●入学者受入方針
電⼦情報通信学類が対象とする分野は、持続的発展可能で⾼度に情報化された未来社会を創造する電気電⼦技術(EET)と情報通信技術(ICT)からなる。本学類は、電気エネルギー創成・変換、ナノテクノロジー、光・電⼦デバイス、宇宙探査、セキュリティ、人工知能、IoT (Internet of Things)、ビッグデータ、 クラウドコンピューティングなどに興味がある⼈材の⼊学を期待している。
本学類には電気電⼦及び情報通信の2つのコースがある。地球的視点や技術者としての⾼い倫理観を有し、電気電⼦・情報通信分野の未来の課題に対する解決能⼒を有する⾃⽴した技術者・研究者を養成する。
求める人材
・エネルギー、エレクトロニクス、情報通信に関する技術を身につけて国内外の幅広い分野で活躍したい人
・科学実験やコンピュータなどに関心があり、電気電子・情報通信分野の未来の課題を見つけて創意工夫したい人
・数学が得意な人、物理学、数学の応用に積極的に取組みたい人
選抜の基本方針
機械工学類、フロンティア工学類及び電子情報通信学類の一般選抜、帰国生徒選抜、国際バカロレア入試及び私費外国人留学生入試は3学類一括で実施する。入学後、学生自らが自己の適正を判断しながら進路を見つけていく経過選択制の採用により、各学類への移行は2年次からとし、本人の志望、入学後の学業成績等を考慮の上、移行する学類を決定する。
■⼀般選抜
基礎学⼒に加え、3 学類において基礎となる数学・物理・英語の学⼒を評価する。⼀般選抜では、出願時に所属を希望する学類がある場合は 1 学類のみについて優先配属を申請でき、優先配属の可否は⼊試成績により決定する。ただし、優先配属が認められた場合でも、2 年進級時に優先配属を辞退して、他の 2 学類を再希望することができる。
■ KUGS 特別⼊試(総合型選抜)
出願書類、⾼⼤接続プログラム課題等を参考にした⼝述試験(プレゼンテーションを含む)により、本学類への勉学意欲及び能⼒・資質を評価するとともに、⼤学⼊学共通テストにより基礎学⼒を評価する。
■超然特別⼊試(A-lympiad 選抜)
出願書類を参考にした⼝述試験(プレゼンテーションを含む)により、本学類への勉学意欲及び能⼒・資質を評価する。
■帰国⽣徒選抜
理系基礎科⽬である数学、物理及び英語の学⼒を重視するとともに、成績証明書(調査書)により基礎学⼒を評価する。
■国際バカロレア⼊試
理系基礎科⽬である数学・物理の学⼒を成績評価証明書により評価するとともに、⼝述試験により、⼯学分野の勉学意欲及び資質を評価する。
■私費外国⼈留学⽣⼊試
⽇本語の聴解・読解⼒に加え、理系基礎科⽬である数学、物理、化学及び英語の学⼒を重視するとともに、⼝述試験により、⽇本語によるコミュニケーション能⼒、⼯学分野の勉学意欲及び資質を評価する。
入学までに身につけて欲しい教科・科目等
⼤学⼊学共通テストで課している科⽬においては、理系科⽬及び⽂系科⽬ともに重要であるため、確実に修得しておくことを望む。また、⼀般選抜の個別学⼒検査で課している科⽬(数学、物理、英語)については、⼊学後の本学類における授業及び研究の基礎として⾮常に⼤切であり、しっかりと学び、⾝につけておくことを求める。
■編入学
電⼦情報通信学類が対象とする分野は、持続的発展可能で⾼度に情報化された未来社会を創造する電気電⼦技術(EET)と情報通信技術(ICT)からなる。本学類は、電気エネルギー創成・変換、ナノテクノロジー、光・電⼦デバイス、宇宙探査、セキュリティ、IoT (Internet of Things)、ビッグデータ、 クラウドコンピューティングなどに興味がある⼈材の⼊学を期待している。
本学類には電気電⼦及び情報通信の2つのコースがある。地球的視点や技術者としての⾼い倫理観を有し、電気電⼦・情報通信分野の未来の課題に対する解決能⼒を有する⾃⽴した技術者・研究者を養成する。
求める人材
・大学での勉学に必要な基礎学力と高い勉学意欲を有する人
・電子情報通信分野における経験を生かしつつ、大学でさらに専門を深く学びたい人
・自然・人間・社会から科学技術に至るまで幅広く関心を持ち、かつ技術と社会のつながりを意識し、自分の力で問題を発見・解決する努力を惜しまない人
・未知の分野に対する強い探求心と豊かなチャレンジ精神を持つ人
選抜の基本方針
