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経済学研究科(博士後期課程)

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

 第1に、本専攻では、経済活動に伴って生じるリスクのうち、経済リスク、経営リスクに研究領域を設定し、その研究教育組織は、「リスク基礎」および「リスク発展」から構成されます。

【リスク基礎】
 「リスク基礎」では、リスクに関連する諸理論の体系的な理解、リスク分析に不可欠の不確実性と確率理論、経済・経営におけるリスク発生の可能性とその分析手法等、リスクに関連する基礎的な理論、分析手法及びリスクと経済倫理の関係について教育研究します。
【リスク発展】
 「リスク発展」では、リスク理論やリスク管理手法をふまえて、積極的にリスクを取りつつ、企業を創造し、産業を創造し、地域を創造する環境整備リスクを認識すること。そして、リスクを認識し、リスクをいかに回避し、損失を予防し、いかに適切にリスクを保持するか、いかにリスクを移転するか、いかにセーフティネットを設計するかについて、ミクロとマクロのリスク管理手法に基づいて教育研究します。

 第2に、院生の研究指導拠点として、「特別演習」、「フィールドワーク」、「プロジェクト研究」、「論文演習」、「ワークショップ」を設定し、学位論文準備から論文作成にいたる全過程における複数教員指導体制を実現し、 きめ細かな指導体制のもと、学位論文の完成を目指します。

【オーダーメイド型履修制度】
 金融機関の従事者・経験者、民間企業(非金融)の従事者・経験者、公的機関の従事者・経験者、公認会計士や税理士などの有資格の事業従事者、海外からの留学生、一般学生など、院生各自のキャリア、研究目的や問題意識に基づき、履修計画を立てる必要があります。そのために、指導教員とともにオーダーメイド型履修制度により、学習効果を最大限に生みだせるように履修モデルを作成します。
 社会人学生の方の履修要件に応えるため、授業は,オーダーメイド型履修制度により土曜日にも開講されることがあります。また、留学生を含むさまざまな院生の便宜や「特別演習」「フィールドワーク」「プロジェクト研究」「論文演習」「ワークショップ」など教育研究分野の特性に応じて、集中講義が実施されることもあります。

【複数指導教員による指導体制】
 学位論文の準備から完成にいたる全過程において、きめ細かな複数教員の指導体制のもと学位論文の完成を目指します。
 複数指導教員の指導のもとで実施される「フィールドワーク」「プロジェクト研究」「論文演習」「ワークショップ」を選択必修科目とします。そこでは、特殊講義などで修得した最先端の知識を活用して、実際的な問題発見能力や解決能力、また柔軟で自立的な研究能力を培います。
 また、学位取得にむけた必修科目として「特別演習」を各年次に配当します。「特別演習」は、指導教員及び副指導教員が、 「特殊講義」「フィールドワーク」「プロジェクト研究」「論文演習」「ワークショップ」で培われた院生の研究能力を評価し、方向付け、最終的に学位論文に結実するよう研究指導を行うことを目的とします。