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歯学部(口腔生命福祉学科)

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
口腔生命福祉学科 4年 学士(口腔保健福祉学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

口腔保健福祉学教育プログラムは4年制で、学期を学習の大きな基本単位としてとらえ、それぞれの学期で中心となる学習内容を設定しています。それぞれの学期における学習内容は、現代の社会状況を背景として選択され、単純なものから複雑なもの、あるいは口腔から個人、個人をとりまく社会に関するものと配置されています。授業科目は基本的にすべて必修で、「教養」「語学」「学習法・研究法」「口腔保健学」「福祉学」「問題解決」「保健福祉医療人」「統合的学習」「国際人」の9つの科目群から構成されます。なお、学生の興味・関心にあわせ、「国際人」には短期海外派遣科目が選択科目として設定されています。
第1学年は「大学学習法と人としての成長」、第2学年前期は「口腔の重要性理解と歯科医療従事者としての自覚」、同後期は「軽度な歯科疾患の診査・処置・予防」、第3学年前期は「進行した歯科疾患の診査・処置・予防ならびに社会福祉と社会保障の理解」、同後期は「高齢者・障害者の理解と対応」、第4学年は「個人および社会の視点からみたオーラルヘルスプロモーションの実践」となっています。初年次には、大学学習法により学習態度の転換を図り、本プログラムを履修していくうえで必須な問題解決能力、論理的思考力、表現力を育成し、パフォーマンス評価により学習成果を評価します。また、一般教育科目を通じて、多様なものの見方にふれさせ、さまざまな文化や価値を受容し、個性を尊重する態度を涵養します。第2学年からはPBLを全面的に導入し、統合された知識を習得させるとともに、問題解決能力、対人関係能力を向上させます。また、早期から継続して実際の患者に接する機会を設け、歯科医療従事者としての自覚と態度を涵養します。第3学年から福祉に関する学習が本格的に開始され、第2学年に引き続きPBLにより、口腔保健学にとどまらず、口腔保健学と福祉学の知識を統合させます。また、歯科医療に関する実習を通して、歯科医療従事者としての基本的な技能を身につけさせます。第4学年の臨床実習ならびに社会福祉現場実習に臨むにあたり、口腔保健学と福祉学の知識の統合ならびに問題解決能力を評価するために、口腔保健・歯科医療・福祉総合課題によるパフォーマンス評価を実施します。第4学年には、臨床実習ならびに社会福祉現場実習を実施し、ポートフォリオならびにパフォーマンス評価により評価します。また、両実習を通じて自ら見いだした課題に対する研究レポートを作成させ評価します。

本プログラムでもっとも重視する学習成果である口腔保健・歯科医療・福祉を総合的に思考・展開できる能力とは、歯科と福祉それぞれの領域における知識・スキルを有し、それらを統合して「食べる」ことに関する問題を解決に導く力といえます。低学年から高学年に向けて、問題解決能力を専門性・総合性・真正性を高めて育成し、その学習成果をプログラムの教育目標に直結する重要科目で直接評価して卒業生の質を担保します。

教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

1年次
主に五十嵐キャンパスで、教養教育として、口腔保健学の基礎となる自然科学や福祉学の基礎となる心理学、社会学など多岐にわたる分野の授業を履修してもらい、2年次以降の学習の基盤づくりを行います。また大学学習法として「歯学スタディ・スキルズ」を履修し、情報検索やコンピュータリテラシーを身につけます。専門科目としては「早期臨床実習ⅠB」が開講され、医療現場の見学、患者さんの付添い、治療の模擬体験などの実習を通じて、口腔保健医療福祉の専門職を目指すための意識を高めます。
2年次
専門科目の履修が本格的に始まり、学習・生活の場が旭町キャンパスへと移ります。初めは、歯科衛生士・社会福祉士がどのような職であるのかを現場で活躍する講師からの講義や見学実習で学び、専門職ついての理解や目的意識を高めるほか、3年間の専門科目の学習の多くを占めるPBL(Problem-Based-learning)の学習方法を学びます。その後、口腔の健康を保ち、食べる(摂食嚥下)機能を維持していくために必要な人体のしくみや機能、疾病の成り立ちをはじめとした医学的・歯科医学的基本知識・技術を講義、PBL、実習により総合的に学習していきます。PBLでは自ら課題を発見し、調査・検討を繰り返して課題を解決する能力を涵養します。
3年次
2年次に引き続いて、より専門的な口腔保健学に関する授業科目を履修する一方で、福祉学に関する授業も本格的にスタートします。福祉学では、社会福祉の理念・意義・法制度・実施体制などを学ぶことに加え、児童・障害者・高齢者などの対象者別の福祉サービスや支援方法についても講義・演習やPBLにより学習します。また、学外の社会福祉施設等での実習で、福祉サービスの実際や社会福祉士の役割を学びます。口腔保健学については、より臨床に即した内容を講義、実習、PBLを通じて学び、学年後半からは医歯学総合病院での臨床実習が始まり、医療に携わるための態度についても修得を図ります。
4年次
これまでに学んだ口腔保健学と福祉学の知識・技能・態度をより深化させ、より実践的な能力を修得するために、医歯学総合病院での臨床実習および地域の医療機関や社会福祉施設での現場実習を行います。また、これまでの学習で涵養した課題発見・解決能力を活かし、保健・医療・福祉に関する課題に関して調査研究を行い、その成果を論文形式にまとめて発表する授業「口腔保健福祉特論」も行われます。4年次までの科目をすべて修得すると、歯科衛生士国家試験および社会福祉士国家試験の受験資格が与えられます。これらに合格すると、歯科衛生士および社会福祉士の免許が交付されます。

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

変化の激しい現代社会のなかで、国民の多様な価値観を受け入れ、質の高い保健医療福祉サービスを提供するために、新たな諸課題に関係者と適切に連携しながら問題解決を図っていく能力を備え、口腔保健・歯科医療・福祉を総合的に思考・展開できる能力を有する人材を育成する。
口腔生命福祉学科に修業年限以上在学し、本人材育成目標にそって設定した授業科目を履修して、基準となる単位数を修得し、学習成果を有する者に、学士(口腔保健福祉学)の学位を授与する。

学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部不可
編入学312,000円

転学部・編入学情報補足

検定料30,000円(納入期限:出願期間内)
入学料282,000円(納入期限:入学手続期間内)

専攻分野

専攻分野
歯科技工・歯科衛生
介護・福祉

専攻分野に関する説明