入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【福島大学の教育目標】
福島大学は,正規課程および課外活動等のあらゆる機会を捉えて,自ら学び,主体的な人生設計と職業選択を行うことのできる自立した人間の育成をめざします。
また,東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故からの学びを活かし,「新たな地域社会の創造」に取り組み,人口減少や高齢化,環境・資源・エネルギー問題などの地域および世界の「21世紀的課題」を自分事として捉え,複雑かつ困難な課題に果敢に挑戦する人材の育成を目標に掲げます。
そのために「問題基盤型学習」を教育理念としたカリキュラムを備え,確かな専門知識や技術,実践的なスキル,「解のない問い」に挑む態度などを身につけます。
【福島大学の求める学生像(福島大学のアドミッション・ポリシー)】
福島大学では,以下の要件を満たす学生を募集します。なお,「求める学生像」の具体的内容は,学類のアドミッション・ポリシー(AP)で示します。
1.〈福島大学の教育目標〉を理解していること
2.地域や社会の発展に貢献する志をもつこと
3.そのために,①選択した領域の専門知識,②問題を発見し探究する力,③広い教養と知的関心,④グローバルな視野,⑤主体的に多様な人々と協働する力,を自ら向上させようとする意欲があること
4.福島大学での学士課程教育を受けるにふさわしい基礎的学力,思考力・表現力・コミュニケーション能力,現実の問題や学問への能動的姿勢を持っていること
【入学者選抜の基本方針】
詳細は大学HPを参照。
【食農学類のアドミッション・ポリシー】
1.食農学類の教育目標と求める学生像
食農学類では,食品産業や農林業の第一線で活躍することや,行政や教育機関などで食品産業や農林業を支えることを目指す意欲を持ち,卒業までに次の4つの力を身に付けたいと考える学生を受け入れます。
・農学の専門知識を関連産業や地域社会の実践的な取り組みにつなげる力
・異なる専門分野との学際的な交流によってチームプレイを推進できる力
・グローバルな科学的知見や国際比較の情報を地域の課題解決に活かす力
・温かい眼差しと冷静な分析力によって地域社会への貢献を持続できる力
食農学類では,2年生の後期(第4セメスター)から,食品科学コース,農業生産学コース,生産環境学コース,農業経営学コースのいずれかに所属することになります。各コースは,次のような基礎的・専門的な知識と能力を身に付けた人材の養成を目標としています。
・食品科学コース:食品の分析について専門的な知識・技能を身に付けている。優れた食品の製造について知識・技能のポイントを修得するとともに,地域の食の伝統的な強みを活かす筋道を具体的に理解している。
・農業生産学コース:果樹・園芸等を含めて作物学の専門的な知識・技能を修得している。
病害虫管理や土壌肥料の原理を学ぶことにより,安全な作物生産や環境保全型農業の基本課題を深く理解している。
・生産環境学コース:森林・農地・水利施設等の生産環境の実態を把握し,管理・活用システムを体系的に理解している。生産環境の修復やICT 等の最先端技術導入などの実践的な課題に取り組むこともできる。
・農業経営学コース:農林業や食品産業の活動を社会科学の観点から分析する知識・技能を修得している。農商工連携などの新潮流の情報に詳しく,協同組合や共有資源の役割についても深く理解している。
2.入学試験の種類と内容
食農学類では期待する人材を求めて,4種類の入学試験を実施します。
それぞれの入学試験の科目などは以下のとおりです。
[一般選抜・前期日程] 募集人員 60人
大学入学共通テストの6教科8科目(国語,地理歴史・公民(1科目),数学(2科目),理科(2科目),外国語,情報),個別学力試験の2科目(物理基礎・物理,化学基礎・化学,生物基礎・生物,数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B・数学C),英語から2科目選択)で実施。
[一般選抜・後期日程] 募集人員 20人
大学入学共通テストの6教科8科目(国語,地理歴史・公民(1科目),数学(2科目),理科(2科目),外国語,情報),個別学力試験のペーパーインタビューで実施。
[総合型選抜・地域社会貢献枠] 募集人員 概ね10人
自己推薦書と調査書によって第1次選抜を行い,第1次選抜合格者を対象として課題論文と面接による第2次選抜を実施。
福島県内の高等学校等を卒業もしくは卒業見込みの者で,福島県内の農業,農業関連産業,食品関連産業,農林水産行政機関等の次世代の担い手として活躍する強い意欲を持つ者,あるいは福島県外の高等学校等を卒業もしくは卒業見込みの者で,福島県内か出身県内の農業,農業関連産業,食品関連産業,農林水産行政機関等で次世代の担い手として活躍する強い意欲を持つ者で,指定する資格のいずれかを取得している者を対象とします。
[総合型選抜・実践教育経験枠] 募集人員 概ね10人
自己推薦書と調査書によって第1次選抜を行い,第1次選抜合格者を対象として課題論文と面接による第2次選抜を実施。
高等学校専門学科(農業,工業,商業,情報,水産,家庭,看護,福祉に関する学科),総合学科,あるいは中等教育学校専門学科(農業,工業,商業,情報,水産,家庭,看護,福祉に関する学科)を卒業見込みの者,または高等専門学校の第3学年を修了見込みの者で,農学を学ぶ強い意欲を持ち,かつ指定する資格のいずれかを取得している者を対象とします。
3.入学者選抜の際に求める知識・技能・関心
本学類での成長を実現するために,以下に掲げる力を有している学生を求めます。
⑴高校までに身に付けるべき基礎学力
⑵対象を的確に捉える理解力と分析力
⑶主体的に課題に取り組み探究する力
⑷客観的かつ論理的な思考力
⑸自らの見解を的確に伝える表現力
⑹常に食と農に関心を寄せる持続力
入学者数
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|
106人 | 109人 | 104人 |
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
実施している入試方法
○ | 一般 |
