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創発科学研究科(博士課程(後期))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

教育理念
 本研究科における「創発科学」とは、特定の学問分野を示すのではなく、各分野の能力を組み合わせ、異分野と効果的に相互作用させることにより分野の総和にとどまらない画期的な知や解決策を導出する学習や研究活動の規範を意味する。
 本研究科では、このような「創発科学」の素養を持ち、豊かな人間性と高い倫理性の上に、幅広い基礎力と高度な専門知識に支えられた研究能力・応用力を備え、国際的な視野で地域社会においてリーダーシップを発揮できる人材の育成を行うことを教育理念とする。
 特に、博士後期課程では、「総合知」の考えに基づき、幅広く体得した知識を駆使し、学術的に評価が高く、かつ新たな手法で課題解決を図るのみならず、産学連携を駆使した手法によって、研究成果を社会実装する人材の育成を目指す。

教育上の目的
 ある分野において知を深化させるとともに、分野を融合させて⾒出した画期的な知や解決の⽅策を、単に解決⼿法の提案するにとどめず、地域社会と連携しながらそれらを実装に移し、持続可能な地⽅分散型社会の形成に貢献する⼈材の育成





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学部・研究科等ごとの目的

・専門分野での具体的な課題解決方法を綿密にデザインでき、かつ複数の学問分野から得られた多様な知識や技術を協調的に組み合わすことのできる能力を有し、未来における新産業の創造や地域が直面する新課題の解決に貢献できる人材を輩出すること。
・創発科学の視点に立って、大学を核とした地域において、さまざまな主体(住民、企業、官公庁、NPO/NGO等)との柔軟なネットワークを構築し、地域社会の望ましい産業や新たな地域社会の姿を築くこと。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

◇入学者に求める学力・能力・資質等
 大学院入学までに以下のような学力・能力・資質等を備えている学生を求めています。

①知識・技能・理解力 主とする専門領域に関する大学院修士課程修了程度の基礎知識・技能・理解力

②思考力・判断力・表現力
 複雑で複合的な課題の探究や解決方法について、多角的な観点から論理的に思考・判断できる力、また、それらを説明できる表現力

③研究能力・応用力
 主とする専門領域に関する知識・技能と複数分野の知見を活用して、複雑で複合的な課題を解決し、社会実装に繋げる研究を遂行するための基盤的な研究能力と応用力

④探求心・意欲・態度
 主とする専門領域に関する知識・技能と複数分野の知見を活用して、複雑で複合的な課題を解決し、社会実装に繋げることに対する強い意欲・態度と創造的な探求心

⑤倫理観・社会的責任
 社会構造の変化などによって引き起こされる課題を見出し、それらの解決を志向する責任感、人間尊重の態度と他者と共感できるコミュニケーション力、他の分野との協働を志向する姿勢及び倫理的態度

⑥グローバルマインド
 主とする専門分野に加え、関連する諸分野に関する国内外の情報を理解する基本的な言語運用能力と、国際的な視野・多文化理解の視点から、地域や社会における諸課題の発見と解決方法を考えることができる発想力

◇選抜方法の主旨
○一般選抜・社会人特別選抜・外国人留学生特別選抜
 出願書類及び口述試験により、大学院で学ぶ上で必要な基礎学力と人文・社会科学、工学・自然科学分野の専門的な知識に関する習得の程度を評価します。
 口述試験は、「研究計画書及び研究業績調書等の資料」に基づき実施し、「これまでの研究内容及び計画」についてのプレゼンテーションを依頼し、研究者・技術者としての資質、研究に対する意欲・心構え、論理的思考能力、研究計画の内容及び研究を遂行するための能力を評価します。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 香川大学大学院創発科学研究科博士後期課程では、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示した人材を育成するために、ELSI&グローバルマインド(必修科目1単位)、特別研究Ⅲ(必修科目4単位)、特別研究Ⅳ(必修科目6単位)、ジョブ型研究インターンシップ(選択科目2単位)及び主・副指導教員が研究指導計画に基づき日常的に実施する研究指導(単位対象外) から構成される教育課程を編成・実施します。
 修了要件は、必修科目3科目(11 単位)の修得、必要な研究指導を受けた博士論文の審査及び最終試験に合格することです。ディプロマ・ポリシーの各項目の達成は、以下に示す体系的教育をもって実現します。

