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健康科学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

<理念>
「誠実・夢・人間愛」を建学の精神とし、人と人とが繋がり合う地域に根差した大学として、地域を拓く優れた人材を育成するとともに、専門領域の教育研究の成果を国際的な視野に立ち、広く社会へ還元することを目指す。
<目的>
人と地域を創る大学として、看護・保育・福祉の領域における教育と研究を実践し、高度の知識と技能、及び豊かな教養と人間性、高い倫理観を有する専門職を育成する。また、看護・保育・福祉各領域の連携と協働により、人に優しい地域共生社会の実現に貢献するとともに、課題解決のプロセスをとおして、グローバルな視点で健康科学の深化を図ることを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

■健康保育学科

健康保育学科では、推薦入試、一般入試(前期日程)、一般入試(後期日程)の3方式により試験を実施し、以下の資質を持つ優れた人材を幅広く求めている。

1) 大学での学修に必要な基礎学力を有している人【知識・理解力】

2) 物事を論理的に分析・判断することができる人【思考力・判断力】

3) 自らの考えや意見を的確に表現し、伝えることができる人【コミュニケーション力】

4) 保育・教育・福祉の分野への関心、探究心、実践的活動への意欲や保育・教育・福祉の発展に貢献する強い意志がある人【主体性】

5) 多様な考えや価値観を尊重し、協調的かつ協働的に問題解決に取り組むことができる人【多様性・協調性】

【入学までに修得すべき学力・能力】
  入学後の学修に向けて、高等学校卒業レベルの総合的な基礎学力、論理的な思考力と分析力を養ってください。
  また、子どもに関する社会的課題に関心を持ち、これらの課題について理解し、考え、言葉で表現するための、総合的な国語力を身につけてください。
  さらに、多様な人と協働する活動を経験することで、協調性に関する基礎的な力を身につけてください。

【入学後に身に付ける能力】
  健康保育学科に入学後、4年間の学修によって、ディプロマ・ポリシーに掲げた6つの力を身に付けます。
① 豊かな教養に基づく保育・教育が子どもの健全な発達や人格形成に関わることを深く理解し、あらゆる子どもの発達を支える保育・教育の専門職として人間の生命や権利を尊重する高い倫理観を身に付けます。
② 保育・教育・福祉の各分野における本質やあらゆる子どもの成長・発達段階、多様性に関して深く理解しながら、理想の保育・教育を実現するために不可欠な専門的知識と技能を身に付けます。
③ 多様な人々の価値観を尊重しながら子ども、保護者をはじめとする関係者と信頼のある関係を築きながら、人々が本来もつ力を引き出せるよう積極的にコミュニケーションを図る力を身に付けます。
④ 保育・教育の専門職として専門的な知識、技能を発揮して、個人・家族・集団、地域の保育・教育的課題を認識し、課題解決に向けて自身の必要な役割を見出し、その役割を果たそうと試みる力を身に付けます。
⑤ 地域の特性に即した保育・教育課題について、地域の関係者と連携して取り組むことができ、または、一般の保育・教育課題についても、保健、医療、福祉、教育等の多職種と連携して取り組む力を身に付けます。
⑥ 保育・教育の専門職として人と社会に貢献するため、生涯にわたり関心、探究心及び向上心を持って学び続け、自らのキャリアプランに沿って専門的経験を積み上げる力を身に付けます。

■看護学科

看護学科では、推薦入試、一般入試(前期日程)、一般入試(後期日程)の3方式により試験を実施し、以下の資質を持つ優れた人材を幅広く求めている。

1) 大学での学修に必要な基礎学力を有している人【知識・理解力】

2) 物事を柔軟かつ多面的に分析・判断することができる人【思考力・判断力】

3) 自らの考えや意見を相手の立場や状況に応じて正確に伝えることができる人【コミュニケーション力】

4) 健康や看護に対して興味・関心を抱き、看護職として広く地域社会に貢献したいという強い意志を持っている人【主体性】

5) 多様な考えや立場を理解し、周囲の人々と積極的に関わり、良好な関係を構築・維持することができる人【多様性・協調性】

【入学までに修得すべき学力・能力】
  入学後の学修に向けて、高等学校卒業レベルの総合的な基礎学力、論理的な思考力と分析力を養ってください。
  また、地域社会で生活している全ての世代のあらゆる健康レベルにある人とその生活を理解するために、多世代との交流を図り、多様な価値観に触れてください。

