学校教育研究科（専門職学位課程）

教職大学院では，教職系科目と教科・総合系科目が連携した実践的で高度な教員養成を行います。
　また，次の３つの学びが有機的に連携して展開できるように，共通科目，専門科目，実習科目を系統立てたカリキュラムを提供します。
　　１）教職及び教科に関する専門的知識の幅広い学び
　　２）教育実践と理論的学修を融合させる学び
　　３）生涯にわたり教育実践と省察を往還させる学び

　これまでの教職経験を基盤に，校内・県内外において，教科指導の中核的な役割を担う教員及び，学校教育を俯瞰的に指導でき中核的な役割を担うことができる教員や，学部等における学びを基盤に，教科指導における高い指導性を有する新人教員及び，授業･保育力，生徒指導力，学級経営力をバランスよく有する新人教員を養成します。

専門職学位課程（教職大学院）には，次のコース，分野等を設置しています。

【教科・総合系】
　●国語科教育コース，英語科教育コース，社会科教育コース，数学科教育コース，理科教育コース，技術・工業・情報科教育コース，家庭科教育コース，音楽科教育コース，美術科教育コース，保健体育科教育コース，教育探究総合コース

【教職系】
　●特別支援教育コース，幼児教育コース，学校づくりマネジメントコース（学校リーダー養成分野，ミドルリーダー養成分野，カリキュラム・マネジメント分野，地域学校協働分野），生徒指導コース（生徒指導・学級経営分野，道徳教育分野），学習指導力・ICT教育実践力開発コース（カリキュラム開発分野，教育評価開発分野，アクティブラーニング開発分野，授業開発分野），教員養成特別コース

●教科・教職の両領域の学び
　教科・総合系と教職系の系を超えて教科及び教職に関わる科目を柔軟に履修できます。

●様々なキャリアを持つ者が，互いに学びあう
　現職院生と学卒院生等，異なるキャリアを持つものが，互いの強みを生かして学ぶことができます。

●教育現場における充実したフィールドワーク
　「理論と実践の一体化」の実現のため，専門科目（総合実践力）と連動して個々の実習計画に沿った実習を行い，その成果を報告書としてまとめます。

●教員就職率全国トップクラス
　令和２年には，教職大学院の教員就職率１００％で全国第１位を達成。令和３年は，９１．４％で多くの院生が教職に就く夢を実現しています。

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●学校教員養成プログラム
長期履修学生制度を活用した本プログラムは，大学院（専門職学位課程）に３年間在学し，大学院の教育課程に加えて学部の教育課程の科目を履修することで，教育職員免許状と教職修士の学位を取得できるものです。
つまり，本学大学院学校教育研究科（専門職学位課程）の入学志願者の中で，新たに教育職員免許状を取得し，学校教員（幼稚園教諭，小学校教諭，中学校教諭，特別支援学校教諭）の職に就きたいという熱くて強い志をもつ人たちへ，その道を開くプログラムです。

＜経済的な授業料＞
　2年分の授業料を3年間で分割納入していただくことになります。

（注）このプログラムは，出願時に申請が必要です。

●多様な学校教育研究科認定プログラム
特定のテーマについて指定科目等を受講することで，教育現場における今日的課題の解決に求められる資質・能力を向上させることを目的としたプログラムです。
「小学校英語教育認定プログラム」「学校教育のプログラミング教育認定プログラム」「マネジメント力認定プログラム」「いじめ防止教育認定プログラム」の多様なプログラムを用意しています。

●教職大学院遠隔教育プログラム
　本学では、働きながら学ぶ現職教員のために、幼児教育コース、学校づくりマネジメントコース、生徒指導コース、学習指導力・ICT教育実践力開発コースの４コースに、自宅などで授業を受講することができる教職大学院遠隔教育プログラムを開設しています。現職教員が学びやすいしくみとして、勤務地を離れず大学院で学べること、２年分の授業料で最長５年間学べること、教職修士（専門職）の学位を取得できること、自分のペースで柔軟に学べることなどがあります。