大学の基本情報
- 大学名
- 京都府立医科大学
- 本部所在地
- 京都府京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465
- 設立年(設置認可年)
- 1872
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 075-251-5111
平日8:30~12:00、13:00~17:00
連絡先ページへ - 大学の種類
- 公立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 999人
- 総学生数(大学院)
- 339人
- 総教員数(本務者)
- 468人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
京都府立医科大学(以下「本大学」という。)は、教育基本法(平成 18 年法律第 120号)にのっとり、学校教育法(昭和 22 年法律第 26 号)に定める大学として、地方独立行政法人法(平成 15 年法律第 118 号)及び京都府公立大学法人定款の規定及び「世界トップレベルの医学を地域へ」という本大学の理念に基づき、医学及び看護学に関する知識及び技能を授け、有能な医師、看護師、保健師及び助産師となるのに必要な教育を施すことを目的とし、医学及び看護学の深奥を究めることを通じ、学術・文化の進展と人類の福祉とに寄与することを使命とする。
大学の特色等
京都府立医科大学は、1872(明治5)年に設立された以来140年を越える歴史を持ち、2022年には大学創立150周年を迎えたわが国で有数の歴史を誇る公立医科大学です。
京都府立医科大学の設立に至る経緯は極めてユニークなものです。京都市民は、1868(明治元)年から、京都府を通じて日本政府に西洋医学の教員病院を設立したいと願っていました。しかし、京都から東京へ遷都された余波でこの願いは政府に聞き入れられませんでした。そこで、京都市民はお寺から寄附を募り、花街や町衆からも寄附を集め、やっと設立にこぎ着けたのでした。その運営は京都府にお願いし、お寺の境内(青蓮院という京都東山にある名刹の一つ)に病院を建て、そこにドイツ人を講師に呼んできたのです。日本の多くの医科大学・医学部では、まず大学などの教育施設ができ、その研修の場として附属病院が作られてきました。しかしながら、京都府立医科大学においては、府民の医療を第一とする病院がまず作られ、次にこの病院での医療・医学を担う人材を養成する場として大学が位置付けられました。つまり、現在よく言われている地域医療を先取りした形で進んできたのです。このとき以来、京都府立医科大学は地域社会の要請に応えることのできる、質の高い医師・医学者を養成するという使命を担ってきました。今日に至るまでこの設立方針が堅持され、親しみを込めて「府立医大」や「府立医大病院」と呼ばれ、府民から絶大な信頼が寄せられています。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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医学部(医学科) |
医学部(看護学科) |
研究科 |
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医学研究科(修士課程) |
医学研究科(博士課程(一貫)) |
保健看護学研究科(博士課程(前期)) |
保健看護学研究科(博士課程(後期)) |
その他の学内組織 |
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教育研究上の基本組織に関する説明
・研究質管理センター
・附属図書館
・総合情報センター
・看護実践キャリア開発センター
・京都府立医大アイバンク
・国際学術交流センター
・ワークライフバランス支援センター
・教育センター
・全人的医療人材育成・研究センター
・保健管理センター
キャンパス情報
河原町キャンパス
所在地
京都府京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465番地 GoogleMapで参照
アクセス
・JR「京都駅(正面)」から市バス4、7、205系統「府立医大病院前」バス停で下車すぐ
・阪急電鉄「河原町駅」から市バス3、4、7、205系統「府立医大病院前」バス停で下車すぐ
・京阪電鉄「三条駅」、京都市営地下鉄(東西線)「三条京阪駅」から市バス37、59系統、京都バス43系統「府立医大病院前」バス停で下車すぐ
・京阪電鉄「神宮丸太町駅」から徒歩10分
・京阪電鉄「出町柳駅」から徒歩15分
外観
アクセス図
周辺図
校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
京都府立医科大学では、学生はもちろん、どなたでも快適にお過ごしいただけるよう校内設備のさらなる充実に努めています。なお、教育、研究、療養施設でありますので、お立ち入りできない場所もあります。
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
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※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2018年3月 | 適合している |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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分野別認証評価 | 日本医学教育評価機構 | 2023年1月 | ― |
学生支援
修学支援
本学の教育課程は「医学教育モデル・コア・カリキュラム」に準拠することに加えて、患者さんのお話を拝聴し、病院内の他の職種や専門職の見解を学ぶ1年次の「統合授業」、基礎・社会医学教室に6週間配属されて医学研究に触れる4年次の「研究配属」、京都府北部地域の医療機関に1週間泊り込む5年次の「地域医実習」をはじめとする特長的な授業シリーズがあり、本学の歴史や国際交流の背景についても学ぶ大学独自のプログラム(KPUM学)を盛り込んでいる。
心身の健康に係る支援
学生と教職員の身体と心の健康の保持増進を図るために、「保健管理センター」において健康相談や定期健康診断、ワクチン接種の実施・管理などを行っています。体調不良者の一時対応等も行っています。
また、「メンター制度」を設け、医学科1~4学年の学生を対象に、学生の生活状況や健康状態のほか、様々な困りごとの相談などができるメンター制度を設けています。各学生には1人のメンター(大学教員)がつき、定期的に面談を行います。日常の何気ないことから将来のこと、抱えている問題まで、様々なことを話せる場として活用されている。
留学生支援
留学生支援(日本人学生への支援)
5 年次または 6 年次には、限られた人数ではあるが、海外でのクリニカル・クラークシップのための派遣を行う。古くからの協定校である米国のオクラホマ大学と英国のリーズ大学にくわえ、2018 年度からは英国(スコットランド)のエジンバラ大学、2019 年度にはタイのチュラロンコン大学、さらに 2020 年にはシンガポール国立大学とオランダのマーストリヒト大学と協定を結び、この 6 大学に若干名ずつを派遣している。2025 年度からはさらに 3 大学(ハリム大学、シドニー大学、ロス・アンデス大学)との協定がすすみ、派遣が開始される予定である。これらは各大学で約 4 週間の臨床実習を行うものであるが、正式選択教程としてカリキュラムに組み込まれ、単位認定しているものである。
障害者支援
就職・進路選択支援
卒業後、医師国家試験を受けて合格すれば医師免許が交付され、それから晴れて医師としての経歴が始まることになります。研修医として働く場所は京都府立医科大学附属病院、あるいは、他の認定された研修指定病院であり、どこで研修するかは、卒業前に各自が決定します。研修内容は国が指定した内容に準じて研修指定病院が行います。
また、京都府立医科大学看護学科の卒業生は、京都府内、関西を中心に、様々な病院・医療機関・訪問介護ステーション等で活躍しています。
課外活動
クラブ活動の状況
学生生活が有意義で実り多い日々であるために、また、豊かな人格を培うために、京都府立医科大学では、課外活動の充実にも努めています。体育館・クラブボックス・テニスコートは、花園・河原町の両キャンパスにあります。このほか、下鴨グランド、武道場・弓道場や琵琶湖畔にヨット・ボート艇庫もあり、多彩で活発な活動が繰り広げられるように支援しています。
ボランティア活動の状況
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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無 |
財務諸表等
財務諸表等