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教育研究上の目的と3つの方針

アドミッションポリシー(入学者受入方針)
 「生命」は 21 世紀の最重要キーワードといわれており、様々な生物についてシステムとしての理解が急速に進みつつあります。本学類では、生命に関する真理の探求を目指す生命科学、産業応用と技術開発を目指すバイオ工学、それらをコンピュータの力で拡張し加速する生命情報学の観点から、グローバル社会を牽引する研究者、技術者、さらには生命に関する最先端の知識を備えた人材の育成に貢献できる教育者を養成します。本学類では、新分野を切り開く学術的探究心に富み、理学と工学の専門知識を活かして活躍したいと考えている学習意欲のある人の入学を期待します。
 本学類には生物科学、海洋生物資源、バイオ工学の 3つのコースがあります。また、各コースへの所属は、2年後期開始時に本人の希望と学業成績等を考慮のうえ決定します。

求める人材
・生命現象に対して興味を持ち、理科系科目が得意で、実験や野外調査が好きな人
・日本海の海洋生物資源の持続的な有効利用と増養殖に興味がある人
・基礎生物学、分子生物学、進化生物学、生態学、システム生物学、遺伝子工学、バイオ工学、バイオリファイナリー、生命情報学、環境科学、多様性生物学、海洋生物学、保全生物学などの分野で専門家や教育者の道に進みたい人
・生命科学やバイオ工学の分野で、新しい価値の創造や技術革新を目指したい人
・理学と工学の基礎知識を備えて、グローバル社会をリードし、生命・バイオ・海洋資源・環境分野で活躍したい人

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

生命理工学類では、生命に関する真理の探求を目指す生命科学、産業応用と技術開発を目指すバイオ工学、それらをコンピュータの力で拡張し加速する生命情報学の観点から、グローバル社会を牽引する研究者、技術者、さらには生命に関する最先端の知識を備えた人材の育成に貢献できる教育者を養成する。まず、グローバル社会をリードする理系人材に必要な科目群を学ぶ。次に、生命についての基礎的な知識とデータ解析能力を養うために、理学と工学に共通な基礎科目群と、各コースに特化した基礎科目群を学ぶ。次に、生命のメカニズムと利用法に関する方法論、分析法、および思考法を身に着けるために、より専門的な科目群を学ぶ。これらの各科目群においては、生命に関する生きた知識と技術を体得するために、実験や演習を通した体験的学習や、アクティブラーニングの手法を取り入れている。最後に、各自が興味を持つ研究テーマに従って研究室に所属し、卒業研究に取り組むことで、現実問題への応用力と課題解決力を養う。

【生物科学コース】
分子や細胞から個体に至る各レベルにおいて、生命を構成する基礎理論と、それを解析し利活用する技術を幅広く学ぶための教育を行う。2 年次秋冬学期開始時のコース配属後、生命現象をシステムとして理解する科目群を中心に学ぶ。より専門的な実験科目群と生物環境に関する実習科目群を通して、生命科学を理解する方法論、分析法、思考法を身につける。3 年次秋以降はコースに特化した専門的な科目群が用意され、各自が興味を持つ研究テーマに従って研究室に所属し、卒業研究に取り組む。

【海洋生物資源コース】
2 年次秋冬学期開始時のコース配属後、生命現象をシステムとして理解する科目群と並行して生物多様性、海洋生物、生物資源に関する科目群を学ぶ。これらの科目群のそれぞれに対応した実習科目群を通して、生命科学および環境科学を理解する方法論、分析法、思考法を身につける。3 年次秋以降はコースに特化した専門的な科目群が用意され、各自が興味を持つ研究テーマに従って研究室に所属し、卒業研究に取り組む。

【バイオ工学コース】
21世紀の社会における生命・福祉、地球環境(資源、環境保全、エネルギー)、物質生産、材料などの課題を化学および生物学分野を含む幅広い視野を持った立場から解決できる研究者・技術者の養成が期待されている。バイオ工学コースではバイオテクノロジーに関する幅広い知識と高い問題解決能力を併せ持ち、生物工学や生命情報学に関する幅広い専門的知識と応用展開能力、人間性豊かなコミュニケーション・デザイン能力を有するバイオ工学研究者・技術者の育成に重点を置いた教育を行う。初年度には、自然科学分野全般を概観するため、「化学」、「物理学」、「生物学」、「微分積分学」、「線形代数学」を学ぶ。2年次から生物工学的考え方の基礎となる「生物化学工学」、「バイオプロダクション」、「バイオ統計学演習」、「化学反応速度論」、「有機化学」、「バイオ工学基礎」などを学び、その上で「バイオリファイナリー」、「微生物工学」、「バイオテクノロジー」、「プロセス工学量論」、「バイオインフォマティクス」、「ゲノム科学」、「遺伝子工学」、「バイオプログラミング」といった科目で応用に関する理解を深める。また「演習」や「学生実験」により、上記内容についての応用能力の修練やデザイン能力の養成を行う。最終学年では、各自が興味を持つ研究テーマに従って研究室に所属し、より専門的な研究を行う。

