実践的技術者の養成を行うことをモットーとする本学工学部では、企業等の現場で5か月間にわたる実務を行う実務訓練や、企業との包括連携協定による現場の第一線で働く技術者による講義など、学生のうちから現場での実務とノウハウに裏付けられた質の高い技術と実践的能力を身につけることができます。
学部・研究科等ごとの目的
<工学部 工学課程>
各工学分野(機械工学、電気電子情報工学、情報・経営システム工学、物質生物工学、環境社会基盤工学)で必要とされる基本的な専門知識及び実践的技術感覚を備え、情報技術を活用して、関連分野及び融合領域の諸課題に対応し、グローバルな技術展開のできる実践的・創造的能力を備えた指導的技術者・研究者の育成
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
○第1学年
長岡技術科学大学は、活力(Vitality)、独創力(Originality)および世のための奉仕(Services)を重んじるVOSの精神をモットーとし、情報技術を活用し、グローバルな技術展開のできる高度な実践的・創造的能力を備えた指導的技術者・研究者の養成を目指しています。この目的を達成するために、本学はすべての学部入学者に対し、大学院進学を前提とした学部から大学院までの一貫教育を行っています。
そこで、本学は入学を希望する学生に対し、次のような能力と資質を求めます。
・技術や科学に強い関心を持ち、それにかかわる学習に必要な基礎学力をもつ人
・知識を基に思考を深め、それにより判断したことを適切に表現できる人
・データサイエンス、IoT等の情報技術の素養を身につけるとともに、複数の分野を学んで分野融合技術を開拓する意欲のある人
・新しい分野の開拓や理論の創出、ものづくりに意欲を持ち、技術や科学を通じて社会に貢献したい人
・自ら積極的に学習や研究に取り組み、問題解決のために多様な人々と協力できる人
・優れた個性を発揮し、人間性が豊かで、責任感のある誠実な人
本学は学生に求める能力・資質を以下の方法で評価します。
【学校推薦型選抜】
・調査書・推薦書により、高校時代の学習・活動歴、及び学力を評価します。
・小論文により、知識をもとにした思考力・判断力・表現力を評価します。
・志望調書・推薦書と面接により、人物・適性、および基礎学力を評価します。
【一般選抜(前期日程)】
・大学入学共通テストにより、基礎学力を幅広く評価します。
・個別学力検査により、数学と理科のより高度な学力、及び思考力・判断力・表現力を評価します。
・志望調書と調査書により、人物・適性を評価します。
○第3学年
長岡技術科学大学は、活力(Vitality)、独創力(Originality)及び世のための奉仕(Services)を重んじるVOSの精神をモットーとし、グローバルな技術展開のできる高度な実践的・創造的能力を備えた指導的技術者・研究者の養成を目指しています。この目的を達成するために、本学はすべての学部入学者に対し、大学院進学を前提とした学部から大学院までの一貫教育を行っています。
そこで、本学は入学を希望する学生に対し、次のような能力と資質を求めます。
・技術や科学に強い関心をもち、それにかかわる学習に必要な基礎学力をもつ人
・知識をもとに思考を深め、それにより判断したことを適切に表現できる人
・新しい分野の開拓や理論の創出、ものづくりに意欲をもち、技術や科学を通じて社会に貢献したい人
・自ら積極的に学習や研究に取り組み、問題解決のために多様な人々と協力できる人
・優れた個性を発揮し、人間性が豊かで、責任感のある誠実な人
【推薦入試】
・調査書・推薦書により、高等専門学校時代の学習・活動歴、及び学力を評価します。
・志望調書により、人物・適性を評価します。
・外国人留学生は、さらに面接により、人物・適性、及び基礎学力と日本語能力を評価します。
【学力入試】
・学力試験により、国語又は日本語、英語、数学、及び専門基礎又は理科の学力、また思考力・判断力・表現力を評価します。
・志望調書と面接により、人物・適性を評価します。
※各課程の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)は大学ホームページを参照してください。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
