学部・研究科等の特色等
本研究科は、分野を横断した⽂理融合型の新たな知の創造を⽬指す「創発科学」の考え⽅のもとに、1専攻体制とし、博⼠前期後期課程の区分とする。博⼠後期課程においては、「総合知」をその教育課程編成の中核におく。そして、「創発科学」と「総合知」の両者の考え⽅に基づき、創発科学研究科修⼠課程/博⼠前期課程設置に伴って融合させた多様な分野をさらに深化拡⼤させる。そのために、修⼠課程/博⼠前期課程では連携協⼒にとどまっていた専⾨職⼤学院(地域マネジメント研究科)の教員を専任教員集団に含め研究指導にあたる。さらに、農学研究科(修⼠課程)の教員も専任教員集団に含めている。
これらを総合するに、博⼠後期課程においては、専⾨性の深化、すなわちピア・レビューに耐え得る専⾨性の体得を⽬指すとともに、「総合知」の獲得と実践、すなわち⾃然⽣命科学と⼈⽂・社会科学を横断・連携させた理論知と実践知の総和を追求し、課題解決につながる社会実装を可能とするカリキュラムを構築し、それらを可能にする研究指導体制を整備している。