学部・研究科等の特色等
本研究科は経済学部が設けている大学院・修士課程です。研究科は経済学専攻と企業経営専攻の2つに分けられていますが、経済学、経営学、会計学、法律学等の幅広い授業が開講されていることと、東アジアを中心にした国際経済の分野が充実していることが特徴です。
近年、高度な知識や最新の考え方などを必要とする職業が増えており、学部段階の教育だけでは間に合わない領域が広がってきました。大学院への進学は、次第にごく普通のことになりつつあります。本研究科では、こうしたさまざまな目的にあった授業の整備に努めており、身近な大学院教育を目指しています。
2000年度より経済学専攻の中に「公共管理コース」を発足させ、JICAの「留学生支援無償事業」の留学生を受け入れ、英語で講義を行っています。また、2009年度より企業経営専攻の中に「医療・福祉経営コース」を設け、医療・福祉経営専門家の育成を目指しています。
本研究科では、働きながら学ぶ社会人に対して夜間や土曜日にも授業を行っており、多数の留学生も受け入れています。また、一般の学部学生に対しては、大学3年次生を対象とする「飛び級入試」や筆記試験を課さない「推薦入試」の制度を設けており、進学しやすいよう環境を整備しています。