入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【機械工学類】
機械工学類では,技術者・研究者として,安全で安心な生活を支え,かつ,向上をもたらす様々な工業製品から,最先端技術の開発に至るまでを対象とした,先進的な設計技術,超精密加工,高度なシミュレーション技法の研究,さらに,エネルギー問題の解決に取り組み,ものづくりのリーダーとして国際的に広く活躍する人材を育成します。そのために,機械工学の基盤となる物理学・数学を積極的に取り入れ,基礎学力の上に立脚した応用能力を涵養し,先端的な教育・研究を通して技術革新を担う能力を育成します。また,自己を知り自己の人間力や表現力を高めるため,倫理・環境に関する教育・研究を実施して工学のみならず社会の調和に貢献し得る人間力を養成します。
本学類は,物理学・数学を駆使し,原子・分子レベルから,巨大構造までを対象とした最適設計法,超精密加工技術,新素材の開発など,未知の領域に挑む分野から,環境に配慮した新エネルギーやエンジンの開発など,自然の保護と持続に貢献する分野まで,広く興味を持つ人材の入学を期待します。
求める人材
・先端機械工学への興味,モノづくりへの熱意,人間支援に対する高い志を持ち,講義,実験や実習,さらには研究に積極的に参加して行動できる人
・技術倫理についての自覚を持ち,地球環境への関心が高く,グローバルな視野の拡大と国際的コミュニケーション能力の向上に意欲を持つ人
・独創性と創造性があり,自ら問題点を解決する意欲を持つ人
選抜の基本方針
■一般選抜
機械工学類とフロンティア工学類と電子情報通信学類の選抜を一括して行います。この一括入試では基礎学力に加え, 3 学類において基礎となる数学・物理・英語の学力を評価します。入学後,学生⾃らが⾃⼰の適性を判断しながら進路を見つけていく経過選択制を導入しており,各学類への所属は2 年次からとします。出願時に所属を希望する学類がある場合は1 つだけ優先配属を申請でき,優先配属は入試成績により決定します。ただし,優先配属が決定した場合でも, 2 年進級時に優先配属を辞退して,他の2 学類を再希望することができます。
■KUGS特別入試(総合型選抜)
大学入学共通テストで基礎学力を評価するとともに,口述試験により,主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度,論理的思考力,表現力などを評価します。
■超然特別入試(A-lympiad選抜)
「日本数学 A-lympiad」における受賞,及び,成績証明書(調査書)による基礎学力を参考にし,口述試験(プレゼンテーションを含む)により,論理的思考力,表現力,主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度,社会的課題の解決に取り組む意欲等を評価します。
■女子枠特別入試
大学入学共通テストで基礎学力を評価するとともに,口述試験により,勉学意欲,主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度,論理的思考力,表現力などを評価します。
■帰国生徒選抜
理系基礎科目である数学,物理及び英語の学力を重視するとともに,成績証明書(調査書)により基礎学力を評価します。
■国際バカロレア入試
理系基礎科目である数学・物理の学力を成績評価証明書により評価するとともに,口述試験により,工学分野の勉学意欲及び資質を評価します。
■私費外国人留学生入試
日本語の聴解・読解力に加え,理系基礎科目である数学,物理,化学及び英語の学力を評価するとともに,口述試験により,日本語によるコミュニケーション能力,工学分野の勉学意欲及び資質を評価します。
■編入学試験
機械工学にとっての基礎となる数学,物理学,材料力学,熱力学,流れ学,機械力学の学力を重視し,成績証明書(調査書)と口述試験により,基礎学力を評価します。
入学までに身につけて欲しい教科・科目等
大学入学共通テストで課している科目(理系科目及び文系科目)及び一般選抜の個別学力検査で課している科目(数学・理科・英語)について,十分理解しておくことが必要です。また,身の回りの “モノづくり” の仕組みから日常的な科学現象まで,様々な事象に対して探求力を高めることを望みます。
入学までに身につけて欲しい教科・科目等/編入学試験
機械工学にとっての基礎となる数学,物理学,材料力学,熱力学,流れ学,機械力学について,十分理解しておくことが必要です。また,機械工学の先進分野への興味ならびに,人間及び環境と調和する機械技術への探求心と問題解決のための意欲を持つことを望みます。
入学者数
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|
256人 | 246人 | 284人 |
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
・2022年度入学者数は,3年次編入学者数(15人)を除く。
・2023年度入学者数は,3年次編入学者数(13人)を除く。
・2024年度入学者数は,3年次編入学者数(13人)を除く。
・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。
・KUGS特別入試総合型選抜,女子枠特別入試は理工3学類一括ではなく学類ごとに試験を実施している。
・2023年度機械工学類入学定員は,前年度より3名減。3学類では9名減
・2年進級時に一括入試入学者の中から10人が機械工学類に移行予定。
実施している入試方法
○ | 一般 |
---|---|
○ | 総合型(旧区分名:AO) |
学校推薦型(旧区分名:推薦) | |
○ | 帰国生徒 |
社会人 | |
附属校 | |
○ | 編入学 |
○ | その他 ※ |
○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
○ | 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 |
---|---|
○ | 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 |
○ | 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) |
○ | 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 |
○ | 手話通訳者、介助者の配置 |
○ | リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 |
○ | 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) |
