学部・研究科等ごとの目的
【学部の目的】
上越教育大学学則(抜粋) 第25条
学校教育学部は、学校教育に関する専門の学芸を教授研究し、広く豊かな知識を授けるとともに、教育実践の場における優れた指導能力を備えた初等教育教員を養成することを目的とする。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
1 入学者受入れの方針の定義
教育の理念・目的、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーに基づく教育内容等を踏まえ、どのように入学者を受け入れるかを定める基本的な方針であり、受け入れる学生に求める学習成果を示すものである。
2 入学者受入れの方針
(1) 本学では、以下に掲げる学生を求めている。
ア 高等学校等における基礎的な知識・技能を十分に修得している。【知識・技能】
イ 物事を多面的かつ論理的に考察することができ、自分の考えを適切な方法で表現し、
他者に伝えることができる。【思考力、判断力、表現力】
ウ 生活や社会、環境の中に問題を見出し、多様な人々と関わりながら、積極的に学修を進めていくことができる。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
1 教育課程編成・実施の方針の定義
ディプロマ・ポリシーの達成のために,どのような教育課程を編成し,どのように教育内容・方法を実施し,学修成果をどのように評価するのかを定める基本的な方針である。
2 教育課程編成・実施の方針
(1) 学校教育学部の目標達成に資するよう,カリキュラムは以下の科目で編成・実施する。
ア 教員の原点である人間理解を,体験と観察・参加を通じて実践的に深めることを目的とする科目(人間教育学関連科目)【知識・技能】【主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度】【人間力】
イ 初等教員として求められている教育的情報処理能力と表現能力を育成するための科目(相互コミュニケーション科目)【知識・技能】【人間力】
ウ 十分な基礎学力を補習するとともに初等の教科専門性を培い,更に専門科目への橋渡しをするための科目(ブリッジ科目)【知識・技能】【思考力,判断力,表現力】
エ 各教科の指導法,ガイダンス及び教育実習によって教育実践力を養成することを目的とする科目(教育実践科目)【思考力,判断力,表現力】【主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度】【教育実践力】
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
1 卒業認定・学位授与の方針の定義
教育の理念・目的及び学校教育学部の目標に基づき,どのような力を身に付けた者に卒業を認定し,学士(教育学)の学位を授与するのかを定める基本的な方針であり,学生の学修成果の目標となるものである。
2 卒業認定・学位授与の方針
学校教育学部で所定の単位を修得することにより,以下に示す資質・能力を満たした者に対して,卒業を認定し,学士(教育学)の学位を授与する。
ア 教職に求められる専門的知識を実践的に習得し,豊かな学識と優れた技能を身につけている。【知識・技能】
イ 学校教育の様々な課題について,各領域で習得した幅広い知識をもとに,解決策を提案できる。【思考力,判断力,表現力】
ウ 学校における教育実践を省察し,よりよい社会を目指して多様な人々と協働しながら自らの専門性を高めていくことができる。【主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度】
エ 教育に対する熱意を持ち,教育者としての使命を自覚している。【人間力】