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グローバル・ディスカバリー・プログラム

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

グローバル・ディスカバリー・プログラムは、世界各地から集まった留学生・帰国生、国内の高校出身者など、多様な背景と経験を持つ学生たちが協力し、ともに学ぶ姿勢を大切にしています。また、既存の学部や学科の枠にとらわれず、現在の関心や将来の目標にマッチした幅広い科目履修を通じて専門的知識を身につけ、グローバルな課題解決に向けて行動できる人材を育てます。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

教育内容・特色
 グローバル・ディスカバリー・プログラムでは、世界各地から集まった留学生・帰国生、日本国内の高校出身者など、多様な背景と経験を持つ学生たちの協働と学び合いを基礎としつつ、インターンシップやフィールドワークなど実践的な学びを重視します。学部や学科の枠にとらわれず、将来の目標に適した科目履修を通じて専門知識を修得し、取り組むべき課題や進むべき道筋を自ら発見し、文化や専門分野の異なる他者と協力しながら、課題解決に向けて的確に行動できる能力を涵養します。
 学生各自が組み立てた履修プログラムを通じて、専門的な知識や技能の修得を促し、卒業研究では、教員の指導の下に自ら設定した課題に取り組むことで、収集した情報を多角的・創造的に分析する力と、社会に向けて的確な情報を効果的に発信する力を培います。これらの教育を通じて、地域レベルから地球レベルまでに至る社会のイノベーションのために自ら行動でき、グローバル社会の持続的発展に貢献できる人材を育成します。

求める人材
1.多様な文化や社会に目を向け、世界を舞台に活躍する意志を持つ人
2.幅広い分野での学修や言語の修得など、主体的な学びに積極的な人
3.他者と十分なコミュニケーションを図ることができ、互いに協力しながら課題に取り組む姿勢を持つ人

 入学後の学修のために、以下の3つの力を身につけていることが望まれます。
 ・多文化を背景とする学生同士が協働して課題解決に取り組むための英語力
 ・自分の意見をまとめ、他者に明確に伝えるために必要なコミュニケーション力
 ・入学後、選択する分野での学修に必要とされる科目の基礎学力

入学者選抜の基本方針
総合型選抜:
・ディスカバリー入試
文系問題あるいは理系問題からどちらかを選択します。

【文系問題】
 書類審査(自己推薦書,調査書,英語資格・検定試験成績等),記述問題(英語),口述試験(文章読解),プレゼンテーション,個人面接(口述試験を含む。)により,本プログラムで必要な英語能力や基礎学力に加え,理解力や論理的思考力・表現力,学習意欲や主体性などを総合的に判断します。

【理系問題】
 書類審査(自己推薦書,調査書,英語資格・検定試験成績等),記述問題(英語),記述問題(理系),プレゼンテーション,個人面接(口述試験を含む。)により,本プログラムで必要な英語能力や基礎学力に加え,理解力や論理的思考力・表現力,学習意欲や主体性などを総合的に判断します。


・国際入試
 書類審査(成績評価証明書,自己推薦書,評価書,語学能力試験のスコア等)及び個人面接により,本プログラムで必要な英語能力や基礎学力に加え,理解力や論理的思考力・表現力,学習意欲や主体性などを総合的に判断します。また,理系希望者については,日本語を積極的に修得する意欲と計画性も重視します。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 グローバル・ディスカバリー・プログラムでは,先進科学分野,国際連携や地域貢献等において,グローバル社会の持続的発展に貢献できる人材を育成します。
 世界各地から集まった留学生・帰国生,日本国内の高校出身者など,多様な背景と経験を持つ学生たちの協働と学び合いを基礎としつつ,インターンシップやフィールドワークなど実践的な学びを重視します。学部や学科の枠にとらわれず,将来の目標に適した科目履修を通じて専門知を修得し,取り組むべき課題や進むべき道筋を自ら発見し,母語や文化,専門分野の異なる他者と協力しながら,課題解決に向けて的確に行動できるグローカル実践知を身につけるための科目を提供します。
 教育課程は大きく教養教育科目,専門教育科目に分けられます。さらに専門教育科目は専門基礎科目と,基本科目・課題科目・実践科目・卒業研究科目から成る専門科目により編成されます。また,ディスカバリー・プログラムは,①英語で提供する授業を履修し,ディスカバリー専任教員の指導の下に英語で卒業研究を行う「ディスカバリー専修トラック」と,②各学部が主に日本語で提供する科目を履修し,他学部に所属する卒業研究指導教員の指導の下に卒業研究を行う「学部・学科横断型マッチング・トラック」という二つのトラックが設けられていますが,一つのトラックに軸足を置きつつ別のトラックの授業を受講することも推奨されています。さらに,学生の意欲とニーズに応じた実践的な学びの機会として,フィールドワークやインターンシップ,海外留学,実験等の実践科目をカリキュラムに組み込んでいます。これら実践科目の効果的な履修や,多文化環境での相互理解,及び卒業後の進路選択に必要なレベルの日本語と英語の運用能力を身につけ,高める授業を教養教育科目と専門教育科目の両方で用意しています。
 学生は,アカデミック・アドバイザー等の助言を得ながら,科目を履修します。1年次は教養教育科目,専門基礎科目を履修します。専門基礎科目では,履修者相互の学び合いや多文化間の相互理解を促す必修科目を履修し,グローカルに活躍するために必要な基礎的素養を高めていきます。