電⼦情報分野の基礎科⽬である数学、電気回路、電磁気学、計算機基礎、情報基礎の学⼒を重視し、成績証明書(調査書)と⼝述試験により、基礎学⼒を評価する。
入学までに身につけて欲しい教科・科目等
理数系基礎科⽬(数学、物理学)及び英語については、編⼊学後の本学類における授業及び研究の基礎として⾮常に⼤切であるため、しっかりと学び、⾝につけておいてくこと。また、電⼦情報通信分野の基礎科⽬はもちろんのこと、実験科⽬も履修していることを望む。
●教育課程編成の方針
本学類では、ディプロマ・ポリシーに掲げる⽬標を達成するために、共通教育科⽬、専⾨教育科⽬を体系的に編成し、講義、演習、実験、実習を適切に組み合わせた授業科⽬を開講する。教育課程については、カリキュラム・ツリーやナンバリングを⽤いてその体系性や構造を明⽰する。
【電気電子コース】
本コースでは、
●基礎となる導⼊科⽬、GS科⽬、GS⾔語科⽬、⾃由履修科⽬、基礎科⽬、初習⾔語科⽬を設ける。
●持続的発展可能な未来社会を担う電気電⼦⼯学分野の技術者・研究者を養成するために、基礎となる学域GS科⽬、学域GS⾔語科⽬を設ける。
●電気電⼦科⽬について体系的に学ぶ(学修成果1)ことができるように専⾨基礎科⽬を設ける。
●先進的な技術⾰新や社会的要求の変化にも対応できる専⾨的能⼒(学修成果2、3、5)が⾝につけられるようコース科⽬(電気電⼦)を配置した。
●電気電⼦技術者としての実践能⼒を⾼める(学修成果3)ための実験・演習科⽬として実践科⽬等と、独創性・社会性を醸成する(学修成果4、5)ための総合科⽬を加えてカリキュラムを編成している。
○評価方法
(1)授業科⽬に対して成績評価の基準及び⽅法を明⽰し、それに基づいて、学修成果を評価する。
(2)学⼠課程での学修成果は、「卒業論⽂」を含めた修得単位数によって⾏う。
(3)卒業論⽂の審査は、論⽂審査及び⼝述試験により実施する。
【情報通信コース】
本コースでは、
●基礎となる導⼊科⽬、GS科⽬、GS⾔語科⽬、⾃由履修科⽬、基礎科⽬、初習⾔語科⽬を設ける。
●IoT、⼈⼯知能、ビッグデータ、サイバーセキュリティ、情報通信ネットワークなどに関する情報通信⼯学分野において第4次産業⾰命及び超スマート社会を担う技術者、研究者やデータサイエンティストを養成するために、基礎となる学域GS科⽬、学域GS⾔語科⽬を設ける。
●導⼊として専⾨知識の修得に必要な数理情報や⾃然科学などの基礎的な科⽬(学修成果1)を専⾨基礎科⽬として配置する。
●専⾨知識と理論の理解(学修成果2)、そして実践的な技術の修得(学修成果3、4、5、6)のために、IoT、⼈⼯知能、ビッグデータ、サイバーセキュリティ、情報通信ネットワークなどに関する情報通信⼯学の専⾨科⽬として学類共通科⽬(専⾨)群とコース科⽬(情報通信)群を、及び、各分野に則した実験・演習科⽬として実践科⽬群を配置する。
●より⾼度な実験・演習科⽬と課題研究として実践科⽬と総合科⽬を配置することで、問題発⾒・解決能⼒を⾝につける(学修成果3、4、5、6、7)ことができるように編成している。
○評価方法
(1)授業科⽬に対して成績評価の基準及び⽅法を明⽰し、それに基づいて、学修成果を評価する。
(2)学⼠課程での学修成果は、「卒業論⽂」を含めた修得単位数によって⾏う。
(3)卒業論⽂の審査は、論⽂審査及び⼝述試験により実施する。
学部・研究科等ごとの目的
高度に情報化された未来社会に貢献することを理念とし、新分野開拓に挑戦する電気・電子・情報・通信の技術者を育成することを目指している。そのために、基礎知識の修得とそれを応用する能力、実験・実習を通して実践的に分析・理解する能力、最新のツールを効果的に利用する能力、課題を提案し遂行する能力、成果を的確に記述・説明する能力、共同作業を進める協調性と指導力を育てていく.さらに、ハードウェア実験、プログラミング演習などを通じて実践力を身に付け、高度に情報化された未来社会での活躍を目指す。
電子情報通信学類では、電気電子技術(EET)と情報通信技術(ICT)に関する専門知識を修め、技術者に必要な倫理観と地球的視点をもった、持続的発展可能で高度に情報化された未来社会の創造に貢献できる自立した技術者・研究者を養成することを目的とする。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【電子情報通信学類】
