ここから検索条件フォームです
検索フォームを表示する

医歯薬学総合研究科(博士課程)

 
ここから学部・研究科等のメニューです ここから大学のメニューです
お気に入りリスト一覧へ
ここから学部・研究科等の情報です

教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

大学院医歯薬学総合研究科は,国際社会において高く評価され,地域社会に広く活用される研究成果の創出を基礎として,創造性豊かな自立した研究者,研究・教育・医療におけるリーダー,並びに高度な専門知識と豊かな人間性に基づく倫理観を兼ね備えた医療職業人を養成する。

この人材養成目的を実現するために,以下の教育目標を掲げる。

・社会的ニーズを把握し,地域から国際社会まで貢献する医療・研究・教育分野を構築する
・医・歯・薬学の専門的知識を結集した学際的研究・教育を推進する
・世界をリードする先端的・独創的研究を推進し,研究成果を発信する
・高度で幅広い知識を教授し,科学の進歩に適応しうる問題解決能力を涵養する
・社会人に再教育の場を提供して,生涯医療教育を推進する

大学院医歯薬学総合研究科 医歯薬学専攻(博士課程)は、国際社会において高く評価されると共に地域社会において広く活用される研究成果の創出を基礎として、創造性豊かで優れた能力により国内外の機関で自立した研究者、高度な専門知識と豊かな人間性に基づく倫理観を兼ね備えた特色ある医療のプロフェッショナル、及び教育・研究・医療分野で人類の叡智を拡げる大学教員を養成します。

続きを読む… 折り畳む

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

大学院医歯薬学総合研究科 医歯薬学専攻(博士課程)では、次のような学生を求めています。

・医学・歯学・薬学領域の創造的研究、学際的研究、国際的研究を志す人
・高度先端医療、全人的医療を志す人
・医療系社会人として活躍しながら研究を志す人
・6年制の医学・歯学・薬学教育を受け医療資格を有する人、または関連領域の修士課程、博士前期課程の修了者として相応しい知識・技能・態度を修得している人

入学者選抜の基本方針
 人間・社会・自然を理性的に理解するための視点は様々であり、多様な学生を確保するために6種の入学者選抜試験を実施しています。

一般入試(第1回,第2回)
筆記試験と口述試験を課しています。筆記試験では、医歯薬学分野の英語課題を用い、語学力のみならず、論理構造の理解力、日本語の表現力等を総合的に評価します。専門科目の口述試験では、専門科目に関する知識、理解力やキャリアプランなどについて志望する研究分野の教員が評価します。

進学者選考
筆記試験と口述試験を課しています。筆記試験では、医歯薬学分野の英語課題を用い、語学力のみならず、論理構造の理解力、日本語の表現力等を総合的に評価します。専門科目の口述試験では、専門科目に関する知識、理解力やキャリアプランなどについて志望する研究分野の教員が評価します。

ARTプログラム特別入試
筆記試験と口述試験を課しています。筆記試験では、医歯薬学分野の英語課題を用い、語学力のみならず、論理構造の理解力、日本語の表現力等を総合的に評価します。また、志望する教育研究分野の専門科目により、医歯薬学の専門性への理解力を評価します。専門科目の口述試験では、専門科目に関する知識、理解力やキャリアプランなどについて志望する研究分野の教員が評価します。

外国人留学生特別入試
面接試験、筆記試験と口述試験を課しています。面接試験では、受験時までに修得した専門性、キャリアプラン、就学の前提となる異文化適応状況と経済状況などについて、複数の教員が多面的に確認します。筆記試験では、英語課題または日本語課題から1カ国語を選択し、論理構造の理解力、解答の執筆能力等を総合的に評価します。専門科目の口述試験では、専門科目に関する知識、理解力やキャリアプランなどについて志望する研究分野の教員が評価します。

外国人留学生海外特別入試
書類審査、面接試験を総合して行います。面接試験では、受験時までに修得した専門科目に関する知識、理解力やキャリアプラン、就学の前提となる異文化適応状況と経済状況などについて、複数の教員が多面的に確認します。

O-NECUSプログラム修了者外国人留学生特別入試
O-NECUSプログラムの成績(学力・意思・意欲)、書類審査により、専門科目に関する知識、理解力やキャリアプラン、就学の前提となる異文化適応状況と経済状況などについて、志望する研究分野の教員が評価します。

続きを読む… 折り畳む

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 大学院医歯薬学総合研究科では、ディグリー・ポリシーに掲げる卓越した博士人材を養成して、地域から国際社会まで広く貢献するため、教育研究領域として、医歯薬学専攻(博士課程)を設置しています。ディグリー・ポリシーで定めた能力を円滑に獲得できるよう、指導教員は毎年度、学生と年間の研究計画を討議して研究指導計画を示します。また、学内共同研究を推進し学生支援を行うための副指導教員を決定します。これを指標として年間のリサーチワークを進めます。さらに、中間審査として研究基礎力審査を行う「課題研究」を含む授業科目の単位修得計30単位に加えて、最終審査として指導教員を除いた複数教員による学位審査を修了要件に定めています。各専門分野の特性に応じて、次のようにカリキュラムを編成しています。

