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人間生活学研究科(博士課程(前期))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

人間生活学研究科博士前期課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

博士前期課程は、人間生活学に根ざした教育・研究を基盤とし、総合的な視座から地域社会の生活課題に取り組むことのできる人材を養成することを目的とする。このために、入学者選抜の基本方針として、以下の資質を有する人を受け入れることとする。

求める学生像
1.人間生活や地域にかかわる諸課題に関心を持ち、その究明・解決に向けて、強い目的意識や探究心をもって取組もうとする人
2.課題に対して積極的に取組む熱意と主体的に学ぶ意欲、やり遂げる強い意志をもつ人
3.専攻する領域に関する基礎となる知識と柔軟な思考力をもつ人
4.地域社会において栄養・生活、社会福祉、文化の面から住民と協働し、地域のシステムづくりを計画・遂行していく連携・調整能力及び協調性を備えた人間性豊かな人

入学者選抜の基本方針
博士前期課程における入学者選抜の出願区分として「一般」「社会人」「外国人留学生」及び「学内推薦」をおく。各出願区分の入学者選抜の基本方針は以下のとおりとする。

・一般
選抜のための方法は、以下によるものとする。

筆記試験:小論文を課すことにより、設問内容の的確な把握と解答、解答内容と志望領域の専門性との整合性、文章表現力等について評価する。

口述試験:「研究計画書」に基づく発表と質疑応答を行い、本研究科への適性や研究を遂行する基礎的能力等について評価する。本研究科への適性は、次のうちいずれか1つ以上に該当するかどうかで判断する。地域課題解決に貢献しようと考えているか、高度な専門的力量を身につけたいと考えているか、志望領域の専門的な知識や経験を問題解決のために活かそうと考えているか、などである。
研究を遂行する基礎的能力は次の諸点で評価する。研究内容(目的・方法・期待される結果)及び研究の特色(新規性・独創性)を明確に把握しているか、志望領域の専門的な基礎的知識があるか、などである。

研究計画書:研究の内容・方法、志望領域の専門性等について評価する。

・社会人
選抜のための方法は、以下によるものとする。なお、本区分での出願にあたっては、大学院入試説明会に出席した上で事前面談を経なければならない。

プレゼンテーション:「志願理由書」に基づくプレゼンテーションと質疑応答により、志望動機、活動・意欲、態度等について評価する。

面接試験:「研究構想書」に基づく質疑応答を行い、本研究科で何を学びたいのか、受験者の専門性、研究構想内容の適切さ、志望領域の専門的な基礎知識、入学後の学習等についての計画などについて評価する。

・外国人留学生
選抜のための方法は、以下によるものとする。

プレゼンテーション:「志願理由書」に基づくプレゼンテーションと質疑応答により、志望動機、活動・意欲、態度等について評価するとともに、日本語の会話能力について確認をする。

面接試験:「研究構想書」に基づく質疑応答を行い、本研究科で何を学びたいのか、受験者の専門性、研究構想内容の適切さ、志望領域の専門的な基礎知識、入学後の学習等についての計画などについて評価する。

・学内推薦
選抜のための方法は、以下によるものとする。

筆記試験:小論文を課すことにより、設問内容の的確な把握と解答、文章表現力等について評価する。

口述試験:「研究計画書」に基づく発表と質疑応答を行い、本研究科への適性や研究を遂行する基礎的能力等について評価する。本研究科への適性は、次のうちいずれか1つ以上に該当するかどうかで判断する。地域課題解決に貢献しようと考えているか、高度な専門的力量を身につけたいと考えているか、志望領域の専門的な知識や経験を問題解決のために活かそうと考えているか、などである。
研究を遂行する基礎的能力は次の諸点で評価する。研究内容(目的・方法・期待される結果)及び研究の特色(新規性・独創性)を明確に把握しているか、志望領域の専門的な基礎的知識があるか、などである。

研究計画書:研究の内容・方法、志望領域の専門性等について評価する。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

博士前期課程では、地域社会の生活課題を解決・調整することのできる高度専門職業人としての能力を養成することを目的とする。この目的のために、以下の方針に基づき本課程のカリキュラムを編成する。

共通カリキュラム・ポリシー
(構造・内容)
1.カリキュラムを構成する科目区分として、「共通科目(大学院共通科目・人間生活学研究科科目)」「栄養・生活学領域科目」「社会福祉学領域科目」「文化学領域科目」「英語・領域教育コース科目」「栄養・領域教育コース科目」の科目群をおく。また、研究能力を総合的に養成するための研究指導科目として、領域ごとに「課題研究演習」をおく。
2.栄養・生活学領域科目に「食物科学」「人間栄養学」「栄養・生活学」の科目群をおく。
3.社会福祉学領域科目に「福祉専門基礎」「地域・国際福祉」「介護・高齢者福祉」「障害者福祉」「児童・家庭福祉」の科目群をおく。
4.文化学領域科目に「地域文化」「日本文化」「英語文化」の科目群をおく。
5.栄養・領域教育コース科目に「食物科学」「人間栄養学」「栄養・生活学」の科目群をおく。
6.英語・領域教育コース科目に「英語・国際文化研究」の科目群をおく。

(順序性)
7.研究の基礎的能力を修得させるため、1年次に共通科目の「研究と倫理」(必修)と「研究方法論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(選択必修)を履修させる。

