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理工学研究科(博士課程(後期))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

 博士後期課程は,理学と工学の融合による基礎と応用の一体化を展開し,学際的課題を解決し得る教育研究を行い,目覚ましい進展を遂げる科学技術に柔軟に対応できる能力を有する高度専門職業人及び研究者を養成することを目的とする。
 博士後期課程の各専攻の教育研究上の目的は次の各号に掲げるとおりとする。
(1) 機能創成科学専攻
 現代の技術革新を支える新機能・高付加価値材料の創成とその高機能デバイス設計・開発を目指して,化学的手法を用いる機能材料科学と物理的手法を用いる材料プロセス工学の教育研究を推進し,自立して研究開発ができる研究者や高度専門職業人を養成する。
(2) 安全システム工学専攻
 自然防災や社会的防災に対する危機管理やセキュリティ対策等に関し総合的・学際的見地から取り組み,地域社会の質向上と同時に,地域の安全管理に実践的に関わることのできる研究者や高度専門職業人を養成する。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

1 概要
 理学と工学の融合による基礎と応用の一体化を展開し,学際的課題を解決し得る教育研究を行い,目覚ましい進展を遂げる科学技術に柔軟に対応できる高度職業専門人及び研究者を養成することを目的としています。

2 求める学生像
 科学技術の高度化・多様化に順応できる幅広い視野を身に付け,目覚ましい進展を遂げる科学技術に柔軟に対応できる能力を修得しようとする人。

3 入学者選抜の基本方針
 博士後期課程で専門教育を受け研究を推進するための能力,適性,意欲等を評価するために,学力検査により入学者を選抜します。

【機能創成科学専攻】
1 概要
 現代の技術革新を支える新機能・高付加価値材料の創成とその高機能デバイス設計・開発を目指して,化学的手法を用いる機能材料科学と物理的手法を用いる材料プロセス工学の教育研究を推進し,自立して研究開発ができる研究者及び高度専門職業人の養成を教育の目標としています。
2 求める学生像
 新機能・高付加価値材料の創成とその高機能デバイス設計・開発に関して,自立して研究開発ができる研究者や高度専門職業人を目指す人。
3 入学前に身に付けておいてほしいこと
 科学技術の高度化・多様化に順応し得る能力を有すること。

【安全システム工学専攻】
1 概要
 自然と調和した安全な社会の構築に必要な能力を有し,自然環境の保全,地域社会の安全・安心の向上等に実践的に関わることができる研究者及び高度専門職業人の養成を教育の目標としています。
2 求める学生像
 地震・火山・異常気象等による自然災害から地域を守る自然防災,及びそれらの諸問題の解決に必要な環境解析,並びに人命や社会の安全に関わる安全科学,機器システムの安全性や信頼性に関わるシステム工学に興味を持ち研究意欲のある人。
3 入学前に身に付けておいてほしいこと
 理学,工学に関する基礎的及び専門的学力や,科学技術の高度化,多様化に対応できる能力を有すること。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 博士後期課程では,理学や工学の既成概念にとらわれない科学技術の高度化・多様化に順応できる幅広い視野,目覚ましい進展を遂げる科学技術に柔軟に対応できる能力を有する高度専門職業人及び研究者として活躍できる課題探究・問題解決能力ならびに学際的課題を解決し得る柔軟で総合的な判断力の養成に重点を置いた教育を行います。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

修了時の到達目標
・ 理学や工学の既成概念にとらわれない科学技術の高度化・多様化に順応できる幅広い視野を身に付ける。
・ 専門技術者・研究者として活躍できる課題探究・問題解決能力を獲得する。
・ 学際的課題を解決し得る柔軟で総合的な判断力を獲得する。

【 機能創成科学専攻 】
到達目標
① 知識・理解
・ 専門分野に関する高度な知識を体系的に理解する。
・ 学際分野に進出できる柔軟な思考を修得する。
・ 異分野との融合への強い関心と理解を持つ。
・ 技術者としての社会的責務の自覚を持つ。
② 当該分野固有の能力
・ 最先端の研究を行い,その成果を国際的に発信する能力を獲得する。
・ 広い意味での物つくりに対し,理学的・工学的・社会的視点に立脚した俯瞰的な理解と応用力を獲得する。
・ 21世紀社会での学際的課題の立案・解決能力を獲得する。
③ 汎用的能力
・ 日本語を含む二カ国語でのコミュニケーション能力を獲得する。
・ コンピュータを駆使した高度なデータ解析や可視化の手法を獲得する。

【博士後期課程 安全システム工学専攻】
到達目標
① 知識・理解
・ 専門分野に関する高度な知識を体系的に理解する。
・ 学際分野に進出できる柔軟な思考を修得する。
・ 異分野との融合への強い関心と理解を持つ。
・ 技術者としての社会的責務の自覚を持つ。
② 当該分野固有の能力
・ 自然と調和した豊かで安全な社会の構築に必要な総合的・学際的な能力を修得する。
・ 地域社会の質向上,地域の安全管理等に実践的に関わることができる能力を修得する。
③ 汎用的能力
・ 地球的視野および歴史的視点から多面的に物事を考える。
・ 種々の情報や技術を統合して活用する。
・ 解決すべき課題を先見的に認識し,創造的に問題を解決する。
・ 社会の貢献に資する研究を行い,その成果を国内外に発信する。
・ 高度専門職業人および研究者として自律的,継続的に活動する。

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