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文学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

さまざまな角度から日本と世界の文化を考慮し、人間を探究する精神と時間的、空間的に広く物事を考慮できる視野を培うとともに、豊かな人間性を高い能力を持ち、社会で広く活躍できる人材を育成します。

学部・研究科等ごとの目的

都留文科大学の学訓「菁莪育才」の下、文学・語学・言語文化・比較文化を基軸とし、人文学(humanities)の学習を通じて、人間存在の在り方や人間の文化的・社会的営為とその成果を深く理解し、論理的・創造的な思考力と豊かな感性を兼ね備え、文化・社会の未来と自身の将来を切り拓く能力を有し活かすことのできる人間の育成を目的とする。また、特に教員養成については、以上に加えて、深い子ども理解と確かな指導力に裏打ちされた豊かな学びを実現できる教師の育成を目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

 都留文科大学文学部は、文学・言語・文化についての考察を通して、人間探求の精神を培うべく、次のような入学者を求めています。
○本学での修学に必要な高等学校基礎レベルの基礎知識、基礎学力を有している。
○日本と世界の文学・言語・文化に関心を持ち、柔軟に対応できる理解力を持っている。
○自分の考えを、明快な言語で表現できる。
○他者とのコミュニケーションを通して課題解決を検討し、行動する意欲を持っている。
○専門的知識を身につけようとする向学心を持っている。

◆国文学科
 ​​国文学科では、次のような学生を求めています。
○ 古代から近現代までの文章について辞書・情報機器などを活用しながら自分で読み進める力を有している。
○ さまざまな言語活動を通して、思考し判断しそれを表現する基礎的な言語リテラシーを有している。
○ 言語・文学・歴史・社会に幅広い関心をもち、大学での学究活動のなかで専門的な知識とそれを活用する道筋を見つけて社会に貢献しようという意欲をもっている。

◆英文学科
 英文学科では、次のような学生を求めています。
○高等学校で学習する科目について、内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有し、特に英語に関しては、以下に示すように、大学入学後の学びが円滑にできる力を有している。
(1)説明文や物語などのまとまった英語の文章を読み、概要や要点を理解することができる。また、概要や要点を英語と日本語でまとめ、作者の意図や登場人物の感情などを説明したりすることができる。
(2)日常的な事柄や社会的な話題について、自分の考えをわかりやすい英語で書くことができる。
また、読んだ内容について自分の意見を書ことができる。
(3)まとまった英語を聞き、目的に合わせて情報を正確に得たり、要点や概要、話し手の意図や感情を理解することができる。
(4) 身近なことについて英語で相手にわかりやすく話したり、応答することができる。
○英語圏の文学、文化、言語、英語教育の学びの基盤となる、また、社会で通用する英語の基本的知識と技能および運用能力を伸ばしたいと思っている。
○英語圏の文学、文化、言語、英語教育に興味・関心を持ち、多様な生活・文化・価値観・考え方の人々との共生を通じて社会に貢献する、また、各領域の研究に必要な批判的・論理的思考力に基づく課題発見・解決力を養う意欲を持っている 。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 都留文科大学文学部は、人間探求力を育み、豊かな人間性と様々な分野で活躍できる能力を育むため、教育内容の整備や充実化につとめています。
○共通科目は幅広い教養及び総合的な判断力を養い、豊かな人間性を涵養することを目的と
し、「教養科目」「外国語科目」「体育科目」と「学部共通科目」を開設している。
○学科専門科目は、専攻に関わる高度な専門の知識・技術・技能を身につけ、実社会で活躍す
るための能力の習得を目的とする。
○学科専門科目の中には卒業論文が含まれ、在学中に身につけた知識・論理的思考力、調査能
力、研究方法、構想力等を生かし、学修の集大成として卒業論文を完成する。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 都留文科大学文学部は、人間探求の理念のもと、人間の営為としてある文学、言語を基軸として文化・思想・芸術・歴史等を学び、日本文化と異文化理解を深め、国際的な視野をもつ人材を育成します。地域社会はもとより、国家、国際社会に至るまで、教育界、公共的な機関、企業等、多方面な分野に渡ってそのような人材は求められています。
人間の生み出してきた価値ある創造への探求のあり様を学修することは、現在をとらえ直し、未来への価値ある道を切り拓く力を伸ばすものとなります。具体的には、卒業時までに以下の能力を身につけた者に対して学位を授与します。
○自分の専門に関する深い知識を有するとともに、その周辺領域や人間の営為全般にかかわる
幅広い見識をバランスよく有することにより、人間が直面している諸課題を俯瞰的・構造的に
理解することができる。 
○自身の知識に基づいて課題を多角的に分析・把握し、そのことにより課題解決への指針を提
示し、具体的な実践・行動に移すことができる。
○多様な文化の中にある人々の創造的営為と価値を理解し、現代における意味を伝えることが
できる。