①専門知識・理解
 「特別研究Ⅲ」では、研究計画を立案・遂行するために必要とされる専門分野における先端・先進レベルの知識・技術、多角的な評価能力を身につけます。
②研究能力・応用力
 「特別研究Ⅲ」では、持続可能な社会の実現を推進するための実践力、学際的な発想力、創造的な課題探求能力と高度な問題解決能力を身につけます。
「特別研究Ⅳ」では、博士論文の研究を遂行し、ピア・レビューに耐え得る論文としてまとめ、発表する上で必要とされる能力及び個人が行うシーズ研究・萌芽的研究をチームとしてのプロジェクト研究等へと進めていくために必要とされる実践的能力を培います。
 「ジョブ型研究インターンシップ」では、企業での⾧期インターンシップなどを通じて社会実装や研究能力を培います。
③倫理観・社会的責任
 「ELSI&グローバルマインド」「特別研究Ⅲ」「特別研究Ⅳ」「ジョブ型研究インターンシップ」を通じて、幅広い基礎力と高度な専門知識に支えられた研究能力・応用力を備え、総合知として国際的な視野で地域社会においてリーダーシップを発揮できる人材としての普遍的倫理観を身につけます。
④グローバルマインド
 「ELSI&グローバルマインド」によって国際的な視野を涵養するとともに、国内外の学術大会等で発表することや、学術誌に投稿することを通して、国内外の研究者と活発に議論を行うことで、実践的なグローバルマインドを身につけます。学修成果は、シラバスに記載している方法によって、各授業科目の到達目標の達成度で評価します。
「ELSI&グローバルマインド」では、研究活動を行うために身に付けるべき高い研究倫理観と責任感及びグローバルで俯瞰的な視野の観点から学習態度や提出されたレポートをもとに総合的な成績評価(合否で判定)を行います。
「ジョブ型研究インターンシップ」では、インターンシップ終了後に提出した報告書や受入れ企業(担当者)による学生の評価を総合して成績評価(5段階評価)を行います。
 「特別研究Ⅲ」「特別研究Ⅳ」では、知の深化の軸とする専門分野を中心に複数分野の知見を活用した知識・専門的技術を応用して研究を計画・実施できる能力の総合評価により、厳格な成績評価(5段階評価)を行います。

<研究計画の遂行に対する指導及び学位論文の評価>
 研究指導は、「研究指導計画」に基づいて実施します。そして、博士論文は、本研究科の定める学位審査基準に基づき、本研究科で選出された審査委員(主査1名、副査2名以上、学外審査員を含むことができる)により厳格な審査及び最終試験を実施し、さらに公聴会を行うことで、学位論文としての合否判定を行います。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

本学創発科学研究科博士後期課程では、その教育理念に基づき、以下に示す専門的な能力・態度を身につけた者に博士の学位を授与する。

①専門知識・理解
 主とする専門領域の高度な専門知識を修得するとともに異なる分野の知識を効果的に組み合わせる結合力を有している。
②研究能力・応用力
 分野を横断して複合的、複雑な社会課題に対する前例のない解決策を導く企画能力・研究推進能力を有している。
③倫理観・社会的責任
 社会構造の新たな変化(Society5.0、データ駆動型社会等)に柔軟に対応し、高い倫理観を持って未来のあるべき社会を構想し、研究成果の実装力を有している。
④グローバルマインド
 現代世界と地域社会の多文化性、多様性を理解し、ローカルからグローバルスケールに至る多様で複雑な社会の諸課題に対応できるグローバルマインドを有している。

 本学創発科学研究科博士後期課程では、その教育理念に基づき、以下に示す専門的な能力・態度を身につけた者に博士の学位を授与する。

①専門知識・理解
 主とする専門領域の高度な専門知識を修得するとともに異なる分野の知識を効果的に組み合わせる結合力を有している。
②研究能力・応用力
 分野を横断して複合的、複雑な社会課題に対する前例のない解決策を導く企画能力・研究推進能力を有している。
③倫理観・社会的責任
 社会構造の新たな変化(Society5.0、データ駆動型社会等)に柔軟に対応し、高い倫理観を持って未来のあるべき社会を構想し、研究成果の実装力を有している。
④グローバルマインド
 現代世界と地域社会の多文化性、多様性を理解し、ローカルからグローバルスケールに至る多様で複雑な社会の諸課題に対応できるグローバルマインドを有している。