大学の基本情報
- 大学名
- 豊橋技術科学大学
- 本部所在地
- 愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1
- 設立年(設置認可年)
- 1976
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 0532-47-0111
平日 8:30~17:15 (土・日・祝日を除く)
somsom@office.tut.ac.jp
連絡先ページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 1,144人
- 総学生数(大学院)
- 871人
- 総教員数(本務者)
- 219人
(2022年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
豊橋技術科学大学(以下「本学」という。)は,教育基本法(平成18年法律第120号)及び学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づき,実践的,創造的かつ指導的技術者・研究者を育成するとともに,次代を切り拓く技術科学の研究を推進すること,さらに社会的多様性を尊重し,地域社会との連携を強化することを目的とする。
大学の特色等
( 1 ) 高度技術者・先導的人材の育成
高等専門学校からの学生を主な受入対象としつつ, 高等学校( 工業高校, 普通高校)卒業生を1 年次に受入れ, 学部・大学院一貫教育により, 優れた技術開発能力を備え,我が国の産業を牽引する高度な技術者, さらに, 広い視野と柔軟な思考力, 豊かな学識を備え,グローバル時代を切り拓く研究開発能力を有する先導的な人材を育てています。
( 2 )社会産業構造の変化,グローバル化時代に対応し,未来を見据えた新たな教育研究組織の再編
平成2 2 年度に基幹産業を支える先端的技術分野と,持続的発展社会を支える先導的技術分野を2 本の柱とし工学部・工学研究科を再編しました。また,高い専門性に加え,幅広い視野を持ち,社会の変化に柔軟に対応できる技術者を養成できるよう,教養教育を総括する総合教育院を設置しました。
( 3 ) 大学院に重点を置いた教育体系
産業界の工学系学生の採用は大学院修了生に比重を移しています。本学では, 学部・大学院一貫教育として,大学院博士前期課程の定員を多く設定しており, ふさわしい力があれば博士前期課程に進むことができます。また, 教員数が大学院教育に合わせて配置されていますので, 一教員あたりの学生数は他大学に比べてかなり少なく,密度の高い充実した少人数教育を行っています。
( 4 ) 特色ある教育( らせん型教育, 長期実務訓練)
教育の大きな特徴は「らせん型教育」にあります。学部1 ・2 年次及び高等専門学校において一定の技術教育( 基礎・専門) を学んだ学生に対し, 3 年次以降で, より高度な基礎・専門を繰り返して「らせん型」のように積み上げていく教育を行います。
学部4 年次( 大学院進学前) には,産業界で長期実務訓練を体験し,実社会における技術者としての問題への取り組み方を学生のうちから体験することにより,博士前期課程における実践的・創造的, 指導的技術者となるための高度な教育の意味を理解していきます。
このように, 基礎・専門を繰り返し, 社会での実践教育により, 科学を理解し, 技術に強い関心を持つ学生を育てるのが本学の特色です。
( 5 ) 研究大学( 基盤を支える研究, 先端分野の研究)
電気電子工学や情報学を基盤とした先端融合研究創成分野,機械工学や材料工学などの基幹産業を支える実践的技術分野,生命・環境関連分野などの先端的な研究を推進するとともに, 分野の垣根を越えた, これまでの課題解決型工学から, 新しい価値を創造する価値創造型工学に進化した異分野融合イノベーション研究を推進する拠点形成を目指しています。
( 6 ) 高等専門学校との連携
高等専門学校教員との教育・研究交流を推進するとともに, 本科4 ・5 年次及び専攻科生に対しては, 体験実習を行い, 編入学生に対しては, 入学から修学, 大学院への進学,就職,指導的技術者になるまでの教育を高等専門学校教育課程と連携して整備しています。
( 7 ) 活発な国際交流
世界に開かれた大学として,国際交流実績の高い東南アジア諸国を中心に,マレーシア ペナン州に開設した海外教育拠点や交流協定校との連携などを通じ, 日本人学生の派遣, 外国人留学生の受け入れ, 国際共同研究・人材交流などを推進しています。
( 8 ) 多様な産学官連携と地域社会との連携
開学以来,企業との共同研究等を通じ,産学連携拠点の形成を使命の一つとしており,教員1 人当たりの特許出願件数や特許権実施等収入の高い実績を踏まえ,我が国並びに地域産業界との連携を推進しています。全学の「知」を結集し,愛知県をはじめとする周辺地域が抱える課題の解決対応事業や「集積回路( LSI) 技術講習」,「最先端植物工場マネージャー育成プログラム」及び「地域地震防災コース」などの実績を活かした社会人向けの実践教育プログラムを推進しています。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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工学部 |
研究科 |
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工学研究科(博士課程(前期)) |