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学部・研究科等ごとの目的

生命理工学類では、理工における生命関連の分野を結集することにより、生命の探究と利用において革新的な進展をもたらし、近未来社会を切り拓く人材を育成することを目指します。具体的には、生物学を基盤としてあらゆる生命現象の系統的な解明を目指す生物科学コース、広大な海洋をフィールドとして魚類や他の海洋生物の保護と育成に取り組む海洋生物資源コース、微生物を始めとする各種生物の産業応用と技術開発を目指すバイオ工学の3コースを選択できるようにしています。また、生命に関する莫大なデータを解析する情報処理技術を、学類全体で学べるよう配慮しています。これにより、「真理の探究」と「豊かな社会づくり」の両方の価値観を持つ生命理工学のエキスパートを育成します。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【生命理工学類】
生命」は 21 世紀の最重要キーワードといわれており, 様々な生物についてシステムとしての理解が急速に進みつつあります。本学類では,生命に関する真理の探求を目指す生命科学,産業応用と技術開発を目指すバイオ工学,それらをコンピュータの力で拡張し加速する生命情報学の観点から, グローバル社会を牽引する研究者,技術者,さらには生命に関する最先端の知識を備えた人材の育成に貢献できる教育者を養成します。本学類では,新分野を切り開く学術的探究心に富み,理学と工学の専門知識を活かして活躍したいと考えている学習意欲のある人の入学を期待します。
 本学類には生物科学,海洋生物資源,バイオ工学の 3 つのコースがあります。また,各コースへの所属は,2 年後期開始時に本人の希望と学業成績等を考慮のうえ決定します。

求める人材
・生命現象に対して興味を持ち,理科系科目が得意で,実験や野外調査が好きな人
・日本海や世界の海洋生物資源の持続的な有効利用と増養殖に興味がある人
・基礎生物学,分子生物学,進化生物学,生態学,システム生物学,遺伝子工学,バイオ工学,バイオリファイナリー,生命情報学,環境科学,多様性生物学,海洋生物学,保全生物学などの分野で専門家や教育者の道に進みたい人
・生命科学やバイオ工学の分野で,新しい価値の創造や技術革新を目指したい人
・理学と工学の基礎知識を備えて,グローバル社会をリードし,生命・バイオ・海洋資源・環境分野で活躍したい人

選抜の基本方針
■一般選抜
 基礎学力に加え,生命科学の基本的科⽬である数学,理科,外国語(特に英語)の学力を評価します。これらに加え,国語や地理歴史・公民を含む幅広い能力を重視します。
■ KUGS特別入試(総合型選抜)
 基礎学力に加え,高校等での課題研究や自主的な取り組みでの成果や,生物科学コースでは「動物・植物・微生物やそれらを構成する細胞・生体分子を対象とした細胞生物学,分子生物学,進化生物学,発生生物学,生化学など」への関心,海洋生物資源コースでは「海洋生物資源学,水産増養殖学,魚類生理学,生態学,保全生物学,環境学など」への関心を評価します。評価に当たっては,出願書類や口述試験(プレゼンテーションを含む)を重視します。
■超然特別入試(A-lympiad選抜)
 出願書類を参考に口述試験(プレゼンテーションを含む)を行い,特定の分野における傑出した能力,社会的課題の解決に取り組む意欲,生命科学の基礎研究若しくは応用研究への関心などを評価します。
■帰国生徒選抜
 基礎学力に加え,数学,理科,英語の学力を評価します。加えて,成績証明書(調査書)等提出された書類により総合して評価します。
■国際バカロレア入試
 生命理工学にとっての基礎となる数学・理科の学力を成績評価証明書により評価するとともに,口述試験により, 理工学分野の勉学意欲及び資質を評価します。
■私費外国人留学生入試
 数学,理科,英語の学力を評価します。日常の生活に必要な日本語の読解・筆記能力も重視します。口述試験では, 学類での授業を理解するための基礎知識や勉学意欲,コミュニケーション能力などを評価します。
■編入学試験
 4 年制大学の 2 年次修了程度の生物学及び英語の学力を評価します。口述試験では,勉学意欲,生物学の基礎知識,論理的思考力等を重視します。選抜は,口述試験,英語外部試験,出身学校の成績証明書の結果を総合して行います。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等
 高等学校で履修した科目(大学入学共通テストで課している科目を含む)について,しっかりと身につけておいてください。生命科学の基本的科目である数学,理科,英語については,応用能力を含め特にしっかりと身につけておいてください。また,自然科学全般に広く興味を持って勉強しておいてください。。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等/編入学試験
 4 年制大学の2年次修了時までに履修すべき科目(外国語,情報処理の基礎,人文科目,自然科学科目など)について,しっかりと身につけておいてください。生命理工学類の基本的科目である数学,物理学,化学,生物学,英語については,応用能力を含めとくにしっかりと理解し,自然科学全般に広く興味を持って勉強しておくことを望みます。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

