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教育学部(教員養成)

 
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教育課程

本学は令和5年度に、学校教員を養成する「学校教育教員養成課程」と教育支援人材を養成する「教育支援課程」へと、学部組織の再編を行いました。令和5年度入学生からは、学校教育教員養成課程(入学定員825名)には、初等教育専攻(12コース)、中等教育専攻(12コース)、特別支援教育専攻(2コース)、養護教育専攻(1コース)が置かれています。

<令和5年度組織再編の概要>
○ 1つの学校教育教員養成課程にまとめることで、教員免許の学校種や専門的能力を超えて、子供の発達・成長を含む学校教育全体を俯瞰した、教師に共通に必要な資質・能力を育成します。
○ 「教育創成科目」を創設し、教科横断的な視点で学習内容を組み立てる力や子供が置かれている多様な環境へ対応する力、他者・社会と協働し、学校や社会をより良く変革することに自律的・主体的に取り組むことができる力のより効果的な育成を図ります。
○ 現代的な教育課題等をより共通的に学ぶことを目的とし、「学校教育」「学校心理」「国際教育」「環境教育」の4つの選修を1つにまとめ、「現代教育実践コース」を新設します。
○ 情報活用能力の育成が叫ばれるなか、高等学校情報科の重要性が飛躍的に高まっています。その教育を担う教員の養成を強化するために中等教育専攻情報コースを新設します。
URL:https://www.u-gakugei.ac.jp/01gaiyo/kouhou.html

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
学校教育教員養成課程 4年 学士(教育)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

[教育学部共通]
東京学芸大学は、教員養成を主目的とした学校教育教員養成課程と、学校現場と協働して様々な現代的教育課題の解決を支援できる人材を養成する教育支援課程の2つの課程で構成されており、大学全体として、次のようなカリキュラムを編成、実施するものとします。

【教育課程の編成及び教育の内容】
本学においては以下、4つの科目区分を体系的に編成し、卒業認定・学位授与の方針に掲げる4つの目標と授業科目との関係について、カリキュラムマップ、ナンバリングを通して可視化します。
なお、「教養科目」や「教育創成科目」に一部開設する留学生との共修科目により、国際的視野の獲得を目指します。

「教養科目」
人権を尊重し、国際的視野を基盤とした共生社会の実現に貢献できるよう、深い教養と豊かな知性を身につけることを目的に、1,2年生を対象に、「総合学芸領域」、「健康・スポーツ領域」、「語学領域」の3つの領域にわたって学修します。「総合学芸領域」は学士課程での学びの基礎を固めるとともに、多様な学問の視角や方法を体得することを通じて、現代的諸課題を自ら把握し主体的に探究する姿勢を養うことを目的に、(A)「学びの基本」となる科目群、(B)人間の存在や営みについて深めるタイプの科目群、(C)社会の多様性や広がりを知るタイプの科目群、(D)世界の様々な事象を科学的に解明するタイプの科目群、の4つの科目群で構成されます。
特に本学は、人権教育を重視しており、「人権教育」を全学必修科目に加えています。

「教育創成科目」
子供・教師・学校が社会とともにより良い未来を創造していく教育の実現に向けて、伸ばすべき5つの資質能力①「探究力、創造力、他者・社会と協働できる力」を育成する力②子供が置かれている多様な環境への対応力③学び続けるために自己をマネジメントする力④学校教育のより良い変革に資する基盤となる探究力、創造力⑤学校内での協働・社会との連携をマネジメントする力、に対応した科目で構成され、教育という営みの様々な課題について先端的な内容を学ぶ未来志向の内容です。学生は、自らの目指す教師の在り方・課題に基づいて主体的に授業科目を選択することで、自らの学びをデザインします。
1年生から3年生を対象に、主に学校教育にフォーカスしたもの(Ⅰ群)と学校内外での様々な教育課題に関わるもの(Ⅱ群)に区分され、学校教育教員養成課程と教育支援課程の学生が共通に学ぶ横断的な科目群となっています。

