個人と社会の持続的発展を支える力の分野
① 教養教育において,多様な文化と価値観を理解し共生に向かう力,地域や社会への参画力と主体的に学び行動する力,及び高い倫理観と社会的責任感を身に付けさせる授業科目「インターフェース科目」を,選択必修として配置する。
② 専門教育において,‘情報セキュリティ教育’,研究者・技術者倫理を含む‘倫理教育’,および生涯のキャリアデザインを描かせる‘キャリア教育’を実施することによって持続的・自主的に学修を継続する姿勢を身に付けさせる学部共通基礎科目「理工リテラシーS1~S3」を必修として配置する。
③ 地域の課題や社会の問題を自己のものとしてとらえ,考え,発信する力を身に付けさせるため,学部共通基礎科目「地方創生インターンシップS・L」を配置する。
④ 社会の中で直面する諸問題を正確に理解し対処する力を養うために「卒業研究」を配置する。

2. 教育の実施体制
(1) 各授業科目は,その内容に適合した教育能力を有する教員を配置して実施する。
(2) 教育課程の編成・実施に関する課題分析およびその改善については,各コースの授業担当教員により構成されるコース会議において審議・決定し,これを実施する。
(3) 全ての学生に指導教員(チューター)を配置し,ラーニング・ポートフォリオを活用して履修指導や学修支援を行う。
(4) 全ての授業科目でシラバスを明示し,各授業科目の学修内容,到達目標,成績評価の方法・基準を学生に周知する。
(5) 各学期末には学生による授業評価アンケートを実施し,これをもとに授業改善を行う。
(6) 授業科目間の関連や科目内容の難易度を表現するコースナンバリングを行い,カリキュラムの構造を明示する。
(7) 卒業研究(必修)を4年間の学修成果を示すものとして位置付け,ルーブリックを活用した総括的評価を実施する。

3. 教育の実施方法
(1) 各授業科目は,シラバスに明示された講義概要,授業計画に従って実施する。
(2) 授業の実施にあたって,各教員はティーチング・ポートフォリオに基づいた教育理念と教育方法を学生に説明する。
(3) 「学部共通専門科目」において,習熟度に基づく学力別クラス編成をとり,入学時における学修履歴や理解の程度に応じた教育を実施する。
(4) 生涯学び続け,主体的に考える力を身に付けさせるため,能動的学修(アクティブ・ラーニング)を取り入れた教育を実施する。
(5) 各コースの目的に応じて,講義による知識・技能に関する学修と,実験・演習・実習による主体的・実践的学修を組み合わせて学修効果を高める。

4.学修成果の評価
(1)授業科目の学修成果を評価するために,授業科目担当教員は,測定する到達目標の特性に応じて,筆記試験,レポート(論文),作品,発表,活動内容等 により評価を行う。
(2)個別の授業科目の成績評価方法については,シラバスに明示する。
(3)成績評価は成績評価基準に基づき判定する。(成績評価基準の詳細については次項URLを参照)
(4)教育課程を通した学修成果を,ラーニング・ポートフォリオ,学士力項目の達成状況(ルーブリック評価等)及び各授業科目の成績を用いて総合的に評価する。
(5)成績評価の結果は,評価分布等を使用して定期的に点検を行い,必要に応じて教育方法等の改善を行う。
                                                                              
2018年度以前入学
数理科学科,物理科学科,知能情報システム学科,機能物質化学科,機械システム工学科,電気電子工学科,都市工学科
佐賀大学学士力と科目との対応表は次の「URL」でご確認ください。
http://www.sc.admin.saga-u.ac.jp/kyouikuhousin.html

