学部・研究科等の特色等
【医学系分野】
○ 東京医科歯科大学の教育理念に基づき、知識と技術、教養と感性を兼ね備え、国際感覚と国際競争力に優れた医師・医学研究者等の養成を積極的に推進する。
○ トップクラスの海外大学医学部での研究・臨床実習や海外拠点(チリ、ガーナ、タイ)との交流実績を活かし、国際水準を超える医学教育モデルの構築に取り組み、本学のみならず我が国の医学教育の向上に資する。
○ 医学部と歯学部からなる国立大学で唯一の医療系総合大学の特色を活かし、医歯学融合教育を推進するとともに、生体材料・生体工学・難治性疾患の研究実績を活かした医歯工連携による教育・研究を実施し、高度な診療を提供する。
○ 腫瘍学や消化器内科学、滑膜幹細胞による膝半月板再生等の再生医療、低侵襲医療やリウマチ、神経難病等の難治性疾患に関する研究や産学連携の取組を始めとする、基礎医学、臨床医学の各領域における研究等の実績を活かし、先端的で特色ある研究を推進し、新たな医療技術の開発や医療水準の向上を目指すとともに、次代を担う人材を育成する。
○ 特定機能病院、救命救急センター、第二種感染症指定医療機関等として地域医療に貢献するとともに、特に次世代の救急医療を担う臨床医の育成を推進する。 【保健系分野(看護学・医療技術学、学際・特定)】
○東京医科歯科大学の理念等に基づき、社会の変化や技術の進化に対応し、高度な実践能力を持つ看護・検査実務者の養成と、将来の研究者、教育者、指導者に繋がる人材育成を行う。特に、医歯学融合教育、四大学連合等の中で専門性を発揮できる人材の育成を積極的に推進する。
○看護学博士課程5年一貫制への改組及び国公私立5大学による共同教育課程設置を行い、高度な能力を有する研究者・教育者及び看護管理者や行政官として活躍できる人材並びに高度実践者(専門看護師)の育成をさらに推進する。特に、国際的視野を持つための教育をさらに発展させ、国際共同研究・実践等に取り組み、研究成果を国内外に広く発信できる人材育成や、世界的規模の課題に対する研究や人材育成を積極的に推進する。
○医学系大学産学連携ネットワーク協議会(medU-net)を活用して、医療・地域・介護現場のニーズに基づく実用化を目指した産学連携の研究活動等の特色のある取組を推進し、我が国の保健系分野の教育研究の水準向上に寄与する。
○医歯学融合教育や学内の先端医療実践施設等との連携を活かし、再生医療やテーラーメイド医療などの最先端の知識と技術を備えた高度医療技術者の育成を推進するとともに、国際的・学際的視野を持つ臨床検査の専門家として自立した研究者・教育者を養成し、我が国の臨床検査学教育の質の向上を牽引する。