佐賀大学憲章
佐賀大学は,これまでに培った文,教,経,理,医,工,農等の諸分野にわたる教育研究を礎にし,豊かな自然溢れる風土や諸国との交流を通して育んできた独自の文化や伝統を背景に,地域と共に未来に向けて発展し続ける大学を目指して,ここに佐賀大学憲章を宣言します。
■魅力ある大学
目的をもって活き活きと学び行動する学生中心の大学づくりを進めます
■創造と継承
自然と共生するための人類の「知」の創造と継承に努めます
■教育先導大学
高等教育の未来を展望し,社会の発展に尽くします
■研究の推進
学術研究の水準を向上させ,佐賀地域独自の研究を世界に発信します
■社会貢献
教育と研究の両面から,地域や社会の諸問題の解決に取り組みます
■国際貢献
アジアの知的拠点を目指し,国際社会に貢献します
■検証と改善
不断の検証と改善に努め,佐賀の大学としての責務を果たします
大学の基本情報
- 大学名
- 佐賀大学
- 本部所在地
- 佐賀県佐賀市本庄町1
- 設立年(設置認可年)
- 2003
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 0952-28-8113
8:30~17:15
連絡先ページへ
問合せページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 5,777人
- 総学生数(大学院)
- 792人
- 総教員数(本務者)
- 629人
(2024年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
佐賀大学学則 第2条 (目的)
本学は,教育基本法(平成18年法律第120号)第7条の規定の趣旨にのっとり,国際的視野を有し,豊かな教養と深い専門知識を生かして社会で自立できる個人を育成するとともに,高度の学術的研究を行い,さらに,地域の知的拠点として,地域及び諸外国との文化,健康,社会,科学技術に関する連携交流を通して学術的,文化的貢献を果たすことにより,地域社会及び国際社会の発展に寄与することを目的とする。
大学の特色等
1)佐賀の地域において高等教育を担う総合大学
本学は,6学部・7研究科を備えた総合大学として,県内はもとより,隣接する福岡県,長崎県など九州各地からの入学生が大半(93.5%)を占め,地域の学生に対して幅広い高等教育を提供している。特に,佐賀県内の5大学及び放送大学佐賀学習センターと共に設立した「大学コンソーシアム佐賀」により,県内の高等教育の普及を図っている。
2)研究教育拠点を広く地域に展開
海洋温度差発電など海洋エネルギーの活用を研究し,平成22年度から共同利用・共同研究拠点の認定を受けた海洋エネルギー研究センター(本庄キャンパス・伊万里市・沖縄県島尻郡久米島町),「佐賀の大学」を象徴する地域学歴史文化研究センター(本庄キャンパス),地域医療の教育研究拠点として国立大学で初めての医学部附属地域医療科学教育研究センター(鍋島キャンパス),中北部九州における農業に関する研究及び農医文理融合型の新領域研究をプロジェクト型研究として推進する農学部附属アグリ創生教育研究センター(佐賀市・唐津市)を持ち,地域に密着した研究教育を進めている。また,シンクロトロン光応用研究センターが,鳥栖市に設置されている佐賀県立九州放射光施設を中心に,九州地区の大学など諸機関と連携して研究教育を進めている。さらに,佐賀県との協働により佐賀県立有田窯業大学校を移管し,平成29年4月に有田キャンパスを開設するとともに,肥前セラミック研究センターを設置し,窯業人材育成に係る教育研究の地(知)の拠点としての活動している。また、平成31年4月には、再生医学に関する研究を推進し、新しい医療技術開発を促進することで、医学教育及び医工学研究の人材育成の場を構築し、さらにアジアを中心に据えた国内外の企業、大学及び医療機関等の連携拠点となることを目指し、医学部附属再生医学研究センターを設置した。
3)地域社会との連携
佐賀県,佐賀県市長会,佐賀県町村会,佐賀県商工会議所連合会,佐賀県商工会連合会及び本学が,多様な分野で連携協力し,佐賀県の発展と人材育成に寄与することを目的とする「佐賀県における産学官包括連携協定」を結び,地域社会との連携協力事業を実施している。また、平成25年度「地(知)の拠点整備事業」(文部科学省)に採択された「コミュニティ・キャンパス佐賀アクティベーション・プロジェクト」では、西九州大学と協働して、地域を志向した教育研究活動を推進している。この成果は、平成27年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」(文部科学省)の採択に結びついた。
さらに、産学・地域連携機構を、平成29年10月にリサーチ・アドミニストレーターを中核としたリージョナル・イノベーションセンターへと改組し、本学の創出した知的財産の社会への還元を推進している。