【入学後に身に付ける能力】
看護学科に入学後は、4年間かけて、看護学科として最も重要な専門的知識・技能、また思考力・判断力、課題解決能力、主体性をもち、看護専門職として多職種連携を図るために多様性の理解、協調性を身に付けるという理念と実際を体得するための演習や実習は必修科目となっています。看護学・保健学に関する専門基礎分野ならびに専門分野の科目を多く履修し、専門領域の基礎的知識・技能を学びます。さらに、臨地実習を受け、実習と平行して、指導教員毎に研究室に配属され、ゼミナール形式で、研究の基礎を学ぶとともに、教員の指導の下に卒業論文を完成させます。
この間に、次のような能力の発展・向上を目指します。
① 豊かな教養と看護の専門職としての倫理観を身に付ける能力
② 適切な看護を提供する専門的知識・技能を習得する能力
③ 看護の対象者ならびに関連職種と良好な関係性を築く能力
④ 個人・家族・集団・地域社会の健康課題を認識し、その解決に向けて実践する能力
⑤ 地域の特性に即した看護に関する課題に取り組む能力
⑥ 看護の専門職として生涯にわたり向上心を持って学び続ける能力

■地域福祉学科

地域福祉学科では、推薦入試、一般入試(前期日程)、一般入試(中期日程)の3方式により入学者選抜試験を実施し、以下の資質を持つ優れた人材を幅広く求めている。

1) 大学での学修に必要な基礎学力を有している人【知識・理解力】

2) 論理的思考ができ、課題解決能力を高める努力ができる人【思考力・判断力】

3) 自らの考えを相手に正確に伝え、他者と良好な関係を構築、維持する努力ができる人【コミュニケーション力】

4) 福祉に対して興味と関心を抱き、人と地域社会に貢献したいという強い意志を持っている人【主体性】

5) 多様な考えや立場を理解し、相手を尊重できる人【多様性・協調性】

【入学までに修得すべき学力・能力】
  入学後の学修に向けて、高等学校卒業レベルの総合的な基礎学力、論理的な思考力と分析力を養ってください。
  特に、対人援助職として必要な文章の読解力や文章や言語による表現力など総合的な国語力を高めてください。
また、社会で起こる様々な事象に関心を持ち、特に社会福祉領域に関する問題解決力の向上に努めてください。

【入学後に身に付ける能力】
地域福祉学科に入学後は、4年間かけて、豊かな教養と高い倫理観を身に付け、多職種との連携と協働により、地域共生社会推進に向けて寄与する質の高い地域福祉人材を輩出するという学科の理念を実現するために、各自の目標に基づき、主な資格である福祉資格に関する専門教育科目、政策科学や法学、防災学など福祉職として社会で活躍する時に役立つ技能を強化する科目、地域福祉の専門性を高める副専攻科目を選択し履修します。また、指導教員毎に研究室に配属され、ゼミナール形式で、研究の基礎を学ぶとともに、教員の指導の下に卒業論文を完成させます。最終的には、各自の目標に応じて、主な資格である社会福祉士、介護福祉士等の資格が取得できることを目指します。
この間に、次のような能力の発展・向上を目指します。
① 豊かな教養と人間の尊厳や権利を尊重する倫理観を身に付ける能力
② 地域福祉学を追求し専門職として必要な知識・技能を習得する能力
③ 福祉対象者、地域住民、及び多職種と連携・協働する能力
④ 個人と家族、ならびに地域社会の福祉的課題を発見し、その解決に向けて支援することができる能力
⑤ 地域共生社会への実現に向けた課題に取り組む能力
⑥ 生涯を通じて学び続け、専門職としてのキャリア形成を実践できる能力

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

■健康科学部

健康科学部では、幅広い教養を学ぶための教養分野の科目と、それぞれの専門領域において学位授与に必要な基礎分野、専門基礎分野、専門分野の科目で教育課程を体系的に構成し、講義・演習・実習の形により教育目標の達成を目指す。また、3学科共通科目を配置し、保育・看護・福祉の各専門職が連携・協働して地域の健康に関する課題解決能力の育成を目指す。

1) 豊かな教養と人間性を育むための科目、また、健康科学の専門職としての高い倫理観を培う科目を配置する。【教養・倫理観】

2) 健康科学の専門職として基礎的な考え方と論理的思考力を培うための科目、並びに地域の特性を理解するために体系的に学ぶ科目を配置する。【知識・技能】

3) 多様な人々の価値観を尊重しつつ、積極的なコミュニケーションを図る能力を培うため、少人数による対話中心の演習科目、実習科目などを配置する。【コミュニケーション力】