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

理工学部 学位授与の方針
理工学科共通
【学位授与の方針】
理工学部理工学科では,学生に自律的に学ぶ姿勢,原理・原則を理解する力,アイデア創出能力,問題発見能力,課題設定能力,構想力,モデル化能力,課題解決・遂行能力を身に付けさせ,産業構造の変化に柔軟に適応できる幅広い教養と理工学基礎力を土台として,複眼的視点・俯瞰的視野から社会の広い分野で活躍できる理工学の基盤的分野を中心とした科学・技術の専門的素養を持つ人材を養成する。
佐賀大学学士力及び学部・学科の目的を踏まえ,学生が身に付けるべき以下の具体的学習成果の達成を学位授与の方針とする。また,学則の定める卒業の認定の要件を満たしたものには,教授会の議を経て,学長が卒業を認定し,学位を授与する。

1.基礎的な知識と技能
(1) 自然,文化,社会に関する基礎的な知識を身に付けている。
(2) 日本語による高いコミュニケーション能力と英語による専門知識の修得及び発信する能力を身に付け,適切にプレゼンテーションする能力を身に付けている。
(3) 専門分野において必要な知識を収集し,分析及び考察する能力を身に付けている。

2.課題発見・解決能力
(1) 現代社会における諸問題を所属コースの専門分野の立場から考察することができる。
(2) 所属コースの専門分野において,知識や技法を応用し,課題解決に取り組むことができる。
(3) 所属コースの専門分野および関連する周辺分野における課題解決のため,他者と協調・協働して取り組むことができる。

3.個人と社会の持続的発展を支える力
(1) 自然環境,文化や伝統,多様な価値観を理解し,自主的・自律的に学習を続けることができる。
(2) 専門的知識・能力を持ち,倫理観を備えた職業人として地域や社会の健全な発展に寄与する力を身に付けている。
                   
各コースについては、以下の「URL」でご確認ください。
http://www.sc.admin.saga-u.ac.jp/kyouikuhousin.html
2018年度以前入学
数理科学科,物理科学科,知能情報システム学科,機能物質化学科,機械システム工学科,電気電子工学科及び都市工学科は以下の「URL」でご確認ください。
http://www.sc.admin.saga-u.ac.jp/kyouikuhousin.html

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2018年度以前の入学学科の目的

(1) 数理科学科
数学及び数理科学の領域において,広く社会で活躍できる高度な専門的知識・能力を持つ教育者,技術者,研究者となる人材を育成すること。

(2) 物理科学科
広範な自然現象を理解する試みを通して, 現代の科学技術を支える学力と,柔軟性に富んだ豊かな発想力を培い,広い分野で活躍できる人材を育成すること。

(3) 知能情報システム学科
情報科学及び情報工学の学問領域における専門知識・能力及び広い視野を持ち,知識基盤社会を担う人材を育成すること。

(4) 機能物質化学科
化学を通して継続的に社会に貢献することのできる人材を育成すること。

(5) 機械システム工学科
機械工学及びその関連の領域において,専門的な基礎知識及びその応用力並びにものづくりの素養を身に付けた技術者となる人材を育成すること。

(6) 電気電子工学科
電気工学及び電子工学の領域における専門的知識・能力を持ち,社会で活躍できる人材を育成すること。

(7) 都市工学科
都市工学の領域において,専門的知識・能力を持つ職業人となる人材を育成すること。

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2019年度以降の入学
■理工学科の教育目標
1.基礎的な知識と技能
(1) 自然,文化,社会に関する基礎的な知識を身に付けている。
(2) 日本語による高いコミュニケーション能力と英語による専門知識の修得及び発信する能力を身に付け,適切にプレゼンテーションする能力を身に付けている。
(3) 専門分野において必要な知識を収集し,分析及び考察する能力を身に付けている。

2.課題発見・解決能力
(1) 現代社会における諸問題を所属コースの専門分野の立場から考察することができる。
(2) 所属コースの専門分野において,知識や技法を応用し,課題解決に取り組むことができる。
(3) 所属コースの専門分野および関連する周辺分野における課題解決のため,他者と協調・協働して取り組むことができる。

3.個人と社会の持続的発展を支える力
(1) 自然環境,文化や伝統,多様な価値観を理解し,自主的・自律的に学習を続けることができる。
(2) 専門的知識・能力を持ち,倫理観を備えた職業人として地域や社会の健全な発展に寄与する力を身に付けている。

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