医学部附属病院では,臨床実習及び基幹型臨床研修病院としての機能に加えて,1日平均928人の入院患者を診療している。また,高度救命救急センターを中心とした救急医療,小児救急電話相談,ハートセンター及び脳血管センターの24時間ホットライン,地域に密着した感染症の医療機関間情報ネットワーク,佐賀在宅・緩和医療ネットワーク,都道府県がん診療連携拠点病院,肝疾患診療連携拠点病院など,佐賀県の中核病院としての役割を果たしている。
教育学部では,佐賀県教育委員会と連携・協力協定を結び,教育開発や教員研修など,県内の初等・中等教育の向上に取り組んでいる。
4)アジアの知的拠点
本学には,全学生の1.6%に相当する134人の留学生が在学し,全南大学校,カセサート大学などアジアを中心として108校と大学・学部間等で学術交流協定を締結しており,歴史的・地理的特性を活かし,アジアの知的拠点として日本・アジアの視点から国際社会への貢献を目指している。
教育研究上の基本組織
学部(短期大学の場合は学科) |
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教育学部(教員養成) |
芸術地域デザイン学部 |
経済学部 |
医学部(医学科) |
医学部(看護学科) |
理工学部 |
農学部 |
研究科 |
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学校教育学研究科(専門職学位課程) |
地域デザイン研究科(修士課程) |
医学系研究科(博士課程(一貫)) |
先進健康科学研究科(修士課程) |
理工学研究科(博士課程(前期)) |
理工学研究科(博士課程(後期)) |
農学研究科(修士課程) |
医学系研究科(修士課程)募集停止 |
工学系研究科(博士課程(後期))募集停止 |
その他の学内組織 |
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全学教育機構 |
クリエイティブ・ラーニングセンター |
附属図書館(分館含) |
美術館 |
保健管理センター |
海洋エネルギー研究所 |
総合分析実験センター |
総合情報基盤センター |
シンクロトロン光応用研究センター |
地域学歴史文化研究センター |
肥前セラミック研究センター |
教育学部附属幼稚園 |
教育学部附属小学校 |
教育学部附属中学校 |
教育学部附属特別支援学校 |
教育学部附属教育実践総合センター |
附属病院 |
医学部附属地域医療科学教育研究センター |
医学部附属先端医学研究推進支援センター |
医学部附属看護学教育研究支援センター |
医学部附属再生医学研究センター |
農学部附属アグリ創生教育研究センター |
アドミッションセンター |
国際交流推進センター |
ウェルビーイング創造センター |
リージョナル・イノベーションセンター |
ダイバーシティ推進室 |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
外観
アクセス図
高等教育の修学支援新制度
高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
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○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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国立大学法人評価(第3期中期目標期間) | 国立大学法人評価委員会 | 2023年3月 | 教育:上回る成果/研究:おおむね達成 /社会連携:おおむね達成/その他:達成/業務運営:達成/財務内容:達成/自己点検評価:達成/その他業務:達成 |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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機関別認証評価 | 大学改革支援・学位授与機構 | 2022年3月 | 適合している |
評価機関 | 評価年月 | 評価結果 | |
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分野別認証評価(教職大学院) | 教員養成評価機構 | 2020年3月 | 適合 |
学生支援
修学支援
ウェルビーイング創造センターに学修支援部門を置き、修学の指導、支援及び相談に関する企画等を行い、新入生アドバイザー及び学習アドバイザーを配置し、支援を行っています。また、障害のある学生には、保健管理センター等と連携し、必要に応じ、ノートテイカーや学習サポーターを配置し、学習支援を行っています。難聴者に対しては、FM式補聴器の貸与を行っています。