4) 専門知識・技能を活かし、新たな課題を探究する力を養うための科目として卒業研究等を配置する。【課題解決力】

5) 健康に関する地域課題の抽出と解決手法について、3学科が協働するなど地域をフィールドとして多職種連携を実践的に学修する科目を配置する。【地域連携、多職種連携力】

6) 専門職としての生涯教育力を身に付け、キャリア形成を目指す科目を配置する。【生涯学習、キャリア形成力】



■看護学科

看護学科では、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる人材を育成するために、以下のような学部共通科目、教養科目、専門基礎科目、専門科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を組み合わせた授業を実施する。本学科では、看護師国家試験受験資格に加えて、選択制により保健師国家試験受験資格又は養護教諭一種免許状を取得するために所定の科目を履修する教育課程を設置する。また、訪問看護・地域看護コースを設置する。

1) 「豊かな教養と看護の専門職としての高い倫理観」を涵養するために【教養・倫理観】
  一般教養科目群である共通教育(基礎分野)の授業科目を配置するとともに、看護の専門職としての倫理観を育む専門教育(専門基礎分野・専門分野)の授業科目を多数配置する。

2) 「適切な看護を提供するために必要な専門的知識・技能」を修得するために【知識・技能】
  看護学を中心とした保健や医療に関する知識、技術、理論を体系的に学ぶための授業科目を配置する。

3) 「看護の対象者等と良好な関係性を築き、看護の専門職として意思の疎通を適切に図る力」を身に付けるために【コミュニケーション力】
  他者とのコミュニケーションが試される授業科目、すなわち少人数で行う演習科目、臨地実習科目、さらに地域をフィールドとした授業科目などを配置する。

4) 「個人・家族・集団・地域の健康課題を認識し、その解決に向けて必要な役割を見出し、行動する力」を身に付けるために【課題解決力】
  テュートリアル教育をはじめとするアクティブ・ラーニングの手法を用いた授業科目を配置する。

5) 「看護の専門職として、地域の関係者との連携を図り、又は多職種との連携を図ることができる力」を身に付けるために【地域連携、多職種連携力】
  地域をフィールドにする実践的な授業科目をはじめとする地域医療や地域保健に関する授業科目や多種職との連携を進めその方法を教授する授業科目を配置する。

6) 「看護の専門職として、生涯にわたり向上心を持って学び続け、自らの目標に向かって経験を積み上げていく力」を身に付けるために【生涯学習、キャリア形成】
  進路決定や社会的・職業的自立に必要な能力・態度を育成するため、キャリア形成に関する科目を配置する。


■地域福祉学科

地域福祉学科のカリキュラムは、地域共生社会の構築のために多様な職場で活躍する地域福祉人材を育成するため、以下のような教育課程を体系的に編成する。

1) 「豊かな教養と地域福祉の専門職としての高い倫理観」を涵養するために【教養・倫理観】
  一般教養科目群である共通教育の授業科目を配置する。また、人権侵害を受けやすい人々を対象にすることが多い福祉専門職として、常に対象者の主体性を尊重する態度を身に付けられる専門科目を配置する。

2) 「地域福祉学を追求する専門職として必要な知識・技能」を修得するために【知識・技能】
  社会福祉学、介護福祉学などに関する専門的な知識、技能、理論を体系的に学ぶための授業科目を配置する。

3) 「福祉対象者等と信頼のある関係を築き、福祉専門職として意思の疎通を適切に図る力」を身に付けるために【コミュニケーション力】
  他者とのコミュニケーションを試みる授業科目、すなわち、福祉対象者、地域の人々又は他職種と実際に交流する授業科目等を配置する。

4) 「個人・家族・集団・地域の福祉的課題を発見し、その解決に向けて支援することができる力」を身に付けるために【課題解決力】
  地域課題を学ぶ授業科目、福祉対象者の状況、状態に応じた支援の方法を学ぶ授業科目等を配置する。

5) 「地域共生社会に向け、多職種と連携・協働していくことができる力」を身に付けるために【地域連携、多職種連携力】
  主として保健・医療・福祉の職種と連携・協働する力を身に付ける授業科目を多く配置する。また、地域共生社会に役立つ人材を育成するため、副専攻共生社会推進士及び副専攻地域介護専門士に関する授業科目を配置する。

6) 「生涯を通じて学び続け、専門職としてのキャリア形成を実践できる力」を身に付けるために【生涯学習、キャリア形成】
  進路決定や社会的・職業的自立に必要な能力・態度を育成するため、地域福祉研究などキャリア形成に関わる授業科目を配置する。