「教育基礎科目」
教育職員免許法を踏まえ、教育の基本的概念や基礎的な知識、教職の在り方及び児童生徒の発育等に対する理解を修得する「教育の基礎的理解に関する科目」(1、2年生対象)と、実践的な教育方法や指導法等を扱う「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」(2、3年生対象)により、学校教育にかかる基礎的な内容を学ぶ科目です。更に、1、2年生を対象とした「自己創造のための教育体験活動」にて学校現場での体験活動を主体的にデザインすることで自らの課題認識形成の端緒とし、3、4年生で履修する教育実習や教職実践演習等の「教育実践に関する科目」により、「教育の基礎的理解に関する科目」や「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」で学んだ内容を実践につなげます。
※学校教育教員養成課程のみで開設される科目です。

「専攻科目」
コース・プログラムで学ぶ教科等の専門的な学びを深める1~4年生を対象とした科目群です。保育における各領域や小学校、中学校、高等学校の各教科の指導をするために必要な内容を学ぶ「教科(保育内容)の指導法」や、教科等の専門性と学習指導の融合・架橋を図る「教育内容科目」を含みます。「卒業研究」は4年間の学びの集大成に位置づけ、全学必修科目とします。
また、「専攻科目」には初年次向け専門基礎科目(入門セミナー)を設け、新入生の大学における学修に加え、各コースの専門的な内容を円滑・効果的に進めるためのカリキュラムを編成しています。

【教育方法】
各授業科目のシラバスにおいて、ねらいと目標、内容、テキスト、参考文献、成績評価方法、授業スケジュール、授業時間外における学習方法、授業実施方法を周知します。
各授業科目は講義、演習、実験、実習など、教育内容の特質にあわせた授業形態で実施します。また、実習科目の中には教育実習等、講義等で得た知識を現場で実践する方法について学ぶ科目を含みます。
アクティブ・ラーニングを授業科目の中に積極的に取り入れることで、主体的な学習を促進します。
履修カルテや、教職実践ポートフォリオ等により、学生が自身の学習を振り返ることで、自らの課題に基づいた主体的な学習計画を作成することを促します。
学生の主体的で計画的な学習(それぞれの授業科目の予習・復習の時間を含む)を促すため、履修登録単位数に制限を設けるCAP制を導入しています。
ICT活用指導力修得のための科目群を体系的に開設し、本学独自のチェックリスト等を通して学びの体系性を可視化します。

【学修成果の評価】
学修成果の評価にあたっては、客観性、厳格性を確保するため、シラバスにより、学生に対し評価基準をあらかじめ明示し、その基準に従って適切に行います。
学生自身が学年の初めに1年間の学修計画を十分に立て、自分の学修目標をしっかり定めたうえで、履修する授業科目を選択させることを目的に、GPAによる成績評価制度を導入しています。GPAは指導教員にも通知され、学習指導や助言等の参考にすることにより履修指導の促進も図ります。
卒業認定・学位授与の方針に掲げる4つの目標を達成するため、課程ごとに、以下のカリキュラムを編成、実施します。

[学校教育教員養成課程]
本課程は、教員養成課程であることから、教育職員免許法に定める小学校教諭や幼稚園教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状及び高等学校教諭一種免許状取得要件、特別支援学校教諭一種免許状(聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者、病弱者の4つの領域)、養護教諭一種免許状等の取得要件を基盤に、「高度な専門性と優れた実践力を兼ね備えた有為の教育者」の養成を目的とし、4年間の学修で理論と実践を体系的に学べるカリキュラム構成となっています。

1 豊かな教養と広い視野
現代社会の諸事象(個々の人間存在・社会の構成・自然界の状況等)を主体的に捉え、多様な視野と方法をもって分析する力を身につけるとともに、母語や文化を異にする多種多様な人々の思考を知り、相互に尊重し合い、円滑なコミュニケーションを図ることを目的に、「教養科目」において、「総合学芸領域」、「健康・スポーツ領域」、「語学領域」の3つの領域にわたって学修します。

2 教育課題及び人間発達(特に学齢期)に関する理解
学齢期の児童・生徒を中心に、誕生から死に至る人間の発達の全体像と、それぞれの時期における課題の具体的なありようについて深く理解し、変化が激しく予測困難な時代へ対応できる力と新たな価値を創造することができる力を子供に育成することと、時代や社会の状況に応じて変化する多様な教育課題を把握し、学校や社会をより良く変革することに自律的・主体的に取り組むことができるとともに、それぞれの時点での人間の知識・技能の個々の課題に応じて、発達を援助する実践につなげることを目的に、「教育基礎科目」及び「教育創成科目」において、学校教育にかかる理論と方法や学校内外の教育課題について学修します。