他にも、チューター(担任)によるラーニング・ポートフォリオを活用した修学指導、単位互換制度、新入生オリエンテーション、能力別・習熟度別クラス分け、リメディアル教育(入学準備学習)、オフィスアワーなどの修学支援の取組を実施しています。
心身の健康に係る支援
心身の健康については主に保健管理センターが支援を行っています。
保健管理センターには、医師、看護師、保健師、臨床心理士/公認心理師が在籍し、健康相談や健康診断受診後の事後フォローを行っています。
・健康相談では、身体的、心理的・精神的相談が受けられます。相談には、医師、看護師、保健師が対応し、専門的なカウンセリングが必要な場合は、予約制で学生カウンセラー(臨床心理士/公認心理師)が対応します。必要に応じて医療機関の情報提供や紹介も行っています。
・健康診断受診後の事後フォローの一つに、メンタルヘルス対策があります。健康診断実施時に、スクリーニング調査を実施しており、その結果を基に臨床心理士/公認心理師、看護職が対応しています。
また、ウェルビーイング創造センター学修支援部門は、病気や心身に障害があり集中的に支援を要する学生の支援を行っています。保健管理センターとウェルビーイング創造センター学修支援部門は、互いに連携し、情報を共有しながら学生の支援を行っています。
留学生支援
・新入留学生には各人にチューターがつき、生活をサポートします。(チューター制度)
・本学で学ぶ留学生が修学・進学や日常生活の面で悩みを抱えたとき、適切な指導助言を与え、解決に向けた支援策を行う体制を整えています。(留学生に対する修学上及び生活上の指導助言)
・学生の多様なニーズに応えるべく、特色のある日本語コースを提供しています。各レベルに分かれており、自分のレベルにあった授業を受けることができます。(留学生や海外国籍を持つ学生への日本語教育)
・国際交流会館(外国人留学生寮)を整備し、外国人留学生及び外国人研究者に居住の場を提供しています。
・民間アパート等への入居希望者のため、部屋を借りる人のためのガイドブック(外国人向け)(全国宅地建物取引業協会連合会HP)の紹介している。また、留学生住宅総合補償制度を活用した大学による連帯保証を実施しています。
留学生支援(日本人学生への支援)
・海外の協定校や世界各国の大学の資料、留学経験者の生の声である交換留学報告書が学生センター留学生交流室でいつでも閲覧可能です。交換留学報告書は国際交流推進センターのホームページでの閲覧できます。
・留学に必要な語学力を身つけたい方、海外大学院入学試験の勉強をしたい方を対象として語学学習テキストを貸与しています。また、オンライン語学学習ツールを提供し、留学に必要な英語力、英会話力の向上を後押しします。
・学生それぞれの個性やキャリアプランに従った留学計画の立て方、留学先の選び方、語学学習の方法など、留学実現を目指したアドバイスを提供しています。(留学アドバイジング:要予約)
障害者支援
ウェルビーイング創造センター学修支援部門は、病気や心身に障害があり集中的に支援を要する学生の支援を行っています。障害のために講義や実習等の修学に困難を抱えている学生の話や要望を聞いて、関係する教職員で協議を行い、合理的配慮に係る支援を行っています。また、障害のある学生のグループ活動を開催し、コミュニケーションスキルや社会的スキル向上の支援も行っています。障害の内容によっては、保健管理センターと連携して支援を行っています。
【今年度の支援の実施状況】
ノートテイカーの配置、学習サポーター配置(学習支援等)、補聴器の貸与等
授業担当教員への文書での配慮依頼
スロープ路面の改修
【これまでの支援状況】
聴覚障害者・・・ノートテイカー、手話通訳、補聴器の貸与
肢体不自由者・・・ノートテイカー
施設整備・・・トイレの改修、ドアのノブ、自動ドアの設置、センサー等位置の改修、スロープ等
就職・進路選択支援
・ウェルビーイング創造センターキャリア支援部門HPにおいて、ウェルビーイング創造センターキャリア支援部門の利用案内や卒業生からのメッセージ、過去の就職実績など本学の就職支援に関する情報提供の他、就職活動に関するスケジュールを示しています。(https://job.admin.saga-u.ac.jp/univ/pdf/shiori.pdf)
・教養教育の総合科目「キャリアデザイン」(選択科目)において、仕事・働くことについて学び、自分のキャリアデザインの参考にすることができます。
・ウェルビーイング創造センターキャリア支援部門HP上で、就職相談の申込みができる他、支援プログラムの内容、企業求人情報やインターンシップ情報、学内外のイベント情報など確認できます。
・国際交流推進センターにおいて、外国人留学生に対し、日本企業への就職活動を準備するためのキャリア教育、インターンシッププログラム、ビジネス日本語、マッチングイベント等の提供を実施しています。
課外活動
クラブ活動の状況