■健康保育学科

健康保育学科では、幅広い教養の上に高い専門性、実践的指導力、地域共生社会への貢献力を兼ね備えた「地域ぐるみで支え合う保育を牽引する人材」を育成する。「教養と感性」、「思考の深化」、「主体的課題解決力」、「地域共生社会での協働力」を基盤とした科目を配置する。

1) 「豊かな教養と保育・教育の専門職としての高い倫理観」を涵養するために【教養・倫理観】
  一般教養科目群である共通教育の授業科目を配置するとともに、保育・教育の専門職としての倫理観を育む専門教育の授業科目を配置する。

2) 「保育・教育活動を実現する専門的知識・技能」を修得するめに【知識・技能】
  保育・教育・福祉に関する専門的な知識、技術、理論を体系的に学ぶための授業科目を配置する。

3) 「子ども、保護者等と信頼のある関係を築き、保育・教育の専門職として意思の疎通を適切に図る力」を身に付けるために【コミュニケーション力】
  他者とのコミュニケーションが試される授業科目、すなわち対話中心の授業科目、他者とのチームワークが重視される実習科目等を配置する。

4) 「個人・家族・集団・地域の保育・教育課題を認識し、その解決に向けて必要な役割を見出し、行動する力」を身に付けるために【課題解決力】
  課題を見出し、その解決を図る知識、技能及び態度を修得するアクティブ・ラーニング型の授業科目を配置する。

5) 「保育・教育の専門職として、地域の関係者との連携を図り、又は多職種との連携を図ることができる力」を身に付けるために【地域連携、多職種連携力】
  保育・教育・福祉に関して、地域の人々とともに協働する授業科目を配置し、又は保健・医療・福祉・教育の多職種と連携する授業科目を配置する。

6) 「保育・教育の専門職として、生涯にわたり向上心を持って学び続け、自らの目標に向かって経験を積み上げていく力」を身に付けるために【生涯学習、キャリア形成力】
  進路決定や社会的・職業的自立に必要な能力・態度を育成するため、キャリア形成に関する科目を配置する。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

■健康科学部

健康科学部では、所定の期間在学し、卒業要件に必要な単位を修得し、以下の能力を備えたと認められる者に学士号を授与する。

1) 豊かな教養と人間の尊厳や権利を尊重する高い倫理観を身に付けている。【教養・倫理観】

2) 専門職として必要な知識・技能を身に付け、健康科学を追究することができる。【知識・技能】

3) 健康支援に携わる専門職として必要なコミュニケーション能力を身に付け、周囲の人々と良好な関係を構築することができる。【コミュニケーション力】

4) 専門知識・技能を活かして新たな課題を認識し、その解決に向けて行動することができる。【課題解決力】

5) 地域の特性に則した健康課題に取り組み、その解決に向けて地域連携、多職種連携を図ることができる。【地域連携、多職種連携力】

6) 生涯を通じて学び続け、専門職としてのキャリア形成することができる。【生涯学習、キャリア形成力】


■看護学科

看護学科の教育目標に沿って設定された課程を修め、“心と体の健康を支える看護”の専門職にふさわしい以下の能力を備えたと認められる者に学士(看護学)を授与する。

1) 豊かな教養と看護の専門職としての高い倫理観【教養・倫理観】
  世界で起こっている自然や社会の多様な課題に対して関心を持ち、豊かな教養と看護専門職業人として人間の生命、権利を尊重する高い倫理観を身に付けている。

2) 適切な看護を提供するために必要な専門的知識・技能【知識・技能】
  あらゆる成長・発達段階、健康レベル、生活の場をもつ人々に適切な看護を提供するために必要な知識及び技能を身に付けている。

3) 看護の対象者等と良好な関係性を築き、看護の専門職として意思の疎通を適切に図る力【コミュニケーション力】
  全ての世代の人々の価値観を尊重し、看護の対象者をはじめとする関係者と良好な関係を築きながら、人々が本来持つ力を引き出せるよう積極的にコミュニケーションを図ることができる。

4) 個人・家族・集団・地域の健康課題を認識し、その解決に向けて必要な役割を見出し、行動する力【課題解決力】
  看護専門職として専門的な知識、技能を活かして、個人・家族・集団、地域の健康課題を認識し、課題解決に向けて自身の必要な役割を見出し、その役割を果たそうと試みることができる。

5) 看護の専門職として、地域の関係者との連携を図り、又は多職種との連携を図ることができる力【地域連携、多職種連携力】
  地域の特性に即した健康課題について、地域の関係者と連携して取り組むことができ、保健、医療、福祉、教育等の多職種及びチームの一員として連携して取り組むことができる。

