学部・研究科等の特色等
博士後期課程では,単に大学における教育研究の後継者を育成するだけでなく, 企業や国公立の研究所・試験所などにおいて研究開発に従事するに当たり,広い視野に立って新規分野を探索して課題を設定し, プロジェクトを独力で推進させることができるような能力を持つ人材を養成することにあります。
このような人材は,広範な基礎知識と実際に研究を進めるのに必要な方法論を会得している必要があります。 博士後期課程では,この目的を達成するため,新しい科学や技術の分野に柔軟に対応できるよう再編成した組織の下で, 次のような方針で教育研究を行います。
専門講義
一研究分野にとどまらず,広い視野と今後の発展の基礎となる考えや知識を体系づける系統的な研究を行うため, 多彩な講義が用意されています。
特別演習
論文研究及びその周辺分野に関する基礎的な事項についての文献・参考書による演習が実施されます。
研究ゼミナール
論文研究の進捗状況や文献調査結果のレビュー,ならびに,それらに基づいた研究プロポーザルの発表が要求されます。 また,研究、討論、発表などの能力養成のため,他の研究プロジェクトへの積極的参加も要請されます。