・実践的な問題を解決できる力【実践力】
リサーチワークとして、各専門領域における最先端の研究を自らの手で行うとともに、その成果を能動的に研究発表することが求められます。さらに、研究が中間段階に達したところで「課題研究」として研究基礎力審査を受け、分野が異なる教員や学生を対象に研究発表を行い、最終的には学位論文として発表することも求められます。「課題研究」では、学生の所属する教育研究分野以外の分野の教員から助言を受けます。
教員を目指す学生は、「グローバル医学教育実習」、「グローバル歯学教育実習」として特別聴講学生が参加する学部レベルの演習・実習授業で教育実習を行い、国際性とともに自ら計画を立て実施する行動力を身につけます。これらの授業により、時代と社会をリードする教育実践力を身につけます。

・自律的に探究を推進する力【探究力】
研究と発表、ならびに論文作成の達成には、自律的な探究力が必要です。これらを学生に求めつつ、常に自らを振り返り、高い水準の欲求を自覚して、自己実現に向けた継続的な努力ができる高度人材を養成するカリキュラムを提供しています。

・成果創出に活かせるコミュニケーション力【コミュニケーション力】
研究に必要な学術論文などの情報を収集・活用するための手法を身につけるため、1・2年次配当の高度リベラルアーツ科目「研究方法論基礎」に情報力についての授業を組み入れています。また、情報発信能力も身につけるため、4年間を通して行われる演習科目は、研究成果の学会発表や論文発表も含んでいます。国際的な情報力の涵養のため、国際学会での成果発表を行う授業科目「グローバル・プレゼンテーション」を設定しています。

・知の創成につながる幅広い専門力【専門力】
本博士課程の専門領域は多岐にわたるため、複数の学位プログラム及び選択プログラムを設定しています。各プログラム又は選択プログラムで養成する高度人材の必要性に応じて、専門基礎科目と専門科目を履修します。

・人間性に富み国際的に通用する教養【教養力】
幅広い視点で技術・技芸を学ぶことにより、専門性の束縛を離れ知的好奇心を引き出して研究マインドを育むため、1・2年次に高度リベラルアーツ科目「研究方法論基礎」、「研究方法論応用」を設定しています。国際性涵養のため、英語による授業シリーズ「Medical Science Series」が含まれます。多様な学問領域に関心を持てるよう、学内外で開催される研究会及び講演会も研究方法論の授業とみなすこともあります。

・成績評価
 講義科目では主に総括的評価、実習科目及び演習科目では主に形成的評価を行います。

・その他
 大学院医歯薬学総合研究科 医歯薬学専攻(博士課程)では、学務委員会を中心として、継続的な教育方法の改善に取り組んでいます。

続きを読む… 折り畳む

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

大学院医歯薬学総合研究科 医歯薬学専攻(博士課程)は、医学・歯学・薬学の領域で、教育研究、先進的医療の中核拠点として、我が国及び地域に貢献する融合型の医療系大学院です。博士課程では、国際社会において高く評価されると共に地域社会において広く活用される研究成果の創出を通じて、創造性豊かで自立した研究者、高度な専門知識と豊かな人間性に基づく倫理観を兼ね備えた医療職業人、及び教育・研究・医療におけるリーダー的大学教員を養成しています。そのため、次のような実践力、探究力、コミュニケーション力、専門力、教養力を身につけることを求めています。

・実践的な問題を解決できる力【実践力】
グローバル化に対応した国際感覚を有し、自己の専門分野をもって社会をリードする行動を取り、日々発生する様々な課題に対し、持続可能な社会の実現に向けた新たな枠組みを構築することができる。

・自律的に探究を推進する力【探究力】
自己実現に向けて、生涯に亘り医学・歯学・薬学の発展に寄与する高い学習意欲を持ち、基礎から社会実証研究に至る諸相で、長期的・短期的課題を設定して研鑽を積むことができる。

・成果創出に活かせるコミュニケーション力【コミュニケーション力】
幅広い学術研究領域の情報を自ら収集・分析し、適切に発信できることに加え、チーム・ユニットの意見をまとめ、適切な方向性を提示することができる。

・知の創成につながる幅広い専門力【専門力】
医学・歯学・薬学に関する幅広い高度な専門知識と技能、態度及び分野の垣根にとらわれず、課題に対してアプローチする能力を身につけて社会に貢献できる。

・人間性に富み国際的に通用する教養【教養力】
広い学識を習得し、学術的問題を見出すとともに、その問題解決に向けての論理的思考力・判断力・創造力を有し、人間性や倫理観に裏打ちされた研究者としての豊かで国際的な教養を身につけている。
 所定の単位を修得し、研究指導を受け、自ら学位論文を作成・発表して、学位審査を受け、最終試験に合格することが、博士(医学・歯学・薬学・学術)の学位授与の要件です。この過程を通して、人類の知の限界を僅かに拡げつつ、人間・社会・自然についての自らの視点と理解を理性に基づいて示す必要があります。学位審査については、公開の「学位申請の手引き」として学位論文の提出方法等を定め、学務委員会で選出される委員で構成される審査委員会を設置して、学位審査発表会を実施します。審査報告書に基づき教授会において学位授与について最終判定されます。

続きを読む… 折り畳む