工学研究科(博士課程(後期)) |
その他の学内組織 |
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教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
所在地
愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1 GoogleMapで参照
アクセス
○鉄道をご利用の方へ
<東海道新幹線>
名古屋駅から豊橋駅まで、約30分
東京駅から豊橋駅まで、ひかりで約90分、こだまで約135分
<名古屋鉄道>
名鉄名古屋駅から豊橋駅まで、特急で約50分
中部国際空港駅から豊橋駅まで、特急で約90分(神宮前駅で乗換)
<東海道本線>
名古屋駅から豊橋駅まで、新快速で約50分
浜松駅から豊橋駅まで、約30分
○バスをご利用の方へ
豊橋駅東口2番のりばから、豊鉄バス豊橋技科大線に乗車
「技科大前」で下車 所要時間約30分(片道440円 2019年4月現在)
○自家用車・タクシーをご利用の方へ
東名高速 音羽蒲郡I.C.または豊川I.C.から約1時間
浜松西I.C.から約1時間
豊橋駅前から南へ8.2km 約25分 (豊橋駅―技科大 タクシーで約3,000円)
外観


アクセス図

周辺図

校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育環境(バリアフリー等の対応状況含む)
<福利施設>
食堂、売店、喫茶室、キャッシュコーナー(三井住友銀行)、自販機コーナー、ひばりラウンジ(多目的ホール)、和室・コモンズⅠ・Ⅱ
<体育施設>
1.体育館 1,482㎡
1階=競技フロア(バスケットコート、バレーコート、バドミントンコート)
2階=武道場(柔道、剣道、空手道、武道、ダンス)
2.陸上競技場 22.050㎡
トラック部=400mトラック(各種トラック競技)
3.テニスコート 4,321㎡
人工芝コート=4面、全天候コート=2面
4.野球場 10,652㎡
両翼 90m、センター 110m、外野部分全面芝
5.プール 844㎡
25m、7コース
6.弓道場 93㎡
7.トレーニングジム 79.49㎡
トレーニング機器12種類
8.ウェイト系トレーニングジム 18㎡
トレーニング機器5種類
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
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○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | |
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国立大学法人評価 | 国立大学法人評価委員会 | 2019年11月 |
評価機関 | 評価年月 | |
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大学機関別認証評価 | 大学評価・学位授与機構 | 2020年3月 |
学生支援
修学支援
授業時間外の自学自習を含めた修学支援として,オフィスアワーを設定しシラバスに掲載しています。講義で分からなかったり,疑問に思ったところなどを大学院学生が詳しく教える学習支援として学習サポートルームを設け,「数学」,「物理」,「化学」を対象に修学支援を行っています。
工業高等学校及び普通高等学校からの推薦選抜入学者に対しては,英語,数学等について入学前教育を実施しています。
心身の健康に係る支援
学生相談において学生相談コーディネーター(臨床心理士)を中心に,カウンセラー(臨床心理士)が心理相談を含む各種相談に応じています。
また,健康支援センターの医師(非常勤の精神科医を含む)及び保健師に健康相談を行うことが可能で,簡単な応急処置も受けることができます。
センターに備え付けている機器で血圧,体脂肪,握力及び背筋力の測定も可能です。
留学生支援
・留学生相談担当の教職員を複数配置し,履修,研究,生活上のことなど、留学生からの相談に対応している。
・本学には、外国人留学生および外国人研究者専用の国際交流会館が設置されている他,日本人学生と外国人留学生が混住するシェアハウス型の宿舎を設置している。
留学生支援(日本人学生への支援)
JASSO制度,ダブルディグリー,IMLEXプログラム,単位取得型中期交換留学,海外実務訓練など,短期・長期の多様なプログラムを用意しています。
本学独自の制度としては
・ダブルディグリープログラム(シュトゥッガルト大学(ドイツ),東フィンランド大学(フィンランド))
・IMLEXプログラム(国際共同修士プログラム/本学と東フィンランド大学及びルーヴェン・カトリック大学又はサンテティエンヌジャン・モネ大学(フランス)それぞれの修士学位の取得を目指す)
・単位取得型中期交換留学(協定校の大学で科目履修,研究指導等の教育を受ける)
以上のプログラム等があります。
・学部4年次の必修科目「実務訓練」は海外で履修することも出来ます。(2020年度は,コロナ禍により派遣中止)
また,実務訓練に引き続き3ヶ月間にわたり専門分野が抱える課題の解決に取り組む「課題解決型長期インターンシップ」制度もあります。
障害者支援
学生支援本部が中心となり,障がいを持つ学生との面談を行い,支援(合理的配慮)を検討し,関係部局と連携しながら,できる限り支障なく学生生活を送ることができるように支援しています。