本学類が対象とする分野は,持続的発展可能で高度に情報化された未来社会を創造する電気電子技術(EET)と情報通信技術(ICT)からなります。本学類は,電気エネルギー創成・変換,ナノテクノロジー,光・電子デバイス,宇宙探査, セキュリティ,人工知能,IoT(Internet of Things),ビッグデータ,クラウドコンピューティングなどに興味がある人材の入学を期待しています。
本学類には電気電子及び情報通信の2つのコースがあります。地球的視点や技術者としての高い倫理観を有し,電気電子・情報通信分野の未来の課題に対する解決能力を有する自立した技術者・研究者を養成します。
求める人材
・エネルギー,エレクトロニクス,情報通信に関する技術を身につけて国内外の幅広い分野で活躍したい人
・科学実験やコンピュータなどに関心があり,電気電子・情報通信分野の未来の課題を見つけて創意工夫したい人
・数学が得意な人,物理学,数学の応用に積極的に取組みたい人
求める人材/編入学試験
・大学での勉学に必要な基礎学力と高い勉学意欲を有する人
・電子情報通信分野における経験を生かしつつ,大学でさらに専門を深く学びたい人
・自然・人間・社会から科学技術に至るまで幅広く関心を持ち,かつ技術と社会のつながりを意識し,自分の力で問題を発見・解決する努力を惜しまない人
・未知の分野に対する探求心とチャレンジ精神を持つ人
選抜の基本方針
■一般選抜
機械工学類とフロンティア工学類と電子情報通信学類の選抜を一括して行います。この一括入試では基礎学力に加え, 3 学類において基礎となる数学・物理・英語の学力を評価します。入学後,学生⾃らが⾃⼰の適性を判断しながら進路を見つけていく経過選択制を導入しており,各学類への所属は2 年次からとします。出願時に所属を希望する学類がある場合は1 つだけ優先配属を申請でき,優先配属は入試成績により決定します。ただし,優先配属が決定した場合でも, 2 年進級時に優先配属を辞退して,他の2 学類を再希望することができます。
■KUGS特別入試(総合型選抜)
出願書類,高大接続プログラム課題等を参考にした口述試験(プレゼンテーションを含む)により,本学類への勉学意欲及び能力・資質を評価するとともに,大学入学共通テストにより基礎学力を評価します。
■KUGS特別入試(デジタル人材選抜)
出願書類,高大接続プログラム課題等を参考にした口述試験により,本学類の情報通信コースで実施される高度情報専門人材育成への勉学意欲及び能力・資質を評価するとともに,大学入学共通テストにより基礎学力を評価します。
■超然特別入試(A-lympiad選抜)
出願書類を参考にした口述試験(プレゼンテーションを含む)により,本学類への勉学意欲及び能力・資質を評価します。
■女子枠特別入試
出願書類を参考にした口述試験(プレゼンテーションを含む)により,本学類への勉学意欲及び能力・資質を評価するとともに,大学入学共通テストにより基礎学力を評価します。
■帰国生徒選抜
理系基礎科目である数学,物理及び英語の学力を重視するとともに,成績証明書(調査書)により基礎学力を評価します。
■国際バカロレア入試
理系基礎科目である数学・物理の学力を成績評価証明書により評価するとともに,口述試験により,工学分野の勉学意欲及び資質を評価します。
■私費外国人留学生入試
日本語の聴解・読解力に加え,理系基礎科目である数学,物理,化学及び英語の学力を重視するとともに,口述試験により,日本語によるコミュニケーション能力,工学分野の勉学意欲及び資質を評価します。
■編入学試験
電子情報分野の基礎科目である数学,電気回路,電磁気学,計算機基礎,情報基礎の学力を重視し,成績証明書(調査書)と口述試験により,基礎学力を評価します。
入学までに身につけて欲しい教科・科目等
大学入学共通テストで課している科目においては,理系科目及び文系科目ともに重要であるため,確実に修得しておくことを望みます。また,一般選抜の個別学力検査で課している科目(数学,物理,英語)については,入学後の本学類における授業及び研究の基礎として非常に大切ですので,しっかりと学び,身につけておくことを求めます。
入学までに身につけて欲しい教科・科目等/編入学試験
理数系基礎科目(数学,物理学)及び英語については,編入学後の本学類における授業及び研究の基礎として非常に大切ですので,しっかりと学び,身につけておいてください。また,電子情報通信分野の基礎科目はもちろんのこと,実験科目も履修していることを望みます。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