各コースの詳細は本学WEBサイトのカリキュラム・マップ、カリキュラム・ツリーを参照してください。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/education/educational/policy/maptree/lifescience-2

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

生物学・バイオ工学・海洋資源の各コースでの高い専門性のみならず、幅広い基礎力と国際的感覚を身につけ持続的社会の実現に貢献できる専門性を備えた探究心と創造性あふれるサイエンティスト、エンジニアを育成する。各コースのディプロマ・ポリシーで掲げた人材養成目標に到達した者に学士(工学もしくは理学)の学位を授与する。この人材養成目標に到達するためには、各コースの学習成果を上げることが求められる。

各コースの詳細は本学WEBサイトのカリキュラム・マップ、カリキュラム・ツリーを参照してください。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/education/educational/policy/maptree/lifescience-2

生物学・バイオ工学・海洋資源の各コースでの高い専門性のみならず、幅広い基礎力と国際的感覚を身につけ持続的社会の実現に貢献できる専門性を備えた探究心と創造性あふれるサイエンティスト、エンジニアを育成する。各コースのディプロマ・ポリシーで掲げた人材養成目標に到達した者に学士(工学もしくは理学)の学位を授与する。この人材養成目標に到達するためには、各コースの学習成果を上げることが求められる。

【生物科学コース】
以下に掲げる学修成果を達成した者に、学士(理学)の学位を授与する。
○学修成果
1 生命科学全般にわたる基礎知識を身につける。
2 生命現象を遺伝子・分子・細胞レベルで理解する方法論、分析法、思考法を身につける。
3 陸上生物や海洋生物の個体・集団に見られる生物多様性の実像を把握し理解する方法論、分析法、思考法を身につける。
4 遺伝子やタンパク質の構造といった生命が持っている「情報」を分析し、生命をシステムとして理解し、生命の機能とダイナミクスを解明できる。
5 生命科学の知識を、社会で必要とされる技術に応用する能力を身につける。
6 21世紀の社会における地球環境、海洋資源などの課題を解決できる研究者、技術者としての基礎的な能力を身につける。
7 グローバルな視点を持ち、日本語と英語による論述、発表、討論の能力を身につける。
8 意欲的に学修し、問題を発見、解決できる自己成長能力を身につける。

【海洋生物資源コース】
以下に掲げる学修成果を達成した者に、学士(理学)の学位を授与する。
○学修成果
1 生命科学全般にわたる基礎知識を身につける。
2 生命現象を遺伝子・分子・細胞レベルで理解する方法論、分析法、思考法を身につける。
3 陸上生物や海洋生物の個体・集団に見られる生物多様性の実像を把握し理解する方法論、分析法、思考法を身につける。
4 遺伝子やタンパク質の構造といった生命が持っている「情報」を分析し、生命をシステムとして理解し、生命の機能とダイナミクスを解明できる。
5 生命科学の知識を、社会で必要とされる技術に応用する能力を身につける。
6 21世紀の社会における地球環境、海洋資源などの課題を解決できる研究者、技術者としての基礎的な能力を身につける。
7 グローバルな視点を持ち、日本語と英語による論述、発表、討論の能力を身につける。
8 意欲的に学修し、問題を発見、解決できる自己成長能力を身につける。
9 海洋生物、生物資源、環境科学の知識を、社会で必要とされる技術に応用する能力を身につける。

【バイオ工学コース】
以下の人材養成目標を掲げ、この目標に到達した者に学士(工学)の学位を授与する。
○学修成果
1 21世紀の社会における生命・福祉、地球環境(資源、環境保全、エネルギー)、物質生産、材料、生命情報などの課題を生物工学的立場から解決できる研究者・技術者としての基礎的な知識を身につける。
2 数学及び自然科学(物理学・化学・生物学)の基礎知識を身につける。
3 自然科学と幅広い応用科学の特徴を理解するとともに、技術が人間社会に及ぼす影響を身につける。
4 生物工学や生命情報学に関連する幅広い科学技術分野の研究動向と今後の展望についてその概要を身につける。
5 実験やプログラミングなどを通して、生物工学や生命情報学の解析に関連する技術を体験的知識として身につけ、また専門技術に関連する基礎知識を習得し、それらを応用する能力を身につける。
6 生物工学や生命情報学に関連した種々の課題を解決するためのデザイン能力を身につける。
7 日本語と英語の論述力、研究発表やグループ討論のコミュニケーションの基礎的な能力を身につける。
8 自己研鑽意欲を持ち自主的・継続的に学習する能力を身につける。また、何事も自ら進んで決断する能力を身につける。
9 様々な要因を勘案した計画を立案し、計画的に仕事を進める能力を身につける。

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