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○ | 総合型(旧区分名:AO) |
学校推薦型(旧区分名:推薦) | |
帰国生徒 | |
社会人 | |
附属校 | |
編入学 | |
その他 ※ | |
○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
○ | 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 |
---|---|
○ | 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 |
○ | 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) |
○ | 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 |
○ | 手話通訳者、介助者の配置 |
○ | リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 |
○ | 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) |
○ | 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
入学志願者と個別相談のうえ,配慮内容を決めている。
入学者の構成(男女別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
53人 | 53人 | 50人 | 59人 | 50人 | 54人 |
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |||
---|---|---|---|---|---|
都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
福島県 | 36人 | 福島県 | 31人 | 福島県 | 31人 |
宮城県 | 16人 | 宮城県 | 13人 | 宮城県 | 12人 |
栃木県 | 13人 | 茨城県 | 10人 | 栃木県 | 10人 |
群馬県 | 8人 | 群馬県 | 6人 | 新潟県 | 9人 |
東京都 | 5人 | 長野県 | 6人 | 茨城県 | 6人 |
新潟県 | 5人 | 岩手県 | 5人 | 秋田県 | 5人 |
茨城県 | 4人 | 栃木県 | 5人 | 埼玉県 | 5人 |
静岡県 | 3人 | 静岡県 | 5人 | 千葉県 | 4人 |
愛知県 | 3人 | 千葉県 | 4人 | 山形県 | 3人 |
北海道 | 2人 | 東京都 | 4人 | 長野県 | 3人 |
岩手県 | 2人 | 秋田県 | 3人 | 岐阜県 | 3人 |
秋田県 | 2人 | 富山県 | 3人 | 静岡県 | 3人 |
長野県 | 2人 | 青森県 | 2人 | 群馬県 | 2人 |
青森県 | 1人 | 山形県 | 2人 | 三重県 | 2人 |
埼玉県 | 1人 | 新潟県 | 2人 | 青森県 | 1人 |
神奈川県 | 1人 | 山梨県 | 2人 | 東京都 | 1人 |
岐阜県 | 1人 | 岐阜県 | 2人 | 神奈川県 | 1人 |
兵庫県 | 1人 | 埼玉県 | 1人 | 富山県 | 1人 |
山形県 | 愛知県 | 1人 | 福井県 | 1人 | |
千葉県 | 大阪府 | 1人 | 滋賀県 | 1人 | |
富山県 | 兵庫県 | 1人 | 北海道 | ||
石川県 | 北海道 | 岩手県 | |||
福井県 | 神奈川県 | 石川県 | |||
山梨県 | 石川県 | 山梨県 | |||
三重県 | 福井県 | 愛知県 | |||
滋賀県 | 三重県 | 京都府 | |||
京都府 | 滋賀県 | 大阪府 | |||
大阪府 | 京都府 | 兵庫県 | |||
奈良県 | 奈良県 | 奈良県 | |||
和歌山県 | 和歌山県 | 和歌山県 | |||
鳥取県 | 鳥取県 | 鳥取県 | |||
島根県 | 島根県 | 島根県 | |||
岡山県 | 岡山県 | 岡山県 | |||
広島県 | 広島県 | 広島県 | |||
山口県 | 山口県 | 山口県 | |||
徳島県 | 徳島県 | 徳島県 | |||
香川県 | 香川県 | 香川県 | |||
愛媛県 | 愛媛県 | 愛媛県 | |||
高知県 | 高知県 | 高知県 | |||
福岡県 | 福岡県 | 福岡県 | |||
佐賀県 | 佐賀県 | 佐賀県 | |||
長崎県 | 長崎県 | 長崎県 | |||
熊本県 | 熊本県 | 熊本県 | |||
大分県 | 大分県 | 大分県 | |||
宮崎県 | 宮崎県 | 宮崎県 | |||
鹿児島県 | 鹿児島県 | 鹿児島県 | |||
沖縄県 | 沖縄県 | 沖縄県 | |||
その他 | その他 | その他 |
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(入試方法別)
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
---|---|---|---|
入学者数 | 入学者数 | 入学者数 | |
一般 | 85人 | 86人 | 82人 |
総合型 (旧区分名:AO) | 21人 | 23人 | 22人 |
学校推薦型 (旧区分名:推薦) | |||
帰国生徒 | |||
社会人 | |||
附属校 | |||
編入学 | |||
その他 ※ | |||
留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
(2024年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
数値の説明(増減理由等) | |
---|---|
一般 | |
総合型 (旧区分名:AO) | |
学校推薦型 (旧区分名:推薦) | |
帰国生徒 | |
社会人 | |
附属校 | |
編入学 | |
その他 ※ | |
留学生 |