本学では、情報技術を活用し、グローバルな技術展開のできる高度な実践的・創造的能力を備えた指導的技術者・研究者の育成を目指し、学士課程では、講義、演習、実験・実習科目より構成される教養科目、外国語科目、専門基礎科目、専門科目による幅広い学修を通じて、以下の四つを習得できる教育プログラムを実施します。
1.技術を支えるデータサイエンスを含む理数の概念と技法、および技術の側から生命、人間及び社会を捉える素養。
2.理解・思考・表現・対話の基礎である言語・論理力の習得、および安全・環境・文化への技術の影響を配慮できる素養。
3.技術科学各分野の専門の基礎知識と技能、および情報技術を使いこなす能力。
4.英語による技術コミュニケーション基礎力、および国際感覚を持ちチームで協働できる素養。
さらに以上の四項目の総合的な実践ならびに学士課程における学修の総括を目的として、実務訓練を実施します。
なお、成績評価は、シラバスに明示される達成目標や基準等に従って公正に行われます。
「学修成果の評価の方針」
情報技術を活用し、グローバルな技術展開のできる高度な実践的・創造的能力を備えた指導的技術者を育成するために、学修成果の評価は、「技術を支える理数の概念と技法」、「技術の側から生命、人間及び社会を捉える素養」、「理解・思考・表現・対話の基礎である言語・論理力」及び「安全・環境・文化への技術の影響を配慮できる素養」の獲得を主たる目標とする講義科目では、試験、レポート等でその達成度を評価し、「技術科学各分野の専門の基礎知識と技能を使いこなす能力」、「英語による技術コミュニケーション基礎力」及び「国際感覚を持ちチームで協働できる素養」の獲得を主たる目標とする演習・実験・実習科目では、レポート、口頭試験等でその達成度を評価する。授業科目の試験の成績は、S・A・B・C及びDの5種類の評語をもって表し、S・A・B及びCを合格とし、Dを不合格とする。合格した者には所定の単位を授与する。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
本学が目指す人材育成像は、情報技術を活用し、グローバルな技術展開のできる高度な実践的・創造的能力を備えた指導的技術者・研究者です。そのために、学士課程では以下の四項目を、教養科目、外国語科目、専門基礎科目、専門科目、及び課外活動を含む大学内外での幅広い学修により身につける学生の到達目標とします。
1.技術を支えるデータサイエンスを含む理数の概念と技法の習得、及び技術の側から生命、人間及び社会を捉える素養の形成。
2.理解・思考・表現・対話の基礎である言語・論理力の習得、及び安全・環境・文化への技術の影響を配慮できる素養の形成。
3.技術科学各分野の専門の基礎知識と技能、及び情報技術を使いこなす能力の習得。
4.英語による技術コミュニケーション基礎力の習得、及び国際感覚を持ちチームで協働できる素養の形成。
この目標のために開講される講義、演習、実験・実習科目、及び実務訓練を履修し、卒業に必要な単位数を修得した者に学士号が授与されます。
【高専からの進学希望者の皆さんへ】
本学は他の大学と異なり、学部3・4年生の授業は高専でのカリキュラムに整合させています。
そのため、高専ですでに履修した科目の重複履修が他大学よりも少なくなっているほか、高専で取得した単位の一部を大学の卒業単位に含める制度も用意しています。
【普通高校、工業高校等からの進学希望者の皆さんへ】
本学は高等専門学校(高専)からの編入学生が多くを占める大学ですが、普通高校や工業高校等からの入学も積極的に受け入れています。
本学では、先輩が後輩の学習をサポートする「学習サポーター制度」など、1年次から入学する皆さんの学習をサポートする万全の体制を整えており、3年次に進級する時には、高専から編入学してくる学生と同程度以上の専門知識を身に付けることができます。
【保護者の皆様へ】
本学は、学生を成長させ、実社会で活躍し貢献できる学生に育てることに定評があります。このことは、Times Higher Education 日本版ランキングで有名国立及び私立大学に続き30位であることや、有名企業からも求人が多数来ていることなどからも裏付けられています。