6) 看護の専門職として、生涯にわたり向上心を持って学び続け、自らの目標に向かって経験を積み上げていく力【生涯学習、キャリア形成】
  看護の専門職として人と社会に貢献するため、生涯にわたり関心、探究心及び向上心を持って学び続け、自らのキャリアプランに沿って専門的経験を積み上げることができる。

■地域福祉学科

地域福祉学科の教育目標に沿って設定された課程を修め、以下の能力を備えたと認められる者に学士(地域福祉学)を授与する。

1) 豊かな教養と地域福祉の専門職としての高い倫理観【教養・倫理観】
  社会で起こっている様々な問題に関心を持ち、豊かな教養と多様性と協調性を持って人の尊厳や権利を尊重する高い倫理観を身に付けている。

2) 地域福祉学を追求する専門職として必要な知識・技能【知識・技能】
  地域住民や公私の社会福祉関係者がお互いに協力して地域社会の福祉課題の解決に取り組む地域福祉学に基づき、専門職として必要な知識・技能を身に付けている。

3) 福祉対象者等と信頼のある関係を築き、福祉専門職として意思の疎通を適切に図る力【コミュニケーション力】
  福祉対象者をはじめとする多様な人々との基本的コミュニケーション及び対人援助職としての専門的コミュニケーションの両方を図ることができる。

4) 個人・家族・集団・地域の福祉的課題を発見し、その解決に向けて支援することができる力【課題解決力】
  個人と家族やそれを取り巻く地域の福祉的課題を発見するための情報収集・アセスメント力を身に付け、その解決に向けて個々の状況や特性に応じた柔軟な支援ができる。

5) 地域共生社会に向け、多職種と連携・協働していくことができる力【地域連携、多職種連携力】
  地域共生社会に向けた、福祉実践に関連する制度や施策、福祉に関係する諸機関や団体、他職種の役割と専門性を理解し、それぞれの専門性を尊重して連携・協働できる。

6) 生涯を通じて学び続け、専門職としてのキャリア形成を実践できる力【生涯学習、キャリア形成】
  人と社会に貢献するために、変化する社会に関心を持ち、情報収集力と課題発見力により、生涯を通じて学び続ける姿勢を身に付けるとともに、さらに専門職としてのキャリア形成を実践できる能力を身に付けている。

■健康保育学科

健康保育学科の教育目標に沿って設定された課程を修め、以下の能力を備えたと認められる者に学士(保育学)を授与する。

1) 豊かな教養と保育・教育の専門職としての高い倫理観【教養・倫理観】
  豊かな教養に基づく保育・教育が子どもの健全な発達や人格形成に関わることを深く理解し、あらゆる子どもの発達を支える保育・教育の専門職として人間の生命や権利を尊重する高い倫理観を身に付けている。

2) 保育・教育活動を実現する専門的知識・技能【知識・技能】
  保育・教育・福祉の各分野における本質やあらゆる子どもの成長・発達段階、多様性に関して深く理解しながら、理想の保育・教育を実現するために不可欠な専門的知識と技能を身に付けている。

3) 子ども、保護者等と信頼のある関係を築き、保育・教育の専門職として意思の疎通を適切に図る力【コミュニケーション力】
  多様な人々の価値観を尊重しながら子ども、保護者をはじめとする関係者と信頼のある関係を築きながら、人々が本来もつ力を引き出せるよう積極的にコミュニケーションを図ることができる。

4) 個人・家族・集団・地域の保育・教育課題を認識し、その解決に向けて必要な役割を見出し、行動する力【課題解決力】
  保育・教育の専門職として専門的な知識、技能を発揮して、個人・家族・集団、地域の保育・教育的課題を認識し、課題解決に向けて自身の必要な役割を見出し、その役割を果たそうと試みることができる。

5) 保育・教育の専門職として、地域の関係者との連携を図り、又は多職種との連携を図ることができる力【地域連携、多職種連携力】
  地域の特性に即した保育・教育課題について、地域の関係者と連携して取り組むことができ、又は、一般の保育・教育課題についても、保健、医療、福祉、教育等の多職種と連携して取り組むことができる。

6) 保育・教育の専門職として、生涯にわたり向上心を持って学び続け、自らの目標に向かって経験を積み上げていく力【生涯学習、キャリア形成力】
  保育・教育の専門職として人と社会に貢献するため、生涯にわたり関心、探究心及び向上心を持って学び続け、自らのキャリアプランに沿って専門的経験を積み上げることができる。

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