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総合科学研究科(修士課程)

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

 平成29年4月、岩手大学は大学院修士課程と博士前期課程の研究科を統合し、総合科学研究科(修士課程)を設置しました。自然科学、人文科学、社会科学等の専門知識に基づきながら、文理の枠を超えた幅広い視野を持って新たな価値を創造し、持続可能な社会の実現に向けて地域社会や地球規模の課題解決に貢献する人材を育成します。

【地域創生専攻】
 持続可能な地域社会の構築には,“産業”,“まちづくり”,“ひと”という3つ視点が欠かせません。地域創生専攻では,これらの視点に対応する人材育成のため, 「地域産業コース」 「地域・コミュニティデザインコース」 「人間健康科学コース」が置かれています。なお,“まちづくり”と“ひと”に対応する学問領域は多様ですが,本専攻の「地域・コミュニティデザインコース」では,社会全体を射程に入れた“まちづくり”を対象としており,「人間健康科学コース」では社会を念頭におきつつも,もっぱら個人の心や身体と行動に焦点を当てた“ひと”を対象にします。

【総合文化学専攻】
 グローバルな視点から地域の文化を理解・保存・発信し、地域の活性化に貢献する人材を育成します。
 5つの教育プログラム(「日本文化理解」「グローバル文化発信」「アート発信」「地域文化リノベーション」「文化多様性理解」)のいずれか1つを選んで学修するカリキュラムとなっています。

【理工学専攻】
 工学と理学の融合教育研究により、理工学分野においてイノベーションを興すために必要な素養を身につけた人材を育成します。
 学士課程からの接続を意識した8つのコースで構成しています。理工学全体を俯瞰する専攻共通教育を充実させ、横断履修プログラムによる融合的学びを実現しました。また、博士後期課程への接続を意識した、グローバル研究者育成プログラムを新設しました。

【農学専攻】
 農学分野における急速なグローバル化に伴う課題および東日本大震災からの復旧・復興のための応用技術、また東北地方の豊かな地域資源の活用などのローカルな課題の解決に貢献できる人材を養成します。農学・生命科学、特に寒冷地農学の教育・研究を深化させ、得られた成果を国の内外に広く発信することを目指しています。
 植物、生物資源、動物をキーワードに集約・強化した3つのコースで構成しています。

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