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国際経済学部

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
国際経済学科 4年 学士(経済学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 本学の基本理念である「国際性の涵養」「地域性の重視」「人間性の涵養」 の下で国際経済学部が育成する人材が身に付ける能力は、「国際的視野を備えて、東アジアをはじめとする国際経済・地域における経済・産業・企業の仕組みを理解する力」、「統計データを用いた分析やデータの処理に必要な基礎力を高める実践的な情報分析力」、「英語を実践的に駆使する力と露中韓言語を理解する力」を三つの主要な柱とします。これに対応して、国際経済学部のカリキュラムは、「国際性の涵養」「地域性の重視」「人間性の涵養」という本学の理念に基づいて設定された全学共通の基盤科目及び本学部の学生を対象とする専門科目により構成します。
 なお、段階的及び体系的な教育課程を構築するため、すべての開講科目について、ナンバーを施し、100番台から400番台までの4段階の科目を学生の進度に応じて配置します。100番台は入門科目、200番台は専門基礎科目、300番台は専門応用科目という位置付けとします。「専門演習Ⅲ」「専門演習Ⅳ(卒業論文を含む)」は400番台の科目として配置します。

(1)「国際性の涵養」「地域性の重視」「人間性の涵養」という本学の理念に基づく教養教育
 
 幅広い視野と深い教養を修得するとともに本学が位置する新潟への関心と問題意識を促すことを目的として、「新潟学」「歴史と文化」「人間社会と科学」「社会と経済の仕組み」のカテゴリーからなる現代教養科目を配置します。

(2)「国際的視野を備えて、東アジアをはじめとする国際経済・地域における経済・産業・企業の仕組みを理解する力」及び「統計データを用いた分析やデータの処理に必要な基礎力を高める実践的な情報分析力」を養うための教育
 
 体系的かつ段階的に学力を養うため、「専門的基礎能力を高める入門科目(1年次)」、「専門的知識に裏付けられた理解力・応用能力を高める専門科目(2~3年次)」、そして、「実践力を習得する専門科目(3~4年次)」を配置します。

1.「国際的視野から経済・産業・企業の仕組みを理解する基礎的専門能力」及び「基礎的情報分析力」を習得するために「専門的基礎能力を高める入門教育(1年次)」(入門科目 100番台)を配置します。入門科目は、1)全学共通科目である経済学及び情報・データ分析関連分野の入門科目、2)本学部の学生のみを対象とする同分野の入門科目、3)入門演習により構成されます。入門演習は、アカデミック・リテラシーの基礎を身に付けるとともに、経済的現象に広く探究心を持ち大学の教育への興味、関心を高めることを目的とします。
2.2年次以降の学生に対して「国際経済コース」と「地域経済創生コース」の二つのコースを設け、専門基礎科目(200番台)を配置します。学生は2年次当初からいずれかのコースに所属します。
「国際経済コース」においては「専門的知識に裏付けられた理解力・応用能力を高める教育」の目的は「東アジアをはじめとする国際経済における経済・産業・企業の仕組みを理解する専門知識を有し、グローバル化する経済・産業・企業において主体的に活躍し、役割を担ってゆく上で必要とされる専門知識と応用能力」の習得、「地域経済創生コース」においては「国際的視野を備えつつ、地域における経済・産業・企業の仕組みを理解する専門知識を有し、地域の経済・産業・企業の創生と発展に主体的に関わり、役割を担ってゆく上で必要とされる専門知識と応用能力」の習得のために、専門科目を両コース共通科目、国際経済コース科目、地域経済創生コース科目として配置します。
なお、2025年4月には、データサイエンスの基礎とデータ利活用のスキルを修得し、経済・社会・地域の持続的発展と価値創造に貢献する実践力のある人材を育成する「データサイエンス経済コース」を開設し、3コース制となります。
3.具体的課題を解明し、主体的に解決に取り組むことのできる実践的専門能力を習得するために、3~4年次向け学生に専門応用科目(300及び400番台)を配置します。「国際経済コース」では東アジアをはじめとする国際経済が直面する具体的課題を取り上げ、「地域経済創生コース」では地域の経済・産業・企業が現実に直面する具体的課題を取り上げた教育を行います。
4.3~4年次では、講義科目に加えて専門演習科目を設け、少人数による実践的教育(卒業論文作成指導を含む)を行います。
5.4年次における専門演習及び卒業論文は、ディプロマ・ポリシーで掲げた<総合的活用力>「国際的視野を備えた専門的能力、情報分析力、国際コミュニケーション力を総合的・実践的に活用し、主体的に問題点を抽出し答えを探求する力」を養う上で重要な科目とします。

(3)確かな語学力・国際コミュニケーション力を養うための教育

 外国語教育においては、「英語を実践的に駆使する力」を育成し、英語でコミュニケーションを行うことのできる基盤的能力、英語を実践的に駆使する能力の習得を目指すとともに、「露中韓言語を理解する力」として露中韓言語の基礎力と理解力の習得を目指します。

