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総合国際学研究科(博士課程(前期))

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
国際日本
世界言語社会 2年

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

総合国際学研究科博士前期課程は、以下のように、基礎・専門という2段階の科目群を配置し、体系的かつ柔軟な教育課程の編成を実現し、ディプロマポリシーに挙げる人材の育成を実現します。また、基礎・専門の2科目群に加えてコースを越えた2種のアドオンプログラムを提供します。学習成果の評価にあたっては、あらかじめ学生に示した成績評価基準に基づき、厳格な評価を行います。

基礎科目群
広範な学問分野を視野に入れることのできる総合力の涵養のために基礎科目群を教育課程前半に配置します。これら基礎科目のうち「総合国際学研究基礎」は、大学院での研究遂行に必要なリサーチ・デザインやプレゼンテーションの能力を向上させます。「異分野交流ゼミ」は、多彩な研究領域をもつ学生を合同で指導し、学生による発表・討論を重ねることで専攻分野以外にも目を向けさせ、総合的・俯瞰的な視点を獲得させます。
リサーチ・デザインは、研究過程の論理性や資料収集の方法論、現代的な研究課題の多面性と研究に取り組む方法論に焦点をあてます。プレゼンテーション能力の育成では、研究成果の発表力を向上させます。合同授業における学生どうしによる発表経験と討論を通じて、論旨展開の妥当性の気づき、その結果としての言語的表現能力の育成を目指します。

分野の個別性の能力育成のため、修士修了研究科目を設け、教員による指導を通じ分野毎の研究態度や考え方の育成を図ります。
なお、世界言語社会専攻の言語文化コースと国際社会コースでは、「学術言語演習」を設け、言語能力を育成し、世界諸地域における地域研究あるいは地域間の研究遂行能力の涵養を行います。国際日本専攻では、「発信英語演習」や「発信日本語演習」を設け、研究を発信する言語能力を育成します。

専門科目群
・世界言語社会専攻

世界言語社会専攻では、ディプロマポリシーに掲げる目標実現のため、各コースの専門科目では、各領域の専門科目群を配置し、同時に関連領域の科目の履修を促します。

(1) 言語文化コース
世界の諸地域の言語・文化、および領域横断的な超域言語文化に関する以下の科目を開講します。
「英語・英語教育学研究」、「ヨーロッパ・アメリカ言語研究」、「アジア・アフリカ言語研究」、「言語学研究」、「音声学研究」、「言語情報学研究」、「認知科学研究」、「通訳翻訳実践研究」、「ヨーロッパ・アメリカ文学・文化研究」、「アジア・アフリカ文学・文化研究」、「古典文学・文化研究」、「人間文化研究」

(2) 国際社会コース
世界の諸地域を対象とする歴史学と地域研究などを中心とする科目と、現代世界のアクチュアルな諸問題を扱う科目、および国際的な視野で政治、社会、経済などを扱う以下の科目を開講します。
「ヨーロッパ・アメリカ地域研究」、「アジア・アフリカ・オセアニア地域研究」、「現代世界論研究」、「国際関係研究」

(3) Peace and Conflict Studiesコース(10月入学)
紛争を抱えた地域の諸大学とのネットワークを活用した紛争・平和構築に関する以下の科目を開講します。国際的リーダー養成のため、教育言語は英語です。
「PCS Research Methodology」、「Foundation for Peacebuilding」、「Applied Peacebuilding」、「Conflict and Social Change」、「International Relations and Cooperation」

・国際日本専攻

優れた日本研究者、日本や世界で活躍する日本語教育者、日本社会を真に理解し、母語または外国語として高度な日本語を操る高度職業人を社会に送り出すため、4つの領域の専門科目群を配置し、同時に関連領域の科目の履修を促します。

(1) 国際日本コース
本コースは、4つの分野にそれぞれ専門科目を開講します。
日本語学分野では、「日本語学研究」、「対照日本語研究」を通じ、現代日本語、日本語史、方言、対照日本語研究などを教授します。
日本語教育学分野では、「日本語教育学研究」、「日本語教育実践研究」により、日本語教育の理論と実践を教授します。
日本語文学・文化研究分野では、「日本語文学・文化研究」、「日本比較文学・文化研究」を通じ、古典文学、近現代文学、文化研究などを教授します。
日本社会研究分野では、「日本社会研究」、「国際文化交流研究」を通じ、日本の伝統社会、現代社会、日本の歴史などを教授します。