【電気電子コース】
持続的発展可能な未来社会を担う電気電子工学分野の技術者・研究者を養成するために、基礎となる電気電子科目について体系的に学ぶ(学修成果1)ことができるように専門基礎科目群と学類共通科目(専門)群から始め、その上で、先進的な技術革新や社会的要求の変化にも対応できる専門的能力(学修成果2、3、5)が身につけられるようコース科目(電気電子)を配置した。さらに、電気電子技術者としての実践能力を高める(学修成果3)ための実験・演習科目として実践科目等と、独創性・社会性を醸成する(学修成果4、5)ための総合科目を加えてカリキュラムを編成した。
【情報通信コース】
IoT、人工知能、ビッグデータ、サイバーセキュリティ、情報通信ネットワークなどに関する情報通信工学分野において第4次産業革命及び超スマート社会を担う技術者、研究者やデータサイエンティストを養成するために、導入として専門知識の習得に必要な数理情報や自然科学などの基礎的な科目(学修成果1)を専門基礎科目群として配置した。次に専門知識と理論の理解(学修成果2)、そして実践的な技術の習得(学修成果3、4、5、6)のために、IoT、人工知能、ビッグデータ、サイバーセキュリティ、情報通信ネットワークなどに関する情報通信工学の専門科目として学類共通科目(専門)群とコース科目(情報通信)群を、及び、各分野に則した実験・演習科目として実践科目群を配置した。そして、それに続くより高度な実験・演習科目と課題研究として実践科目と総合科目を配置することで、問題発見・解決能力を身につける(学修成果3、4、5、6、7)ことができるように編成した。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
電子情報通信学類では、金沢大学<グローバル>スタンダード(KUGS)に基づいた人材育成を行う上で、電気電子技術(EET)と情報通信技術(ICT)に関する専門知識を修め、技術者に必要な倫理観と地球的視点をもった、持続的発展可能で高度に情報化された未来社会の創造に貢献できる自立した技術者・研究者を養成する。
【電気電子コース】
電磁気学、電気回路および電⼦回路などの電気電⼦分野の基礎学問を学修した上で、最先端の電気エネルギー技術、半導体・材料技術、電⼦・光素⼦技術、集積回路技術、電波通信・信号処理技術、制御技術の基礎知識取得と実践を通じて、⼯学のもつ倫理的責任を理解した⼈材を育成する。それらの知識を⽣かし、創造⼒豊かで新分野開拓に意欲を持つ⾃⽴した電気電⼦技術者・研究者を養成する。⾦沢⼤学<グローバル>スタンダード(KUGS)及び本学類が掲げる⼈材養成⽬標を踏まえ、英語能⼒の基準を満たし、以下に掲げる学修成果を達成した者に、学⼠(⼯学)の学位を授与する。
○学修成果
(1)電気電⼦⼯学の基礎知識を幅広く修め、それを応⽤する能⼒
(2)電気電⼦⼯学に関する事象を科学的に分析し、的確に記述、表現する能⼒
(3)電気電⼦⼯学の実践に必要なハードウェア、ソフトウェアを適切に利⽤するスキル
(4)課題を発⾒する能⼒、およびその解決⽅法を提案し実⾏する能⼒
(5)⼯学の持つ社会的影響⼒の重要性と倫理的責任の理解
【情報通信コース】
先端的な情報通信に必要な知識と技術を⾝につけ、当該分野に関して創意⼯夫と新分野開拓を⾏い、第4次産業⾰命及び超スマート社会を担う技術者、研究者、データサイエンティストを養成する。⾦沢⼤学<グローバル>スタンダード(KUGS)及び本学類が掲げる⼈材養成⽬標を踏まえ、英語能⼒の基準を満たし、以下に掲げる学修成果を達成した者に、学⼠(⼯学)の学位を授与する。
○学修成果
(1)数理情報や⾃然科学などの情報通信⼯学の基礎理論を理解し、応⽤できる能⼒
(2)IoT、⼈⼯知能、ビッグデータ、サイバーセキュリティ、情報通信ネットワークなどに関する専⾨知識と理論を理解し、説明できる能⼒
(3)多種膨⼤な情報を組み合わせ解析するビッグデータ解析技術
(4)IoT技術を活⽤して、堅牢で安全なビッグデータ収集システムを構築できる技術
(5)⼈⼯知能を組み込んだ情報通信システムを構築できる技術
(6)安全で柔軟な情報通信ネットワーク技術
(7)⼯学の持つ社会的・倫理的責任の理解