○ | 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
上記の配慮事項を含め,志願者からの事前相談及び提出された申請書(事前相談書,医師の診断書等)に基づき,審査の上,障がいの種類・程度に応じた特別措置を講じる。
入学者の構成(男女別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
241人 | 15人 | 227人 | 19人 | 249人 | 35人 |
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
石川県 | 57人 | 石川県 | 62人 | 石川県 | 71人 |
富山県 | 28人 | 富山県 | 31人 | 富山県 | 37人 |
愛知県 | 21人 | 福井県 | 20人 | 福井県 | 25人 |
福井県 | 20人 | 新潟県 | 19人 | 愛知県 | 23人 |
岐阜県 | 13人 | 静岡県 | 14人 | 新潟県 | 19人 |
新潟県 | 11人 | 愛知県 | 14人 | 長野県 | 18人 |
長野県 | 11人 | 群馬県 | 11人 | 静岡県 | 15人 |
北海道 | 10人 | 長野県 | 10人 | 滋賀県 | 12人 |
栃木県 | 9人 | 北海道 | 8人 | 岐阜県 | 10人 |
群馬県 | 8人 | 岐阜県 | 8人 | 群馬県 | 9人 |
静岡県 | 8人 | 栃木県 | 6人 | 茨城県 | 5人 |
滋賀県 | 8人 | 滋賀県 | 6人 | 大阪府 | 5人 |
京都府 | 7人 | 茨城県 | 5人 | 宮城県 | 4人 |
茨城県 | 5人 | 兵庫県 | 5人 | 埼玉県 | 4人 |
神奈川県 | 5人 | 京都府 | 4人 | 東京都 | 4人 |
東京都 | 4人 | 大阪府 | 4人 | 北海道 | 3人 |
大阪府 | 4人 | 山形県 | 3人 | 秋田県 | 2人 |
青森県 | 3人 | 東京都 | 3人 | 山形県 | 2人 |
千葉県 | 3人 | 福島県 | 2人 | 福島県 | 2人 |
その他 | 3人 | 埼玉県 | 2人 | 山梨県 | 2人 |
宮城県 | 2人 | 神奈川県 | 2人 | 三重県 | 2人 |
秋田県 | 2人 | 三重県 | 2人 | 京都府 | 2人 |
山形県 | 2人 | その他 | 2人 | その他 | 2人 |
埼玉県 | 2人 | 奈良県 | 1人 | 千葉県 | 1人 |
三重県 | 2人 | 岡山県 | 1人 | 神奈川県 | 1人 |
兵庫県 | 2人 | 香川県 | 1人 | 兵庫県 | 1人 |
岩手県 | 1人 | 青森県 | 0人 | 広島県 | 1人 |
福島県 | 1人 | 岩手県 | 0人 | 福岡県 | 1人 |
奈良県 | 1人 | 宮城県 | 0人 | 宮崎県 | 1人 |
和歌山県 | 1人 | 秋田県 | 0人 | 青森県 | 0人 |
鳥取県 | 1人 | 千葉県 | 0人 | 岩手県 | 0人 |
広島県 | 1人 | 山梨県 | 0人 | 栃木県 | 0人 |
山梨県 | 0人 | 和歌山県 | 0人 | 奈良県 | 0人 |
島根県 | 0人 | 鳥取県 | 0人 | 和歌山県 | 0人 |
岡山県 | 0人 | 島根県 | 0人 | 鳥取県 | 0人 |
山口県 | 0人 | 広島県 | 0人 | 島根県 | 0人 |
徳島県 | 0人 | 山口県 | 0人 | 岡山県 | 0人 |
香川県 | 0人 | 徳島県 | 0人 | 山口県 | 0人 |
愛媛県 | 0人 | 愛媛県 | 0人 | 徳島県 | 0人 |
高知県 | 0人 | 高知県 | 0人 | 香川県 | 0人 |
福岡県 | 0人 | 福岡県 | 0人 | 愛媛県 | 0人 |
佐賀県 | 0人 | 佐賀県 | 0人 | 高知県 | 0人 |
長崎県 | 0人 | 長崎県 | 0人 | 佐賀県 | 0人 |
熊本県 | 0人 | 熊本県 | 0人 | 長崎県 | 0人 |
大分県 | 0人 | 大分県 | 0人 | 熊本県 | 0人 |
宮崎県 | 0人 | 宮崎県 | 0人 | 大分県 | 0人 |
鹿児島県 | 0人 | 鹿児島県 | 0人 | 鹿児島県 | 0人 |
沖縄県 | 0人 | 沖縄県 | 0人 | 沖縄県 | 0人 |
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(入試方法別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
---|---|---|---|
入学者数 | 入学者数 | 入学者数 | |
一般 | 247人 | 240人 | 255人 |
総合型 (旧区分名:AO) | 3人 | 4人 | 12人 |
学校推薦型 (旧区分名:推薦) | 0人 | 0人 | 0人 |
帰国生徒 | 0人 | 0人 | 1人 |
社会人 | 0人 | 0人 | 0人 |
附属校 | 0人 | 0人 | 0人 |
編入学 | 15人 | 13人 | 13人 |
その他 ※ | 0人 | 0人 | 1人 |
留学生 | 3人 | 2人 | 0人 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
数値の説明(増減理由等) | |
---|---|
一般 |
・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。 ・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。 |
総合型 (旧区分名:AO) |
・2024年度,一般選抜の定員(20名)を女子枠特別入試へ移行し新設。 ・2024年度,一般選抜の定員(20名)を女子枠特別入試へ移行し新設。 |
学校推薦型 (旧区分名:推薦) | |
帰国生徒 |
・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。 ・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。 |
社会人 | |
附属校 | |
編入学 | |
その他 ※ |
・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。 ・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。 |
留学生 |
・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。 ・機械工学類,フロンティア工学類,電子情報通信学類の入試(前期日程,帰国生徒選抜,国際バカロレア入試,私費外国人留学生入試)は3学類一括で実施。各学類へは2年進級時に移行。 |