(2) 日本語教育リカレントコース(10月入学)
国際日本コースの日本語教育学分野の科目を中心に科目群(日本語教育学研究」、「日本語教育実践研究」など)を配置します。

アドオンプログラム科目
■アジア・アフリカ・フィールドサイエンスプログラムは、臨地調査(フィールドワーク)を理論的・実践的に高度化した研究手法を指導します。地域はアジア・アフリカの諸地域を扱います。

■キャリア・プログラムは、両専攻が提供する授業科目からキャリア形成に資する授業科目を組み合わせて5つのプログラム(日本語教育、多文化コーディネーター、外国語教育、世界史教育、国際行政)を提供します。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

総合国際学研究科博士前期課程は、以下に掲げる能力と学識を身につけた者に、修士(学術)、修士(文学)、修士(言語学)、または修士(国際学)の学位を授与します。

(1) 学問分野の枠にとらわれない知識・思考をもち、現代の多面的な課題に対応できる総合力。
(2) 明確な問題意識と方法論的な一貫性をもって、独創的な研究テーマに取組む能力。
(3) 専門分野の先行研究や資料を的確に収集し、分析する能力。
(4) 明解な論旨展開、わかりやすい文章表現を備えた論文を執筆できる能力。

修士(学術)は、人文社会分野の総合的な研究遂行能力、修士(文学)は、世界諸地域の文学に関する研究遂行能力、修士(言語学)は、言語学の研究遂行能力、修士(国際学)は、国際関係論、国際経済学、国際政治学などの研究遂行能力を修得した者に与える学位です。

・世界言語社会専攻
世界言語社会専攻では、世界諸地域の言語・文化・社会を複合的・総合的に捉える専門的知識と高度な研究能力をもつ研究者、地球社会化時代にふさわしい双方向のコミュニケーション力、コーディネイション力、コンフリクトへの耐性を備えた多言語グローバル人材を養成し、社会に送り出すことを目的としています。

(1) 言語文化コース
世界の諸地域の言語・文化、および領域横断的な超域言語文化を理解し、問題点を解決する能力を育成します。

(2) 国際社会コース
世界の諸地域を対象とする歴史学と地域研究に取り組み、現代社会が直面する問題を解決する能力を育成します。

(3) Peace and Conflict Studiesコース(10月入学)
紛争を抱えた地域の諸大学とのネットワークを活用した紛争・平和構築に関する研究を推進し、国際社会で活躍し、平和構築に寄与する国際的リーダーを養成します。


・国際日本専攻
世界の諸言語の中の日本語、世界の中の日本文化・日本社会を、日本語学分野、日本語教育学分野、日本語文学・文化研究分野、日本社会研究分野の各領域において、比較の視点から俯瞰でき、日本についての客観的な視座をもつ人材を養成します。

(1) 国際日本コース
日本語学分野、日本語教育学分野、日本語文学・文化研究分野、日本社会研究分野の各領域の専門知識を身に付けます。優れた日本研究者、日本や世界で活躍する日本語教育者、日本社会を真に理解し、母語または外国語として高度な日本語を操る高度職業人を社会に送り出します。

(2) 日本語教育リカレントコース(10月入学)
海外での日本語教育歴をもつ日本語教育者を対象とした1年間のコースで、国際日本コースの日本語教育学分野の専門性を身に付けた、教育経験と専門知識を持つ人材を育成します。

プログラム
コースを越えたアドオンプログラムを提供することで,臨地調査能力や地域研究能力の育成、ならびに実社会における実践力の涵養を図ります。プログラムは、アジア・アフリカ・フィールドサイエンスプログラムとキャリア形成に資するキャリア・プログラムです。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部不可
編入学不可

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
日本文学
外国文学
言語学
日本語
英米語
中国語
外国語(英米・中国語以外)
文化学
日本史
外国史
文化人類学・民俗学
哲学・倫理・宗教
心理学
コミュニケーション学
法学・法律学
政治・政策学
経済学
社会学
教育学(教員養成課程を除く)
国際関係学・国際協力
国際文化学・国際地域研究
地域社会学

専攻分野に関する説明