 主として2年次に履修する基本科目では,より専門性の高い課題科目を履修するために必要な基礎知識や方法論を学び,主として3年次・4年次に履修する課題科目では,卒業研究を前提に専門知識を修得します。

 グローバル・ディスカバリー・プログラムでは,本プログラムのディプロマ・ポリシーに掲げる能力を身につけるために,以下のような学習成果を得ることを目指し,試験・レポート・研究論文・プレゼンテーション・グループワーク等の多角的な方法を用い,また,クラスディスカッションへの参加など,クラス全体の学びへの貢献度にも目配りしながら,その達成度を評価します。

 課題発見のための幅広く豊かな教養【教養】
教養教育科目では,導入教育,知的理解,言語,実践知・感性,汎用的技能と健康,高年次教養に関する科目群を開講し,多面的で幅広い教養を身につけます。
専門基礎科目では,グループディスカッションやピア・ラーニングを中心とする授業を履修し,多様な課題を発見し解決策を考えるための論理的・批判的な思考力,学修スキルを身につけます。

 グローバル社会の持続的発展につながる専門性【専門性】
基本科目では,課題の発見,理解,解決策の立案,実施に向けて必要となる,専門分野の基礎的知識を身につけます。
課題科目では,さまざまな分野の課題について,発見から解決に至る事例の紹介や解決までの各段階において必要となる高度な専門知識や技能を修得します。
実践科目では,「フィールドワーク」,「インターンシップ」,「海外留学」,「実験」等を通じて,専門知識や技能を実践で生かします。

 効果的に活用・発信できる情報力【情報力】
教養教育科目及び専門基礎科目では、情報リテラシーとICT活用法を身につけるための科目を開講します。
専門科目では、具体的な情報収集・整理・分析の手法を学ぶための科目を開講します。
実践科目では、積極的な情報収集や多角的・創造的な分析、効果的な発信に関する手法を実践的に修得します。
卒業研究では、プログラム全体の発表会を実施し、異なる分野を専門とする学生が各自の課題発見・解決の道筋を発信し、全員で共有します。

 グローバル社会のイノベーションに寄与する行動力【行動力】
教養教育科目では,知識の修得や情報発信,多文化環境でのコミュニケーションなどに必要とされる英語能力向上のためのアカデミック英語や,レベル別の日本語科目を履修し,多文化環境に適応できる語学力を身につけます。
専門基礎科目では,異なる背景・経験を持つ学生同士がディスカッションする機会を多く設け,多文化・多様な価値観に対する感性を磨く少人数の授業を開講します。
専門科目では,人文社会科学や自然科学分野でのイノベーションを実現し,他者にも資する力を身につけます。
異なる学部・学科の教員や学生たちと共に学ぶことで,開かれた視野を持ちつつ,異分野間の相互理解・協働を促進する理解力とコミュニケーション力を身につけます。
実践科目では,「フィールドワーク」,「インターンシップ」,「海外留学」,「実験」等,学内外での学修を通して自ら進んで行動する力を身につけます。

 生涯に亘る自己実現力【自己実現力】
専門教育科目では,特に実践科目,課題科目,卒業研究科目を通して,新たな課題を発見し,自ら進んで学修するなど,自己啓発を継続する姿勢と力を獲得します。
プログラム内外によって提供される,多様な背景・価値観を持つ他者との交流を深める機会を多く利用し,自立した個人としての倫理観・責任感と弛まぬ向上心にもとづいて,生涯に亘っての自己の成長を追求する力を獲得します。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラムは,所定の期間在学し,定める授業科目を履修して所定の単位を取得
し,以下のような学習成果を上げたものに卒業を認定し,学位を授与する。

課題発見のための幅広く豊かな教養【教養】

 多様な文化や社会,自然に関する幅広く豊かな教養を修得するとともに,論理的思考力を駆使して,既存の枠組みにとらわれず世界が抱える課題を発見し,多様な価値観と世界観を互いに尊重しながら,自ら主体的かつ他者と協力して,課題に取り組むことができる。

グローバル社会の持続的発展につながる専門性【専門性】

 専門知識や調査手法とともに,自ら発見した課題の解決に必要な実践知と技能を修得し,グローバル社会の持続的発展に必要な要素を解析・評価し,それに基づいた計画を実行することができる。

効果的に活用・発信できる情報力【情報力】

 積極的に情報を収集し,多角的・創造的に分析する力と,社会に向けて的確な情報を効果的に発信する力を身につけている。

グローバル社会のイノベーションに寄与する行動力【行動力】

 多文化環境に適応できる感性と語学力を身につけ,多様な実践科目により地域レベルから地球レベルでの実社会に潜在する問題点をあぶり出す能力を備える。また,協働を自ら促す姿勢と能力を獲得することで,グローバル社会のイノベーションのために自ら行動できる

生涯に亘る自己実現力【自己実現力】

 多様な背景・価値観を持つ他者との交流を深め,自らの学習成果を確認することにより,自立した個人としての倫理観,責任感,弛まぬ向上心にもとづき,主体的に新しい知識や技能を取得し,活用し続けることができる。

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