1.英語教育は、4年間を通して、英語科目、経済学の専門科目、海外の大学と連携した海外研修、交換留学等のプログラムにより行います。
2.英語科目は、高大接続改革の一環としての入試改革において重視すべきとされた「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に伸ばすことを主眼とする一般英語プログラムを1年次に履修することに加え、1年次後期から2年次にかけて(100番台及び200番台科目において)CLILの手法を用い、英語の読む・聞く・話す・書く基礎的能力を高めるとともに、英語を実践的に駆使する力を養うために、英語教育を専門とする教授陣によるプログラムに基づき集中的英語教育を行います。
3.2年次において「CLIL English」(200番台)及び本学部学生のみ開講される“English for Economics”等の英語科目(いずれも200番台)を配置し、専門能力と実践的な語学力・コミュニケーション力の両面を高める観点から配置される英語による専門科目(主に3年次向け300番台)の履修に向けての橋渡しの役割を果たす科目とします。
4.2、3年次においては、英語により開講される専門科目を履修することにより、専門知識を踏まえた実践的な英語力、コミュニケーション能力を高めます。
5.露中韓言語については、2年次(200番台)において露中韓言語のうち一言語を選択必修とし、各言語の基礎力を養うインテンシブな授業を行います。
6.露中韓各言語のさらに高度なリテラシー修得のため、3年次の選択科目(300番台)として、露中韓各言語を使ったインターネット等での情報収集、経済関係のメディア情報及び専門文献の講読等に必要とされるより高度なリテラシー修得を目指す科目を配置します。さらに、会話力向上のための科目を選択科目(300番台)として配置します。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

 国際経済学部では、グローバルな視点と高い専門性を持った国際経済人として活躍する人材に不可欠な実践力を養います。それは大きく3つに分けられます。
・最新の経済・産業・企業を理解、分析する能力
 貿易や金融を通じたグローバル経済の仕組みを、産業・企業の活動だけでなく、地域経済との繋がりという観点からも理解し、分析する能力を磨きます。
・データ・情報を読み解き、分析する力
 高度に情報化する社会に対応し、多様な課題の解決に必須の知識として、経済学と関連させた情報・データ分析を基礎から応用まで学びます。
・グローバルな活躍を支える確かな語学力
 実用的な英語力に加え、ロシア語・中国語・韓国語のいずれかの基礎を身に付けます。さらに海外留学、海外研修、英語による専門科目の講義により、実践的な国際コミュニケーション力を養います。
 
 最大の特徴は、3つの実践力が身に付くように、それぞれについて4年の間に基礎から段階的に高度な能力を引き出し、応用力を磨いていく体系的な学修です。
 1年次は、広い視野と深い教養を身に付ける教養科目、集中的に英語力を高める英語科目、初めて経済学を学ぶ上でのスタートとなる入門科目を学びます。
 2年次からは、専門科目として本格的に経済学を学びます。専門科目では、経済学の基礎理論や国際経済学等について、英語での授業も交えて学びます。より重点を置いて学ぶ分野として、東アジアをはじめとする国際経済における経済・産業・企業の発展を担う人材の育成を目指す「国際経済コース」、地域における経済・産業・企業の創生と持続的発展を担う人材の育成を目指す「地域経済創生コース」のどちらかを選択します。加えて、より高度な英語と、ロシア語、中国語、韓国語、のうち一つを選んでの語学学習が始まります。
 3年次、4年次からは少人数によるゼミナール形式での授業が加わり、応用力・実践力を高めます。
 さらに、2年次以降の夏休みなどを利用した国内研修(インターンシップ)、海外研修・交換留学などを選択することにより、専門力・実践力の厚みを増すことができます。
 こうして、4年間を通し体系的、段階的に学ぶことで、目標である世界を舞台に活躍する実践力を身に付けます。

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授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 本学部では、国際的視野から経済・産業・企業の仕組みを理解する専門知識を有し、情報分析力、確かな語学力・国際コミュニケーション力を有する人材を育成することを目的とします。そのために本学部では、「国際経済コース」「地域経済創生コース」の二つのコースを設け、「国際経済コース」では「国際的視野から東アジアをはじめとする国際経済における経済・産業・企業の仕組みを理解する専門知識を有し、グローバル化する経済・産業・企業において主体的に活躍し、役割を担ってゆく上で必要とされる専門知識と応用能力」を有する人材、「地域経済創生コース」では「国際的視野を備えながら地域における経済・産業・企業の仕組みを理解する専門知識を有し、地域の経済・産業・企業の創生と発展に主体的に関わり、役割を担ってゆく上で必要とされる専門知識と応用能力」を有する人材の養成を行います。
 本学部では、以下に示す四つの「知・力」を身に付け、かつ所定の単位を修得した者に、学士(経済学)を授与します。

<知識・理解>
(1)東アジアをはじめとする国際社会とのネットワークを深めつつ新潟の持続的発展を担うことができるように、国際的視野から経済・産業・企業の仕組みを理解するための基礎となる知識を獲得し、理解する。
(2)グローバル化する経済・産業・企業において主体的に活躍し、役割を担ってゆく上で必要とされる専門知識と応用能力又は国際的視野を備えながら地域の経済・産業・企業の創生と発展に主体的に関わり、役割を担ってゆく上で必要とされる専門知識と応用能力を獲得する。

<基本的技能・態度>
(1)国際経済や地域経済に関連して、統計データを用いた分析やデータの処理・分析に必要な基礎力を身に付ける。
(2)国際経済や地域経済に関連して、統計データを用いた分析やさまざまな業務におけるデータの処理・分析に必要な実践的な情報分析力を身に付ける。

<コミュニケーション能力>
(1)国際経済や地域経済に関連する知識や情報を収集・整理・分析した結果をまとめ、それについて論理的に分かりやすく表現する能力や意見交換する能力を身に付ける。
(2)外国語での会話や資料の読解、文章表現を行う基礎的能力を身に付け、自己を表現し他者と相互に理解する国際コミュニケーション力を身に付ける。

<総合的活用力>
国際的視野から経済・産業・企業の仕組みを理解する専門的能力、情報分析力、国際コミュニケーション力を総合的・実践的に活用し、主体的に問題点を抽出し答えを探求することができる力を身に付ける。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部0円
編入学0円

転学部・編入学情報補足

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