就職・進路選択支援
キャリアガイダンス,OB・OGの現役エンジニアに訊く業界・職種研究会,就職講座,学内企業説明会(2020年度はWEBで実施)及びキャリアコンサルタントによるキャリア相談などの就職・進路選択支援を行っています。
また,キャリア情報室では,キャリア支援に関する資料を備え,自由に企業情報を閲覧できるようにしています。
課外活動
クラブ活動の状況
課外活動の目的は、団体生活を通じて心身の鍛錬と人格の形成を図り、社会活動に必要な自律性、協調性を習得することにあります。また、課外活動は、学生各の条件、興味等に応じ自主的に行われるものですが、大学教育の一環として行われるものでもあります。課外活動については,執行系3、体育系20、文化系24の団体があります。学友会は、学生の課外活動の援助を行うとともに、新入生歓迎行事、開学記念駅伝大会など、全学的な行事を行います。総部会は、各課外活動団体の連絡・調整を行ない、技科大祭実行委員会は、大学祭の企画・運営を担当しています。
ボランティア活動の状況
●ボランティア活動団体名:ボランティア部
活動内容:「清掃」、「献血」、「地域との交流」を軸に様々なボランティア活動を行っています。
6月 学内清掃
8月 海岸清掃・ワークショップ(※表浜BLUE WALK)、サマー献血キャンペーン(学外ショッピングモールでの呼びかけ運動)
10月 技科大祭・献血
12月 クリスマス献血キャンペーン(学外ショッピングモールでの呼びかけ運動)
※表浜BLUE WALKとは、当時本学4年生だった山口清之(現・虹のとびら代表)さんが中心となって始まった、静岡県と愛知県の県境から伊良湖岬までの表浜海岸50kmを清掃する活動です。表浜海岸は絶滅危惧種「アカウミガメ」が産卵に訪れることでも有名な海岸ですが、漂着ゴミや不法投棄等により、海岸の自然環境は悪化の一途をたどっています。海岸環境を良くするためにと行動する“熱く”“暑い”若者ならではのこの活動。これまで4,500名以上が参加しました。運営スタッフは愛知県内の大学生や社会人が行っており、当大学のボランティア部も関わっています。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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有 |
学生寮名 | 学生宿舎(A~F棟) |
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所在地 | 愛知県愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
キャンパス内 キャンパス内 |
定員 | 595人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
入居希望者から家計困窮度により選考 入居希望者から家計困窮度により選考 |
特色 |
本学の学生宿舎は、大学の敷地内に鉄筋5階建5棟、鉄筋6階建1棟を備えており、収容人員は595名(全室個室エアコン完備,南向き個室)です。A~D棟は学部男子学生用(留学生含む)、E棟は大学院男子学生用(留学生含む)、F棟は大学院男子学生及び女子学生用としております。 本学の学生宿舎は、大学の敷地内に鉄筋5階建5棟、鉄筋6階建1棟を備えており、収容人員は595名(全室個室エアコン完備,南向き個室)です。A~D棟は学部男子学生用(留学生含む)、E棟は大学院男子学生用(留学生含む)、F棟は大学院男子学生及び女子学生用としております。 |
(2022年9月1日現在) | |
学生寮名 | TUTグローバルハウス(G棟) |
所在地 | 愛知県愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
キャンパス内 キャンパス内 |
定員 | 180人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | |
入寮条件 |
グローバル技術科学アーキテクト養成コース入学者、入居希望者から家計困窮度により選考 グローバル技術科学アーキテクト養成コース入学者、入居希望者から家計困窮度により選考 |
特色 |
TUTグローバルハウス(グローバル対応学生宿舎)は、大学敷地内にあり、軽量鉄骨3階建て、30人収容6棟と集会施設1棟で構成されます。日本人と外国人留学生の混住シェアハウス型宿舎で、共同生活を行う1ユニットは5人分の個室と共有スペース(リビング・ダイニング・キッチン、シャワールーム)から構成されています。宿舎経費は月額24,270円(インターネット使用料を含む。光熱水料は別途負担)の寄宿料、共益費月額290円必要です。経費はすべて自己負担となります。 TUTグローバルハウス(グローバル対応学生宿舎)は、大学敷地内にあり、軽量鉄骨3階建て、30人収容6棟と集会施設1棟で構成されます。日本人と外国人留学生の混住シェアハウス型宿舎で、共同生活を行う1ユニットは5人分の個室と共有スペース(リビング・ダイニング・キッチン、シャワールーム)から構成されています。宿舎経費は月額24,270円(インターネット使用料を含む。光熱水料は別途負担)の寄宿料、共益費月額290円必要です。経費はすべて自己負担となります。 |
(2022年9月1日現在) |
財務諸表等
年度ごとに,財務諸表等,決算報告書,事業報告書,財務レポートを公表しています。