(教育方法)
8.学生の志望に従い、博士前期課程のディプロマ・ポリシーの能力を修得できるように、履修指導を行う。
9.博士前期課程のディプロマ・ポリシーに沿う能力を学生が修得できるように、講義、演習、研究指導をバランスよく行う。事前・事後課題、グループ討議、アクティブラーニングなどにより、学生が主体的に学ぶ方法を取り入れる。

(評価方法)
10.講義や演習では、博士前期課程のディプロマ・ポリシーに沿った達成目標や成績評価の方法・基準を周知し、評価を行う。修了時にはディプロマ・ポリシーに基づく評価(論文審査・最終試験)を行う。
11.学生によるカリキュラム評価を行い、その結果に基づいてカリキュラムの改善を図る。

領域別カリキュラム・ポリシー
(1)栄養・生活学領域 <修士(生活科学)>
栄養・生活学領域の修了要件として、共通科目から6単位以上、栄養・生活学領域を中心として3つの領域科目から18単位以上、研究指導科目6単位を履修し、計30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けて、修士論文の審査及び最終試験に合格することを定めている。

(順序性)
1)複数の領域にわたる幅広い学識を修得させるため、1年次から、栄養・生活学領域科目を中心に、共通科目や社会福祉学領域科目、文化学領域科目から履修させる。
2)課題を発見し、その解決を明らかにするための研究力を修得させ、修士論文の完成へと導くため、「栄養・生活学課題研究演習」を履修させる。

(教育方法)
3)栄養・生活学領域の主研究指導教員と副研究指導教員1名ずつ以外に、他の領域の副研究指導教員から多様な視点による研究指導を行う。また、学期ごとに1回、主研究指導教員と副研究指導教員による合同指導会を実施する。

(2)社会福祉学領域 <修士(社会福祉学)>
社会福祉学領域の修了要件として、共通科目から6単位以上、社会福祉学領域を中心として3つの領域科目から18単位以上、研究指導科目6単位を履修し、計30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けて、修士論文の審査及び最終試験に合格することを定めている。

(順序性)
1)複数の領域にわたる幅広い学識を修得させるため、1年次から、社会福祉学領域科目を中心に、共通科目や栄養・生活学領域科目、文化学領域科目から履修させる。
2)課題を発見し、その解決を明らかにするための研究力を修得させ、修士論文の完成へと導くため、「社会福祉学課題研究演習」を履修させる。

(教育方法)
3)社会福祉学領域の主研究指導教員と副研究指導教員1名ずつ以外に、他の領域の副研究指導教員から多様な視点による研究指導を行う。また、学期ごとに1回、主研究指導教員と副研究指導教員による合同指導会を実施する。

(3)文化学領域 <修士(学術)>
文化学領域の修了要件として、共通科目から6単位以上、文化学領域を中心として3つの領域科目から18単位以上、研究指導科目6単位を履修し、計30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けて、修士論文の審査及び最終試験に合格することを定めている。

(順序性)
1)複数の領域にわたる幅広い学識を修得させるため、1年次から、文化学領域科目を中心に、共通科目や栄養・生活学領域科目、社会福祉学領域科目から履修させる。
2)課題を発見し、その解決を明らかにするための研究力を修得させ、修士論文の完成へと導くため、「文化学課題研究演習」を履修させる。

(教育方法)
3)文化学領域の主研究指導教員と副研究指導教員1名ずつ以外に、他の領域の副研究指導教員から多様な視点による研究指導を行う。また、学期ごとに1回、主研究指導教員と副研究指導教員による合同指導会を実施する。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

博士前期課程では、地域社会の生活課題を解決・調整することのできる高度専門職業人としての能力を養成することを目的とする。

共通ディプロマ・ポリシー
1.人間の生活に根ざした学問(栄養・生活学、社会福祉学、文化学)を基盤に、専攻領域及び関連領域における学術的知識を身に付けている。
2.設定した研究課題を学際的・科学的な視点で捉え、学問の体系化と発展に寄与する研究能力を身に付けている。

領域(学位名称)別ディプロマ・ポリシー
栄養・生活学領域 <修士(生活科学)>
1.栄養・生活に関する分野における専門的な知識と技術を身に付けている。(知識・理解)
2.地域社会の特性を踏まえ、栄養・生活に関する諸課題を科学的視点で捉え、解決のための具体的な方策を提言できる研究能力を身に付けている。(研究遂行能力)
3.グローバルな視野を持って、栄養・生活に関する諸課題に取り組み、その過程で得られた技術や知識を世界に向けて発信できる力を身に付けている。(総合的な学修経験と創造的思考力)

社会福祉学領域 <修士(社会福祉学)>
1.社会福祉学の分野における専門的な知識と技術を身に付けている。(知識・理解)
2.地域社会の特性を踏まえ、社会福祉に関する諸課題を科学的視点で捉え、解決のための具体的な方策を提言できる研究能力を身に付けている。(研究遂行能力)
3.グローバルな視野を持って、社会福祉学の新たな支援方法や資源の開発等に取り組み、創造的な実践を展開できる力を身に付けている。(総合的な学修経験と創造的思考力)

文化学領域 <修士(学術)>
1.文化研究の分野における専門的な知識と技術を身に付けている。(知識・理解)
2.文化に関する地域の諸課題を人文科学的または社会科学的視点で捉え、解決のための具体的な方策を提言できる研究能力を身に付けている。(研究遂行能力)
3.文化に関する諸課題に取り組み、その過程で得られた技術や知識を地域に向けて発信できる力を身に付けている。(総合的な学修経験と創造的思考力)

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