学部・研究科等の特色等
1年次では学類共通で基礎的科目を学び、2年次から数学系と物理系の基礎プラグラムのどちらかを選択し、より専門的な内容の学修へと進みます。両基礎プログラムには共通する科目も用意され、進路選択の参考になるように工夫されています。3年次からは、さらに専門性を高めた発展プログラム群の学修へと段階を上げて行きます。発展プログラムとして、数学、応用数理、計算科学、物理学を用意し、各分野の専門家になるための学修が可能になっているとともに、各プログラムには共通する科目も用意し、広い分野に興味を持って学修できるように工夫しています。基礎プログラム、発展プログラムともに人数制限は設けられておらず、各自の適正や興味に応じて自由にプログラム選択できるのも大きな特色の一つです。
グローバル人材の育成と、時代や社会のニーズに合った教育:
数物科学類では人材の国際化も重要であると考えています。数物科学類独自の留学プログラムを実施し、留学機会を増やす工夫も行っています。国際化に対応して英語による授業が多く行われています。高校では英語による数学、物理学の学習経験はほとんどないと思われますので、英語による専門教育は、皆さんが段階を踏んで学習できるように工夫しています。さらに、時代に応じたデータサイエンス教育の強化にも取り組み、大学全体の教育プログラムと連携して、皆さんの期待に応える教育プログラムを準備しています。