3 専門的な学識・技能
学校教育で扱う各教科に連なる諸学問や、人間の発達や教育課題を解析する諸学問等について専門的な学識を持つとともに、そうした学識を基に研究的な発信をすることを目的に、「専攻科目」において、小学校、中学校、高等学校の各教科、特別支援教育の各領域及び養護に関する専門的な内容を学修します。

4 教育的な実践力
学校において生じる様々な教育課題について、児童生徒等の当事者の置かれている状況に即して適切に対応し、成長・発達を支援することができるとともに、立場を異にする様々な他者と連携・協働し、その時々に解決の迫られている諸課題の解決策を導くことを目的に、「教育基礎科目」における「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」や「教育実践に関する科目」に分類される科目群に加え、「専攻科目」における教科等の専門性と学習指導の融合・架橋を図る「教育内容科目」、保育における各領域や小学校、中学校、高等学校の「教科(保育内容)の指導法」において、学校現場で活用できる実践力を学修します。
また、情報通信技術の活用においては、指導法としての利用にとどまらず、探究ツールとしての利用等についても触れることで、各教科等の主体的、対話的で深い学びによる実践力の養成につなげます。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

本学ホームページ掲載の大学案内2024 P12~P16参照
URL:https://www.d-pam.com/u-gakugei/2311781/index.html?tm=1#target/page_no=15

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

[教育学部共通]
本学は、知識基盤社会を支える有為の教育者を養成し、教育を通して社会変革を主導する拠点的な大学として、個人の幸福と世界の持続的発展に貢献し、それらを自律的かつ主体的に実現することができるコンピテンシー等を、未来を切り拓く重要な力として育成し、有為の教育者を養成することを使命としている。

この使命のもと、教育学部においては、①豊かな教養と広い視野により、②児童生徒をはじめとする人間の発達についての深い理解を得るとともに、③それぞれの専門的な学識・技能を身につけ、④それらを基に社会の様々な場における教育的な実践を行える優れた人材を育成することを目標としている。

この目標に基づき、それぞれの課程・専攻・コース所定の単位を修得し、学士課程全体を通じて体得した幅広い学識や研究手法などを基に、今後の社会において生じうる様々な課題に対して柔軟に対応できる発展性と、自己成長力を身に付けるとともに、立場を異にする者との連携・協働により、こうした課題解決に取り組むことができると認められる者に学士(教育)の学位を授与する。

4つの目標に関して、身に付ける具体的な資質・能力は課程ごとに下記のとおりとする。

[学校教育教員養成課程]
1 豊かな教養と広い視野
現代社会の諸事象(個々の人間存在・社会の構成・自然界の状況等)を主体的に捉え、多様な視野と方法をもって分析する力を身に付ける。
母語や文化を異にする多種多様な人々の思考を知り、相互に尊重し合い、円滑なコミュニケーションを図ることができる。

2 教育課題及び人間発達(特に学齢期)に関する理解
学齢期の児童・生徒を中心に、誕生から死に至る人間の発達の全体像と、それぞれの時期における課題の具体的なありようについて深く理解し、変化が激しく予測困難な時代へ対応できる力と新たな価値を創造することができる力を子供に育成することができる。
時代や社会の状況に応じて変化する多様な教育課題を把握し、学校や社会をより良く変革することに自律的・主体的に取り組むことができるとともに、それぞれの時点での人間の知識・技能の個々の課題に応じて、発達を援助する実践につなげることができる。

3 専門的な学識・技能
学校教育で扱う各教科に連なる諸学問や、人間の発達や教育課題を解析する諸学問等について専門的な学識を持つとともに、そうした学識を基に研究的な発信をすることができる。

4 教育的な実践力
学校において生じる様々な教育課題について、児童生徒等の当事者の置かれている状況に即して適切に対応し、成長・発達を支援することができる。
立場を異にする様々な他者と連携・協働し、その時々に解決の迫られている諸課題の解決策を導くことができる。


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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部不可0円
編入学312,000円

転学部・編入学情報補足

検定料 30,000円
入学料 282,000円

専攻分野

専攻分野
教育学(教員養成課程)

専攻分野に関する説明