本学は佐賀大学憲章にもあるように,学生中心の大学を目指し様々な取り組みを行っています。特に課外活動を人間形成に大きく貢献するものと捉え,積極的に推進しています。本学ではさまざまなクラブが自主的に活動しておりそのいずれも活発的で魅力があります。
ボランティア活動の状況
本学は佐賀大学憲章にもあるように,教育と研究の両面から,地域や社会の諸問題の解決に取り組み,学生中心の大学を目指しています。特に課外活動を人間形成に大きく貢献するものと捉え,積極的に推進しています。本学ではさまざまなボランティア団体が自主的に活動しており,そのいずれも個性的で魅力があります。
学生寮一覧
学生寮の有無 |
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有 |
学生寮名 | 楠葉寮 |
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所在地 | 佐賀県佐賀市本庄町本庄425 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本庄キャンパス内。 本庄キャンパス内。 |
定員 | 150人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 5,300円 |
入寮条件 |
①自宅から大学まで公共の交通機関による片道の通学時間がおおむね90分以上で、②寮生活に支障のない健康な者、③本人の属する世帯の経済状況を勘案し、総合的に判断し入寮者を決定している。 ①自宅から大学まで公共の交通機関による片道の通学時間がおおむね90分以上で、②寮生活に支障のない健康な者、③本人の属する世帯の経済状況を勘案し、総合的に判断し入寮者を決定している。 |
特色 |
個室。台所・トイレ・洗面所・洗濯室(洗濯機、乾燥機)・浴室(ユニットバス、ユニットシャワー)は共同。居室には机、イス、ベッド、本棚を完備している。 個室。台所・トイレ・洗面所・洗濯室(洗濯機、乾燥機)・浴室(ユニットバス、ユニットシャワー)は共同。居室には机、イス、ベッド、本棚を完備している。 |
(2018年7月12日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館A棟 |
所在地 | 佐賀県佐賀市本庄町本庄489-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本庄キャンパスへは、徒歩で3分。 本庄キャンパスへは、徒歩で3分。 |
定員 | 40人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 11,000円 |
入寮条件 |
・本学に在学する留学生(単身) ・本学に在学する留学生(単身) |
特色 | |
(2018年7月12日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館B棟(夫婦) |
所在地 | 佐賀県佐賀市本庄町本庄489-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本庄キャンパスへは、徒歩で3分。 本庄キャンパスへは、徒歩で3分。 |
定員 | 3人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 15,100円 |
入寮条件 |
・本学に在学する留学生(夫婦) ・本学に在学する留学生(夫婦) |
特色 | |
(2018年7月12日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館B棟(家族) |
所在地 | 佐賀県佐賀市本庄町本庄489-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本庄キャンパスへは、徒歩で3分。 本庄キャンパスへは、徒歩で3分。 |
定員 | 4人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 18,000円 |
入寮条件 |
・本学に在学する留学生及びその家族 ・本学に在学する留学生及びその家族 |
特色 | |
(2018年7月12日現在) | |
学生寮名 | 国際交流会館C棟 |
所在地 | 佐賀県佐賀市本庄町本庄528-1 GoogleMapで参照 |
学生寮からキャンパスへのアクセス |
本庄キャンパス内。 本庄キャンパス内。 |
定員 | 20人 |
寮費(食費込) | |
寮費(食費無) | 16,200円 |
入寮条件 |
・本学に在学する留学生又は,本学において教育研究に従事する外国人研究者及びその家族 ・本学に在学する留学生又は,本学において教育研究に従事する外国人研究者及びその家族 |
特色 | |
(2018年7月12日現在) |
財務諸表等
ページタイトル:大学案内(財務について)
説明:財務諸表,事業報告書,決算報告書,独立監査人の監査報告書・監事報告書を公表しています。